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雑記(ワク関連)


雑記つまり雑な記事である。
そして、普段からワクの話題を追いかけている人でないとあまりピンと来ない内容だと思う。
かと言って普段からワクの話題を追いかけている人にとっては別に目新しい情報もない、今さらという記事であるが。

ともかく多少なりともワクに疑義を持っている、長文が苦にならない人向けの日記。

では。
最近とても驚いたこと。ワク激推しの専門家界隈にはよく見られる話だが、それでも一番驚いたかもしれない。
こびナビの峰氏が、2020年12月発売の著書でワクチンに非常に懐疑的な発言をしていたらしい、ということ。
そして、それが今の彼の姿を知っている者からすると、「熟慮した上で意見を変えました」というレベルには到底思えない変わり方であるということ。

こちらのブログに証拠写真が掲載されている。私もこの方のツイートで知ったのだ。

重要な部分を抜粋すると、
「ヒトでどうなるかは打ってみるまで分からない」
「安全性も効果もこれからだ」
「はっきり言えばこれは新規の大規模な社会的人体実験です」
「あまり報道されていませんけど有害事象は出ています。(中略)普通だったらワクチンの治験が停止するぐらいのものも出ています」
「10年後に何が起きるか誰も分からない」
「安全性に関してはかなりの懸念も持っています」
「打って10年後に起こるような副反応があるかもしれないんですよ」

唖然。

これらの内容は、まさに現在(いや1年以上前からずっと)、慎重派の専門家方々が指摘しているmRNAワクの懸念そのものである。
それを今はTAKA氏や知念氏、忽那氏に並んで狂信的にワクを推進している峰氏が、著書の中で発言しているのである。
しかも2020年の12月だ。海外ではすでに接種がスタートしていた時期ではないか。ごく最近である。

私はPodcastでコロナ関連の話をするため、2021年の5月6月くらいからいろんな資料を集め始めた。私が峰氏を知ったのはその時で、たまたまYoutubeのワク解説動画で、この峰氏がmRNAワクチンはいかに素晴らしいものか、いかにコロナの感染を防ぐ絶大な効果があっていかに安全安心なものか、ということを語っているのを見た。
それですっげーーイヤな感じを受けた。
なにがイヤかというのは感覚的なものだ。ただ「なんかこの人はおかしいことを言っているぞ」という、その時点ではなんの根拠も説得力もない個人の感想(今はいくつも根拠を出せる)。

なお一方で、その時に「この人はなんか筋が通った話をしていて、信頼できるな」と感じたのが(同じく私個人の直観だけであるが)、看護師をされている野中しんすけさんの動画。ちゃんと厚労省などの正式なデータをご自身で分析して話されていて、筋も通っているし「なるほど」と思わされるものがあった。

それはさて置き、峰氏は著書で「安全性も効果もこれからだ」「10年後に何が起きるか誰も分からない」「打って10年後に起こるような副反応があるかもしれないんですよ」と発言していて、なのにそのわずか数ヶ月後(私が気付いた時点でもわずか半年後)に「ワクチンは最高で全人類に即座に打つべきで医者以外が意見を言うことは許さないし反ワクチンは社会のゴミ」みたいな態度に変わってしまっている。※ゴミとまでは言っていないと思いますがそういう高圧的な態度

いったいなにが起きたら、しっかり学問を追究しているような大人の意見が(人格まで)ここまで変わってしまうのだろうか?と不思議で仕方ない。
本人は「安全性も効果もわかったからだよ!」と必ず言い訳するだろうが、そんなわけねーだろと思う。安全性なんて、2022年の今になって名古屋市にワクチン後遺症の相談窓口が出来て、さらに厚労省が全国の都道府県にワクチン後遺症の医療体制を整えるよう通達している状況である。今からやっとである。安全性がわかっていないにもほどがある。
今からやっと国が相談窓口を配備しようとしているレベルで後遺症(長期の副反応)がなにもわかっていないのに、峰氏は「10年後に何が起きるか」「打って10年後に起こるような副反応があるか」どうかを2021年の年初数ヶ月の間にどうやって見極められたのだろうか? しかも「10年後も何も起きない」という方の結論で。
そんなことわかるわけない。神でなければ。そして峰氏は神ではないし(神ではなく赤ん坊である)この世に神などいないので、峰氏はその最初に自分が持っていた疑問をなにも解決していないのに、ある時期からいきなり宗旨替えをしたことになる。

