2024年9月度金沢旅行記録
前回の記事を投稿した直後、2泊3日でまた金沢へ行ってきたのでその振り返りです。今回も行った場所とやったことを書き連ねていこうと思います。
前回の記録
2024/09/18
金沢駅
今回も夜行バス移動で、朝6時に金沢駅に到着。ちょうど朝陽が射す時間で、鼓門が綺麗に照らされていました。この後やることが決まっていたため、写真もほどほどにコインロッカーに荷物を預けて移動を開始。
徳光海水浴場
まず向かったのは、6月のスケジュールではどうしても行くことが叶わなかった徳光海水浴場と#LOVEのモニュメントです。103期8月度Fes×LIVEの会場であり、夏めきペインのカードイラストやジャケットに出てくるアレですね。
金沢市中心街から距離がある+公共交通機関によるアクセスも噛み合いが悪い+時間があったので自転車で向かいましたが、まあこれがしんどい。マップアプリの案内表示や先人の記録では30~60分とありましたが、実際には90分かかりました!!!海岸沿いのサイクリングロードは季節や天候によっては砂に浸食されて大変そうなこともあり、大人しく車を使った方がいいと思います。
7時半頃にモニュメント前に到着。モニュメントのある海上ひろばの利用(開門)は9時~のため周辺を散策しながら時間を潰します。「[夏めきペイン]乙宗 梢」や「[Link to the FUTURE]藤島 慈」のカードイラストは手前の砂浜からも撮れるので、モニュメントの近くに寄れずとも色々とやれることはありそうでした。
9時になると係の方が門を開けてくださるのでモニュメントの近くに寄ることが出来るようになります。ただし、04/01~10/30以外の期間や波が高い日は利用できないので注意が必要です。
やることもやったので、次の場所へ移動するため西金沢駅を目指します。今度は約10km、60分の道のりを進みました。ずっと整備された道なので、行きよりはスムーズに進めたと思います。
アピナ野々市バッティングセンター
103期活動記録第9話で花帆・さやか・瑠璃乃の3人が訪れたバッティングセンターです。最寄り駅からはそこそこ距離があるので、電車で来た場合は徒歩移動が挟まります。バスで来るのが一番お手軽かも……。
ワンプレイ(¥200)22球でプレイ可能です。球速は軟式が75km~135kmまで幅広いブースが用意されていました。活動記録内の画角はもう少し奥側かも?一回だけやったけど自転車の疲れからかプレイ後に足を攣りました。
金沢市内から距離がある場所のうち、1日目に行く予定だったのは徳光海水浴場とこのバッティングセンターの2箇所だったため、この後は最寄りのバス停から金沢駅へ。
ポケモンセンターカナザワ
約5時間ぶりに戻ってきてまず向かったのはポケモンセンターカナザワです。直前に王の推しポケモンが判明する&新商品のラインナップが気になったので来ました。
カラカラのポケモンfitは残念ながらありませんでしたが、この日はステッカーとドレディアのポケモンfitを、3日目にも再訪してリーフィアのフックも購入しました。このフックめちゃくちゃ可愛くないですか?
金沢ゲーマーズ
同じフロアにあるお馴染みの店舗です。乙宗梢さん、看板娘のご就任おめでとうございます。
6月に訪れた際に設置されていた104期ビジュアルの等身大パネルは、店舗の裏側へ配置転換されています。いつまで展示されるかはわからないようなので、見たい方はお早めに。DOLLCHESTRAとみらくらぱーく!は真正面から写真を撮れますが、スリーズブーケは柱の影響で斜めからしか撮れないのが悲しい……。幕張メッセの展示場か?
代わりに店舗正面に配置されているのがReバースのパネルです。可愛いね……。102期生、瑠璃乃の4名のパネルにはサインが入っています。また、店内には6月に開催されたツエーゲンとのコラボの時のパネルが設置されていました。
氷菓子りつか
次に向かったのはひがし茶屋街にある氷菓子りつかです。せーはす#28にてDOLLCHESTRAのおふたりが訪れた場所ですね。6月にも一度来たのですが、待ち時間とスケジュールが合わず泣く泣く待機列から抜けたのでそのリベンジも兼ねていました。幸運なことにこの度は待ち時間0でお店に入ることができました!
