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試着と似てると気づいてパートナー探しが楽になった話

あきやあさみさんの「自問自答ファッション」に取り組んでから、パートナー探しも楽になったよ〜(当社比)という記事です。
マッチングアプリの文脈から来た方はこちら↓ あきやさんの本当におもしろ熱いnoteたちをぜひ読んでほしいです。

そもそも、パートナーは必要なのかな?

ファッションアイテムに例えると自分的にはわかりやすかったです。冬のコートが必要な人もいれば(自分では当然要ると思っていたのに)よく考えるといらない人もいる。自己評価靴、今は必要ないという人もいる。◎歳になってからやはり必要と思ってもOKである。
世の中の風潮と自分の頭の中の声が「パートナーがいないといけない」「◎歳から探すのは遅いかも」などなどごちゃごちゃしていていたのを、一旦フラットにして。そして私はやっぱり欲しいらしい、探そう!と活動をしました。

マッチングアプリを主に使い、2023年に会った人の数は24人。そして相性の合う方が見つかったので一段落となりました。
一昨年もやらねば…と思って活動をしていたのですが、腑に落ちていなかったので嫌々でした。自問自答ファッションに取り組んでからPDCAのDを回せるようになりました。恥ずかしいので書くか迷った記事ですが、同じような状況にある方、これからやってみようという方、少しでもなにか気が楽になる部分があればいいなと思ってアップします。
(決してみんなもやりましょう!という記事ではなく、私の感想です。)
2023年に一番取り組んでいたことのひとつなので無限に語れますが、コンパクトに読める程度に削りました(それでも長い)何か質問とかあればDMしてもらってもOKです〜

これはイマジナリー自分のキャラです

真剣に探している最中や、トライしている姿って、リスペクトだ……!

twitterでお声掛けしてもらい、靴試着の旅に同行したことがあります。私が同行したお二人共、真剣に店員さんに質問をしていたり、noteにアウトプットをまとめたりされていました。
1/100足で運命の靴に出会う人も居れば、100/100足でやっぱりあれだ!と決める人もいると思います。そして試したその数字が大きいことに尊敬はすれど「あの人、(100足も試着したのに)まだ見つかってないんだ〜」とは思いません。
探している姿自体がリスペクトだし、見つかっていないことも恥ずかしいことでは無いと感じました。

パートナー探しも運命のコートも同様で、
「ああ私が去年の秋にちゃんと試着してなかったから、今寒い思いしてるしダサすぎ……」と思うことはあっても頭の中で自分を責める必要はないなぁ、と思いました。何も考えずに電車に乗って試着をすればいい話で。

マッチングアプリで人に会う時に、いつも直前が一番嫌でこうなっていましたが↓

いやこれ試着と同じだ!と気づいてから、無の気持ちで電車に乗って待ち合わせに行けばいいんだわと開き直れるようになりました。

ガールズさんに会ったときに、初対面でこんなに楽しく疲れなかったんだから気の合う人はどこかに居るはず!というモチベーションも保てました。

パートナー探しのコンセプト

「婚活」でイメージするものが以前は「ピラミッド状に集まった人たちがジャッジしあう世界」でした。スペックだったり、ルックスだったり。
twitter上でも「高望み」「釣り合い」という言葉をよく見かけました。

パートナー探しのコンセプトが「働かないでも食べていけるリッチな暮らし!」(それも全然いいと思う)だったら軸は「年収」だと思います。
私がコンセプトに決めたワードは「推しに推される」。めっちゃ漠然としている。
こうなると私の軸は「なんかいいなという直感」となりました。
皆大切にするものが違っていて、思う相手や生活があるのだから、軸のない宇宙みたいなのかもしれない。

自分が「ランク落とした、妥協した」と思った人が、誰かの一位かもしれない。

こう思い始めてから、ジャッジしあう世界の情報(結婚相談所のtwitterとか)を見ないようにしていました。ピラミッドやオークションのようなイメージから、メルカリや蚤の市のような…どれだけ古くてボロボロなものでも「ああ私これ探してたんだよね!」って思える人、思ってくれる人が一人いたらいい、という考え方にシフトしていきました。

自分がたくさんの人に会っていて思ったのは「スペック以外の言語化できない好みもたくさんある」ということ。空気感や仕草、声のトーンとか……写真では伝わってこないことも多い。試着室で袖を通した瞬間に、あ!違うわってなるのと似ている。
例えば私の好みは「無人島でもやっていけそうな人」だけど、「無人島でやっていけなさそうだけどなんか可愛い人」とかも出てくる。(ペットボトル入る鞄が欲しかったのに、何も入らない小さい鞄が可愛いのに似ている)
そんな「なんかいいな」はスペックだけでは測れないから、自分が実際に会うしか無いな〜とも思ったのでした。

落ち込まずに、なるべくストレス値を下げて、数を打つ

一日に何着も試着したのに似合うものがなかった時、最初の頃は結構落ち込んでいました。私のルックスが悪い?体型?加齢?顔?髪が変??などなど……。
「似合う服って1/100着くらいです」という言葉を聞いたときに、そうなんだ!と衝撃が走った事を覚えています。私だけが変で皆には似合うのかと思っていた……!!

