心の中の声を止めることで顔の雰囲気が変わったはなし
すみません、ファッション関係ないし自分語りもいいとこなのですが、実体験として。私は20代後半まで心の中で自責する癖があったんですが、それを辞めてみたときの話です。
20代後半、色々やらかして色んな人に迷惑をかけ、頭の中が自分の悪口でぱつぱつな私は2つのことに気づきました。
気づきその1 自分への悪口、良い方向に効いてない説
「自分を罵倒して良い人間になってるのならもっと良くなってないとおかしくない?」これです。小さい頃からずっとやってきたのに、効いてなくない?
気づきその2 人の心の中は目に見えない説(あたりまえ)
なんとなく、失敗した後とかって頭の中で自分を攻撃することで反省の念を示しているようなところがあって……
これでもなんなら傍から見たら一緒なんだよなぁ、と。当たり前ですが。
心の中は絶対的な自由、不可侵。
頭の中がブラック企業みたいになってるんですよね。責められたり攻撃されたり。そりゃしんどいよなぁ、と思って一旦自分への悪口を辞めてみることにしました。
やってみたこと
とにかくそういうことを思わない。思ってしまったら「今のなし!」とすぐ打ち消す事を考える。最初は難しかったですが、一週間くらいで慣れました。
どうなったか
一番びっくりしたのが(当社比と思って聞いてほしいんですけど)顔の雰囲気がこう…かわいくなるんですよ!一週間で。
放置されてた犬が引き取られて半年後…みたいな画像で、顔つきが変わってるのを見たことないですか?それに近い感じ。
顔の造形そのものが変わるわけではないと思います。でも「意地悪さ」「きつさ」みたいなのが少し顔から抜けました。
ほんまか〜?プラシーボで自分だけにそう見えてるだけでは?と思うと思いますが、私はそれ以降のほうが他人に顔に言及される時に、良い言葉で言われることが増えました。自分で昔の写真を見てもこれは前の顔だな〜と思います。(目がきつい感じがする、なんか疲れてる)
すぐに自分を好きになるのは難しいかもしれないけど
自分を好きになりたい。コンプレックスがある。という言葉をよく見かけます。確かに自分をすぐ好きになるのは簡単ではないかもしれません。
でも今頭の中に渦巻いている言葉をほんの少しでも減らすことはできるかもしれないなと思います。
勿論ストイック、自分に厳しいというのは悪いことではなくて……でもその自分への言葉が良い方向に働いてないのなら、一旦止めてみても良いのではないかなぁと思います。
自分に嫌われるのいちばんきつい
余談ですが私は病気の治療で髪が抜けた時に、鏡を見てマイナスな事を思い浮かべず「赤ちゃんみたいでかわいいねぇ!」で乗り切りました。客観的にみたら勿論可愛くないのですが、だめだめな時ほど悪口を自分に言われたら立ち直れない。これは自分を攻撃しない練習をしてたから乗り切れたと思っています。
もしかして私が中年になって鈍感になったから自分の事を攻撃せずにいられるのかもしれません。でも人生においてもっと早く知りたかったことだったので書いてみました。少しでも誰かのヒントになれば嬉しいです。
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