私のアニメ聖地巡礼記①まだアニオタ前夜～中二病でも恋がしたい！

2020年9月28日 22:39

はじめまして、さくさくと申します。

幼少の頃から趣味と言えるほどの趣味もなく、就職してからは職場と家を往復する日々という、ある意味典型的な社会人生活を送ってきました。そんな私があるとき友人にアニメの聖地巡礼に誘われたことをきっかけに少しずつアニメにハマるようになり、アニメの聖地巡礼をするようになりました。

これまでに10作品の聖地巡礼をしてきました。巡礼の際には自力で聖地の特定から始めるなどそれなりに熱意をもっていまして、昨今のアニメや漫画等のいわゆるオタク文化の地位向上のおかげもあり、オフィシャルな場での自己紹介や趣味を尋ねられた際にも「アニメの聖地巡礼です！」と言える程度には取り組んできました。

しかしながら、昨今の情勢もあり今年に入ってからは一度も聖地巡礼に行くことができていません。今、多くの方がそれぞれの立場で「自分には何ができるか」を考え行動に移されている中で、丁度時間のある今、これまで「行きっぱなし」だった聖地巡礼の記録を整理して公開してみようと考えました。

聖地巡礼の記録をまとめたサイトは既に素晴らしいものがたくさんありますが、どちらかというとアニメで登場した場面の正確な比較に重点を置かれているものが多いかと思います。

このnoteでは、過去の写真と私の記憶、また当時のデータなども確認して、無駄な話をたくさん交えながら、読み物になるような聖地巡礼記にしたいと思います。私がいかにアニメ聖地巡礼沼にハマっていったのか、その一端をお届けできればと思います。

というわけで前置きが長くなりましたが、初回は私にとってはじめてのアニメの聖地巡礼となった「中二病でも恋がしたい！」の巡礼（滋賀県大津市）を振り返りたいと思います。訪問したのは「中二病でも恋がしたい！戀」放送直後の2014年4月のことでした。

当時私はまだアニメには全く興味がなく、友人に連れられるまま聖地巡礼をしたものの、その面白さには全く気付いていなかった．．．と書こうとして、念のため当時の自分のSNSを検索してみたところ、既に「いなり、こんこん、恋いろは」に喜び転げているツイートが出てきたりして、自分の記憶の不確かさに戸惑いを隠せません笑

おそらく、アニメを少しづつ見るようになっていたものの、聖地巡礼という行為にはまだ興味がなかった、という状況でしたので、今回はまともな聖地巡礼とはとても言えませんがお付き合いいただければ幸いです。

友人の案内でまずは穴太駅の周辺を散策しました。今から思えばあの踏切とかあのホームの自販機とかあの電車の扉が開く瞬間とか撮るべきものが山ほどあったのですが、ただ友人の解説を「へぇ～」と聞いているだけの私…

しかしその時、ちょうどこの電車が入ってきたのです！

そうです！「中二病でも恋がしたい！戀」のラッピング電車です。この電車は2014年の3月から2015年の3月まで京阪電車の石山坂本線で運行されていたもので、車両は600形609-610編成が使われていました。ピンク色の609側が日常世界を、青色の610側が中二病世界をイメージしたラッピングとなっており、車内もそのイメージに合わせた装飾がほどこされていました。ラッピング電車は数あれど、今見ても、そのコンセプトも含めてかなりクオリティが高いものだったと思います。

当時、聖地には全く興味がなかった私でしたが、この電車は分かりやすくアニメそのものだったのでテンション上がりましたね👍

穴太駅でラッピング電車を見送り次は京阪石山駅へ。