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Photo by
m_gori
【日記】伏線は大きなマル
先日、仕事中に少し手が空いてぼーっとしていたら、先輩Kさんから話しかけられた。
普段仕事のこと以外は話さない人だったので、姿勢を正す。
すると、K先輩が言った。
「自分も過去に漫画家を目指してたんです」
私が過去に漫画を描いていたことを、私の仕事仲間であるT先輩から1ヶ月ほど前に聞いたらしく、それから話しかけたくてチャンスをうかがっていたとのこと。
たしかに思い当たるふしはあった。
以前K先輩が業務中に描いた大きな○が、とても上手だったのだ。
そのことが強く印象に残っていたので、伏線が回収されたような清々しさを覚えた。
私の職場は漫画とは無縁で、どちらかというと漫画などの娯楽は敵だろうという意識があったので、非常に嬉しくなった。
漫画家を目指していた頃のこと、どんな漫画が描きたかったのか、など色々話してしばらくの間盛り上がった。
聞けばご自宅には液晶タブレットもあり、お絵かきソフトのCLIP STUDIOもさわっているとのこと。
職場にそんなクリエイターがいたことに軽く感動を覚え、その余韻で一日中業務にも張りきって取り組めた。
K先輩とは職種が違うので話す機会は少ないけど、また漫画の話ができたらいいなと思っている。