赤い壁紙が鮮やかな2Fの席に着き、お目当てだった銀朱(いちごのスパークリングかき氷)を注文。事前にどういったものか把握していたものの、実際に目にするとインパクト抜群ですね……。目を引くのは上部にかかっているスパークリングエスプーマです。口に含むとしゅわしゅわとした食感といちごの風味が口の中に広がります。薄く切り出されたミルク風味の氷もくちどけが良く、中には苺のソースや白ワインのジュレが隠されているため、少しずつ違った味や食感が続くのが印象的です。非常に溶けやすく器から零れそうなほど盛られているので、できれば温かい飲み物と一緒に注文して食べるスピードを速めた方が良かったかもしれないなと思いました。
菓舗Kazu Nakashima
りつかを出てその足で同じくひがし茶屋街にあるフルーツ大福のお店へ。6月に食べたときの美味しさが忘れられず、絶対にもう一度来ようと心に決めていた場所です。しかも、またまた幸運なことに以前は売り切れで食べることが叶わなかったいちご大福がある!ということで嬉々として注文。いちごと白あんの甘さを少しの酸味が締めてくれていてこれがまた本っ当に美味しいのなんの。毎日でも食べたいくらいにはお気に入りになってしまいました。絶対また行きます。
ひゃくまんさんの家
ひがし茶屋街から駅方面へ戻る途中に八百萬店舗の2Fにあるひゃくまんさんの家を訪ねてきました。ひゃくまんさんは2Fに上った先の一室に鎮座していますが、意外と大きくて驚きます。金屏風の前にいらっしゃるのが煌びやかでなんか良い。
自力で帰宅するハニーチュロの像
少し前にバズってたやつ。香林坊の交差点にある「走れ!」という名前の像です。金沢21世紀美術館の開館と金沢駅東広場の完成に合わせて開催されたコンペで最優秀賞を受賞したものだとか。これは蓮ノ空とは特に関係ありません。
午前中に走り回って疲れたので、8番らーめんで早めの夕食を取り1日目は終了となりました。おいしかったです。
2024/09/19
2日目。この日は朝イチで大野港方面へ出発するところから始まりました。自転車を使うか迷ったものの、天候が怪しかったのでバスを利用しています。朝の時間帯は市役所を過ぎると途端に人が減るので半分くらいの時間は座れたと思います。
大野からくり記念館
なぜ大野港方面に向かったのかというと、「[蓮ノ空歌留多]乙宗 梢」のカードイラストに登場する大野からくり記念館を訪れるためでした。金沢駅からバスと徒歩で1時間ほどかかります。
到着するとちょうどエントランスでからくり人形についての説明を行っている最中で、途中からですが参加することができました。からくり人形の歴史や使われているパーツの数、方向転換の仕組みなどとても興味深い内容だったので、タイミングがあった方は参加してみることをおすすめします。
展示室に入ると、大野弁吉(幕末の発明家・科学技術者)の功績や図説のほかに、実際に触って体験することができる木工品のからくりやパズルも展示されていました。思いのほか夢中になって解いてしまいましたが、すべては解けていないので次の機会があれば……。
カードイラストの場所も同時に探しましたが、どうやら完全一致する場所はないようなので比較的似ている場所の写真を一枚。加賀友禅コラボの寝そべりが手に入ったらもう一回来てみたいかも。映っているパズルは撮影する前に自力で解きました!!!
近江町市場
依然として天候は怪しいものの、帰りのバスが本当になかったので自転車で金沢市中心部へと戻ってきました。朝ごはん兼少し早めのお昼ご飯の時間です。まずは雑談配信などで何度か出てきたどじょうの蒲焼きをいただきました。味にクセもなく美味しかったです。1本あたりのお値段が控えめなのも嬉しい。
そのあとは前回から合わせて3度目のいっぷくやへ。やっぱり車麩が一番美味しいです。
金沢くらしの博物館
腹ごしらえを済まして次に向かったのは金沢くらしの博物館。104期活動記録第4話にて、吟子の案内でスクールアイドルクラブが訪れた博物館です。
