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月1会える好きぴとのボランティアとやっとできた献杯


コミュニティカフェのボランティアってなに?

「コミュニティカフェ」と「ボランティア」という二つの言葉について、疑問に思っている方がいらっしゃるといけないので、一応説明しておきます。

ボランティアは毎月行っているので、今後もこれに関する投稿はすると思いますが、この2つについて解説するのは今回だけにしておきます。

コミュニティカフェについて

私がボランティアに行っているところでは、一言で言うなら「食事の提供」をしています。

NPO法人が、団地街の一角を借り、そこにはテーブルがあるので、ある意味では「体操教室」とか「歌の教室」とか「ヨガ教室」だったり…。色んなことができる「スペース」ではあります。

ただ、メインはあくまで「コミュニティカフェ」です。

「子ども食堂」の機能もあるため、子ども食堂と言ってもいいのですが…。
子ども食堂と聞いて、何にも子ども食堂について知らない方が持つイメージってどんな感じでしょうか?

現在、日本の子供の6人に1人が貧困です。

政府としても、親に子育て支援などで手当てを支給したりしていますが、それでも子供にまでそのお金が届いていない家庭があります。

子ども食堂は、そんな子供たちに、まず「ご飯を食べられる環境を作る」ということが目的になります。
全国にこんな子ども食堂があるよという、マップを用意してくれているサイトもあります。

やり方も運営母体も実に様々で、私の行っているNPO法人もあれば、普段は大衆食堂なんだけれども、週に1度だけ無料で高校生以下を食べさせている食堂もあります。

うちでは、ボランティアが冷蔵庫を見て、企業の寄付や、他のボランティアが購入した調味料や食材の残りなどを活用しつつ、自分で決めたメニューに必要な他の食材は買い、料理をします。

そこの施設はもう10年以上やっているので、かなり最初からかかわった私は、価格面でも運営面でも、ボランティアも、色々な変化を見てきましたが…。

基本的には「大人は一律500円」。大人と子供(つまり子連れの場合)は、子どもが何人でも子供の分は取りませんので、大人1人・子ども3人でも500円。一方で大人2人と子ども1人の場合は、1,000円になります。

高校生以下は100円で食べられます。

また、昼ご飯の時間帯と夜ご飯の時間帯にやっていますが、作ってくれるボランティアがいないと話にならないので、毎月、メインシェフがそれぞれ「○日に〇〇というメニューを作ります」という連絡をし、時間帯とメニューが決まり、食べに来る方にとっては予定表がプリントアウトされるということになります。

夜ご飯の時間帯は「完全に子ども食堂」の体を成しており、ほぼ「収益はありません」。

30名ほどの子どもがきて、全員で配膳を手伝い、頂きますをしたら、同い年くらいの子達とご飯を食べ、季節のイベント(クリスマスや誕生日など)には、お菓子の寄付があったり、無ければ買ってでも用意して、「食に関わる体験も含めて提供している」感じです。

ボランティアについて

一言でボランティアと言っても、実に色んなものがありますが…。
大きく分けると「有償ボランティア」と「無償ボランティア」があります。

有償ボランティアは基本的に、「最低賃金」まで行かなかったとしても、時間当たりのお金をもらえます。

無償ボランティアでは基本的に「賃金」や「金銭」をもらうことはできません。

うちのルールは

  • ボランティアに入った日は一食無料で食べられる

  • ドリンク(ティーバッグやスティックコーヒーなど)1杯無料 ※本来は100円

ここのボランティアは2種類あり

  • お店番(掃除・OPEN準備・電話対応・フリマ対応・調理補助・洗い物・片付け)などを行います。

  • メインシェフ(前月までに日付とメニュー名を考え、当日までに食材を購入し、当日は他のサブに指示を出しながら料理を仕上げ、提供していきます)

という2つです。

私がこのボランティア先を知ったのは、子どもが苦手だけど、社会福祉を学んだ者として、何かできないかな?というのと、社会貢献などの意味から調べて、ヒットしたからでした。

最初は「メインシェフ」として、この頃は「うつ」を発症して休職していた頃だったので、無理のないスケジュールで月に数回担当をしていました。

ところが、休職期間を満了してもうつが完解せず、事実上、会社から解雇されてしまい、起業を考えて準備しているところでした。

そのため、数年やっていたボランティアを去り、田舎の戸建てを借りて二拠点生活をしながら企業の準備を進めていたのですが、病気でぶっ倒れて、それがいつ「爆発するか分からない」という代物だったため、田舎の戸建てをたたみ、起業もすっかり諦めたという感じになります。

