その148 猫接待と奇跡の五分間。(北海道馬旅⑨新和牧場~アロースタッド~観光センターぽっぽ)
こんにちは。
実は今月の誕生日と酉の市がかぶる年でした。何年かに一度あるので、その時は酉の市行ってから新宿三丁目で飲み歩きます。
しかし、今回は体調を考えて回避しました。
いつもでしたら、新宿の花園神社できらびやかなお兄さんお姉さんが大きな熊手を背負って眺められたのになあ。
来年は熊手買おうと願う今日この頃です。
前回のまとめ。父の推し馬がいた牧場で一人写真大会開催。
新和牧場は穴場のようでした。というよりも、推し馬がないかぎりは見学はする方がいない牧場なのかもしれません。
おかげで唯一放牧されている姿の馬たちを近くで眺めながら過ごすひと時を楽しみました。やはり、馬も表情豊かですし、身体で気持ちを表したりすることがわかりました。
時間に余裕があり、ゆっくり次の牧場へ進みます。途中で自転車止めては放牧されている馬を撮ったり、上空を舞う鷹の姿を何とかして撮ろうと追っかけたり警戒されて遠くに飛んで行ってしまったりの道中でした。
牧場によっては競馬場のようなコースが作られているところもあり、ここで仔馬たちが訓練するのかなと自転車漕ぎながら見ていました。
そういえば今まで撮った馬たちの中で、何頭が東京で走れるのだろうか。。。
来てくれたら応援しないとな。しかし、今競馬場は抽選でしか入れなかったよなあ。。。まずはそこからか(笑)。
このままだと早く着きすぎる予定がでてきたので、途中で休憩を入れつつ目的地に向かいました。
車の通りがあまりなく、ママチャリでも快適に移動できました。真っすぐに伸びる北海道ならではの道を走れるのも感激です。
こうして最後の訪問地、アロースタッドに着きました。
駐輪所がないようなので(案内所で確認しておけばよかった)駐車場の邪魔にならない端に止め、牧場へ。
こちらでは案内所で書いた申し込み書を受け付け棟の箱に収め、そこに表示されている厩舎の地図を頼りにお目当ての馬に会いに行くスタイルです。
とりあえず地図を写真に撮って、確認しながら行くことにします。
とはいえ、よくわからない。。。名前みたら思い出せるかも。
あ。ワンダーアキュートがいる。これは姪に写真を送らねば。最近ウマ娘化したので楽しみです。
そんなこんな見学ですが、案の定名前を見て思い出しました(笑)。
ワンアンドオンリー、知ってるかも。ダノンプレミアム、競馬おじさんに自慢しなければ(写真パシャパシャ)、ディーマジェスティも撮らないと。。。
。。。意外といました(笑)。
過去のレース動画を見た甲斐もありました。かなり楽しいですし、見学できる範囲も馬の頭数も多いです。
しかし、ワンダーアキュートはもぐもぐタイムのため顔を見ることができず。ナカヤマフェスタはほかの牧場に移動しているようでした。しかし、ほかの見学者の皆さんはそうした情報はどこから仕入れているのだろうか。皆さんご存じの上で見学していました。すごい。
いくつかある厩舎の移動中、ここの名物であろう接待を受けました。三毛猫が見学者の足に次々とすり寄ってきて、流れるようになでなで催促の腹見せ。
プロや。彼女は営業部長か。これが噂の牧場猫というものか。
きゃあきゃあ言いながら猫をほかの方となで倒しました。
そういえば、申し込み書の箱の近くに猫専用棟があるのをみつけました。
覗いたらいなかったので、みんな巡回と接待中とみました。
だんだん時間が過ぎてそろそろ見学時間が終わりに近づいてきました。目的の一つだったワンダーアキュートは奥にいたまま出てくることがなく、残念なので猫を撮りまくって帰ろうと思ったときでした。目線の先に、にょろんと馬房から顔を出してきょろきょろしている馬が一頭。あああああああああ、ワンダーアキュートだああああ。只今見学時間終了五分前。急げ急ぐんだ。しかし走るのはいかん。速足で向かうんだ。間に合えー。
というわけで奇跡的にワンダーアキュート独り占めできました。バンバン写真を撮ったうえ、姪にも送りました。
おそらくこの日の見学者で会えたのは私一人のみ。奇跡でした。
すごく上機嫌のまま宿泊地の静内へ帰路につきました。ホテルに帰る前に元日高本線静内駅舎の観光センターぽっぽでお土産を購入。
ついでに裏に回り込んでホームを見てみたりしました。駅舎がきれいなのでこれから電車が来そうな感じがしてしまう、居心地いい場所でした。
ここで「日高線の記憶」という本を購入しました。夕食のときにパラパラ見ようと思っています。
こうして静内の自転車で巡る牧場見学の旅は終わりました。
次回に続きます。
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