vol.9 人生のスピード
今年で19歳になる長男
調理製菓専門学校へ進学しましたが
50品目以上の食物アレルギーを発症し
アナフィラキシーも懸念される日々に悩み
結果、自主退学をしました。
その後も
もしかしたら今も
彷徨ってみたり、
答えが出そうで出なかったり。
でもワタシは、長男のそんな「今」を
母親として、人として、
ものすごく素晴らしいと評価しています。
泣き叫びたくなるほど追い込まれ、
なんで?どうして?
どうしよう?どうしたい?
甘えと許容のボーダーラインが
ボヤけてみえるから、
これまたとてつもなく不安になる。
苦しいだろうね。嫌にもなるよね。
でもね、
きっと生きていくって
そんなこんなの繰り返しなんよ。
繰り返し?
そう、繰り返しだからこそ
いつかは慣れて上手くなるんよ。
自己理解や自己決定を
余儀なくされるリアルな闘い。
それができないまま
大人になってしまうと
人は時に、責任転嫁のために群れを成す。
立ち止まってるようにみえるかもだけど、
時間は前にしか進まない。
だからね、実は進んでるワケなんです。
ただ周りが速すぎるもんだから、
自分が遅れてるように見えちゃうだけ。
車に乗ってカッ飛ばして
美味しいお店のひとつも
見つけられないまま終わる家路より、
たまにはのんびり歩いてさ
へぇ〜こんなところに…って
美味しいお店や
道端のお花に気付いて着いた家路の方が
明日は何倍も豊かになるよ。
親はいつか先に逝くからね(୨୧ᵕ̤ᴗᵕ̤)
人のせいにしないで生きるという
当たり前のことを
自信をもってできる人間になって欲しい。
間違ってないよ。間違ってない。
叱るときも全力やけど、
褒めるときも全力やで!
最後まで読んでくださりありがとうございます。