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仮面ライダーガヴ第1話「グミのライダー、誕生!」
〇〇「はあ、お腹減ったな。なにか食べ物ないのかな…」
あ、皆さんこんにちは、〇〇です!僕はとある組織から逃げ出してこの世界にやって来ました。ただ、転送された場所が不思議な所でなんか撮影してるし…女の人がいっぱいいるし…皆変な顔で見てる…のはしょうがないんですけど。それから名前を聞かれたりなんやかんやあって僕は櫻坂46?というグループのマネージャー?という仕事をすることになりました。そんな僕は2期生?っていう人達を担当することになりました。そんな僕はあるメンバーの撮影が終わるのを待ちながら控え室にいるとドアが開きました。
ひかる「〇〇さん、終わりましたよ。」
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〇〇「あ、森田さん!お疲れ様です。」
ひかる「疲れましたよ、クタクタです。」
この人は森田ひかるさん。最近僕が担当している方なんです。そんな森田さんはグループのエースとして色んなメディアに出ていて最近この世界に来た僕もテレビや色んな場面で森田さんの活躍を見れて嬉しいんです。
〇〇「ひかるさん、お腹減りました~」
ひかる「はいはい。本当に〇〇さん、お菓子でいいんですか?」
〇〇「はい!」
ひかる「じゃあ、これどうぞ!」
〇〇「これは?」
ひかる「これはグミです。柔らかいのから固いのまで色々あります。フルーツの味も沢山あるんですけど…私が好きなのはこれ!ぶどう味とか…オレンジ味とか…サイダー味なんですけどね。」
そう告げてひかるが〇〇に見せたのはグミだった。その中からひとつのグミを取り出して食べた〇〇はあまりの美味しさに驚くのだった。
〇〇「美味しい、美味しいです!森田さん!」
ひかる「良かったです、喜んでもらえて!」
〇〇「はい、とっても美味しいです!」
そしてグミを食べた〇〇の腹部がモゾモゾすると何かが生まれた。
〇〇「な、なにこれ?」
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ひかる「え?」
〇〇「ううん、なんでもないよ!」
モゾモゾ動くグミのような生き物を隠した〇〇をひかるは不思議そうに見つめたのだった。一方その頃…
ハウンド人間態「今日までの収穫だ。」
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エージェント「報酬です」
ハウンド人間態はヒトプレスをストマック社のエージェントに渡すと報酬として闇菓子を受け取った。
ハウンド人間態「これっぽっち!?もっと!……欲しけりゃもっと稼げってわけか…」
そしてハウンド人間態は次の獲物を求めて姿を消した。
ひかる「そんなにお菓子だけ食べて大丈夫なんですか?」
〇〇「あ、はい。大丈夫ですよ。」
ひかる「他のものとか食べたくならないんですか?例えば…お弁当とか?」
〇〇「うーん。やはりお菓子が美味しいとか…好きって感じなんでお菓子が1番食べたいですね。」
ひかる「そうなんだ。なら明日、ポテチ持ってきますよ?」
〇〇「ポテチ?」
ひかる「はい、ポテトチップスと言ってとても美味しいんですよ!」
〇〇「へぇ、食べたいです!」
ひかる「分かりました、持ってきますね!そろそろ保乃ちゃんと合流するんでいきますね!」
〇〇「うん、お疲れ様!」
そして〇〇はひかるを見送ったがこの時、予想もしていなかった。先輩マネージャーと共にひかるがグラニュートに狙われることになるなどと。
マネージャー「〇〇君、またお菓子ばかり食べたの?」
ひかる「そうなんですよ、弁当とかよりお菓子がいいんだって。」
マネージャー「へぇ…」
ひかる「だから明日はポテチを持って行ってあげるんです!」
マネージャー「そうなんだ…」
そんなことを話していると目の前にハウンド人間態が現れた。
ハウンド人間態「君ら、楽しそうだねぇ?」
ひかる「何、この人…」
マネージャー「森田、逃げるぞ。」
そう告げてマネージャーはひかるを連れて逃げるがそれを追いかけたハウンド人間態は2人をコンテナ置き場に追い込んだ。
ハウンド人間態「幸せなのはいい事だ。美味しい闇菓子が出来るからな!」
マネージャー「な、何を言ってるんだ、あんた!」
ひかる「や、闇菓子…?」
ハウンド人間態「だから…俺の稼ぎになれ!」
そう告げて口が着いた腹部から舌を伸ばしてひかるを捕まえようとした。
〇〇「森田さん!危ない!」
ハウンドの口から伸びた舌からひかるを助けたのは先程別れたはずの〇〇だった。
ひかる「ま、〇〇さん?」
マネージャー「〇〇君、なぜ君が?」
〇〇「なんか嫌な予感がしたから来てみればこういう事か。マネージャーさん、森田さんを連れて早く逃げてください!」
マネージャー「わ、分かった!森田、行くぞ!」
ひかる「で…でも…〇〇さんが!」
〇〇「ここは僕に任せて早く逃げて!」
そう告げてひかるとマネージャーを逃がした〇〇に対してハウンド人間態は叫んだ。
ハウンド人間態「おいおいおいおい!邪魔するならお前もまとめて菓子工場送りにしてやろうかぁ?」
