【ストック楽曲分析メモ】A New Family Christmas/Shaun Frearson【Premium Beat】
久しぶりの楽曲分析noteです。
今後はもうちょい頻度増やして書いていく…かも。
クリスマスって感じの曲。
今のうちにたくさん作っておいて備えておきたいので今回ピックアップしました。
主な構成
Key=G ※A2以降は全音上(A)に転調
BPM=129
構成(カッコ内は小節数)
Intro(4)→A(16)→B(8)→2A(8)→2A(16)→2B(8)→3A(8)→Outro(10)
コード進行(ざっくりと)
Intro… G | G | G | G
A… G→C | Em→D | Bm→C | D
Em→C | D | Am | C→D
G→C | Em→D | Bm→C | D
Em→C | D | Am→Bm | C→D
B… Am | Em | D | G→G/F#
Am | Em | C | D
楽器編成
ピアノ
チェレスタ?(グロッケンかも?ちょっとわからない)
ハープ
ストリングス
フルート
クラリネット
バスーン
ホルン
クワイア
シンバル
チューブラーベル
マリンバ
トライアングル
スレイベル
シェイカー
イントロ
ピアノ=低音でベース(G音)を伸ばす
チェレスタ=シーケンスフレーズ
ハープ=アルペジオ
パーカッション=冒頭のシンバル、トライアングル、チューブラーベル
Aメロに向かう際のおしりの部分でストリングスのピチカートが入る
A
メロディー=ピアノ
伴奏=ストリングス(ピチカート、トレモロ)
マリンバ、バスーンは同じフレーズを鳴らしている
パーカッション=スレイベル、トライアングル
最初の8小節の主だったメロやコードの展開を引用して9小節以降は楽器を増やして展開を盛り上げている感じ
このパターンはストックミュージックあるある
B
メロディー=チェレスタ
伴奏=ピアノ、ハープ
パーカッション=シェイカー、スレイベル、トライアングル
チェレスタはイントロで鳴らしていた音型と近い(同じ?)フレーズを鳴らしている。メロディーと分類したもののそこまで主張する感じでは無い
ストリングスはお休み
パーカッションにはシェイカーが参戦。16ビートでシャカシャカ
2A
基本的にはAと同じだけど担当してたフレーズを別の楽器がやってたりしてる
例えばバスーン(マリンバ)のフレーズは2Aではホルンが演奏。
9小節目以降はKey=GからAに転調する。
BGMを使用する側からすると最初と最後でキーが違うと編集の時にうまく繋がらなかったりするので敬遠されがちなので最初びっくりした。
ただ、Premium Beatでは個別にショートバージョンも登録されてたりしてるのであまり影響はないのかな?
2B
こちらも基本的にはBと同じだけど、クワイアが新たに参戦しコードを作っている。
3A
基本はおな(ry
ただ追加でフルートの副次的旋律が入っている。
感想
ほとんど同じバリエーションで繰り返していても追加で旋律を足したり、担当する楽器を変えたりフレーズをすこし変えるだけでも飽きさせずに繰り返しを作ることができる、ということを再確認しました。
クリスマス的な音色として貢献していたのがスレイベルやチェレスタ、ハープなどの透明感のある楽器でしょうか。
ストリングスのピチカートも小気味良いサウンドで雰囲気を作っていた気がします。