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「DMM英会話ってなに?」を語ってみる 追記 英語勉強中


前回の記事で分量の都合上書けなかった、あれやこれやについて。
まずはこちらを読んでね!


経過時間について


まず「偉そうに語っているおまえは何回くらいレッスンをこなしてるんだよエーーッ!?」という点を述べていなかったので、述べる、日々増えてはいるが今のところ10000分を少し過ぎたくらいである。


1回25分なので、とりあえず2022年4月の時点では450回くらい。
3万分5万分、10万分超えの人も当たり前にいるのでまったく自慢できる数字ではないが、1万分400回ならDMM英会話の説明をする説得力はそれなりに持つ数字ではないだろうか?
あくまで「DMM英会話の概要の説明」をする説得力である。決して「英語の解説」をする説得力ではない。


この数字はただの「授業を受けた経過時間」であり、決して英語の実力を表す数字ではないということは強調しておきたい。
私の英語力がいかほどかについては、キミたち後々このブログを読んで「えっ、10000分も英会話やってその程度なの!?」とびっくりするがよい。わっはっは。バカめっ!
私がバカ。

まあそりゃそうなのだ。
考えてもみたまえ。キミたちは、生まれてから10000分親と喋ったくらいで、日本語がペラペラになったかい? 
仮に赤ん坊が1日合計3時間くらい親に話しかけられるとすれば、2ヶ月で10000分だ。
日本語会話10000分、つまり生後2ヶ月で日本の赤ん坊が日本語ペラペラになるだろうか?

ならない。

きっとまだ初歩中の初歩の文法をようやく理解し始めた程度ではないか?
「バブバブ、ボクは赤ちゃんでちゅよ~、おまんま食べたいでちゅ」みたいな、乱れた日本語を使っているに違いない生後2ヶ月の幼児なんて。

となれば、知識ゼロから始めた人なら10000分のレッスンを終えてもその英語力は生後2ヶ月のアメリカ人の赤ちゃんくらいなのである。
例えばあなたが「えっ!? 英会話10000分もやったんですか!? すごいっ!! ちょっと英語喋ってみてくださいよ~~☆☆」とか誰かに頼んだとして、急に相手が「オーケー。ばぶ~ばぶ~!! アイアムばぶ。おはおは👶おっきねむねむ」と赤ちゃん返りして甘えて来ても、決してどん引いたりムカついてぶん殴ったりしてはならない。それはしっかり要求に応えているだけなので、暖かく包み込んでやって欲しい。

もちろん、英会話をスタートする時点でどれくらい英語力があるかは千差万別で、大人だったら全員学校で相当な時間英語に触れて来ているわけだし、ゼロからのスタートにはならないだろう。
例えば「This is a pen.」とか「How much is this?」を知っているくらいでも、すでに相当な英語力があると思うのだ。外人さんが「これはペンです」とか「これはいくらですか?」とか日本語で喋っていたら、おっ、この人けっこう日本語喋れるじゃん、という印象を受けないだろうか?
そういう外人さんが日本語のレッスンを400回受けたら、そこそこのレベルアップが見込めるのではないだろうか。そもそも大人は赤ちゃんよりずっと脳が発達していますし。

最初の英語力も個人の知力もバラバラなので、「10000分やったらこれくらい喋れるようになります」というのを一概に言うことはまったくできないが、私も「0分の時の自分」と比べたら、10000分の自分は〈自分比で〉かなり喋れるようになっている気はしている。
ので、「前の自分と比べたら」という表現でなら、400回も受ければ確実な成長が望めますよということは言える。

なおDMM英会話ではトップページにさっき貼った画像のような「今までの受講時間」が表示される。そして柔道や書道の1級2級3級みたいに、経過時間によってブロンズとかシルバーみたいなランクが変わっていく。
そしてランクが上がるとご褒美でレッスンチケットをもらえたりもするので、モチベーションがうまく保てる仕様になっていて素晴らしい。
自分でも、「100分受けたらアメイジング・スパイダーマンの新作を観に行っていい」「250分受けたら陳麻婆豆腐店に行って麻婆豆腐と回鍋肉を一人で注文して食べていい」「500分受けたらムフフなお店に行っていい」「1000分受けたらお風呂に入っていい」みたいに、オリジナルご褒美を設定すればやる気がキープできるはず。

予約について

予約の仕方についてであるが、
24時間、どこかの国の先生は起きていてスタンバイしてくれている。
希望時間の15分前が予約の締め切り。例えば19時からレッスンを受けたかったら18:44までに予約をする必要があり、18:45になってしまうと一番早く受けられるのが19時半の回になる。
ただし混んでいる時間帯だとギリギリでは先生が空いていないことも多いので、余裕を持って予約した方が良い。

