仮面ライダーゼロワン~アーククライシス第1章~第3話「再び姿を現した仮面ライダーアークゼロを止めるために飛電或人が遂に立ち上がる!」
前回のあらすじこの世界にある悪意を再びラーニングした形で復活を果たした人工知能アーク。そんな中、アークが仮面ライダーバルカンこと不破諫の体をコピーして仮面ライダーアークゼロに変身したり本物の不破を何故か復活を果たした滅が滅亡迅雷.netのアジトに保護したりと行動を起こしていたが、滅の行動を読み取っていたアークが滅亡迅雷.netのアジトに出現して滅を消そうとしたが、不破は仮面ライダーランペイジバルカンに変身してアークが変身した仮面ライダーアークゼロとの戦闘に突入するが、なんとかアークゼロをランペイジバルカンは撤退させることに成功したのだった。そして滅と不破が協力体制を取ろうとした矢先、空から眩い光と共にアークの野望を止めるために仮面ライダーゼロワンこと飛電或人が地球に電撃的に帰還したのだった。一方、仮面ライダーサウザーこと天津垓は元部下である仮面ライダーバルキリーこと刃唯阿と共に不破の捜索とアークの探索をしていた。その中でもしかしたら不破は仮面ライダー滅亡迅雷の手によって倒されてしまったのではないかと考えた唯阿に対し、垓は絶対にそんな事は有り得ないという事と不破が滅亡迅雷を倒した事により英雄になったはずなのに不破が行方不明になり、滅亡迅雷.netが復活を果たしてアークが活動を開始した原因はアークの秘書であるアズである事を2人は理解したのだった。そして、次に2人の目の前に現れたのはZAIAエンタープライズのCEOである仮面ライダーザイアことリオン=アークランドだった。しかし垓と唯阿の記憶の中では仮面ライダー滅亡迅雷によって倒されたはずのリオンが何故復活を果たしたのかは理解できなかった。そんな中、リオンはアークの手によってこの世界に再び復活を果たしたことを宣言すると垓を倒す事を高らかに宣言したのだった。そしてリオンに立ち向かうために垓は唯阿を逃がすと共に仮面ライダーサウザーに変身して仮面ライダーザイアに変身したリオンとの戦いに挑むのだった。しかし、サウザーはザイアがアークの手によって手に入れた新たな力に苦戦したのだった。それはサウザンドジャッカーなしで相手のテクノロジーを吸収するというものだった。そんな厄介な能力に苦戦したサウザーだったが渾身の必殺技であるサウザンドディストラクションとザイアの必殺技であるCEOディストラクションの相殺による爆発でなんとかザイアを撤退させることに成功し、垓は唯阿の後を追うのだった。
或人「そういえば滅、イズは何処にいるんだ?」
滅「イズは今はいない。」
或人「いないってどういう事だよ。まさかアークに?」
不破「そいつは違うぜ、社長。」
或人「どういう意味だよ、不破さん!」
不破「イズはな。お前の代わりに飛電インテリジェンスを守り抜いてるんだ。お前の所の副社長達と共にな。」
或人「そうだったのか…」
滅「それにイズもお前を滅亡迅雷.netが保護する事を許可しているしお前が宇宙から帰ってくるのをきっと待ち望んでいたのかもな。」
或人「そうか。だったら早く会いたいな、イズに!」
そんな事を滅亡迅雷.netのアジトで話していると思いがけない訪問者が現れたのだった。
?「或人社長!」
或人「イズ!久しぶりじゃないか、元気にしてたか?」
イズ「はい!いつでも或人社長が戻ってこれるように準備はしておりました!」
まるで或人が現れる事を知っていたかのようなタイミングで姿を現したイズに再会の喜びを爆発させていた或人とそれを遠くから見つめながら不破と滅は微笑んでいた。かつては敵同士、だが今はアーク討伐という共通の目的を果たすために集結した最強の仲間だからこそ分かり合える環境を邪魔するかのようにアークとアズはまたもや滅亡迅雷.netのアジトに現れたのだった。
アズ「なんだ、帰ってきちゃったの?飛電或人。」
或人「帰ってきちゃ悪いのかよ、アズ!お前とアークを倒すために俺は宇宙から帰ってきたんだよ!」
