久しぶりにちょっぴり恥ずかしかった話
私は自分で言うのもなんですが・・・。天然ということは全くありませんが、意外なところで結構抜けてます(笑)
noteではあまり書いていませんが、母が(おそらく精神疾患?により)異常なまでの厳しい躾をしてきたおかげと姉が軽度の発達障害があることを家族全員(私以外)が認めず、「変わった子」で済ませていたためです。
姉がヘマというか、母のご機嫌を損ねることを平然とやってのけるので、物心ついてからは、姉を注意深く見守りへまをしないように、そして母の顔色を窺いながら生きてしまいました。
なので、四六時中張り詰めている状態、戦士みたいな状態で生きてきたので神経質で物音にも敏感で、頭の中で何度もシミュレーションして失敗しないようになりました。
私が本当に心を許した友人は、私が抜けていることを知っていますが、浅い付き合いの人は私が自分で「抜けている」と言っても、「またまたぁ」というリアクションをします。
そんな私なので、特に外ではあまり恥ずかしい思いをするようなことはまずないのですが、先日姉の引っ越しの手伝いに行った際に、狭い部屋でマスクを外して食事をしたら感染リスクが高いからと、姉を連れて近くの日高屋で昼食を取ることにしました。
姉が引っ越すことになった経緯をここで書いてしまうと、長くなるうえに本題にいつまでたっても入れないので書きませんが、お腹が空くと態度が悪くなる姉。
また、生理になると鉄が足りず、本人は一人暮らしでもほとんど料理をしないため、決して痩せているわけではないのに貧血で倒れたりするので、給料日後のお金があるときは日高屋のレバニラ炒めをテイクアウトしているそうです。
ちょうどお昼ごろになり、姉が引っ越し作業に飽き始めたのを感じ取った私は、日高屋へ行こうと一緒に行きました。
姉は何度も利用していますが、私自身は実は初日高屋でした(存在は知っています)。
コロナ禍にもかかわらずお店は大盛況。みんな、テイクアウトをすると思っていた私は意外に感じたものでした。
「餃子を食べたい」という姉のために、私が食べたかった「ごまだれ冷やし中華」を餃子セットにして注文。ついでに、姉の夕飯用にレバニラのテイクアウトを頼みました。
姉はレバニラと悩んでいましたが、私が夕飯用に買ってあげると言ったら、豚の生姜焼き定食を頼んでいました。
待っていると先に来たのは私の冷やし中華セット。日高屋のサイトに行ったらごまだれがなぜか掲載されておらず、醤油だれしかありませんでしたが、イメージが大切な話なので画像載せておきます。
これにプラスして餃子が一皿届きました・・・。
と言いたい所だったのですが、届いたのは別添えのごまだれと、麺がのったお皿、そして餃子一皿。
座席にはメニュー表にデカデカと↑の写真が載っていましたが、暑さでやられていたのか、引っ越し準備の手伝いで疲れていたからか、私は麺をごまだれにつけて「美味しい、美味しい」と半分くらい食べていました。
半分くらい食べたところで、思い出したようにメニュー表を見た私は、目の前に来たお皿に具材がないことに気づき
しばし沈黙「・・・」
姉に「なんか違わない?」とメニューとテーブルを比べさせると、姉も「あ!」と。
店員さんを呼んで、「すみません、(メニュー表の具の写真を指して)これ下さい」と小さな声でお願いしました・・・。恥ずかしい(*ノωノ)
ここまでお読み頂いた方の何名かは、なんで私が恥ずかしいと思ったのか分からない方もいるかもしれません。お店側のミスであって、私の恥ずかしい話ではないと。
違うんです。恥ずかしかったのは【具が届かなかった事】じゃないんです。
私は1年の中で夏が一番苦手で、寒いのは着れば何とかなりますが、暑いのはどうしようもない。頭もふらふらしてやる気が全く起きなくなってしまいます。
そんな時は食欲もなくって、そもそも作る気力がないから、たまに素うどんや素冷やし中華を食べていました。
そう、具なしのつけ麺状態と化したこの状態に変だと気づかなかったのは、気づくまで時間がかかってしまったのは、普段から具なしを食べ慣れていたからです。
具の無い冷やし中華を「美味しい、美味しい」と食べていた自分が恥ずかしくて、店員さんにも小声で頼むほど・・・。
食べ終わったらダッシュでお店を出ました。
いやぁ、ひっさしぶりでしたね。あんなに恥ずかしかったのは。
姉の引っ越しはもうすぐですが、まだお手伝いに行くことはあります。でも、日高屋には行かないでしょう・・・。