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仮面ライダーヴァルバラド第4話「ドレッド襲来!そしてこの世界でも始まるゴージャスタイム!」

前回のあらすじ
仮面ライダーヴァルバラドこと黒鉄スパナの目の前に現れた鉛崎ボルト。そしてラケシスを連れ去るためにグリオンからヴァルバラッシャーのコピー体とマッドウィールのケミーカードを与えられた事をラケシスに明かしていた。そしてそれを聞いたスパナと枝見鏡花はラケシスを守るためにグリオンやアトロポス、クロトーに協力するボルトへの対策を考える事にした。そんな中、街ではヴァルバラッシャーを振り回したボルトが暴れているためにそれを阻止するためにスパナは単独で街へと向かい、スパナに同行しようとしたラケシスを止めた鏡花はラケシスにもう一本のヴァルバラッシャーを与えるだけでなくスパナと共に戦えるように鍛え始めるのだった。そして街では、スパナとボルトが仮面ライダーヴァルバラドとヴァルバラドにお互いに変身すると遂に激突した。お互いに一進一退の攻防を繰り広げたスパナとボルトだったが、グリオンから与えられた力で強力な一撃を放つことでスパナを追い詰めたボルトだったが、スパナはオロチショベルカスタムにカスタムアップするとジャマタノオロチとガッツショベルの力でボルトを追い詰めるとボルトはヴァルバラブレイクを放つがそれすら弾き返したスパナはヴァルバラドクラッシュを放ってボルトを撤退させた。すると目の前にオーロラカーテンが現れるとそこから仮面ライダーレジェンドこと関〇〇が現れるとボルトに見せたいものがあると告げるのだった。

スパナ「それでお前が俺に見せたいものって何だ?」


〇〇「お前とラケシスに訪れるであろう未来についてだ。」
スパナ「未来…だと?フッ…笑えないジョークだ。」
〇〇「まあ、お前ならそう言うと思ったよ。だがこれは俺が未来で見た本当の話だ。」  
そう告げるとスパナは〇〇に背を向けて歩き出した。
〇〇「おい、どこに行く?」
スパナ「どうせ貴様が見たその未来とやらはラケシスにも見せないといけないんだろ?」
〇〇「ああ。」
スパナ「なら案内してやる。俺たちのアジトに。」
〇〇「いや、その必要はないさ。」
スパナ「どういう意味だ?」
〇〇「こいつを使えばお前がいたアジトまで一瞬だ。」
そう告げて〇〇は再びオーロラカーテンを開くとその中にスパナと共に入ると一瞬でスパナ達のアジトに来た。
スパナ「本当に一瞬で来た…だと?」
〇〇「さあ、案内してくれ。」
スパナ「あ、ああ。」
そしてスパナを先頭に〇〇も続いてアジトに入った。
ラケシス「あら、スパナ。遅かったですわね。」

鏡花「そうだよ、全く。ん?スパナの後ろにいるのはお客さんかな?」

スパナ「まあ、そんな所だ。」
〇〇「俺は関〇〇、仮面ライダーレジェンドだ。」
ラケシス「仮面ライダー?」
鏡花「へぇ、錬金アカデミー以外で仮面ライダーがいるなんて驚きだよ。」
スパナ「それでお前は俺とラケシスに見せたいものはなんだ?」
ラケシス「私?」
そしてスパナに急かされるように聞かれた〇〇はラケシスとスパナの目の前で1つの映像を出した。
〇〇「これを見てくれ。」
スパナ「これは?」


〇〇「これはのちのち貴様が手にする力…名前をヴァルバラド黒鋼と言う。」
スパナ「ヴァルバラド黒鋼…」
ラケシス「まさかスパナが戦ってるのは…」
〇〇「ああ、冥黒王ギギスト。こいつをスパナが倒した後…グリオンの手によってラケシスは…」
ラケシス「そんな…」
鏡花「ラケちゃんがグリオンに…」
スパナ「貴様!」
スパナとラケシス、鏡花は〇〇から未来で起きる出来事を聞くとスパナは怒りを爆発させた。
鏡花「その未来を避ける方法はないの?」
〇〇「あるにはある。」
ラケシス「教えてくださいません?どうしたら私はスパナと共に生きていけるのか。」
〇〇「スパナとギギストの戦いの時には君はここで待機してれば助かる。」
鏡花「私もそう思うわ!あんな話聞いたら…ラケちゃんに無茶はさせられない!」
ラケシス「枝見鏡花…分かりましたわ。でもそれ以外の時は私はスパナを支えますから!」
〇〇「分かった。」
そんな事を話していると街にグリオンが現れたことを鏡花が作った装置が確認した。
鏡花「スパナ!」
スパナ「まさか…グリオンか。」
ラケシス「気をつけて…スパナ」
スパナ「ああ。おい、お前…ラケシスを守れ。」
〇〇「分かったよ。」
そして〇〇、鏡花、ラケシスが見守る中スパナは街へと向かうのだった。

