【長女の話】こどもを卒業していく気がして。
こんにちは。めちゃくちゃご無沙汰しています。
前に記事を書いたのが3年前とか。
下の子を出産してから本当に忙しくて、私の書いた記事にイイネされた通知が来ると、
たまにnote開いて昔の記事読んでみたり、そんなことをしてましたが、
書くのは本当に久しぶりです。
体外受精で授かった下の子は3歳になり、満3歳で幼稚園に通い始めました。
自分の時間も取れるようになって、子どもたちが帰って来てからの夕方の時間はバタバタですが、
日中は私自身も落ち着いて過ごせるようになってきました。
今日筆を取ったのは、下の子の話ではなく、タイトルにもあるように長女の話です。
私の過去記事を読んでくださった方は分かるかもしれませんが、
2人目不妊だったのもあって、長女と下の子は少しだけ年齢が離れています(6歳差)。
長女は9歳。
勉強も運動もお友達との関係も習い事も、一生懸命頑張る、親の私が言うのもなんですが、とても良い子です。
そんな長女が昨日の夜、「左胸が変なの」と私に見せに来ました。
「こっち(左胸)だけなんだかしこりみたいになってて、癌なのかな?(;_;)」と。
これは…?同性としてピンとくるものがありました。
以前から二次性徴でのからだの変化など、図書館でそういった本を借りてきて読ませていたので本人も子どもから大人になるときの体の変化、というのは知識として知っていましたが、
やはり実際に自分の体に起こると驚いてしまうし病気なのかとパニックになってしまったみたいです。
「たぶん、女の人の体に成長していく始まりじゃないかな」ということを話しました。心配なら小学校の保健室の先生に相談してご覧、とも。
本人は納得して、保健室の先生に相談することにしたようです。
我が子の成長。それは、とてもとても喜ばしいこと。
なのに、少しさみしい気持ちになってしまうのは何故なのでしょう。
昨日から、長女が小さかった頃のことが、しきりに思い出されてならないのです。
はじめての子育てで分からないことばかりの中、なかなか寝てくれなくて大変だったこと、
0歳のときは毎日寝かしつけに本当に苦労したこと、
小さな手、むちむちの足、すべすべの肌、柔らかいからだ、
3歳では何を言っても「なんで?」「なんで?」ばかり言うようになり、毎回きちんと答えていたけれどしつこくてしんどくて泣きながら枕を叩いたこと、
専業主婦なので幼稚園に入園するまでの自宅保育が本当にキツかったこと、
幼稚園に入園して初めての日は子どもと離れて1人になれて小躍りしたこと、
長女と過ごした数え切れないほどのたくさんの日々が、楽しかった、辛かった、苦しかった、幸せだった、泣いた、笑った、たくさんの思い出が、
思い出されてならないのです。
9歳になるまで育てていて、小さなことでも手が離れていく、成長していくことを実感する機会は何度も何度もありました。
でも、こんなに胸がザワザワとしてさみしく感じられる成長は、初めてです。
子どもから大人になる一歩だから、なのかな。
いつまでも小さいと思っていた。いつまでも子どもだと思っていた。当たり前だけれども、本当はそうじゃなく、少しずつ成長していくし、最後には親のもとから巣立っていく。
そういうものだけれど。
あんなに早く大きくなって欲しい、早く自分のことは自分で出来るようになって欲しい、早く、早く、早く、と思っていたのに。
こんなにさみしいなんて。
親というのはおかしなものですね。
これじゃ長女が進学などで家を出て行くことになったら私はさみしくて泣き崩れそうだな(^_^;)