発達障害の姉がその頃、詐欺に遭って百万単位の借金を負い、もう一人暮らしは無理だなと判断した私が、親に地面にあたまをこすりつけながら「実家に住ませてあげてほしい」とお願いして姉を実家に吸収合併。

しばらく、両親だけで住んでいた実家は、父が散らかし放題となり、姉も一人暮らしから、一部屋の身となったため、大量に出た「要らない洋服や要らないもの」を、まだ生きていた父と姉が、狭い私の部屋に運び、私が売り払いということをしていました。

ある時、売り切れないほどの母の服を父が送ってきたので、ボランティア先は一般人から洋服の寄付も受け付けており、子供服は100円、大人の服は300円で、お店の前でフリーマーケットも開いていることから、そこに寄付することにしました。

その時に、数年ぶりに「またやらない?」と代表から言われ、「ちなみに日曜日が足りないんだけど…」と言われたのが、復帰のはじまり、そして「好きぴとの出会い」になります。

ということで、メインシェフ→やめる→お店番という感じで、今は好きぴがメインシェフで入る月に1回だけ、私もサブとして入るという感じになっています。

今月の好きぴの手作りご飯は「鮭のちゃんちゃん焼き」

ということで、長い前置きを終えて…。
今月もボランティアしてきました。

今月の好きぴの愛情ご飯(今回のメニュー)は「鮭のちゃんちゃん焼きプレート」

それぞれ細かく見ていきましょう。

【しらすとささがきごぼうの炊き込みご飯】

ちょっと、私が食べられるようになる時間が遅すぎて、おにぎり状になってしまっていますが…。食べに来た方にはちゃんとお茶碗で提供しておりますよ(笑)

好きぴはパン作りがとても上手なのですが、炊き込みご飯もうんめーのです。前月は、私がずいぶん前にあげた「トリュフ塩」を使って炊き込みご飯を作ってくれましたが、今回のしらすご飯も美味しくて、十数合炊いたのですが、完売しました。

【メインの鮭のちゃんちゃん焼き】

昔は、私もベランダで家庭菜園をやっていたので、パン作り好きな好きぴに、天然酵母を作ってぷれぜんとしたりしていましたが、好きぴは梅シロップから、色んなものまで、手作りをするのが好きです。

今回の鮭のちゃんちゃん焼きは、北海道の有名な郷土料理ですが、お味噌を使ったタレをかけて野菜の上で炒めます。

この「味噌」がなんと「自家製」とのこと。

「ちょっと味見させて」と好きぴがお家から持ってきた瓶から、一口頂きましたが、酒粕を使ったそうで、塩味がやや強めなものの、コクとうま味が凄いタイプのお味噌でした。

これが、ちゃんちゃん焼きになると、おいしいのなんのって。いくらでも食べられる感じですが、一人一食( ;∀;)

好きぴはいつも冷蔵庫を覗いては、寄付の野菜なども確認して、出来るだけその日にすぐ活かせるようなら、料理します。

おかげで、野菜をたっぷり食べられる、健康メニューです。

ということで、付け合わせをご紹介します。

【粉ふき芋の青のりと粉チーズ和え】

私は基本的に「口の中の水分が奪われる系の食べ物」はあまり好きではないんですが、何というか、好きぴの調理法が芋をしっとり仕上げるタイプで、とっても美味しかったです。

【青パパイヤときゅうりの漬物】

これも好きぴの自家製です。めんつゆが少し入っていましたが、塩味は少なく、口の中がさっぱりとして美味しかったです。

【茶碗蒸しにしたかったけど卵豆腐みたいになった茶碗蒸し】

名前が長いですが、好きぴに何度確認をしても、「これは茶碗蒸しだけど、皆の分のお椀が無いから、卵豆腐みたいになったの。でも茶碗蒸しなの」というので、正式名称ですwww

あくまで茶碗蒸しなので、膨らんではいませんが、出汁が効いていてとても美味しかったです。

【鶏団子とたっぷり野菜の汁】

この汁がまた美味しかった。私が野菜を全部切ったのもあるかもしれませんが(笑)