ちょうど開催されていた企画展が「金沢の女学生」(令和06年08月31日~11月24日)ということで、金沢における女子校の成り立ちや、当時の学生の間の流行りやファッションなどくらしとは少し違った角度から見る伝統を知りました。各校の校風についての説明が面白かったです。※個人からの寄贈品などが多い関係で企画展は撮影禁止なので、これから行く予定の方はご注意ください。
金沢に住む人々のくらしに重点を置いた展示の数々は興味深く、自分の地元との差異なども見えてくるという点でも来てよかったと思います。明治時代に建てられた木造校舎を利用しており、各所の特徴的な内装やつくりが解説されていたのも印象的でした。
吉はし
実は今回いちばん楽しみにしていました。かの有名な吉はしです。上生菓子は前日までの予約制ということで、「予約をしたものを取りに来ている」というある種の特別感があってテンション高めでした。しかも、予約なしでも買うことができる「豆半」の人気商品であるフルーツ大福の最後のひとつも入手できたのが本当に嬉しかったです。
その日の夜にお宿で実食。中身については個数のみの指定のため、開けてみるまでは何が入っているかわかりませんでした。ひとつひとつ味の感想を書くなどしようとしましたが、重くもなく主張しすぎない繊細な甘さが素晴らしく、最終的に全部「美味しい……」に収束しています。世界一食レポに向いていない。
大正浪漫喫茶 金魚庵
上生菓子を受け取ったその足で向かったのが、ひがし茶屋街のメインストリートから少し入った先にある大正浪漫喫茶 金魚庵です。店内に入ると、蓄音器から流れるレトロな音楽や調度品の数々、着物にエプロン姿の女給さんとタイムスリップしてきた錯覚を起こしそうなほど雰囲気が醸成されていました。
今回注文したのは金魚鉢ソーダ、自家製プディング、大正レシピの白いハットケーキの3種類。金魚鉢ソーダは涼やかな見た目が心地いいのはもちろん、青いゼリーが炭酸特有の刺激を抑えてくれているので飲みやすく感じました。敷き詰められた石はチョコだったかな?自家製プディングは卵の濃厚さと少し苦さを残したカラメルがよく合っていて非常に美味しいです。硬めに作られているのも個人的に嬉しい点。そっちの方が好きなので……。白いハットケーキはどういう原理で白いままなのか謎でしたが、どうやら砂糖を使わないことで焼き色が付かないようになっているらしいです。そのままのお味や2種類のジャムと蜂蜜といった味の変化を楽しみながら食べられました。
あかり坂・暗がり坂
浅野川に面する主計町茶屋街から一本入ったところにあるふたつの坂です。写真撮影のロケーションとしても人気がありそうな雰囲気。名前でバイアスがかかっていたのか、あかり坂の方が若干明るいように感じました。また、あかり坂の入り口にある石柱には、命名者である五木寛之氏の言葉が刻まれています。
暗がり坂の方はせーはす#28でDOLLCHESTRAのおふたりが写真を撮っていた場所になります。上った先にある久保市乙剣宮の向かい側が泉鏡花の生家のあった場所で、現在は泉鏡花記念館になっています。
金沢城公園
主計町茶屋街から次の目的地であるにし茶屋街へ向かうため、一度金沢城公園を経由しました。前回は朝早くで入れなかった河北門や二の丸方面に行ったり、またFes×LIVEの残り香を感じたりとまあまあ良い空気を吸った感じがします。全然まだ見てないところもあるので今後も継続的に訪れたい場所のひとつです。
忍者武器ミュージアム
6月のリベンジにやってきました、忍者武器ミュージアムです。順番待ちの間にもう一度2Fの展示を観覧しました。解説をしてくださったのが前回と違う方だったのでまた別の説明を聞くことができ、特に刃文と刀幅から見える時代背景のお話が面白かったです。南蛮千鳥鉄も持たせていただいて、性懲りもなく例のポーズで写真も撮りました。見苦しいので今回もカットします。
肝心の手裏剣投げの結果はというと、通常の手裏剣が5本中4本、棒手裏剣が8本中4本と少しだけ刺さった数は増えました。的に当たった数?3かな…………いつか一回くらい気持ちよく真ん中に投げてみたいものです。
実はこのあと自転車で卯辰山公園見晴らし台に行ったりしましたが、思いのほか人が多くてそのまま降りてきたので2日目はこれにて終了です。お宿のランドリースペースでWith×MEETS見てたらニヤケ耐久テストを課されました。全員徒町小鈴さんに『礼』だッ!