グリオン「美しくないな…この街は。そろそろ金色に染めてやるとするか。」

スパナ「グリオン!」
グリオン「来たか。黒鉄スパナ!」
そしてスパナはグリオンの目の前に立ちはだかった。
グリオン「貴様を倒すために鉛崎ボルトを送り込んだのに…それでも貴様はまだ私の目の前に立ちはだかるのか。」
スパナ「当たり前だ。お前を倒すのは俺なんだからな!」
グリオン「フッ…下らん。」
そしてグリオンは腰にドレッドライバーを装着した。
『ドレッドライバー!』
『スチームライナー…』

グリオン「変身…」
『ドレッド零式…』

グリオンはスチームライナープロトケミーカードを使って仮面ライダードレッド零式に変身した。
スパナ「覚悟してもらうぞ、グリオン!」
そう告げてスパナは腰にヴァルバラドライバーを装着した。
『マッハウィール!イグナイト!』

『ダイオーニ!イグナイト!』

スパナ「変身!」
『ガッチャーンコ!バースト!』
『ヴァルバラド!』

スパナはヴァルバラドライバーにマッハウィールケミーカードとダイオーニケミーカードを使って仮面ライダーヴァルバラドに変身した。
ドレッド零式「来い。お前を消してやる」
ヴァルバラド「消えるのはお前だ!」
ドレッドの挑発に乗る形でヴァルバラッシャーによる斬撃を繰り出したがその斬撃を受け止めたドレッドは闇のオーラを腕に纏わせて強烈なパンチを繰り出した。
ヴァルバラド「グハッ!」
ドレッド零式「どうした?俺が前にお前と戦ったままだと思っているのか?」
ヴァルバラド「ハアハア…ふざけるな…まだまだ!」
立ち上がったヴァルバラドは再びヴァルバラッシャーによる連続斬撃を放ち、ドレッドは防ぐために出した腕にかすり傷程度のダメージを受けた。
ドレッド零式「フッ…甘いな…それで俺を倒すだと?ふざけるな!」
そしてドレッドはパンチとキックのコンビネーションでヴァルバラドを壁に叩きつけた。
ヴァルバラド「グハッ!ハア…ハア…なんなんだ、その力は…」
ドレッド零式「これが錬金術師である俺の本当の力さ。お前みたいな下級錬金術師とは違うんだよ!」
ヴァルバラド「下級だと?俺はA級錬金術師なんだよ!」
そう告げて立ち上がったヴァルバラドはヴァルバラッシャーによる連続斬撃でダメージを与えていくのだった。
ドレッド零式「グハッ!」
ヴァルバラド「一気にお前を倒して冥黒王を引きずり出させてもらう!ハアッ!」
ドレッド零式「冥黒王だと?お前ごときに冥黒王を合わせる必要は無い。お前はここで俺が倒す!」
そしてドレッドはヴァルバラッシャーを掴んだ状態でドレッドは強烈なパンチと回し蹴りで再びヴァルバラドを壁に叩きつけた。
ヴァルバラド「グハッ!」
ドレッド零式「さて…お前はここまでだ。黒鉄…ハーハッハッハ!素晴らしい客人が来たぞ。」
高笑いを始めたドレッドの方向を見るとジャマタノオロチとガッツショベルのケミーカードを手にしたラケシスがいた。
ヴァルバラド「ラ、ラケシス!」
ドレッド零式「まずは…貴様から消してやろう。私に歯向かう人形風情が!」
『バレットバーン…』

ヴァルバラドからラケシスにターゲットを変えたドレッドはブラッディーBBを錬成した。
ドレッド零式「終わりだな…消えろ!」
ヴァルバラド「ラケシス!やめろー!」
ラケシス「私はただ…スパナにカードを…キャー!」
ドレッドはブラッディーBBから銃弾をラケシスに放ったがラケシスの目の前にオーロラカーテンが現れて攻撃を弾くとそこから〇〇が現れた。
〇〇「スパナ…お前が言った通りラケシスを助けに来た。」
ヴァルバラド「関〇〇…なぜラケシスを外に出した!」
〇〇「それはお前がケミーカードを忘れるからだろ?ラケシスはそのカードをお前のために届けただけだ。」
ヴァルバラド「そうだったのか…」
ラケシス「ええ。」
ヴァルバラドとラケシスの間を持つ形で話に決着をつけた〇〇はゆっくりとドレッドの方向に振り向いた。
〇〇「お前がグリオンか。」
ドレッド零式「そうだが…なんだ貴様は?」
〇〇「俺は関〇〇、仮面ライダーレジェンドだ。」
ドレッド零式「仮面ライダー?貴様のようなライダーは知らないな。」
〇〇「俺もお前みたいに闇に染まりまくったドレッドは知らないな。」
ドレッド零式「なんだと?」 
〇〇「少なくとも…俺の知るドレッドは力の暴走に耐えながらも正義のために戦う戦士だからな。」
ドレッド零式「貴様の世界のドレッドとこの私を同じにするな!」
〇〇「まあ、それもそうか。だがお前にも見せてやろう。伝説の輝きを!」
ドレッド零式「なんだと?」
そして〇〇は腰にレジェンドライバーを装着した。
『レジェンドライバー!』

