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20241009 どこかでビューン 青森編

なんか旅に出たくなっとき、便利なのがどこかでビューン。JREポイント6000円分で旅に出ることが出来る。詳しくはサイトを参照いただきたい。

こんな感じ。

僭越ながら10/09に誕生日を迎え、22歳になった。ただ、20歳を超えてから誕生日があまり嬉しくない。若造が何言ってんだという感じがするが、20歳を越えると誕生日で得られるものが特にない。18歳なら選挙権、パチンコ(行かない)、成人向けのコンテンツが手に入る。20歳ならお酒が(合法的に←?)買え、競馬、dotrecやNFを始めとするオールナイト公演に行ける。でかい。まるで、ポケモンで秘伝技がふえてくように、RPGで行けるマップが広がるように。ただ、20歳を超えると殿堂入りした感覚で新たに増えるものはない。そして、誕生日は「何かをしなければいけない」という感覚に陥る。ただ、高校生までは授業があったので特に感じることもなかった。(更に定期考査と誕生日が被っており誕生日が来て欲しくないとすでに思っていたのかもしれない)彼女もいるわけではない。ではどうするか、旅に出るか。

僕が旅に出る理由は大体100個くらいあって

「ハイウェイ」 くるり

多分88番目くらいにあるんじゃないでしょうか。旅に出る理由「誕生日だから」

前置きが長くなりました。

10/08
青森に向かう。いつもは朝6時東京発、帰宅は23時とかいうスケジュールで旅をしているが今回はゆとりを持っていこうということで10時発の列車。見慣れた東北新幹線。これから長い3時間半の旅路。と思ったら寝落ち。あっという間に新青森。

前回青森に来た時は八戸から種差海岸、して五能線の旅をしたが、今回はレンタカーを借りて十和田湖、奥入瀬渓流に行く。新青森駅前からタイムズでレンタカーを借りる。個人的にタイムズカーとニコニコレンタカーが安いと思っている。して、早速店員さんの津軽弁。萌えるね。ちなみにお昼ご飯は海鮮丼横目にデイリーヤマザキのパン。ここでも津軽弁。もえもえ。

新青森から奥入瀬渓流まで約1時間半。山道もくねくねしており、ちょっと運転も大変。そういえば、この前福井に行った時に友人がLのギアを使っていた。坂道の時に使うらしい。使ってみるか。少し速度が遅くなったけど特に何も感じることはないけどこっちの方が良いのだろう。それよりも今度友達を乗せた時はうまぶって使いまくろう。なんか運転上手く見えそうだから。

そんなこんなで到着。

奥入瀬渓流①
奥入瀬渓流②

湧き出るマイナスイオン。マジで心地よい。自分の中で新たな名所。流行りのtier表ならSです。
ただ、少し寒かった。そして、ここにいる9割は中国人のツアーだった。いいとこだよ!日本人!来ようね!ただ海外旅行で奥入瀬を選ぶのはセンスありますね。

もうちょっとゆっくりしたかったが、山道を暗い中下るのは怖いのでそろそろ帰る。ここからは大鰐温泉へ向かう。帰ってる途中、なんか海が見える。こんなところに海なんかあったっけ?そう思い、どっか眺望できるところがないと運転を続ける。あった。

十和田湖 御鼻部山展望台

日本にまだこんな知らない景色があったのか。こういう瞬間に立ち会えるが旅の醍醐味。ていうか湖でした。やはり東北の大自然。ポテンシャルえぐし。そしてこういう町はずれの展望台は、他に人が誰もいないことが多々にしてある。にして多幸感と虚無感どっちも味わえる。

して大鰐温泉へ向かう。 
大鰐温泉のワニカム。前回4月に訪れた時とても良く、また行きたいと思っていたらすぐに叶った。全体的に青森ブナのいい匂い。サウナ室も漂っており、非常によく整える。前回は露天風呂でお爺さんと話した思い出がある。確かそのおじさんは銀行の重役だったのと、学歴は関係ないと言いながら息子が東大と弘前医ということを強調してきた思い出があるがその話は置いておこう。
また、手揉み処もある。15分1000円。安い。人生初の手揉み処はここ。非常に心地よい。そして先生には前回と同じく、首が凝ってます。と言い、先生にふくらはぎがすごい張ってると言われた。

