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この言葉で子供が傷つく

この言葉で子供が傷つく

子供は親からの愛情に非常に敏感に反応します。親が子供を必要以上に気遣えば、子供も反応します。
それは、親の期待に応えようとし、失敗しないようにします。
もし、自分のお子さんに次のような声かけをしていたら、子供は失敗を恐れ、挑戦しなくなるか、失敗した時にひどく落ち込むことが多くなります。
自信を持たせ、自身で成長するようになるには次の声かけは避けましょう。

子供を知らないうちに傷つける言葉

①「どうしてできない?」「早くやりなさい!」
②「ちゃんとやれ」
③「どんどん〜」「この勢いで〜」
④「これだけ」

①「どうしてできない?」「早くやりなさい!」

子供にとっては全てが初めてで何事も初心者、できることが少ないんです。やり始めるのが遅いのも、手順や勝手が分からなかったりします。遅い子がいたら、子供をよくみてください、キョロキョロしてませんか?その子は注意深く周りを見渡し、やり方を盗もうとしているのです。手が止まっている子は、頭の中でどのようにやろうか考えていることもあります。単に遅い、できないで判断するのではなく、親もよく子供を観察し手助けてをしてあげてください。

②「ちゃんとやれ!」

子供は常に真剣全力で緊張しています。さらに「ちゃんとやれ」はプレッシャーでしかありません。本来の力が発揮できるように「いつも通り」「普段通り」でいいのです。プレッシャーは失敗を恐れ挑、戦しない子供になることがあるので注意です。

③「どんどん〜」「この勢いで〜」

物事に対して、積極的に行う時、子供に抽象的な声かけはあまりおすすめしません。どんどんやろう!どんどんって何?となるし、無理に背中を押すと逆効果になりやすいです。一緒にできるようになると嬉しい!と共感を促すような言葉の方がいいです。

④「これだけ」

「これだけ〜」単純作業になりやすいことは避けましょう。子供の発想は無限に広がります。「これだけ」と言う言葉は発想を妨げ成長が止まります。子供の発想を広げられるように、子供自身、親も工夫をし様々な体験ができるようにしましょう。

まとめ

大人は経験豊かで、大抵のことならうまく行きます。でも、子供は経験が少なく初心者です。うまくいかないのは当たり前くらいの気持ちでちょうどいいです。親や大人の役割は、子供を子供が思う以上に成長させ、人生を楽しませること。そのサポートです。今回の言葉は、無意識に使ってしまうような言葉なので、自分の子供に声をかけるとき意識してください。


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