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仮面ライダーガッチャード~未来からの約束~第3話「テンフォートレスを止めるためにウインド、復活!」

前回のあらすじ
あの戦いから数年の時が経ち、世界を巡る旅から帰ってきた一ノ瀬〇〇との再会を祝うプチパーティー兼プチ同窓会を開催するために集まった仮面ライダーヴァルバラドこと黒鉄スパナ、仮面ライダーマジェードこと大園玲、森田ひかる、田村保乃、藤吉夏鈴、山﨑天。そして穏やかに始まったプチ同窓会は一人の男の乱入によって惨劇を迎えることになる。男の名は土田晃之。かつての〇〇のクラスの担任の先生であり、〇〇を世界に旅立たせた人物でもあった。しかしそんな土田が数年ぶりに姿を現したのは〇〇への復讐だった。そのために仮面ライダードレッドの力を手に入れた〇〇はマジェード、ヴァルバラドをあっという間に倒すとひかる、保乃、夏鈴、天を〇〇の目の前で銃弾の餌食にした。そして〇〇が土田への怒りを爆発させると助けに現れたホッパー1とスチームライナーは赤いケミーカード、デイブレイクカードへと姿を変えその力を手にした〇〇は仮面ライダーガッチャードデイブレイクに変身してドレッドと戦い、ケミーの力でドレッドを追い詰めた。そして過去の〇〇を消す事でガッチャードは誕生しない事を理解したドレッドはタイムロードのカードを使って過去の世界に向かい、それを追いかけるかのようにデイブレイクもまたタイムロードのデイブレイクカードを使って過去の世界に向かった。そして〇〇が消えた未来の世界では何故かレベルXのケミーであるテンフォートレスが姿を現し、スパナと玲を襲撃した。そして絶体絶命の危機を迎えた2人の元に玲の父親である大園風雅が助けに現れたのだった。


スパナ「笑えないジョークだな。テンフォートレスまで復活しがったとはな。」

玲「やっぱり〇〇が過去に行ったことも関係してるのかな?」

風雅「やはりか。タイムロードのカードを使ったような予感がしていたがやはり〇〇君だったか。」

玲「うん、そうだよ。それにしてもお父さん、今までどこにいたの?」
風雅「私はレベルXのケミー達が再びグリオン達の手によってマルガム化しないように研究を重ねていたんだがまさか…テンフォートレスが暴走を始めて実体化するとはな…」
スパナ「どうする気だ?あいつはやる気に満ち溢れてるように見えるがな。」
そして3人が話している間もテンフォートレスは攻撃を仕掛けようと準備を始めていた。
玲「確かにやる気満々みたいだよね。どうする?お父さん。」
風雅「仕方ない。テンフォートレス封印作戦、やってみるか?玲、スパナ君!行くぞ!」
玲「うん!」
スパナ「笑えないジョークだが仕方ない。付き合ってやるか。」
そしてスパナ、玲、風雅はテンフォートレスの目の前に立ちはだかった。
『ヴァルバラドライバー!』