2024/09/20
最終日。チェックアウトを済ませ、駅のコインロッカーに荷物を預けてから行動を開始しました。
金沢21世紀美術館
最初に向かったのは金沢21世紀美術館。先述のハニーチュロ「走れ!」の像から歩いて5分ほどの場所にあります。
いちばんの目的はレアンドロのプールでしたが、到着時点で1時間待ちだったのでその間に展覧会を見て回ることにしました。開館20周年にあたり、コレクション業務で収集された作品の紹介がされるコレクション展を見学するうちに呼び出しがかかったため入口へ。約5分という制限の中まずはプールの下からの景色を見学することにします。天気が良く日が射していたので、水面の反射が上を見ても下を見てもきらきらと輝いていたのが素晴らしかったです。ちょうど小学生の団体の見学と被っていたため、プールの下から見上げたときに周りを囲まれて手を振られるなどもしました。しっかり振り返しておきました。ちなみに上から眺めるのに関しては整理券は不要なので好きなタイミングで見ることができます。
長町武家屋敷跡
2時間半ほど美術館を見て回った後は、まだ回収しきれていない「蓮ノ空歌留多」の背景を探しに向かいました。
まずは長町武家屋敷跡の綴理から。カードイラストでは冬場のため雪や寒さから塀を守るための「こも掛け」がされていますが、夏場の今はそれがありません。その差に若干迷いつつもこのあたりかな?というところで写真を撮ってきました。もう少し奥で撮った方がそれっぽかったなあ……。
石川県立歴史博物館・加賀本多博物館
続いて向かったのは花帆のイラストの背景である石川県立歴史博物館です。建物に入ってすぐ正面に見えるので一番わかりやすいかと思います。
せっかくなので反対側にある加賀本多博物館の含めて展示を見て回りました。歴史博物館の方は、城下町の再現ジオラマや石川県のお祭りと特別な食事についての展示が際立っていて印象に残っています。お祭りってその土地ならではの風習や文化がいちばん出るところだと思ってるので、そういうものがしっかり解説されているのを見るのって好きなんですよね。
加賀本多博物館はほとんど写真撮影不可の展示品が並んでいます。その中で、特に本多家から宛てられた書簡に書いてある内容から当時の時代背景を感じることができました。ちょくちょく「この名前境界線上のホライゾンで見た!」となったのは面白かったです。成瀬正義とか本多正信とか。
ひがし茶屋街
蓮ノ空歌留多回収ラストは慈です。こちらはひがし茶屋街の懐華樓になります。金沢市指定保存建物としてお昼の間は一般公開もされていたり、カフェにて甘味に舌鼓を打つこともできます。今回は入れなかったのですが、厳選抹茶パフェは一回食べてみたいです。
回収ついでに、金澤烏鶏庵東山店にて烏骨鶏卵のソフトクリームもいただいてきました。烏骨鶏卵を使うことによる濃厚な甘さが歩き回って疲れた身体に染み渡ります。イートインスペースの冷房の風で金箔が飛んでいかないかヒヤヒヤしながら食べました。
あとこれ前に来た時もあったけど通年掲示なんでしょうかね。
ポケふた ミロカロス
烏骨鶏卵のソフトクリームを食べているときに「そういえば金沢にもポケふたってあったよな?」と急に思い出したので予定に加えて回収へ。少し前までいた石川県立歴史博物館の近くじゃん!ということで結果的にとんぼ返りみたいに……。次の予定まで少しだけ時間があったので、ポケモンGO内でギフトを送るために30分ほど滞在しました。
卯辰山公園見晴らし台
ポケふたをあとにして、前日の同じ時間帯に人が多くて断念した卯辰山公園見晴らし台に自転車で向かいました。この日もぽつぽつと入れ替わり立ち代わり人が訪れていたように思います。昼間は少ないけれどやっぱり夕方の時間帯は多いのかもしれないですね。曇り空が広がっていたものの、時折雲の切れ目から日が射してきていたので眺めは悪くありません。
17時ごろに到着し、1時間ほど待って日没を見届けてから下山しました。きっと天気がいいともっと綺麗な風景が見られるんだろうなと思ったので、次はもっと晴れているときに来られたらいいなと思います。
ひがし茶屋街
「きれいな夜だね」
金沢駅
すべての買い物を忘れていたことにこのタイミングで気づき、ダッシュで間に合わせに帰ってきました金沢駅。時間的に手遅れだった蓄音器館のもの以外はなんとか気合で間に合いました。あっぶね
何気にライトアップされた鼓門は初めて目にしました。毎時0分になると色が変わるんですね。
金沢最後の食事はゴーゴーカレーにしました。おいしかったです。
以上、9月度の振り返りでした。本当はもう一か所行きたい場所があったのですが、予算とスケジュールの都合がつかず泣く泣く2泊3日で帰ってきました。仕方がないのでそれは次回の楽しみに取っておきます。
9月度は一人で来たので「前回行けなかったところを中心に回ろう」という大筋の方針以外は何も考えずにいたことも影響してか、いつも以上にあちこちをうろついたように思います。アプリの計測結果を信じるなら、3日間で徒歩45km、自転車42kmの移動をしていたらしいです。また、同じタイミングで金沢にいた全然別のフォロワー3,4人くらいがみんなゆのくに天祥に泊まっていたのがマジで羨ましかったので、次回は誰かを道連れにして絶対泊まりに行きます。