見出し画像

可愛い姪っ子雪ちゃんのために、フォージングトイを自作する!Part2~プロトタイプ完成~


そもそもフォージングトイを自作することになった理由とは

以前、実家で姉がお世話している我が家で8羽目の可愛いセキセイインコの雪ちゃん(アルビノ/♀)が、「食いしん坊」であることをご紹介しました。

ダイエットペレットは最初嫌がって食べませんでしたが、体重とご飯を毎回測るようにしたら、他に食べるものがないので「渋々食べるようになり」ましたwww

インコ用のペレットは、「総合栄養食」。

色んなものを恐らくすりつぶして、つなぎを加えて練りこみ、小さなボール状にしてあるものです。

ペレットを完食するようになってからは、元々良かった毛の艶が戻り、多めではあるものの、体重も落ち始め、飛ぶときにヘリコプターがホバリングしている時のような「バラバラバラバラ」という音もしなくなりました(笑)

ところが、元来の「食いしん坊」は治らないため、姉が回さないと出ないようなエサ入れ(フォージングトイ)と言いますが、色々買って試したのですが…。

頭がいいので、簡単に攻略してしまい、ご飯を入れたら5分ほどで平らげてしまい、次のご飯の時間まで「頭の中がご飯だけでいっぱい」な感じで、「ひもじいよぉ!!!」と甲高い声で鳴き続けていました。

月1で実家に、姉と老いた母のためにお掃除や作り置きおかずなどを作りに行っているのですが、その時に、雪の様子も見て、困っていることや雪が伝えたいことなどを、姉に翻訳しています(私は鳥語が分かります( ー`дー´)キリッ

で!

前回、販売されているフォージングトイは、攻略すると雪はすぐに全部出せるし、カラフル過ぎると警戒するため、透明なボルトを買って、クリームケースなども買って、私が自作することにしました。そこら辺のことは「Part1」としてまとめてありますので、興味がある方は先にこちらをご覧ください↓

プロトタイプづくりに苦戦

今回はその続きで、実際に「フォージングトイのプロトタイプ」を作ってみたのコーナーです。

これが台湾から取り寄せた「プラスチック製のボルト・ナット」とDAISOで買ったクリームケースです。これらを使って作ってみます。

まず、クリームケースにボルトを通すための穴をあけなければなりません。中央の目印を入れ、まずは5mmで開け、その後、10mmのドライバーで開ける算段。
5mmは金属用ドリルビットを使ったのもあってか、美しく開けことができました。

ところが、10mmビットを木工用しかもっておらず、蓋をしたままでも薄かったのでイケるかなと思い、やってみたら見事に割れました( ;∀;) いいのだ!発明は失敗の先にあるのだ!

最初の穴だけは、貫通したので、蓋つきのまま開け(ボルトがまっすぐ通るようにしたいため)、その後蓋をはずし、それぞれを10mmビットで何とか開けました。

ところが、熱が生じて、プラスチックとビットが触れた部分が溶けたようになっており、色々飛び出てもいます。

中央は何とかあっているようで良かった。

続いて、大事な大事なDREMELのロータリーツールで、穴周りを整えていきます。

これが整え終わったところ。だいぶマシになりました。

もう一度ボルトを通してみて、スムーズに回ることを確認しましたが、さらにフラッペ用のストローを通すとぴったり。

この上からも通るほど、穴が大きくなってしまったので、ボルトにストローを被せて、その上からケースを入れれば回転が良くなり、雪が慣れてさっさと回すようになってしまったらストローを抜くなど、アレンジが効くようにしてみました。

もちろん、横に餌が少しずつ出る用の穴を悩んだ末、4mmにしてみました。

普通はボルトの頭を内側にするのですが、それだと、餌の入れ替え時にすべてを外さないといけないので、左のボルトの頭・ワッシャー1枚目と2枚目の間にケージが来るようにし、最初のナットできっちり留める。

雪様にできるかどうか設置してみた!

ケースの内側にくるナットの締め具合でも、回転の速度を制御できるので、とりあえずこれでやってくれるか雪にセットしてみました。

すると!!!

透明だからか、いきなり「回せばいいんでしょ!」とこなれた感じで、器用に後ろ頭で回し始めましたが、3回ほど回すと、今までのものより出が悪いので、「できないんですが・・・」と入口に出て来て訴えてきます(笑)

ところが、9月の月1実家で私が行ったときに調整も含めて設置してみたのですが、1日もしたら、器用に回して音がしたらエサ入れの中に落ちた物を食べ、また回したら食べ。

さらには、くちばしと舌を上手に使って、ぐるぐる回し、一回ずつは出ても5粒くらいなので、頭のいい雪が楽しみながらご飯をゆっくりと完食できるようになりました。

今までケージにひっついて、ご飯とご飯の間は鳴き続けていたのが嘘みたいに、満足した様子で、羽繕いも久しぶりに見れました。

とりあえず、「プロトタイプ」はうまく行きましたが…。

回りが良すぎるので、ストローを抜いているのと。

姉が今は仕事は骨折の休暇で休んでいますが、始まれば昼ご飯と夜ご飯の2回分を入れたいとのことで、改良版を作ることになりました。

今回やってみて、私は分かっていましたが、姉が「獣医さんがインコでもフォージングは大切で、自分で餌を取ることでストレスも軽減されますし、満足することができます」って言ってたのが良く分かったと、学びを得ていました。

私の果てしない改良の度はまだ続く模様です(笑)

To be continued...

この記事が面白い、役に立ったと思ったら、是非「スキ」を押してください。投稿の励みになります。

いいなと思ったら応援しよう!