『マッハウィール!イグナイト!』

『ダイオーニ!イグナイト!』

『ガッチャーンコ!バースト!』
『ヴァルバラド!』

ヴァルバラド「久々のレベルXか、ぶっ潰してやる。」

『アルケミスドライバー!』
『アルケミスリンク!』
「『ユニコーン!』」「『ザ・サン!』」



『Asabove,sobelow…』
玲「変身!!」
「『ガガガガッチャーンコ!』」
「『プロミネンスホーン!』」「『サンユニコーン!』」

マジェード「私も戦う、〇〇が居ないこの世界を守るために!」
『アルケミスドライバー!』
『アルケミスリンク!』
『『ギガバハム!』』

『『クロアナ!』』

『『Onething,allthings…!』』
風雅「変身!」
『『ガガガガッチャーンコ!』』
『ダークインフィニティ!』『『ブラックバハムート!』』

ウインド「私ももう一度戦おう。仮面ライダーウインドとして!」
そしてヴァルバラド、マジェード、ウインドの3人がテンフォートレスの目の前に立ちはだかるのだった。
テンフォートレス「フォーートレス!」
テンフォートレスは3人に目掛けて大量の砲弾を放ったが3人とも交わすことは出来た。
ヴァルバラド「そう簡単には近づけないか。」
マジェード「お父さん。」
ウインド「こうなったら私の力で!」
そう告げてヴァルバラドとマジェードの目の前に立ちはだかったウインドはテンフォートレスの次の行動に対する反撃の機会を狙っていた。
テンフォートレス「フォーートレス!」
ウインド「今だ!ハアッ!」
テンフォートレスがウインドに向けて無数の砲弾を放つもののウインドはマントを使って黄金の突風を放ち、砲弾の勢いを抑えた。
ウインド「2人とも!今だ!」
マジェード「わかった!お父さん!ハアッ!タアッ!」
マジェードはテンフォートレスに対してパンチとキックの連続コンビネーションを放ち、空に打ち上げた。
マジェード「スパナ!」
ヴァルバラド「ああ、タイミングはわかった。ここだ!」
そしてマジェードのアシストを受けたヴァルバラドはヴァルバラッシャーによる銃撃を放ち、テンフォートレスにその銃弾が直撃した。
テンフォートレス「フォートレス…」
マジェード「お父さん!」
ウインド「ああ!」
そしてウインドが近付くと再び起き上がったテンフォートレスはウインドに対して無数の銃弾を放つのだった。
ウインド「その攻撃はもう見切った!」
右手から出現させたブラックホールでテンフォートレスが放った無数の銃弾を飲み込むと共にウインドはゆっくりとテンフォートレスに近づいていくのだった。
ウインド「次は私の攻撃の番だ!ハアッ!」
そしてウインドの強烈なパンチを受けたテンフォートレスは壁に叩きつけられたのだった。
テンフォートレス「フォートレス…」
ヴァルバラド「やったか?」
そしてヴァルバラドが近づいていくと先程とは違う軌道で無数の銃弾を放つのだった。
ヴァルバラド「な、何?ウワーッ!」
そして違う軌道から放たれた無数の銃弾に巻き込まれたヴァルバラドは床を転がるのだった。
マジェード「スパナ、大丈夫?」
ヴァルバラド「ああ、なんとかな。」
ウインド「まさかまだ反撃するだけの力があるとは。」
テンフォートレス「フォートレス!」
ヴァルバラド「また来たか!」
マジェード「当たらない!キャー!」
ヴァルバラド「大園!」
ウインド「玲!」
テンフォートレスの無数の銃弾を何とか交わしたマジェードだったが新たに放たれた無数の銃弾に巻き込まれて吹き飛ばされた。
ウインド「やはり私のブラックホールの力で!」 
ヴァルバラド「無茶をするな。これ以上力を使うと…」
ウインド「分かっているさ。だが…若き錬金術師を守るのは私の使命でもある!」
テンフォートレス「フォーートレス!」
そしてテンフォートレスが再び様々な軌道から無数の銃弾を放つと再びウインドはブラックホールを発生させてその銃弾を吸い込んだのだった。
ウインド「ハアハア…かなり力を使ったな…」
マジェード「お父さん!大丈夫?」
ヴァルバラド「しっかりしろ!まだ奴は倒してないんだからな!」
マジェード「ああ!」
そしてブラックホールを連続で使ったことにより片膝を着くほど体力を消耗したウインドだったが、ヴァルバラドに支えられた事により何とか奮起してテンフォートレスを倒すために立ち上がるのだった。
ヴァルバラド「さっきのコンビネーションだ、行け!大園!」
マジェード「分かった!ハアッ!タアッ!」
そう叫んだヴァルバラドの指示に従いマジェードはテンフォートレスに急接近するとパンチを連打で叩き込み、強烈なキックでテンフォートレスを空中に飛ばした。
マジェード「スパナ!」
ヴァルバラド「今度こそ!ハアッ!」
そして上空に打ち上げられたテンフォートレスをヴァルバラドがヴァルバラッシャーから放たれた銃撃で撃ち抜くと地面に落下した。
テンフォートレス「フォートレス…」
マジェード「お父さん!」
ウインド「ああ。喰らえ!」
そして倒れ込んだテンフォートレスに対してウインドはマントから出す黄金のエネルギー波を使ってテンフォートレスを吹き飛ばした。
テンフォートレス「フォートレス…」
ウインド「皆、一気に決めるぞ!」
ヴァルバラド「まずは俺からだ!」
『ヴァルバラドクラッシュ!』
ヴァルバラド「ハアーッ!」
テンフォートレス「フォートレス…」
ヴァルバラドの必殺技であるヴァルバラドクラッシュを喰らったテンフォートレスは動きが止まり始めた。
マジェード「動かない…なんで?」
ウインド「あの子もケミーカードに帰りたいんだ。玲、スパナ君に続け!」
マジェード「うん!」
『『アルケミスリンク!』』
『『サンユニコーン!ノヴァ!』』
マジェード「ハアーッ!」
テンフォートレス「フォートレス…」
ウインドの激励に奮起したマジェードもまた必殺技であるサンユニコーンノヴァを放つとテンフォートレスは行動を停止した。
マジェード「お父さん!あとはおねがい!」
ウインド「ああ。テンフォートレス、今封印してやる!」
『ハイアルケミスリンク!』
『ブラックバハムート!ビックバンノヴァ!』
ウインド「ハアッ!」
テンフォートレス「フォートレスー!」
ウインド「やったか…」
『ケミーキャプチャー!』
そしてウインドの必殺技であるブラックバハムートビックバンノヴァを喰らったテンフォートレスは爆発を起こし、それを見たウインドはケミーライザーで捕獲、封印したことでケミーカードに戻ると3人は変身解除した。
スパナ「なんとかなったな。」
玲「うん。でも…まだいるんだよね?お父さん!」
風雅「ああ。全てのレベルXのケミーを封印しないとな。」
そう告げた風雅に同行するかのように玲とスパナも行動を開始した。そして過去の世界では遂にガッチャードデイブレイクとドレッドの戦い、そしてガッチャードの誕生が刻一刻と近づいていた。
to be continued…






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