見出し画像

そもそも身体は緩めっぱなしで良いの?

「カップ付きキャミソールは使い続けても良いの?」私のサロンやLINEでもっとも多い相談の一つです。まず、どうしてその質問が出てくるかというと、バストへの悪影響を目の当たりにし不安に居てもたっても居られなくなって、というタイミングなのですが。

結論から言うと、カップ付きキャミをメインで使い続けるのは良くありません。それはバストの形のみならず、健康面、女性ホルモン、メンタルすべてにおいて。

身体はそもそも緩めっぱなしで良いのでしょうか。女性の体って、1ヶ月のうちに骨盤が開閉を繰り返し生理をおこしていますね。生命の誕生においても、自然分娩の際には陣痛をおこして圧をかけ(強引に)骨盤を開き、産道を赤ちゃんが通ればまた自然と膣、子宮、骨盤はすごい勢いで締まり始めます。生命に近い部分に限って、必ず女性の体は緩める締めるを繰り返しています。それはとても意味深いものだと感じませんか。それが正常な健康美の源であり、その証拠にホルモン分泌、産後の肥立、更年期にもかなり重要な影響を及ぼしています。

バストも子宮と直結している大事な器官です。「誰に見せるわけでもないしーいまさらー」とよく言われるのですが「そもそも誰かに見せるために付いているわけではないですよ♡」と即答していますが。たとえ誰も見向きもしなくとも、自分まで見向きもしなくなって緩め放題では、あまりにおっぱいが可哀想です。やはり緩めっぱなし、放り出しっぱなしはよくないですね。昼間の活動時には、きちんとワイヤーでバージスライン(下乳)を支え、脇肉をバストに戻し、お胸の正しい高さをキープしましょう。下からと脇からの支えがなければ、お胸はつきたてのお餅と同じようなものなので、脇、背中、二の腕、下腹、お尻にまで散らばり放題とめどなく散らばっていくのです。

自分の健康美は自分で死守したいものです。せっかく仕事や家事労働、子育てなど自分を奮い立たせて雨の日も風の日も頑張っているのに、自分の健康美に関して妥協して楽な方を選ぶのはあまり好ましい選択ではない気がします。実は密かに健康にも美にも気を遣っている、という根拠のない自信や誇りが何歳になってもメンタル面でとても大事。特に煌びやかに着飾ってるわけでもないのに、50歳でも70歳でもなんなら80歳でも健康美溢れる方はいらっしゃいますね。メンタルのど真ん中で何を一番大切にしているか、だと思うのです。

1日の半分くらいは締め付けていても、全く問題ありません。もしかしたら広がったままの肋骨を締める、正しい姿勢に戻す、肩甲骨を寄せる等、他の改善方法を試してみるのも、健康美への一歩かもしれませんね。むしろ健康美には必要でしょう。そのかわり、帰宅後や就寝時には、何も締め付けのない状態、全裸寝がおすすめです。それについては、ナイトブラについてのご相談も多いのでまた別途。


いいなと思ったら応援しよう!