それと同じ事が人間にも言えて、まず会って好きになれそうと思う人の割合が少ないのです。
例えば100人の人間に会った時に、何人の人と付き合ってもいいかな、と自分なら思えるだろう?と考えてみて、私の場合は10/100人くらいかな、という仮定を出しました。それは結構当たっていて、実際に2回目会いたいと思った人が出てくるのは1/12人くらい。このSSR排出率を知らないと、例えば5人の人に会って5人ともピンとこなかった→「もう良い人が残っていないのでは……」みたいな思考に陥ります(一昨年の私です)

そして一回づつ「自分の何が悪いんだろう」「(いい人なのに)なんで好きになれないんだろう」と思っていると本当に疲れる……!ので、ダメで元々、暇な時は誰かに会って確率上げておくか〜のつもりでやっていました。言い方が悪いかもですがガチャを引くイメージをしていました。

いかに精神的なしんどさを下げて(その殆どは自分の頭の中の声である)数を打つか、みたいな感じになってきました。試着してぱっと帰ることに似ているかも。ショートコント、マッチングアプリでもいいのかもしれない。

思ったこと色々

以下は私が活動中早く知りたかったことです。(長いので読まなくても大丈夫)
※ぜひ皆マッチングアプリしようぜ!という趣旨のものではありません。実際に人に会う場合はよくよく気をつけてくださいね。特に車社会の方、お酒を沢山飲まれる方。

◎アプリ〜メッセージの段
・いいねを押すことに躊躇しなくても大丈夫。私は年下や小綺麗な人に押す時に「ごめんやで!!!!(土下座)」の気持ちだったけど、何を思うかは相手の感情だから自分が引き受けなくていいなと途中から思いました。

服も最初は見た目がいいから気になるんだもんね

・メッセージで変だなと思ったら即切りでもOK。多分その違和感は正しいし、挽回されることがない確率のほうが高い。
・メッセージフェーズでの目的は 1.変な人を回避する 2.会う約束する の2個だけなのでchatGPTになった気持ちでも良いと思います。
・マッチしなくなっちゃったらアプリを変える。新規はトップに出やすい等のアルゴリズムがあるから、私に需要ない?とか思わなくても大丈夫。
・半年でがっつり!とかもいいけどじっくりのんびりもいいかも。生活しながらは結構大変。

◎会う段
・制服があると楽!

・初回でデートはしないほうがいい。次の日疲れて行動不能になるので、お茶かご飯で面談の気持ちでいくのがおすすめです(MAX4時間くらい)
・↑のためにも、「空いてる時があったら平日夜ご飯か土日ランチどうですか?」と自分から誘ってました。都会なら大きい駅ビルやファッションビルのグルメフロアとかがおすすめ(すぐ帰れる、人目がある)
・どれだけメッセージで盛り上がっても、会うと「あれ……違う?」となることがあるので、大丈夫そうならさくっと会ってました。会ったときの情報量は桁違い。

◎会ったあと
・人の半生を聞くとインプット過多で苦しくなるので、聞いてくれる友達とかがいると楽になります(クセ強な人が来てもネタに出来るな…と思う)独り言でも喋るとか、メモするとか。
・自分なりの重要ポイントがあれば書いておきましょう(話聞いてばっかりでしんどかった、とか)
・ここだけ無ければいい人なんだけどな〜は後々気になると思います。服みたいに……もう一回会いたい!じゃなかったら次いってもいいかも。人間の数は多いです。
・相手は気に入ってるけど自分はそうでもないのも、その逆も、自分が新たな人に会うのも、お互い様で誰にも迷惑をかけない。not for me もあればその逆もあるのでさらっと。

自分のことを決める筋肉がついた

noteを公開するときに「いやでも別れちゃったらな〜(恥ずかしいな)」とよぎりました。でも、試着と同じで人に会っただけ私に筋肉がついている。また最初からになったら自分に自分でいいものを選んできたらいいのかな、と開き直る気持ちになれました。

自分の人生に入れるものを選ぶ、シャツ一枚でもこんなに真剣に選ぶんだから、付き合う人を選ぶのはもうめちゃくちゃ真剣。より好みしてなんぼ!何年かかってもいいや、という精神がついたかもしれない。

あとは人付き合いとか物との付き合い方に関して、以前は自分にはコントロールできない部分がある、と思っていました。
体感75%くらい自分でコントロールしたら、ふっと手を離してしまい、あとは転がってしまうような。
私だけかもしれませんが、勧められたからと何かを購入したり、好かれたからとあんまり好きじゃない人と付き合ったり、なんか変かも…と思いながら会社に入ったり(羅列するとめちゃくちゃである)
多分「私なんかが選ぶなんて」って気持ちもあって余計事態がややこしくなってた…?

そこを95%くらい自分で決める、自分の手を離れるぎりぎりのところまでチャレンジする癖がついた気もします。
私の場合は美容院のオーダーにそれが現れていて、「髪って伸びるからな〜」と曖昧なオーダーをしていたのを、pinterestを見まくってOKとNGのスタイルを探し、今までの自分の履歴をまとめ、必要であれば図も作り資料のようにして美容師さんに見せるようになりました。準備をして思いを込めるほどに、ダメだったときに落ち込むのでは?と思っていたのですが、たとえ思う結果にならなくても、それがまた経験値になるよな、と今では思います。
勿論人生ままならないことも多いですが、人事を尽くして天命を待つという言葉の「人事を尽くす」のパーセンテージが上がったようなイメージ。でもまだまだ上げられるのかも。

私は自問自答ファッションに取り組んでいくとどうも「ファッション以外」も気になってしまう性質らしく……次はライフワークについて考えなきゃいけないなと思っているところです。
長い記事をここまで読んでくださり、ありがとうございました!

余談
人に会いまくってだいたいの会話のパターンができていましたが、たまに予想外の事を聞かれてバグっていました。

相手の人も困ってたよ

以下はモチベ上げなどに参考にしていたものです。(上2つは有料記事です)


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