第2回アイネスフウジン記念の振り返り
アイネスフウジンのファンコミュニティ『お姉ちゃんにお任せあれ!』において、アイネスフウジンのみが出走可能なレース企画を主催しました。
この記事では、そのイベントについてまとめます。
第1回は記事にしていないので、第1回の振り返りも含めて書きます。
『お姉ちゃんにお任せあれ!』
アイネスフウジン好きが集まる場が欲しかったので、Discordサーバー『お姉ちゃんにお任せあれ!』を設立しました。
アイネスフウジンが好きなら誰でも参加できます。
是非お気軽にご参加ください!
前回のあらすじ
第1回アイネスフウジン記念は、私を含め8人のトレーナーが参加しました。
Discordのボイスチャットで配信したのですが、それぞれのアイネスフウジンを見比べて、サポカ編成の工夫や、育成でうまくいかなかったところ(地固めが出なかった等)を話し合ったり、レースを観戦したりなど、非常に楽しかったです。
事前アンケート
限定レースのレギュレーションを決めるにあたり、サポカと育成ウマ娘の所持状況についてのアンケートを行いました。
集計結果は公開しませんが、以下のような結果が得られました。
完凸のガチャ産SSRスピード・賢さサポートの所持状況に差がある
配布ミホノブルボンはほとんどの人が完凸で所持している
通常勝負服の方がバレンタイン衣装よりも所持している人が多い
レギュレーション
第1回アイネスフウジン記念は、以下のようなルールで開催しました。
日本ダービーのコース条件です。
全5回レースを行い、各レースの順位に応じたポイントを獲得、その合計を競います。
また、最終レース(第5レース)は獲得ポイントが2倍です。
サポカ編成は基本SR縛りですが、『先手必勝』が獲得できる配布SSRミホノブルボンはレンタル枠とは別に編成に含めることができます。
育成は原則として一発育成ですが、ミホノブルボンの連続イベントが完走しなかった場合はリトライが可能です。
『原則として』の部分は、シナリオクリアすら難しいレベルの下振れに遭遇した方を救済するために設けています。
そうでない場合にリタイアする行為は禁止としています。
賞品
総合獲得ポイントが1位になったトレーナーには、以下の賞品が与えられます。
サーバー内称号『風神の証』
次回のアイネスフウジン記念を連覇すると☆が付きます。賞状
トロフィー
参加ハードルの軽減
今回のレース条件に適した継承ウマ娘を調べるために、使えそうなレンタル因子を紹介しました。
また、コース解説も紹介することで、極力参加ハードルを低くするとともに、対人戦に必要な情報の差が生まれないようにしました。
レース結果
各レースが終了した後の総合獲得ポイントの変動は次のようになりました。
獲得ポイント量はリーグオブヒーローズと同じにしました。
このポイント配分では1~3着を取る重要性が非常に高いポイント配分となっているため、上位層と下位層に明確に分かれる結果となりました。
最終レースの獲得ポイント2倍ルールは、第4レース終了時点で順位が低い人であってもワンチャンスが生まれるように設定したものでした。
しかし、第4レース終了時点で1位と8位には210もの点差が開いてしまい、挽回が不可能になってしまっています。
第2回開催に向けて
第1回では、すべてのレースが終わる前に総合獲得ポイントで1位になれないことが確定してしまうトレーナーが出てきてしまいました。
純粋に最強を決めるレースイベントであれば問題ありませんが、みんなでワイワイしながら最後までレースを観戦できることを目標にしているので、これは好ましくありません。
そこで、第2回では、特に獲得ポイント量について以下の改善点を盛り込むことにしました。
通常(第1~第4)レースでの獲得ポイント量の見直し
第1回では、『1着を取る』『上位に入る』ことに大きな比重を置いていました。
そこで、通常レースの目的を『最終レースで挽回されにくくするアドバンテージを稼ぐ』ことに変更し、平均して高い順位を取ることを目指すようにしています。
第1回
- 1着:100pt
- 2着:60pt
- 3着:40pt
- 4着:30pt
- 5着:20pt
- 6着:10pt
第2回
+ 1着:100pt
+ 2着:90pt
+ 3着:80pt
+ 4着:60pt
+ 5着:40pt
+ 6着:30pt
最終(第5)レースでの獲得ポイント量倍率の見直し
第1回では、最終レースにおける獲得ポイント量の倍率が順位によらず2倍でした。
これを1着から3着まで変動する倍率に変更することで、『4,5番手のプレイヤーがワンチャン挽回できるレース』という目的を強調しました。
第1回 # 通常レースにおける1着と6着との差は90pt, 最終レースだと180pt
- 1着:200pt (x2)
- 2着:120pt (x2)
- 3着:80pt (x2)
- 4着:60pt (x2)
- 5着:40pt (x2)
- 6着:20pt (x2)