予約方法は、受けたい先生を見つけて予約をクリック、使いたい教材を選んで(選ばずに「フリートーク」にしてもOK)決定するだけ。

トップページには「すぐレッスンを受けたいならこの先生たちがいますよ」というリストが出て来るし、あるいは「火曜日の午後1時半から3時半までの間で空いている先生」を検索して、一週間後までなら予約を入れておくことができる。

こんな感じだ。※実際の写真にはボカシはない

画像2


先生の名前や写真、国籍とともに、「5段階評価でのレビュー点数」も表示される。
そして、点数が高い先生から上に表示されるという、少年ジャンプシステムと同じ非情な仕組みが導入されている。

非情ではあるが、その評価システムがあるおかげで、生徒側は教え方が上手だったり楽しくレッスンをしてくれる先生を選べるのだ。
逆に先生の側からしたら評価が低くなってしまうとお茶を挽くというか待機してもしても予約を入れてもらえないということになる。
生徒は月額制だが先生のお給料はきっと歩合制な気がするので、先生はSEO対策の(評価を上げる)ために、授業の質を上げようとがんばってくれるわけだ。
なにしろ少年ジャンプと同じで、評価が低くなったらどんどん掲載位置が後方に移動し、やがて打ち切りとなってしまう運命なのだから(涙)。

もちろん、ジャンプで言うドラゴンボールや鬼滅の刃なみに人気の先生は、生徒による争奪戦となる。「おっ、レッスン回数1000回超えなのに平均評価が5という奇跡のような先生がいるぞ! 予約しよう!!」と思って、予約をクリックしても「時間差で埋まりました」となることも多々ある。

また、日曜日の昼間は特に直前の予約が難しい。あとはクリスマスと正月も。
おそらくクリスチャンの先生が多いため、「日曜やクリスマスは仕事をしないものだ」という感覚があるのではないか。
逆に生徒の側はそういう休日にこそレッスンを受けたいため、その時期には先生がリストに上がって来ても一瞬で予約が埋まってしまうという平成初期のテレクラなみの入れ食い状態となる。
では日曜や繁忙期はレッスンを受けられないのか?と言うとそんなことはなく、事前予約をしておけば良いのだ。
直前ではなく「数時間後の予約を取る」という形なら、たびたび講師リストをチェックすればそのうち予約ができる(「数日後の予約」ならもっと確実に取れる)。

さて、予約待ち講師リストの上位にはドラゴンボールやONE PIECEみたいな大人気先生が鎮座する一方で、興味本位で下の方まで見ていくと、平均評価が3台という逆奇跡の先生もいる。もはやこの水準はアウターゾーンである。
評価3台というのは、めちゃくちゃな低さである。私の本なみの評価の低さだ。だって、よっぽどひどい評価が大量につかないと、平均評価3台になんてならないのだ(号泣)。
だって普通、ついさっき授業をしてくれた先生に対して、低い評価なんてつけるかい? 
先生はちゃんと先生用のマニュアルに沿ってレッスンを進めているだろう中で、受講した生徒だけが評価するわけなので誰が低い点をつけたかも大体わかってしまい、そして他人を表立って批判することには慣れておらず「生徒は先生を敬うものだ」という儒教的な思想も浸透している慎み深い日本人の生徒たちが、それでもつい今しがた会話を交わしていた先生に評価1を付けてしまうって、どんなひどいレッスン内容なのだろうか? むしろ興味が沸く。

私は効率的な学習を求めるので評価4.8以下の先生は選ばないようにしているが、きっと評価3の先生ともなれば、笑顔もなければ会話もない(英会話なのに)地獄のレッスンが繰り広げられるのだと思う。生徒が文法を間違えたらモニターから這い出て来て首を絞められたりするんじゃないだろうか?(それだったら逆に生徒の上達は早そうだが)
生徒の方は、「感じ悪いなあ」と思ったらもうその先生は選ばなければいいだけだが、先生の側はそんな地獄の雰囲気の授業を何百回と繰り返しているわけで、それはそれですごいメンタルだと思う。もはや心身がサイボーグ化しているのではないか。英会話界のメタルKと呼びたい。
でもすごいと同時に"したたかなメンタル"を持つ先生でもあると思う。ボクはしたたか君くらいしたたかなのだと思う。ただし性悪だとも思う。てんで性悪キューピッドくらい性悪だとも思う。
もうちょっと向上心を持って、なすび先生やアカテン教師梨本小鉄のような実のある授業をやって欲しいな。そんな辛いレッスンを受けたら生徒はきっと、CYBERブルーな気分になってしまうだろうから……。お互いに仏ゾーンのような仏の心で授業に臨みたいものだよね。プレゼント・フロムLEMON……くおん…
※昭和に少年だったおじさんしかわからない段落を書いてしまいました


日本人の先生について


ところで、DMM英会話にはスタンダードコースとネイティブコースがあるが、その2つの違いとして、母国語が英語の先生かという以外に日本人の先生がいるかどうかというものがある。

