月に1度の好きぴと会えるボランティア
コミュニティカフェでのボランティア
先日は、月に1度のコミュニティカフェのボランティアでした。
たまに助けてくれる母と歳が近い方は足を痛めて以来、今回もお休みでした。
好きぴと二人きりなのは嬉しいと言えば嬉しいですが、本来の目的は「ボランティア」で、掃除などのOPEN前準備は自発的に一時間前に行き、ひとりでこなしてはいますが、好きぴの料理のファンが沢山いて、予約数もほぼ倍に増やしているため、提供時間でめいっぱいになっている状況です。
私が選んだ、毎月異なるコーヒー豆を丁寧にハンドドリップで淹れたコーヒーも、低額で希望者に提供しており、好きぴのデザートと私のコーヒーのマリアージュも常連さんは楽しみにしてくださっているので、コーヒーをドリップする時間が無ければもっと楽にはなりますが、それも難しくなっています。
ということで、昔からずっとボランティアをしてくれている、視覚障害が進行している子が、料理提供開始の12時からお手伝いに来てくれました。
この方、Aさんとしておきますが、ご両親はAさんが子どもの頃から視覚障害があり、ほぼ見えませんでした。彼女は恐らく遺伝的に視覚障害になることが予想されましたが、10代くらいまではかなり見えていたそうです。
見えなくなり始めてから、「ブラインドテニス」という、音が出る玉を打ち合うテニスを始めて、何度も地域で優勝をしたことがあるような人です。
最近はどんどん悪くなって、ついに針先くらいしか視野が無くなってしまいました。
でも、昔からこのボランティアをやっている一人のため、食べに来られる方も新しい方以外はほとんど知り合いで、そこまで視覚障害が進んでいることは本人も言わないで欲しいと言っているので、食べに来られる方はAさんの状況がほとんど分からないと思いますが、目が悪いことは知っているため(白杖をついて来る)、常連さんはお茶出しや食べたお皿をシンクに下げることなどを自発的にやってくれます。
このボランティア先を運営しているNPO法人が、昨年、全く異なった「就労支援B型事業所」を始めたのですが…。
※知らない方に簡単にご紹介しておきますと、就労Bとは、一般の企業に勤めることが難しい障害者が作業を行い、それに基づいて「工賃」というものを支払うタイプの事業所です。
本来は、皆さん障害がある方で、かなり重いため、精神保健福祉士や社会福祉士、介護福祉士といった支援員が手伝いながら、作業をしていくのですが、始めた事業所がメインでやっているのは高齢者の介護施設に併設された「カフェレストラン」で。
また、障害も精神から身体、視覚、発達など様々。
Aさんの状態は良く知っているはずなのに、他の通っている方(障害者として働いている方)に「配膳もできねぇのかよ!」とか、「こんな目くらと一緒に仕事なんかできるかよ!」といった罵倒を受け、精神的に参ってしまい、辞めることになってしまいました。
福祉を学んだ者として、こういった話を聞くと本当にがっかりするとともに、人間がいるところではどんなところでも、やはりお互いの思いやりや、それが難しい方なら猶更、支えるスタッフが利用者の互いの間を調節することや、丁寧で細やかな心配りが重要だと感じます。
まぁ、それはそれとして。
今月の好きぴの愛情ご飯は「バインミープレート」
今回の好きぴのメニューは「バインミープレート(ベトナム風サンドイッチ)」でした。
バインミーのアップ
好きぴはパン作りが本当に上手で、メニューにパンが入っていると、いつもは小さめなので「お土産に買って帰りたい」という人が沢山出るほどです。
タネを作り、一次発酵まで済ませて、それを私が今回は一人分のサイズにちぎってこねこね。オーブンシートに並べたら、好きぴとバトンタッチ。二次発酵から焼き上げまでを準備の時間に行います。
その間に、バインミーに挟んでいく具材を私がカット。
好きぴはフィンランドに住んでいたことがある帰国子女のためか、穏やかな見た目に反して、たまにワイルドにお料理をします(笑)そこも好きなのですが、たまに火を出すのでそれだけは対処しています。
今回は、バインミーの半分はチキン、半分は魚にしたかったらしく、魚を何とかボランティア先のキッチンにある道具で「スモーク」にしようと試みて、こんな感じになっていました。
パッタイ(ベトナム風焼きそば)
これも、好きぴから凄く学んだことですが、味付けが「その国っぽい感じ」にしっかりと作り上げてきます。もちろん、カフェでは他のボランティアさんは和食や日本人の家庭料理などを作る方がほとんどなので、使いたいスパイスなどはほとんどおいておらず…。
「これは酸味とクミンと塩味と○○を混ぜればイケそう」という感じで、日本でも手に入るもので何とか作り上げてきます。
これが本当に美味しい!