その怪奇現象の理由についてはTwitter上でいろいろ考察されていたりもするが、噂の真偽は不明なのでここでは触れない。

ただ私が峰氏をはじめワクを打て打て言っている急進派専門家たちにほんとにもの凄く不審感を抱くのは、彼らの言動に筋が通っておらず、このように言うことがコロコロ変わるからである。

以前私がツイートしたのが


上ツイートには証拠画像がないがどれも私がはっきりこの目で確認したものだし、キャプチャ画像もネット上にたくさん出回っている。

ワクチン推進派の、特に影響力のある人たちが本当に軒並みこんな感じなのだ。
彼らのTwitterでの発言に対する他者からの反応(リプライ)を見ていると、コロナ第一波では救世主として崇められ昨年前半くらいまでは賛同やねぎらいのリプばかり、それがデルタ株あたりから賛否が拮抗、現在は9割5分くらい批判・クレームの嵐になっている。
そのことからも、どれだけ彼らが人々の信用を失う、筋が通らないことばかり言っているのかがわかる。

これもシンボリックで有名なツイートである。


第6波の最中に政治学者の三浦瑠麗さんがデータ解析の専門家と協力して、ピークの日付を予想していた。それに対してのTAKA氏の発言だ。
「ほぼ確実に外すと思いますので、しっかり検証しましょう」と他人を愚弄する態度を見せているが、実際のピークは三浦さんの予測ドンピシャ。

↓ ずっと赤色、前週比数千人増で来ていたのが、ちょうど2月9日から青色……つまり前週比マイナスに切り替っている。

三浦さんを愚弄して挑発していたTAKA氏、さてこの結果を受けてどうしたかというと、一切その後、この件には触れていない。なかったことにしている(でもツイートを消さない潔さだけは褒めてもいいのかもしれない)。

まだ「外れるんじゃないかなあ、当たらないんじゃないの~?」程度のコメントならわかる。しかし「ほぼ確実に外すと思いますので、しっかり検証しましょう」である。
もし三浦さんが外していたら、「ほらみろやっぱり外れた! だから言っただろうが! みんな、なんでこいつが間違えたか検証してやってくれよ。結局素人はなにもわかってないんだよ、ほら、みんなこの恥ずかしい素人の予想を振り返ってやってくれよ!」と晒し者にしたはずである。晒し者にしたはずというエビデンスはないが、私の直観では絶対にやったと思う。
しかし実際は、「あいつが間違えたらしっかり検証してやろうぜ!」と挑戦的な挑発をしておきながら、相手が正しく自分が間違えていた場合は検証どころかなかったことにするという。

そこを検証するのが、専門家たるキミの仕事なんじゃないのかい? キミの間違いを検証してこそ、この病気の理解が深まるんじゃないんかいっ!!! 自分の予想と違った結果を無視し続けてどうやってこの病気の専門家になれるんじゃおまえはっ!!!!

他人の正しかった分析は無視して、自分の間違った見解だけを押し通し続ける。これが、国のワクチン担当大臣に指導とかしちゃう立場の人なんだぞ? 絶望的すぎて頭がクラクラしてこない?

ワク懐疑派の人(推進派からは反ワクチンと呼ばれる)でも、明らかに陰謀論みたいなのを信じてしまっている人もいるし、言動に一貫性がない人もいる。
ただ両派の「代表的な人々」を見ていて、私には総合的に圧倒的に懐疑派の人の方が発言の筋が通っているように思える。
懐疑派で影響力がある人たちは、過去から現在が繋がっているように見える。
というのは、「昔こう思っていたけど今は変わりました」という時に、私がフォローしているような懐疑派の専門家の方たちは、「昔こう思っていたけど今は変わりました」とちゃんと言うのだ。
特に意見が変わっていない人も、「この人だったら意見が変わったら『新しいデータを見て意見変えました』ときっと言うだろうな」と思えるような筋道立った発言を普段からしている。もし三浦瑠麗さんがピーク予想を外していたとしたら、三浦さんは「予想と違う結果になりました。こういう理由からだったと考えられます」とちゃんと振り返って検証すると思う。でも、TAKA氏がそういうことをするとは考えられない。というか実際していない。彼はこういうことの繰り返しだ。