好きぴのスープ・汁物もいつも美味しい♪あれ?結局全部美味しいんじゃん(∀`*ゞ)エヘヘ

鶏団子とたっぷりのお野菜を低温でじっくり煮込み、白だし系の味付けで、寒かったボランティアの日にホッとしました。

【モンブラン風ロールケーキ】

ちょいと見栄えが悪くてすみません。

こちらも、食べに来られた方には、ガラスの素敵なお皿で提供しています。

この日は本当に忙しく、私も疲れ切っていて、家でゆっくりと堪能したかったのと、ケーキの中で一番好きなのが「モンブラン」なので、持ち帰って食べました。

ここのボランティアの決まりとしては、ご飯かパンとおかずと汁物だけ出せばいいのですが、好きぴはいつも予算内でデザートも作って出します。

そういうところも大好き💕

今月のsakuyaスペシャルコーヒー

これも、誰(私以外のボランティアさん)もやっていないことなのですが…。

コーヒーの資格を取得してから、せっかくだから「実践したいな」と思い、普通のドリンク(ティーバッグの紅茶とかスティックコーヒーとか)は100円で、コミュニティカフェでは提供しているので、私は200円(それでも低額ですが)で、毎月面白そうなコーヒーを買ってきて、希望者に丁寧にハンドドリップをして提供しています。

過去には、エスプレッソにスチームミルクを加えて、本格的な「カフェラテ」を出したこともあります。

【タイ ドイトンコーヒー】

今回は、KALDIが11月1日から新発売した「タイ ドイトンコーヒー ドイトンブレンド」を提供しました。

始めた頃は、注文してくれる人が少なかったし、好きぴも月に3~4回ボランティアをやっていたので、その頃にはやっていなかったのですが…。

段々と「これ美味しいよ」と、食べにくるメンバーが決まっているので、口コミが口コミを呼び、というか、常連さんがお勧めしてくれて(笑)

今では、食べに来られた大人の8~9割が、私のコーヒーを楽しんでくれます。

ところで、この「ドイトンコーヒー」。タイ語では「ドゥーイトゥン」という発音が近いのですが、日本やその他の国では「ドイトンコーヒー」で知られるようになりました。

タイ北部の「山岳地帯」で、「自立支援(農園経営による経済的自立支援)」と「自然保護」の目的で栽培が始まり、まだ収穫量はそこまで多くないものの、ブランドが出来上がるまでになりました。

そして、KALDIが輸入。「ドイトンブレンド」は、豆の比率までは分かりませんが、ブラジルの豆とタイの豆をブレンドした、チャートで言うと中道のお味ということで、これを試してみました。

先ほども触れましたが、好きぴはいつもデザートを作るので、もはや「フルセットorフルコース」という名前で注文してくれた人、つまり「ご飯と私のコーヒー」の人には、私がデザートとコーヒーを一緒にお出ししています。

好きぴとは打ち合わせていないのですが、お互い季節や食べに来る人の好みを知っているため、いつも私たちのデザートとコーヒーのペアリングは、喜ばれています。

そう、マリアージュのように…。

ちなみに、ドイトンコーヒー。私も初めて飲みましたが、香りは薄め。最初は水を飲んでいるのかな?というくらい薄めな感じなのですが、ライトボディなのに、驚くほど「コク」が口の中に残ります。

一口、二口と重ねていくほどに、まるでフルボディのイタリアンローストを飲んでいるような、不思議なおいしさでクセになりますし、今後の成長を感じさせるような、初々しい味で、南米系、アフリカ系など、今あるコーヒーのどれとも違った美味しさがありました。

今後が楽しみです。

【やっとできた献杯】

それと、何年もご夫婦で通ってくださって、いつも私たちのご飯とコーヒーを楽しんでくださっていた70代の方がいました。1年半くらい前から、ご主人のがんが再発。それと共に、歩行するのが困難になり、歩いて10分ほどの道のりを、ご主人のペースに合わせて奥様が付き添い、1時間もかけて何とかお越し頂いておりましたが、ついにご主人が来るのが難しくなり、奥様は食べていかれてご主人の分をお持ち帰りするという状態が続きました。

ご主人のためのコーヒーをお持ち帰りする容器が無いとのことで、私の余っていた水筒をプレゼントし、以後はご飯はタッパーに入れて、コーヒーは水筒に入れてお持ち帰りされていました。

半年ほど前にご主人が亡くなられ、その時はご主人のためのコーヒーをお持ち帰りする水筒を献杯のためにお持ちいただいたのですが、以後は奥様だけが食べに来られるので水筒を持ってこられていませんでした。

私からの献杯をしたかったのですが、水筒をお持ちにならないのでする機会がなく約半年が経ち、今回久しぶりに奥様から「おとうちゃんの分も今日はお願いします」と言われたので、やっと「献杯(私からのプレゼント)」ができました。

ドイトンコーヒーは冷めても酸化があまりしなかったというのもあります。

お父ちゃんは年代にしては、全く威張ることなく、他の女性のお客様とも知的でユーモアのある会話を楽しまれていて、素敵な方でした。

改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。

ということで、今月の好きぴとのボランティアでした。

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