その147 ここがあの父の推し馬がいた牧場ね。(北海道馬旅⑧桜舞馬公園~新和牧場)
こんにちは。
ワクチン接種のおかげか後遺症は頭痛とだるさ、声がれくらいで済んでいます。
頭痛はどうやら寝込んでいたからかもと整体に行ったとき、先生から指摘されました。確かにトイレと食事以外は寝てましたから体勢が変わってませんでした。
あとは女性の場合生理の周期が狂いだすことが患者さんに多かったよと聞いて少し安心しました。自分も狂っていてこの体調が後遺症なのか生理痛なのかわからなかったですわ。。。
色々不安だったのが晴れてきた今日この頃です。
前回のまとめ。エイシンフラッシュ(泣)からの神対応のスマートファルコンとゆかいな種牡馬たち。
昼食を摂ってルートを確認してから次の牧場へ向かおうと腰を上げました。
次の牧場はたまたまブログを読み比べていて見つけたところでした。
馬のふるさと案内所で確認すると、前日16時までにFacebookから申し込めばOKということで事前に見学予約をしました。
その牧場は父がよく競馬新聞で印をつけていた馬が余生を送った牧場とのことです。
牧場は今いる桜舞馬公園から約7㎞、30分ほどの距離です。ママチャリでしたが、山の稜線のあたりを進んでいるような感じなので高低差はあまりありませんでした。
自転車で牧場見学をして回った方のブログでは坂路調教みたいな坂があるような話があります。それは静内から新冠方面へ移動する際に仕切りのような小高い丘が走っているので、そこを越えて牧場を巡っていたからかと思います。
個人的におすすめは自転車の場合、二日に分けて新冠と静内はわけて計画すると無理のないサイクリングが楽しめます。
あとは各牧場の見学時間がかぶっていますので、タイムテーブルに注意でしょうか。
道すがら写真を撮りつつ進みました。あまり車は通らず、自転車を止めても馬と自分以外はいないような環境でした。馬は音に敏感な動物なので大きな音を出さないように気を付けてます。
そしてなぜか馬の群れに柵越しに囲まれて焦る場面もありました。。。ドラクエの仲間を呼ぶみたいにわらわら集まってきたんですよ(笑)。
上空ではカラスの群れとそれを蹴散らすように飛ぶ鷹の姿がいかにも北海道だなあと眺めながら向かっていきました。
細い軽トラックが通れるくらいの道に入ってからしばらくして、目的地の新和牧場に着きました。ここはサクラローレルが余生を過ごしていたと知った牧場です。
ウマ娘を始めた時に「あれ?マヤノトップガンがいるのにサクラローレル居ないのか?」と思っていた競走馬です。あとマーベラスサンデーと。。。そうだ、バブルガムフェローも。
サクラローレルは経歴を調べてみたらすごいなと今頃知りました。春の天皇賞をテレビで見た記憶はあります。
牧場に着いたもののどこへ行けばいいのかわからずいったん事務所へ行って伺ったところ、自由に厩舎と放牧場を見学するスタイルだそうでした。
地図をいただいて通り過ぎていた厩舎へ移動して自転車をすみに止めました。
まだ放牧場には馬がのんびりしていたのに、突如自分の姿を見た途端に何頭かは向かって走ってきました。
一つ先の放牧場にいたはずの鹿毛の馬も、暴れん坊将軍のオープニングのようなの蹄の音を高らかに響かせ走ってきたのはさすがに引きました(笑)。
触ってはいけないというルールは守っていますが、近い近い近いと呟いてしまう距離感でした。
見学者は私一人のみ。ゆっくりカメラを構えながら放牧中の馬たちを色々撮っていきました。
たまに道路を挟んだ向かいの厩舎(こちらは見学禁止)からいななきが聞こえるほかは静かな場所でした。ここでサクラローレルものんびりしていたんですね。
放牧場は丘の斜面にいくつか柵をめぐらせて接地されており、一つ一つがかなりの大きさです。そこにそれぞれ一頭づつ放牧されています。
二回りくらいしたころ、牧場の方が厩舎に馬を帰すため放牧場へやってきました。馬たちは一斉にそれぞれの入口に集まっています。
このとき、自分が来た時になぜ集まってきたのか理解しました。
人が来たらおうちに帰る合図のようです。
いいひと時を過ごして自転車に乗って次の牧場へ向かいます。次はアロースタッドで、ここからは約5㎞くらいの距離です。まだ見学時間には余裕があります。問題はどこで時間をつぶそうか。。。車の皆さんはどこへ行っているのだろうか。
そんなことを考えながら来た道を戻っていきました。
次回に続きます。
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