『ケミーライド!』
〇〇「変身!」
『レ・レ・レ・レジェンド!』

レジェンド「さぁ、ゴージャスタイムだ!」
〇〇はレジェンドのケミーカードを使って仮面ライダーレジェンドに変身した。
ドレッド零式「黙れ!何がゴージャスタイムだ!」
そしてドレッドはブラッディーBBから銃弾を放つとそれに対抗するようにレジェンドはレジェンドライドマグナムを取りだして銃弾を放った。
『レジェンドライドマグナム!』
レジェンド「ハアッ!」
レジェンドがレジェンドライドマグナムから放った銃撃を喰らったドレッドは地面を転がるのだった。
ドレッド零式「貴様!」
レジェンド「ラケシス、今だ!」
ラケシス「スパナ!」
そしてレジェンドの合図に反応したラケシスがヴァルバラドにジャマタノオロチとガッツショベルのケミーカードを投げるとそれを掴んだヴァルバラドはレジェンドの隣に並び立った。
ヴァルバラド「一気に決めるぞ!」
レジェンド「ああ。」
そしてレジェンドは電王のレジェンドケミーカード、ヴァルバラドはジャマタノオロチとガッツショベルのケミーカードをレジェンドライバーとヴァルバラドライバーに装填した。
『ジャマタノオロチ!イグナイト!』

『ガッツショベル!イグナイト!』

『ガッチャーンコ!バースト!』
『オロチショベル!』

『ケミーライド!』

『ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス!電王!』

ヴァルバラドはオロチショベルカスタム、レジェンドはゴージャス電王に変身した。
ドレッド零式「お前ら…そんなに俺に倒されたいらしいな!」
そしてドレッドは懐から1枚のプロトケミーカードを取り出した。
ドレッド零式「だったらお前らにはこいつを使う!」
『ゲキオコプター…ドレイン…』

『ブラッドレイン…』
ドレッド零式「ハアッ!」
ドレッドはゲキオコプターレプリケミーカードを使って無数のミサイルを放つがヴァルバラドとゴージャス電王は無数のミサイルを全て弾き飛ばした。
ゴージャス電王「甘いな。さて…一気にフィナーレだ!」
そう告げてドレッドに急接近したゴージャス電王はデンガッシャーでドレッドを空高く打ち上げた。
ドレッド零式「な、何!?」
『ゴージャスアタックライド!デ・デ・デ・デンオウ!』
ゴージャス電王「俺の必殺技…ゴージャスバージョン!」
ゴージャス電王は召喚した黄金のデンライナーの上に乗るとデンガッシャーのオーラソードが離れた後、金色の光を放ちながら縦横無尽に舞ってドレッドを切り裂いた後、大きく上から振りかぶるように切り裂いた。
『ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス!』
ドレッド零式「ウワーッ!」
ゴージャス電王「あとは任せた。」
ヴァルバラド「笑えないジョークだ!」
『ヴァルバラドクラッシュ!』
ヴァルバラド「ハアーッ!」
ヴァルバラドはジャマタノディガーから伸ばしたオロチの首でドレッドを拘束し、レイヴンクロウスターを纏った強烈なライダーキックをドレッドに放ち、変身解除させた。
グリオン「今日は…お前の助っ人に免じて…諦めてやる…次は許さんからな、ラケシス…」
そう告げてグリオンは姿を消し、ヴァルバラドとゴージャス電王も変身解除した。
〇〇「何とかなったな。」
スパナ「ああ。」
ラケシス「スパナ…大丈夫ですの?」
スパナ「まあな。」
そんな話をしていると〇〇はなにか違和感を感じたような顔をした。
〇〇「まさか…ありえない」
スパナ「どうかしたか?」
〇〇「いや…なんでもない…」
そう告げて〇〇はスパナやラケシスと共に鏡花の待つアジトに向かった。しかし、そんな〇〇の違和感が的中するかのようにこの世界にもハンドレッドの罠が少しずつ近付き始めていた。
to be continued…












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