意見を変えることが表明された一例。
述べられている内容自体が正しいのかは難しくて私には判別できないが、「こういうことを表明すること」は少なくとも正しいと思う。
以下クリックしてスレッドを見てみて欲しい。


こういうデータが出たので意見を変えますね、と言ってから違う意見になるのは、「言うことがコロコロ変わる」ことにはならないと思う。時間が繋がっている感じがするじゃないか。
それが、これまで紹介した例を見てもらえばわかる通り、推進強硬派の方たちは、「ごめんなさい変えますね」のプロセスがないのだ! ある瞬間に、気付いたらいきなり言うことが変わっている。歴史が過去から現在に繋がっていないのだ。


iPS細胞の発見でノーベル賞を獲った山中伸弥教授は著書も拝読して非常に尊敬している方だったのだが、このYoutubeはこれまた衝撃だった。
※非公開にしやがった!!

山中先生は、ワクチンの広報動画で「ワクチンを打つと、ウィルスは体に侵入できなくなります」「副反応は数日で必ず治ります」と断言している。
さすがにワクチン推進派の人でも「せ、先生、それは無理があります」と
たしなめたくなるであろう、異論の余地のない完璧なる大ウソである。

これは「当時はみんなそう思っていたんだから仕方がない」なんて話ではなく、この動画は2021年9月末配信だがその当時からブレイクスルー感染なんてガンガンに出ていた。私はこれがアップされた次の日くらいに見て、「えっ、毎日ブレイクスルー感染が山ほど出てるのになんでこんなこと言ってるの山中先生!?」とたまげたのだ。
副反応も「数日で必ず治る」と言っているが、必ず数日で治るんだったら今さら国が相談窓口なんて作ろうとしないだろう。副反応は当時ははっきりわかっていなかったとしても、わかっていない時には「まだ正確なことはわかっていません」と正直に言うべきだ。
そして厚労省までしぶしぶ重篤な副反応を認めるようになった今、山中先生は「あの動画ではこう言いましたが、今になってみれば長期的な副反応はたくさん報告されているし、間違ったことを言ってしまっていました。私を信用してワクチンを打って副反応に苦しんでいる方、すみません」と、謝るのが筋であると思うが謝っているだろうか先生は? もし謝っていたら、さすがです。そういう筋が通っている人だったら信頼できます。謝ってますかね?


あと、これは少々難しい話かもしれないが、日本でワクを推進している組織としての総本山・厚労省も信じられない数字の嘘をついている。
これは誰かが疑問を呈してそれが計算されて解明されるまで、私もタイムリーで経過を見ていた。前衆議院議員の青山雅幸さんもブログにまとめている。
厚労省は「ワクチンの副反応で心筋炎になることもありますけど、でもコロナにかかった方が心筋炎を発症する確率は高いので、ワクチンを打つ方が断然安全なのです」と広報していて、でも、そこに書かれている数字……「コロナにかかった時に心筋炎を発症する確率」が、1600倍に水増しされていたのだ。

引用元:https://www.mhlw.go.jp/content/000844011.pdf


画像(右)の通り、厚労省は「コロナに感染して心筋炎にかかる確率は100万人あたり834人です」と書いている。
しかしこれは、「コロナで入院した人のうち心筋炎を発症した人の割合」で計算されていた。
ワクチンの副反応で心筋炎を発症する割合は、100万人あたりファイザーで3.7〜9.6、モデルナだと28.8〜25.5人となっている(左図)(10代と20代の数字)。それに比べたらコロナでの心筋炎834人はべらぼうに多いが、これは普通の人100万人あたりではなく、コロナに感染してさらに入院するくらい症状が出ている人100万人あたりで計算されていたのだ。ランダムに選んだ100万人が、全員コロナに感染し入院しているという前提での数字になる。もう無茶苦茶。

正しく数字を出すのなら、コロナ感染の方の母数は「陽性とか陰性とか関係なく、ランダムに選んだ日本人100万人」でなければいけない。つまり、「普通に生活している人100万人のうち、運悪くコロナに感染してなおかつ心筋炎を発症する数」を示さなければいけないのだ。入院している人100万人ではなく。
それをちゃんと計算すると、上記青山さんの記事にもある通り、正しい数字は100万人中0.5人となる。つまり、ワクチンを打った時に副反応として心筋炎を発症する確率の方が、「普通に生活していてコロナにかかって心筋炎を発症する確率」と比べて7倍から50倍高いということになる。厚労省の広報とまったく正反対の結果だ。

