アラフォーまであと70日

私は青色が好きで赤やピンク色の物は一切持っていない
これも母からの影響かも、と気付いたのは最近のこと。

母はほんの軽い冗談のつもりだったんだろうけど
私が祖母と住んでいた幼い頃の写真を「真っ赤なダサいジャケットを着て」とよく話のネタにして笑っていました
それとセットで「お母さんに似てきて良かったね」と付け加えてました
彼女なりのフォローだったんでしょうか
幼き日の私は「赤色=ダサい」という洗脳をしっかり植え付けられました

中学生になり私が眉毛をいじりはじめると
母は烈火の如く怒り出してそれを禁止しました
当時は細眉が流行っていて毛抜きで抜くのが主流で
私もわずかなお小遣いからダイソーで毛抜きを買っては見つかり捨てられ、を繰り返してました

今となっては感謝してますけどね…
話は逸れるけど、
とあるBAさんのブログで「眉毛を抜くと山の木が伐採されるのと同じで歳をとると崖崩れ=まぶたが垂れ下がる」らしい…怖すぎ!

もちろん母はそれを知ってて禁止したのではなく「子供のくせに色気付くな」「学生は勉強しろ」と口を酸っぱくして言ってました

そうか
ルッキズム×ミソジニー×学歴至上主義
母はこの三重苦にがんじがらめになってたんだ

事あるごとに母は「化粧はブスがそれを隠すためにするもの」だと口にしていました
しかも「赤=ダサい」ときたもんだから「赤リップはもはや敵!」と私も無意識に思ってたようで

私、鮮やかな青髪なんですが、ノーメイクだと「なんかヤベェやつ」みたいな雰囲気になるんだけど、
それをどうにかしたくて先日プロのヘアメイクさんが教えるメイクレッスンに行ったんです!
例の如く私は「メイクはブス隠し」の暗示にかかってるから「ナチュラルメイクできちんと見える感じ」を教えてもらおうと思ったんだけど
そもそも不自然すぎる青髪とナチュラルメイクが合うわけないんですよね笑
それこそ北欧にいそうな妖精みたいな顔立ちじゃない限り無理!!!
ではどうするのかっていうと
なんと赤リップ付けるだけでバランス取れちゃった…!
目から鱗が落ちまくり

赤リップは敵なんかじゃなかった
むしろ味方だったよ、お母さん…

大学生か新社会人の頃、もう10年ぐらい前に、
赤リップが流行っててドキドキしながら買ってみたことがあったんです
でもビックリするぐらい似合わなかった苦い思い出
たぶん若い女の子と呼ばれる時期ってまだ赤リップが似合わないんでしょうね
赤リップが似合い始めるのはアラサー後半なのかも

自分の中に巣食うミソジニーを解放できて
無事に赤リップとも和解できた
メイクレッスンしめて7000円
価値ある自己投資だったな

そんなこんなで
着々とアラフォー突入の準備は進んでるっぽい

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