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カミツレ(カモミール)

カミツレ(カモミール)はハーブの代表選手。いや、ハーブの女王様。
昔から薬草として愛用されてきました。
4000年前から薬草として用いられ、かのクレオパトラも愛用していたと伝えられています。
カモミールを初めて知ったのは、なんと、ピーターラビット。
ピーターがマグレガーさんにつかまりそうになって、運よく逃げのび、家に帰ってきます。ピーターは具合が悪そうだったので、お母さんはピーターにカモミールティーを飲ませて寝かせました。
昔の絵本では『カミツレの煎じ薬』。とあります。カミツレは和名ですね。「加蜜列」
オランダ語で「カーミレ」が由来だそうです。
カモミールは安眠やリラックス効果があるとして、花の部分を乾燥させて、お茶にします。今は、オレンジピールやローズヒップなどをブレンドした飲みやすいお茶が市販されています。
保湿効果があるとして入浴剤としても重宝されています。
効果があるのはわかるけれど、高価。
(はい、笑うところ)
割高感は否めない。
一度だけ買ってみました。「えいっ」と思い切って。良かったですね。入浴後のカサカサ感の肌が、少なくなったように思えました。
お風呂に入れて、ゆっくり入浴しました。かすかな薬草の香り。林檎の香がすると聞きましたが、そう言われれば~というところですね。

我が家の小さな庭にも、カモミールを植えてみたいなあと思います。
ほかの作物の近くに植えると、害虫予防になると聞きました。毎年恒例のキュウリとトマト、そしてえんどう豆。猫の額のような庭にささやかな家庭菜園。でも虫が付くのよね。


カモミールには種類があって、お茶にするのは「ジャーマン・カモミール」と言う種類です。黄色い花の中心に白い花びら。
花言葉が「逆境に負けない強さ」だと、最近知りました。
何か試練のある時に、カモミールの優しい温かな励ましのような香りに包まれて、お風呂に入ったら、そこから明日へ向かう強い気持ちも湧いてきそうです。
菊科の植物にアレルギーがある人は飲用してはダメですよ。ハーブも「クセ」が強いので、注意が必要。
ピーターラビットも映画になっているとか。
観たいですね。
ではまた。

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