アラフォーまであと71日

シミだー!シワだー!と騒ぎ立てはじめたアラフォー間際の私ですが
これもれっきとした「ルッキズム」、、、なのかどうか?

ルッキズムとは「外見至上主義」とか「外見重視主義」とか訳されてるけど
個人的には「至上」まではいかなくとも「重視」はしてると思う、誰もが。
そうでなければグラビアはもちろん、テレビCMだって成り立たないし、
誰だって美男美女が好きでしょう?
嫌いだっていう人は卑屈で歪みきってるって思うのは私だけ???

でも先日、
誰がどう見ても「ブサイク」でそれをネタにして笑いをとっているお笑い芸人さんが
自分のことを「(マイナスな意味での)ブサイク」だとは思っていないし
自分が大好きだと言っているのをテレビで見てものすごい衝撃を受けました
外見がそのまま自己評価に直結しない、、、そんなことってあるんだ?!

そのお笑い芸人さんはご両親から「かわいいかわいい」と玉のように可愛がられて育った結果
健全な自己肯定感を保ちながら成長したそうです
それを聞いて「なんて素晴らしいんだ!」と感動すら覚えました

私の母親はまさにルッキズムを形にしたような人で
「〇〇さんは美人なのに娘はブスで可哀想」とか
「△△さんは化粧しないと外に出れないんですって」とか
人前では絶対に言わないけどよく口にしていました
「あんたももっと私に似ればよかったのにね」ともよく言われました
たしかに母の若い頃の写真を見ると"他校から男子が見に来る"レベルの美人で
外見で得をしたことも山ほどあったそうです
それなのに私が中学生の頃に眉毛を整えたりメイクに興味を持つことを頭ごなしに否定して禁止しました

今となって思えば母はルッキズムとミソジニーが混在していたんだとわかるんだけれども
当時の私は母のルッキズムの影響をばっちり受けて「綺麗であることは正義」だと思っていて
「なのにどうして私が綺麗になることはダメなの?」と混乱しました

子供って親を反面教師にしようと思っていても
少なからず親の影響を受けながら価値観を形成していくもので
私も見事にルッキズムとミソジニーが混在したややこしい人間に育ちました

ちょっと長くなりそうなので
私が自分の中のミソジニーを見つけて克服した話はまた次回に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?