アズ「ふーん。だって!アーク様。」
アーク「飛電或人。お前をもう一度地獄にたたき落としてやらなければ自分の不甲斐なさを理解できないようだな。」
或人「アーク!てか本当に不破さんの姿してんじゃん!」
不破「ああ。だから俺も気持ち悪いんだよ!もう1人の俺と戦うなんてな!」
アーク「さあ、お前はここで終わりだ、飛電或人。」
『アークドライバー』
アーク「変身」
『アークライズ!オール・ゼロ…』
アークゼロ「さあ、お前達はここで滅びろ…」
不破の姿をしたアークが仮面ライダーアークゼロに変身したのを見た或人は懐から飛電ゼロワンドライバーを取り出したのを見たイズは飛電ゼロツードライバーを或人に返そうと懐から取りだしたのだった。
イズ「或人社長!こちらをお使いください!」
或人「いや、イズ。ゼロツードライバーはまだ君が持っててくれ。」
『ゼロワンドライバー!』
『エブリバディジャンプ!』
『オーソライズ!』
『プログライズ!』
『Let’sRise!Le,Le,Let’sRise!』
或人「変身!」
『メタルライズ!』
『Secretmaterial!飛電メタル!メタルクラスタホッパー!』
『“It’sHighQuality”』
ゼロワン「お前を止められるのはただ一人…俺だ!」
そして、アークゼロによる闇の衝撃波を放つもののゼロワンはメタルクラスタホッパーのバッタのライダモデルで作られたシールドのようなもので防いだのだった。
ゼロワン「お前の攻撃は絶対にくらわない!ハアッ!」
そしてぜろそしてゼロワンは連続パンチとキックを繰り出してアークゼロに大ダメージを与えたはずがキックを寸前で受け止めたアークゼロによってさらなる強烈なキックをくらったゼロワンは地面を転がるのだった。
アークゼロ「言っただろ?お前の攻撃などくらうわけないだろ。」
そしてアークゼロは左手にアタッシュカリバーを召喚したのだった。
『アタッシュカリバー!』
アークゼロ「貴様が使っていた武器を貴様にくらわせてやる!覚悟しろ!ハアッ!」
そしてアタッシュカリバーによる連続攻撃をゼロワンにくらわせたアークゼロだったが最後の一撃を片手で受け止めたゼロワンはプログライズホッパーブレードを召喚したのだった。
『プログライズホッパーブレード!』
ゼロワン「お前にその武器を使わせるわけないだろ!ハアッ!」
そして逆にプログライズホッパーブレードによる連続斬撃をくらったアークゼロは地面を転がるのだった。
ゼロワン「一気にトドメを刺してやる!」
『フィニッシュライズ!』
ゼロワン「これで終わりだ!ハアッ!」
持ち手のキックオントリガーを5回以上引いて発動。刀身に形成したクラスターセルの刃を飛ばして敵を斬り裂く必殺技であるプログライジングストラッシュをくらったアークゼロは地面を転がったもののすぐに立ち上がりアークドライバーのボタン「アークローダー」を操作する事で発動するオールエクスティンクションを放つのだった。
『オールエクスティンクション』
アークゼロ「終わりだ…」
ゼロワン「くらうか!」
そして悪意を纏った強力なパンチをかわしたゼロワンはメタルクラスタホッパープログライズキーを押し込んで放つ必殺技であるメタルライジングインパクトを放つのだった。
『メタルライジングインパクト!』
ゼロワン「これで終わりだ!ハアッ!」
クラスターセルを円錐型に形成すると共にそれを纏ったキックを放つと共にアークゼロの変身を解除させる事に成功した。
アーク「やはり一筋縄では行かないか。また会おう、飛電或人。」
そう告げるとアークは目の前から忽然と姿を消したのだった。
或人「そう簡単にはいかないか、アークを倒すことなんて。」
不破「そうだな。ん?そういえば刃に連絡を取っていなかったな。」
或人「ダメじゃん、不破さん!急いで連絡しないと!」
イズ「不破諫様!早くご連絡をお取りください!」
不破「ああ、もう!分かったよ!」
一方そんな事を話している事を知るはずもない唯阿の元に新たな脅威が迫りつつあるのだった。