これは「心筋炎のみの罹患確率の話」であり、コロナとワクチンどちらが危険かというのは他の項目も含めて総合的に判断しなければならないが、「いろんな情報を集めて総合的に判断しよう!」と思う時に一番有力な情報を握っている大本営の厚労省がこういうことをやるのである。
どう考えてもこれはわざとであろう。発症率を計算する時に「入院した患者だけ」を分母にしてしまうなんて、うっかりミスでやることではない。まかり間違ってものすごく無能な職員がうっかりミスしてしまったとしても、国の機関である。省庁が発表する資料である。正式にリリースされるまでに何人ものエリートの目を通るわけで、「コロナを危険に見せるために数字を割増しするという合意が担当者の中で共通にあった」としか考えられない。

というか「コロナとワクチンどちらが危険か」をなんで国民が情報を集めて判断しなきゃいけないんだよ。ワクチンというのは、それが対応している病気にかかるより問答無用で圧倒的に安全だから存在するものなんじゃないのか!! なんで「どっちが危険か」なんてことを真剣に検討されてるんだよワクチンのくせに!!! 検討の必要もなく歴然と安全であれよワクチンてめえっ!!!!


中川淳一郎さんのツイートで思い出した。
日テレの玉川氏も、メジャーリーグのオールスターだかの時にノーマスクで満員の客席を見て「これがワクチン接種が進んだ国ですよ!」と言っていた。
玉川氏はおそらく、専門家以外でのワクチン推進PCR推進全員自粛コロナ恐怖煽りの日本チャンピオンである。

今、日本はブースター接種率でアメリカを10%以上追い越してしまっている。
しかしアメリカよりずっと「ワクチン接種が進んだ国」になった日本は、2022年になっても世界で唯一と言っていいほど(北朝鮮と2トップか)厳しい鎖国体制を取り、国民の99%はマスクを外せず政治家やメディアやコロナ脳はいまだに「三密回避! 感染対策の徹底を!」とか言っている。子どもや若者の健康や人生をぶっ壊しながら。
でも玉川氏も、「あれ、日本はワクチンが進んでも球場も満員にならないしマスクも外せないですね。なんか読みが甘かったみたいです。失礼しました……」みたいなことは一切言わない。過去の不都合な発言は、なかったことになっている。彼はコロナコメンテーターの親玉で、彼の発言は日本の少なくない愚かな民衆に多大な影響力を持つというのに。

以上のような不誠実な態度を、ワクチンを強硬に推進している人たちがことごとく見せるのだ。厚労省ですら。
これで誰が「あなたたちの言うことだったら素直に信じて打ちましょう!」と思えるのか?
普通は思えない。でも実際はたくさんの人が打っている。
それはそうで、一般のみなさんは私のようなだらけたフリーランスと違って忙しく毎日を過ごされているので、仕事の合間ややっと家に帰ってくつろげるという時間にTwitterでワクチン推進派と反対派をフォローしてそれぞれの言説を追いかけたり、ワクチンを啓蒙する動画をYoutubeで見たり、厚労省の新型コロナ関連の資料を読んでみたり、しないのだ。
忙しく日々を生きている多くの方は、なんとなく大手メディアや偉い人が発信する意見を「テレビや新聞や偉い人が言っているのだから正しいのだろう」と信じて行動するのだ。

それは健全に運営されている社会では当たり前のことであり、だからこそ健全な社会であるために大手メディアや専門家や政治家や知事たちは正確な情報と認識を伝えることが大事なのだが、2020年の春からは私が45年生きて来て初めて出会う常軌を逸した特異さで、市民に伝えられる情報がねじ曲げられているのである。行政が広報のために発表した動画の中で、ノーベル賞を受賞した超有名で偉い大学の先生が、100%まるっきりの嘘を堂々とついているのである。

しかしそこに気付いてなんとかねじれを正そうとがんばる人たちは、ねじれに従っている従順な人々から「人殺し」「頭おかしいやつ」「あの人どうしちゃったの? 昔はもっとまともだったのに」のそしりを受ける。
もはや「日本的な感染対策をきっちり行っている人」の方が、世界から見れば孤立している異様行動の少数派の人間だと言うのに。
なかなか我が国は絶望的な状況だ。


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