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Black Monday(ブラック・マンデー)

1987年10月19日、ニューヨークで発生した「ブラック・マンデー」は、過去最大規模の株式暴落を引き起こしました。株価が508ドルも下がり、22.6%の急落率は世界中に衝撃を与えました。この出来事は「ブラック・マンデー」と呼ばれ、世界中の株式市場に波紋を広げました。

その出来事から数十年が経ち、2024年8月5日。さくらはその日が歴史に刻まれることになるとは思いもしませんでした。彼女は投資初心者で、株式投資の勉強をしている段階でしたが、実際に株価が大暴落する様子を目の当たりにするのは初めてのことでした。

円高の進行とその影響

その日、さくらは午後の休憩時間にスマホでTwitterをチェックしていました。昼食を済ませてホッと一息ついたとき、タイムラインに流れてきたツイートが目を引きました。「円高が急激に進んで、ドル円のレートが145円から141円台まで下がってるって!」「日経平均が大暴落してるって、どうなってるんだろう?」といった投稿が続々と流れてきました。「え、そんなに急に?」「円高がこんなに進むの?」さくらは驚きと戸惑いを隠せませんでした。これが何を意味するのか、彼女はまだ完全には理解していませんでしたが、何か大変なことが起きていることだけは感じ取っていました。

さくらは、円高が企業の業績に悪影響を及ぼすという情報を目にし、「円高が進むとどうなるんだろう?」と考えました。彼女の知識では、円高になると日本から輸出する商品が高くなり、企業の業績が悪化しやすくなるということを知っていました。そんな中、円キャリー取引という仕組みが関係していることが分かってきました。円キャリー取引とは、金利の低い円を借りて、高金利のドルで投資する方法で、円高になるとその取引のポジションが縮小されるというものです。


オルカンへの投資計画と心の葛藤

さくらは最近、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))という投資信託に興味を持っていました。オルカンは全世界の株式を投資対象にしており、先進国や新興国を含む広範な分散投資が可能です。さくらは「これからの投資先にいいかも」と考えており、少しずつ資産を積み立てて、近いうちにオルカンに投資しようと計画していました。しかし、このような大暴落が起こるとは想像もしていませんでした。

仕事が終わってから、さくらは再びTwitterで市場の動きを確認しました。すると、日本株が暴落しているというツイートが流れてきました。「日経平均が-12.4%って、すごい暴落だよ!」「ブラック・マンデー以来の歴史的な下落!」といった内容が次々と目に飛び込んできました。「これって、すごく大変なことだよね?」さくらは、目を疑いました。

さくらが投資の勉強をしている中で、株価が急激に下がることがあるとは聞いていましたが、こんなに大きな暴落は想像以上でした。彼女は、「もし自分が今投資していたら、どれだけ不安だろう」と、自分の無力さを感じました。まだ投資を始めていないことが逆に救いではあったものの、これからオルカンに投資しようとしている自分にとって、こんなにも大きな変動を見ることがどれほどの影響を与えるのか、具体的には分からないままでした。

「オルカンへの投資を始めようとしていたけど、今はどうするべきなの?」さくらは、自分の計画が揺らいでいることを実感しました。

もし今投資をしていたら、大きな損失を出していたかもしれないと考えると、胸が締め付けられるようでした。「どうしてこんなことが起こったんだろう?」さくらは、ニュースの内容を理解しようと必死でした。日本株の暴落がアメリカ市場の不安定化と関連していること、円高が進むことで企業の業績がさらに悪化し、その結果として株価が大きく下がってしまったことが分かってきました。

さくらの決意と未来

その日の夜、自宅に戻ったさくらは、Twitterで見た株価の暴落と自分の不安を振り返りながら考えました。「まだ投資を始めていないから良かったけど、これからどうするべきかを考えなきゃ」と感じました。

色々調べていくうちに行き着いた結論は、パニックになって売らないこと。この一時的な暴落で、twitterのタイムラインでは、「怖くなって株売却しました」、「新NISAやめました」など色々な人が見られました。なのでさくらはどんな暴落が来ても絶対に握り続けると心に誓いました。

また、Twitterのタイムラインでは「NISA 制度は国家の陰謀」「NISA は岸田と日銀が手を組んで、国民を地獄に落とし入れる最悪な制度」などの言葉が気になりました。なのでさくらはNISA 制度について詳しく調べてみました。

そもそも NISA とは、株式や投資信託の配当金や分配金、値上がりで得られた売却益が非課税になる国の制度らしいです。
通常では、投資で得られた利益は通常20.315%の税金がかかるそうです。

さくらは調べてみてすごく良い制度じゃないかと驚きました。国は、国民から金を取っていく組織だと聞いていたので、新 NISA(積立投資枠120万、成長投資枠240万)の投資が非課税っていうことはむしろ岸田さんは陰謀ではなく、国民のためを思う政治家なのではないだろうか。さくらはそう思うのだが、投資初心者なので、あまり自信が持てない。

そして、自分がまだ初心者であることを自覚し、勉強を続ける決意を固めました。株式市場の変動に対する理解を深め、適切な対策を講じるための知識を身につけることが大切だと感じました。これからも情報を集め、勉強を続けることで、どんな状況でも冷静に対処できる投資家になりたいと私は思う。

これからも投資頑張るので、皆応援よろしくね😚
ここまで読んでくれたあなたが大好きです😍!
もしよければ、感想かいてもらえるとさくらすごく喜びます😊

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