ハロプロの規模デカソングに毎日救われているという話
こんばんは。
最近はずっとハロー!プロジェクトの曲を聴いています。ハロプロに限らず、アイドルソングは昔からずっと聴いていて、いつもわたしは元気をもらっていたのですが、この歳になって、特にハロプロの歌詞が刺さるようになってきました。トンチキソングかと思いきやキャッチーで真理を突くフレーズが散りばめられているので、バランスが良いんです。刺さるだけではなく、落ち込んだ日もなんだかうまく行かない日も、ハロプロの曲を聴いていたらだんだん元気になって、不思議と「まあいっか」と思えてしまうのです。ハロプロの曲って点滴なのかもしれない(変なたとえ)
ハロプロを好きになってまだ日は浅いのですが、なんでこんなにハロプロの歌詞はネガティブな感情を吹き飛ばす力があるのだろうかと考えた結果、たどり着いた理由のひとつが、歌詞のスケールのデカさでした(あくまで個人の見解です)。
なんか、疲れているときとか落ち込んでいるときって、基本的に目の前のことしか見えないじゃないですか。自分を中心とした世界半径2mぐらいの視野で、やらかしてしまった過去にずっと引きずられていたり、先のことをなにも考えられなかったり。そういうときに、めちゃめちゃデカいスケールから自分の立ち位置を教えてくれるのが、ハロプロの曲なんです(壮大)。
ハロプロの曲って、「愛」「宇宙」「地球」「人類」とかスケールがデカいワードがばんばか出てくるんですね。そういう曲を聴くと、"わたしはこのバカデカい宇宙で生きてるちっぽけな存在なんだ" みたいな気持ちになってきて、「目先のちっこい世界のなかで落ち込んだり疲れたりしている自分が愛おしい」という謎の俯瞰ができるようになるんです。……いや、本当なんです。一度騙されたと思って曲を聴いてみてほしい。
というわけで、ここからはわたしがオススメするらとっておきのハロプロ規模デカソング をご紹介させていただきたいと思います!!!!!
○46億年LOVE(アンジュルム)
まずタイトルから規模がデカいです。この曲本当に良すぎて、国歌…いや、地球歌にしたいレベル。とにかく全部の歌詞が良いんです!なんなら後世に残すためにおっきめの岩に全歌詞を彫っておきたい。地球のみんながこの曲を聴いたらきっと世界は平和になると思うよ!!!とりあえず聴いていただきたいのですが、わたしが特に好きな歌詞はコチラ!
誰も彼もきっとちがう同士
わかんなくても当然 ダイバーシティ
傷ついたら「傷ついたよ」と 伝えられたら…
人生って、この3行が真理であり全てなのでは
なにか迷ったら、このフレーズに立ち返るようにしている、わたしの人生の羅針盤です。
○でっかい宇宙に愛がある(モーニング娘。)
まさに王道規模デカソング!(初耳のジャンル)
でっかいでっかい宇宙にある
まーるいまーるい地球で
ちっちゃなちっちゃな思いやりが
でっかなでっかな愛となる
でっかい宇宙→ちっちゃな思いやり→でっかな愛というこの流れが素晴らしいなぁと思う。 ポイントは"ちっちゃな思いやり"というところですよね、大それたことではなくていいから、まずできることから始めようという気持ちになる。
○この地球の平和を本気で願ってるんだよ!(モーニング娘。)
アタシ、誰かに「この地球の平和を本気で願ってるんだよッ!」って言われたらどんな理不尽なことでも「あぁ…ならしょうがないよね」って許しちゃうかもしれない… それぐらいのパワーワードタイトルじゃないですか?
陰で努力してても 何食わぬ顔で生きちゃおう
このフレーズが一番好き、生きよう!じゃなくて生きちゃおう なのが良い
○人生、すなわちパンタ・レイ(アンジュルム)
こちらは規模デカソングというより哲学ソングなのですが、ある意味規模デカソングなので載せました。まずアイドルソングのなかで、ヘラクレイトスの名言のポエトリーみたいなのから始まることある!?!?とにもかくにも、アンジュルムの多幸感×規模デカソングの相性が良すぎる!!!
人生、すなわちパンタ・レイ
転がって 移ろって 彩る
嘆くなかれ 変わらぬハート
ココにあるでしょう?
それがLOVE 愛はエタニティ
結局 愛はエタニティなんだよ 46億年続いてるし(ごっちゃにすな)
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(インスタの改行?)
ここまで、ハロプロの規模デカソングについてお送りしてきましたが、蒼井優さんと菊池亜希子さんの素晴らしすぎるインタビューを見つけたのでご紹介させてください。
すべてに共感したのですが、特に頷きが止まらなかったのが下記引用文ですッ!
「フードコード」「選挙」「自転車」「アーケード」といった非常に日常的・普遍的な風景と「宇宙」「地球」「人類」「大自然」といった壮大なスケールのフレーズが混在するところが、つんく♂が手がける歌詞の最大の特徴といえる。
それだ〜〜〜ッ!!!!!!
わたしが言いたかったのはそれ!!!それ!!!(語彙力を指示語に込めるな)
たしかに、今挙げたどの曲にも共通しているのは、規模のデカさだけではなく、身近なものが入っていることかもしれない。たとえば『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』には"試験勉強" "貯金" とか、『人生、すなわちパンタ・レイ』では"コンビニ" "機種変"とか!規模デカワードだけじゃなくて、要所要所に身近ワードが入っていることで、スケールがデカい歌詞でも自分ごととしてスッと入ってくるような気がする。すごい、、
ここまでわたしの好きな規模デカソングを勢いだけでご紹介させていただきましたが、まだまだハロプロの規模デカソングはあるはずです。なぜ断定しないのかというと私はまあまあの新規だから!まだ全然探しきれてないんです!
ハロプロの規模デカソングを見つけたら、ぜひ教えてください。
お読みいただき、ありがとうございました。