【ゲーム音楽分析メモ】Fall 'N' Roll/Fall Guys

大人数バトルロイヤル系わちゃわちゃアクションパーティーゲームとして1、2年前に話題になったFall GuysからFall 'N' Rollという楽曲をピックアップ。
はよSwitch版出せ。

主な構成

Key=Bb
BPM=185ぐらい

構成(カッコ内は小節数)
A(16)→A2(16)→B(16)→C(16)→B(16)→A3(8)→D(32)→B(16)→ループ

コード進行(ざっくりと)
A、A2、A3… Bb | Bb | Gb | Gb→Eb x4

B… Bb | Ab | Db | Gb
    Bb | Ab | Db | Gb→Ab
    C | Bb | Eb | Ab
       D | C | F | Bb→C

C… コードなし

D… Gb | Gb | Eb | Eb 
       Bb | Bb | Gb | Gb
       Gb | Gb | Eb | Eb
       Bb | Bb | Gb | Gb
上パターンx2

楽器編成
シンセリード(冒頭で入る両サイドで聴こえるやつ)
シンセリード2(Dで入るやつ)
シンセリードの裏でこっそり鳴ってるちょいピッチ外し気味のリード
ちょこっとシンセ(A2へ入るつなぎめ、Bに入るつなぎで聴こえるやつ)
可愛い系のポコポコしたシンセ(A2で入るやつ)
シンセベース(メイン、サブ)
シンセドラム(金物は生っぽい?)
キック、スネア共に軽めの質感
ボイス(Cで入るやつ)

A

メロディ=ぶっといシンセ(LRで鳴ってる)
オブリ=セクションの繋ぎ目で入るシンセ、9小節目から入るカエルみたいなやつ
ベース=メインと硬い音質のやつの2つレイヤーしてるっぽい?
リズム=シンセドラム。ハットは生っぽいサンプルで主に8ビート(要所で16分のフレーズ入る)

A2

基本同じだけどメロディの音価が極端に短くなってる。
それに合わせてベース、カワイイ系のシンセも入る。

B

ベースとドラムのみのセクション。
ちょっとケロケロした感じの音色。
ここからちょっとキンキンした感じのパーカッションが入る。
両サイドともに鳴らして帯域を埋めてる感じっぽい。

途中で同じ音型を保ったまま2回転調する
2回とも全音上。

C

Bの構成からベースが抜けてボイスが入る。
これなんて言ってるんだろう?わちゃわちゃしてる感じがかわいいね。
序盤で入ってたケロケロシンセも入る。
次のセクションに向けて16分のハット連打フレーズがオカズで入る。

D

トラックの構成としてはほぼAと同じだけど、メインメロディーを鳴らすリードシンセの音色が異なる
でもAでメインメロディーを鳴らしていたシンセはそのまま同じフレーズを鳴らしている
ベースは8分でのルート弾きになる。これのおかげで高揚感が増しているように感じる。

徐々にクライマックスへ盛り上がっていくような雰囲気がかっちょいいし、他のセクションでやっていたこと(Aのシンセメロ、Cのボイスなど)がそのまま引用されていて全員集合感が出てたのしい。

感想

とにかく楽しい、はっちゃけてる、盛り上がるとこのゲームを象徴する曲になってると思います。
といってもこの曲は数あるステージ曲のひとつで、こんな感じの曲がまだいくつもゲーム内に実装されている…最高かよ。

あとコードを鳴らすパッド的なセクションが無かったのも印象深い。
もしかしたらうっすら鳴ってるのかもだけど。

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