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MacユーザーならトラックボールよりMagic Mouseの方が快適だと思う3つの理由

およそ5年ほど使用し続けていたKensingtonのトラックボールから、2010年に購入したiMac付属のMagic Mouseに戻しました。

私は普段Macを使用してBGMや効果音の制作を行なっており、トラックボール(特にKensingtonのもの)は音楽制作畑の人間からの評判がとても良くユーザー人口も多い気がします。

そんな私がトラックボールからマウスに戻ったきっかけは、OSをBig SurにアップデートしたことによるKensingtonのトラックボールドライバの非対応によるものというネガティブなものでしたが、今でMagic Mouseに戻って正解だと感じるようになりました。

びっくりするほどとても快適なのです。
その理由をいくつか解説していこうと思います。

1.スワイプによるスクロール操作が快適

トラックボールや通常のマウスでできない操作です。
スマートフォンを操作するように指を左右にスワイプすることで簡単にブラウザバックや画面のスクロールが可能になります。

トラックボールを使用していたときはマウスボタン(KensingtonのExpert Mouseには4つのボタンがありそれぞれショートカットを振り分け可能)に修飾キーを振り分け再現していましたが、スクロール時の挙動がやたらカクつくんです。
微妙な幅でのスクロールができないというか、カクッ、カクッといった感じ。

ですがやはりそこはMac純正のマウス。
とにかく挙動がぬるぬるなんです。
指先の僅かな挙動がそのまま伝わるのでまるでディスプレイにタッチパネルが付いているような感覚です。
まぁ10年前も同じ体験をしていたはずなんですが、いかんせん5年ぶりの体験なので感動してしまいました…w

2.別アプリとの組み合わせで超多機能マウスに変貌する。

BetterTouchToolというアプリ(有料)を導入することによりスワイプ操作だけではない数多くの指先によるジェスチャーにショートカットを組み込むことができます。

例えば
人差し指をマウスに置いた状態で中指でタップ(またはその逆)
3本指でスワイプ(上下、左右)
4本指でタップ

…全て取り上げるとキリがないのでここまで
マウスに触れる指の動作だけで様々なショートカット操作ができるようになるアプリです。

ここまで書いておいてアレですが私は導入していません。
理由としては「多機能過ぎて逆に混乱するから」です。
あるともちろん便利ですが現状の機能でも十分に多機能だと感じています。

3.質感がスベスベしていて常に触りたくなる

前述したようにMagic Mouseの特有の操作としてスワイプがあります。
マウスの表面を指で滑らせるわけですが、その感触がたまらないんです。
その指先の挙動もそっくりそのままディスプレイに反映されるので、トラックボールを使用していた頃よりもマウスに触れる時間が増えた気さえします。

4.Magic Mouseをおすすめしたい人

・スマホと同じように直感的に操作がしたい

・マウスだけで様々なショートカットを組み込みたい

・デザイン重視

5.トラックボールをおすすめしたい人

・マウスの位置を常に固定しておきたい

・手首に負担を掛けたくない

・丈夫なマウスを求めている


ちなみにトラックボールからマウスに戻してからひとつの懸念であった「手首の負担」ですが、いまのところ全く感じていません。
ポインタの感度を最大まで上げているので、少ない動きで操作しているのも要因のひとつかもしれません。

また、マウスを使用する際に必要な「マウスパッド」ですが
私はデジタルイラストを描く際に使用するタブレット(板タブ)を下に置いています。ガチの絵描きさんに叱られそうで怖いです。

板タブには4つのボタンが左右上部に取り付けてあり、そちらにもショートカットを組み込んでいるのでMagic Mouseの操作中でもシームレスにボタンを押せてこれまた快適です。

Macユーザーでトラックボールを検討している方やMagic Mouseに戻るか迷っている方の参考になれば幸いです。
それではまた。

※私が使用しているものは単三電池2本で動く初代Magic Mouseなのですが、今ではThunderboltで充電可能なタイプが出ていますね。




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