大鰐温泉 鰐come

宿は弘前に取っている。


もちろん、東横イン

5km先からでもわかる圧倒的ランドマーク


ただ、誕生日なんだからもう少しいい宿取ってもよかったのでは?と思っている。ただ、いいのよ東横イン。学割あるし、10回いけば1回無料だし。
して、チェックインしたら店員さんに地上波映らない部屋に変えたら10%引きします。と言われて快諾。テレビ見ないだけで600円安くなるならそりゃ選ぶ。したらVODもついてきた。これについてはノーコメント。見たけど。
そして徘徊。個人的に昔ながらのいい風景が残ってたので共有。

弘前バスターミナル。
バスタ新宿行き夜行バスが停車中。これに乗れば帰れる。ロマン。
ゲーセン1①
ゲーセン②

寝た。
10/09
して、朝。誕生日のお祝いたくさん。皆様ありがとうございました🙇‍♂️🙇‍♂️

東横インは朝食も無料。テイクアウトもできる。神。して弘前ならではのリンゴジュースも飲み放題。普段朝食をあまり食べられないが、この日は張り切って食べた。

昨日は驫木駅に向かう。とどろきと読む。等々力ではないよ。
青森に向かう人におすすめを聞かれると五能線のリゾートしらかみに乗るといいよ。と勧める。絶景の日本海を走る、そんな五能線の中の一駅。弘前から1時間半、海岸線をなぞるように走るとついた。

驫木駅①
驫木駅②
驫木駅③

日本海を望む木造駅舎。
実はこの駅5年前にも訪れていた。この時は汽車だった。5年越しの今、やはり素敵な駅だなと思う反面どこか足りないものがある。それは汽車ではなく車できた、からだ。
この五能線、汽車の本数が非常に少なく驫木駅には1日に6本しか来ない。1時間ではない。24時間に6本である。そんな中で時刻表と向き合いどう行くか、などを模索する。それが旅の醍醐味である。車はカーナビで文字を打ってそれなりに頑張って運転すれば簡単につける。便利なものにより失うものもたまにはある。
ちなみに、汽車もピカピカの新車に置き換えられた。昔の汽車のほうが旅情があったなぁ。

驫木駅④ とキハ40系 2019年撮影

直通電車は ピカピカの新車になって
この街も 少しだけ違って見えるね

「真夏日」 くるり


次は八甲田丸に向かう。青森駅近く、青森港にドンと構える船である。青森にはよく訪れたが、八甲田丸には行ったことがなかった。というか興味がなかった。しかし、八甲田丸は青函連絡船として函館と青森において鉄道を運搬していたのだ。して、なんと鉄道の展示があるらしくこれは行くしかないと意を決したのである。

八甲田丸と青森港 2024年4月撮影
船内
青森駅、青函連絡船の連絡通路跡

昔は青森-函館は船であった。
今は新幹線で気づいたら北海道。いや飛行機で、飛んだら北海道。青函連絡船があった時代の人からするとここにも旅情、そしてどこか寂しさを感じるのだろうか。

そして、三内丸山遺跡に寄った。本当は青森県立美術館に行きたかったが、改装のために長期休館。前回はたまたま休館日で行けず。多分縁がない。脈ナシ。
最近、ゼルダをやっていて敵のねぐらと似ていてテンションが少し上がりました。だからなんだ。

三内丸山遺跡

レンタカーを返却。30分遅れてしまったが、何事もなかったような顔をしていただき無事返却。ありがとう。ご飯を買う時間がなく、またデイリーヤマザキ。発車3分前に新青森到着。

ノート書いていたらあっという間に帰宅。東京の八重洲口でいつも迎えてくれるの迫真のサロンパスと天ぷら粉。

だからなんだ

改めて誕生日を祝ってくれた皆様、読んでくださる皆様ありがとうございます。



最後に豆知識。半蔵門線ユーザーは大手町で丸ノ内線に乗り換えるよりも、三越前から歩く方が近い。

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