創作大賞2022に応募しました
昨日、noteの「創作大賞2022」に短編小説を応募しました。
応募したのは、カフェのスターバックスを舞台にした小説で、文字数にして5300文字くらい(400字詰原稿用紙13枚程度)の物語です。
応募するにあたって、推敲しました。
この作品は、昨年8月頃、とある休日に7時間ぶっ通しで一気に書いたもので、公募に送るつもりがなかったため書きっぱなしのままパソコンに保存していました。
今回あらためて推敲すると「ここは分かりにくいなぁ。あと、もっとコンパクトにまとめられないかなぁ」と思う部分があり、表現の仕方を変えてみたり、二重で説明している箇所を削ったりしました。
そして「これなら応募してもとりあえず失礼ではないだろう」と自分では思えたところで、昨日応募しました。
応募し終えたあと、いつもよく試し読みで利用している「BOOK☆WALKER」さんのサイトをうろうろ見ていました。
そこで、以前から興味はあったけどまだ読んでいなかった村田沙耶香さんの「丸の内魔法少女ミラクリーナ」が、この表題の短編小説だけ無料で試し読みが出来ることが分かり、早速読んでみました。
…すごい分かりやすい。そしてかなり面白い…
相手はプロの芥川賞作家さんですので当たり前の話なんですが、衝撃を受けました。
さっきまでの推敲中は、自分の書いた文章だけを何度も何度も噛み砕いて読んでいたので、この時まだ自分の文章が頭に鮮明に残っている状態でした。
その状態で読んだため、村田沙耶香さんの文章と自分の文章が頭の中で横並びになって比較されたような感覚になり、その差を歴然と見せつけられたようで落胆しました。当たり前の話なんですが…
どうやったらあんなふうに書けるんだろう…
衝撃を受けて丸一日くらい経ちますが、その違いの原因がどこにあるのか、自分ではまだはっきりと分かっていません。
でも、なにか分からないけど大きく違う気がする…
その研究はまだこれからです。
それが分かれば、公募の新人賞で一次選考を通過することも出来るのかな?
とりあえず、「丸の内魔法少女ミラクリーナ」の単行本の、他の短編も読みたい衝動にかられている今日の私でした。
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