日本人で英語がペラペラな先生は、ネイティブではなくてもネイティブコースにいる。
スタンダードコースでは、日本人の先生を選ぶことはできない。
私はスタンダード→ネイティブ→スタンダードとコースを変えているが、個人的にはネイティブコースの一番のメリットは「日本人先生のレッスンを受けられること」だと思った。
DMM英会話の先生方のうちで日本語が喋れるのは、ほぼ日本人の先生だけである。

というのは、私のレベルだと、授業を受けていてなにか行き詰まった時に、「わからないことを英語で質問する」ということがすごく困難なのだ。
例えば、会話の流れで「キレイか汚いかにかかわらず、アイドルの写真があるとチューしちゃいます」と言おうとして、「うぐっ……、『~にかかわらず』ってなんて言えばいいんだ……。で、出て来ない。だめっ、どれだけ頭を捻っても出て来ないっ会話が進まないいいいいうぐごごごごあああああっ(涙)!!!」とパニくる。
毎日2,3回こうなる。

その、「『にかかわらず』がわからない」という時に、英語で「先生、今僕、『キレイか汚いかにかかわらず』って言いたかったんですけど、『~にかかわらず』が思い浮かばなかったんですよ。『○○にかかわらず』は英語だとどう言えばいいんですか?」とは、聞けないのだ。
なぜなら「『○○にかかわらず』は英語だとどう言うんですか?」と英語で質問できる奴はすでに「○○にかかわらず」を英語でどう言うか知っているから
「○○にかかわらず」をどう頭を捻っても言えないレベルの人間が、「『○○にかかわらず』は英語でどう言うんですか?」と英語で質問できようか?

そういう時は、心に余裕がある場合はその場でノートに「にかかわらず」と走り書きして、授業が終わってから辞書やDMM英会話なんてuKnow?で調べる(答えを知りたい人はクリックしてね)。
それで答えに辿り着ければ一件落着。
が、しかし、そういうパニックが何度もあって我を忘れるような状態だと、レッスン後には「はぁ……はぁ……今日は特別にしんどかった……。なんにも言えんかった。なにも言えずに終わっちまった……。ところで、俺は今日なにを言えなかったんだっけ??」と、心がテンパりすぎてなににテンパったのかという記憶すらすっかり飛んでしまう。
そして、また次に「~にかかわらず」を言いたい機会が来たら1から「うぐっ……、『~にかかわらず』ってなんて言えばいいんだああああああうぐごごごごぎぎげっ(涙)!!!」と狂乱することになる。

そんな時、日本人の先生だったら、日本語で「すいません、『○○にかかわらず』ってなんて言えばいいんですか?」と尋ねられるのだ。
その場で解決。
それがすご~く大きい。

とはいえ、人間がひとつめの言語を覚える時にはその言語だけで覚えていくわけだし、「英語についての質問を英語でする」というトライ自体がとても良いトレーニングなので、長い目で見たら英語1本でやって行った方が実力が上がりそうな気もする。
ただ英語1本でいくやり方はおそらく「英語力を全体的にじわじわ底上げする方式」であり、「今すぐこれを知りたい」がある時には、英語だけではどうにもならなかったりする。
例えば「リンゴ」を英語でなんと言うか聞きたい場合は「赤くて丸くて15センチくらいのサイズの果物を教えてください」と言ったり、あるいはリンゴの画像をチャットボックスから送って「これなんですか?」と聞けばすぐだ。
でも、例えば「定義する」を英語でなんて言えばいいかは、英語で聞きようがない。これも、「定義する」をなんて言うかを他の言い回しの英語でスラスラ質問できるような人なら、もう「定義する」くらいとっくに知っているのではないか。※正解のひとつは「define」です。
英語だけの世界で「定義する」の表現をなんとなく身につけるには、年単位の学習が必要な気がする。
それが、日本語で聞けばその場でわかる。「ピンポイントの知識をササッと学ぶ」には、日本語を交えた勉強がよいと思う。本来は英語オンリーでやっていって、時が来たら自然に身につく、という学び方が一番理解が深まって忘れないやり方だとは思うが。
おじさんにはあまり時間がないのである……。もうお迎えがそこまで来ているのである……もうそこの県境まで……(涙)。


まあそういうところも考慮して、違うコースの雰囲気を知るためにもたまにコース変更してみる、という受講の仕方もありだと思う。

本当はもっと多くの項目について追記したかったのだが、職業病で書き始めると書きたいことがどんどん膨らんで文章量が膨大になるため、他についてはまた別の記事として書こうと思う。

That's it.


P.S. 入会をご検討の方は、ぜひお友達紹介プログラムでお願いします。私の記事を読んだあなたはもう、私のお友達! 遊びましょう。


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