そう告げてハウンド人間態はミミックキーを抜き取りグラニュート・ハウンドに変身した。
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〇〇「なるほどな…お前が人をストマック社に売って闇菓子を手に入れたグラニュートか。」
そう告げて〇〇は赤ガヴをグラニュート・ハウンドに見せた。
グラニュート・ハウンド「なんだァ?その赤いガヴは?」
〇〇「これが俺の力だ!」
そして〇〇はグラニュート・ハウンドに飛び蹴りを放つがグラニュート・ハウンドは受け止めた。
グラニュート・ハウンド「なんだ、この蹴りは!オラッ!」
グラニュート・ハウンドは〇〇に対してパンチを放ち、〇〇を吹き飛ばした。
〇〇「グハッ!」
グラニュート・ハウンド「なんだ、口だけで何も出来ねぇじゃねぇか。弱いヤツは引っ込んでろ!」
〇〇「グハッ!」
グラニュート・ハウンドは〇〇を一方的にいたぶり続け、吹き飛ばした。
〇〇「俺は…諦めない…森田さんを…必ず…守らないと。」
そう告げて立ち上がろうとする〇〇の元に多数のポッピングミゴチゾウが現れた。
ポッピングミゴチゾウ「イートグミ!イートグミ!」
〇〇「イート…食べろって…」
そう告げて〇〇は1個のポッピングミゴチゾウが涙を流した。
〇〇「違うのか…食べろって………こっちか!」
『グミ!』
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『EATグミ!EATグミ!』
『ガヴ……ガヴ……』
〇〇「変身!」
『ポッピングミ!ジューシー!』
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ガヴ「そうか…これが俺の眷属の力…これなら守れる!」
〇〇はポッピングミゴチゾウを赤ガヴに装填して仮面ライダーガヴポッピングミフォームに変身した。
グラニュート・ハウンド「なんだ、その姿は!」
そう告げてグラニュート・ハウンドを殴り飛ばして地面に転がした。
ガヴ「グハッ!あ、あの子たちの元には行かせない!」
そして立ち上がったガヴはパンチやキックを放つがグラニュート・ハウンドはその攻撃すら受け止めた。
ガヴ「な、何?」
グラニュート・ハウンド「所詮お前は…何も出来ない弱虫な赤ガヴなんだよ!ハアッ!タアッ!」
ガヴ「グハッ!」
そしてグラニュート・ハウンドは強烈なパンチとキックを放つとガヴのグミが弾けたためにガヴは再びポッピングミゴチゾウを赤ガヴに装填してベルトを回した。
『EATグミ!EATグミ!』
ガヴ「な、直った…」
グラニュート・ハウンド「なんだ、その力は!」
グミを再生したガヴは立ち上がるがグラニュート・ハウンドはガヴに対して強烈なパンチやキックを放ち、再びガヴのグミを弾けさせた。
ガヴ「だったらもう1回!」
『EATグミ!EATグミ!』
そしてガヴは再びポッピングミゴチゾウを赤ガヴに装填してグミを再生させた。
グラニュート・ハウンド「いい気になるなよ!」
そう告げてガヴに殴り掛かるグラニュート・ハウンドの攻撃をはじき返すように赤ガヴの口からガヴガブレイドが現れた。
ガヴ「口から…剣?でもこれなら使える!」
グラニュート・ハウンド「もはや無駄だ!」
そしてグラニュート・ハウンドはガヴに対して光弾を放つが、それをガヴガブレイドで受け止めたガヴは光弾を切り裂いた。
グラニュート・ハウンド「な、何?赤ガヴの分際で!」
ガヴ「これなら…いける!ハアッ!」
そう告げてガヴはグラニュート・ハウンドに急接近するとガヴガブレイドによる連続斬撃を放ち、グラニュート・ハウンドを壁に叩きつけた。
グラニュート・ハウンド「グハッ!き、貴様!どこにそんな力が残っていたんだ!」
ガヴ「僕だって黙ってお前にやられる訳にはいかないんだよ!」
そう告げたガヴの目の前にポッピングミゴチゾウとは違うグミのゴチゾウが現れた。
ガヴ「君は…この子とは違うグミ…だったら!」
そしてガヴはポッピングミゴチゾウを赤ガヴから外し、別のグミのゴチゾウを装填した。
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『グミ!』
『EATグミ!EATグミ!』
『ガヴ……ガヴ……』
『キッキングミ!』
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ガヴはキッキングミアシストに変身すると最後通告を宣言した。
ガヴ「どうする?二度と闇菓子に関わらないか…この場で俺に倒されるか!」
グラニュート・ハウンド「闇菓子を諦める?ありえねぇ!答えはお前をぶっ倒すだ!」
ガヴ「そうか…」
『チャージミー!チャージミー!』
『キッキングミフィニッシュ!』
ガヴ「ハアーッ!」
グラニュート・ハウンド「グワーッ!」
ガヴはキッキングミキックを放ち、グラニュート・ハウンドを倒した。
ガヴ「俺にも…守れた。」
そう告げてガヴが戦いを終えたコンテナ置き場から離れた場所でフリーライターの辛木田悠斗は調査をしていた。
悠斗「モンスターね…全くどこにも…ん?今の爆発音…まさか…モンスターか?」
to be continued…