2023/11/20 ロボコン/祓除
・起。ダラダラ。
・昼過ぎにサイゼリヤに行き、フォロワーと昼食を食べながら映画を観た。
・今日観た映画は『ロボコン』。近年だと『のぼる小寺さん』の監督もされていた古厩智之監督の昔の映画。ラジオで勧められていたのを聞いて以来、ずっと気になってた映画だ。めちゃくちゃ若い長澤まさみや小栗旬が主演を務めている。
・最初はバラバラだった部員達がロボットコンテストを経ることで成長していく青春映画なんだけど、なんというか全体的に空気感が乾いていて、競技内容も地味。でも気付いたら手に汗握るハラハラ感とグッと心が熱くなる感動が自分の中にあり、とても良い映画体験だった。好きポイントが沢山ありすぎるんだけど、最後のシーンの桜の演出が美しすぎて涙。かなりオススメの映画です。
・コンロの電池が切れていたので、電気屋まで歩き換えの電池を買って帰宅。少し仮眠を取った後に晩飯として鶏肉の塩レモンオイル漬けを焼いたものを作って食べた。美味いけど漬け置きしてた意味があるのか否かは不明だ。写真撮ったけど全然美味そうに見えなくてウケる。綺麗に焼くのって難しい。
・食後、友人から勧められていた『祓除』というイベント配信動画を観た。
・これはテレ東60周年記念に、何故か今各メディアでバリバリ活躍中のホラー作家達が集って企画された謎のお祓いイベントだ。まだアーカイブ視聴に間に合うので、気になる人は是非。
※以下、ネタバレ注意。
・テレ東に秘蔵されていたものや、視聴者投稿の映像をひとつずつ“祓除“していく、という風にイベントは進行していくのだが、どうも祓除師(自称)として登壇された、いとうよしぴろさんという方の言動が怪しい。イマイチ芯を食っていないというか、何かはぐらかすような事を言いながら“目的“の遂行のためにイベントを進めようとする。
・観てもらった人には伝わると思うが、これは完全に“お祓い“の程を装って視聴者に穢れを押し付けるためのイベントだった(勿論、そういうフィクションではあるはずなのだが…)。近年で言うと台湾のホラー映画『呪詛』と同じようなやつ。
・押し付けるだけ押し付けて、““設定““が完了した時点でよしぴろさんはさっさと退場してしまう。なんとも後味の悪い終わり方だ。いや、むしろこれが何か壮大な事の始まりなのかもしれない。
・恐らく「これからもテレビはテレ東のチャンネルに合わせてね!」というメッセージから発展した企画なんだろうけど、中々というか、相当攻めた内容で面白かったな。僕らどのチャンネルに合わさせられたんだよ…。
・でもまぁ、怖かったかと言われると、そうでもない。多分怖いより数歩前の「なんかやだな〜…」くらいのニュアンスに留められている。故に、どこからどこまでがマジなのか分からない気味悪さみたいなものが演出出来ているんだろうな。
・この辺の製作陣のコンテンツ、どれも面白いから今後の展開にも期待します。
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