油揚げと豆をゴマで炒めたもの
ライスペーパーでチーズを巻いて、揚げ焼きしたもの
フォーとオクラとセロリが入った豆乳仕立てのスープ
デザートは「芋とかぼちゃのプリン」 feat.私が好きぴにあげた一口サイズの南部せんべいピーナツ味を砕いたものを添えて
デザートは作らなければならないわけではないのに、いつも予算内で必ずデザートを作る好きぴ。
私が淹れるコーヒーを注文してくれる人は、「ブラックなんて飲めないのにsakuyaちゃんのはブラックで飲みたくなる」と言ってくれて、不思議とブラックが飲めない人がほとんどなのに、好きぴのデザートと一緒にブラックで飲んでくれます。
私もそれなりにいい豆を買っているので、豆の風味を楽しんでもらえて嬉しいです♪
ということで、打合せをしないのですが、いつも私のコーヒーと好きぴのデザートのマリアージュはぴったりです❤(´∀`*)ウフフ
本来は、昼食の提供時間帯に15食出せばいいところを、約30食まで増やしているため、洗い物がいつも、時間内に終わりません。
さらに、時間内にほかのボランティアさんの日は、余裕でボランティアが食事をする時間があるのですが、それも難しいです。
でも、私は少食でつまんで食べれば十分な好きぴ用に、完成版の写真をいつも終わった後に送らなければならないので、くったくたの状態でとりあえず食べますが、流石に今回はバインミーが食べられませんでしたので、包んでお持ち帰り。
ヘルニアが爆発した日は「オリオンビールとバインミー」が最高!!!
普段は残って洗い物をすべて終わらせていくのですが、腰のヘルニアが爆発したので、少しだけ洗い物を残して帰りました。
ASDの姉が実家の隣のコンビニで週に1度バイトをしているのですが、今は利き腕の骨折で本業を休んでおり、週一のバイトだけ復活し始めました。まだ、できないことはあるようですが、何でもやってみないと分からない人なのと、じっとしていられないタイプなので、少しずつ何ができて、何が難しいかを確認しながら頑張っているようです。
先月実家へ手伝いに行った折、ウォークイン冷蔵庫の補充でビールを落としてペコってしまったようで、いつもペコリ缶は自分で買い取ってくるのですが、いつもはアサヒスーパードライが多くて。「お母さんにあげなよ」と言っているのですが…。
※母はスーパードライが大好きなのですが、お金が無いので金麦で我慢しております。
今回は珍しくオリオンビールをペコッたらしく、私にくれたので、せっかくだから何かいいおつまみないかなと楽しみにしておりました。
「こりゃぁもう。バインミーとやるしかねぇ!!!」ということで、好きぴの手作りバインミーとオリオンビールを堪能致しました。
うまああああああい!!!!
ちなみに、わたしは「うつ」と診断されて約7年の者です。精神のお薬とアルコールは合わせが最悪なので、治りたい私は、お酒は強いし好きなのですが年に1度くらいしか呑みません。
また、吞むときはお薬との間隔を調節しております。
そういう意味では、お酒をもらった時は、おつまみかお料理をきちんと揃えて頂いています。もう、若いころのような勿体ない呑み方はしないのだ!(`・∀・´)エッヘン!!
やっぱり、丁寧に時間を過ごすと幸せを感じることが増えますね。
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