第2回 # 通常レースにおける1着と6着との差は70pt, 最終レースだと170pt
+ 1着:200pt (x2)
+ 2着:135pt (x1.5)
+ 3着:96pt (x1.2)
+ 4着:60pt
+ 5着:40pt
+ 6着:30pt
レギュレーション
変更点を太字で強調表示しています。
参加ハードルの軽減
今回は新潟 芝 1800mとマイナーなコースです。
また継承加速はほとんど不発するコースでもあり、特に必須の継承スキルが存在しないことから、ワンポイント解説のみにとどめ、おすすめ継承ウマ娘は載せませんでした。
結果
第2回アイネスフウジン記念には私を含め6人のトレーナーが参加し、総合獲得ポイントの推移は次のようになりました。
第1回とは異なり、R4終了時点で明確な上位層と下位層が出現していないことが分かります。
ただし、それでも平均して高い順位を獲得しているウマ娘は着実にアドバンテージを伸ばしていることが分かります。
以下にR4終了時点での1着とのポイント差を示します。
1番手 0pt
2番手 0pt
3番手 60pt
4番手 120pt
5番手 150pt
6番手 170pt
(参考)最終レースで1着を取った際の2着以降との獲得ポイントの差
1着に対して:
2着 -65pt
3着 -104pt
4着 -140pt
5着 -160pt
6着以下 -170pt
今回の結果から、通常レースをアドバンテージを稼ぐ場、最終レースを1着を賭けて争う本命の勝負を行う場に設定する目論見はうまくいったと考えています。
第3回に向けて
イベントが終わった後参加者の方々と話し合った内容をまとめます。
育成シナリオの指定を更新し忘れた
UAFのつもりで『育成シナリオ:L'Aac』と書いていました。
DMで聞かれるまで気づきませんでした。
危うく自分がレギュレーション違反しそうになりました・・・w
前回のレギュレーションからコピペしたせいで変え忘れていたのが原因です
文面を『育成シナリオ:現時点で最新のシナリオ』にしようかな・・・
シナリオ事にサポカ制限緩めたりしても面白そうという声もありました。
確かに、SRしか編成できない都合上、シナリオで獲得できる金スキルは戦略に大きな影響を与えると思うのでこの意見には賛成です。
ですが、バランス調整の負担が大きくなりすぎるので、もし解放するとしても引き続きSSRは一括禁止となると思います。
必須級スキルの連続イベント未完走は救済すべき?
今回のレースは、終盤加速として『ハイボルテージ』または『電光石火』がほぼ必須という内容でした。
つまり、これらの連続イベントが未完走だった場合に、その時点で負けが確定してしまいます。
そこで、これらの必須加速スキルの連続イベントが未完走だった場合はリトライを認めるべきかもしれないという意見が出ました。
これについては前向きに考えていて、レンタル枠に指定したサポートカードの連続イベントが未完走だった場合、リトライを認めるという例外を追加する予定です。
出走人数を増やす
記事を読んでいる皆さんもご存じの通り、各スキルには順位条件が存在するものがあります。
第1回、第2回はどちらも9人立てで出走していましたが、これを16人立てに変更することを考えています。
この工夫を取り入れることで、スキルの発動条件を緩和し、逃げ脚質にかなり偏っている脚質分布であっても、より面白いレース展開になると予想しています。
例えばハイボルテージは9人立ての場合1位~5位で発動します。
これを16人立てにすると、1位~8位まで発動することとなり、ほぼすべてのプレイヤーに終盤の競り合いへの参加権が与えられます。
その後は追い比べや各種スキル発動のかみ合いで勝負が決まり、逃げ対面のレースにありがちな、終盤に1番手で突入したウマ娘がほぼ必ず勝利するという展開がやや緩和されるのではないかと考えています。
(同時に、1着発動条件の加速スキルのみが有効であるコースを選ばないことも重要です)
準備期間は3週間取る(最低2週間)
第2回アイネスフウジン記念は、開催日の9日前に告知しました。
結果、準備期間が短すぎたこと、より多くの人が参加できるような日程を決めることができず、結局3人しか集まりませんでした・・・
その後、開催日を4/13に延期し、十分な準備期間を設けた結果、開催できそうな人数が集まりました。ありがとうございます!
その後の準備期間は何週間程度欲しいかという話をした結果、2~3週間は欲しいとのことでした。
第3回はもっと余裕をもって設定します。
おわりに
第2回アイネスフウジン記念も、無事盛況のうちに終わりました。
第1回は色々と手探りでしたが、その反省を活かしてより面白いイベントにできたのではないかと思います。
この記事が他のレースイベント主催者の方の参考になれば嬉しいです。
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