仮面ライダーギーツ~新たな始まり~第7話「黎明編Ⅳ:ニラムの最後の戦いと新たなゲイザーの誕生!」
皆様、お久しぶりでございます!ナビゲーターのツムリです!前回は仮面ライダーバッファこと吾妻道長様と仮面ライダータイクーンこと桜井景和様が田村保乃様と小林由依様を守るためにベロバ、ケケラに挑んだ最後の戦いのお話をお送りしました!私的には…由依様はとても可愛らしい方だなと言うことです!後は…弥音様とウィンさん、英寿と仮面ライダーシーカーこと轟戒真様のお話を聞ければ私の知りたい過去の話は完結するのですが…
道長「おい、ツムリ。さっきの話、ギーツにはするなよ。」
ツムリ「何故ですか?」
道長「何故ってギーツに話したらあいつの事だ、バカにしてくるに決まってる!」
ツムリ「それは分からないじゃないですか。英寿様に限ってバカにするなどと。」
道長「いいや!いつもあいつは狐に化かされたなどと話しながらあいつはバカにするんだよ!」
ツムリ「今回に限ってそれは有り得ません!」
道長「有り得るって!」
そんな言い合いをしていた道長とツムリを仲裁するかのように景和と祢音、ウィンが間に入ってきた。
景和「道長もツムリさんも落ち着いて!」
祢音「そうだよ、ケンカなんかやめて!」
ウィン「2人とも落ち着けって!英寿がいないからってこんなケンカ、やめろ!」
道長「離せよ!」
ツムリ「そうです!道長さんの話は納得出来ません!」
景和「やめろ、道長!」
ウィン「ツムちゃん、落ち着け!」
そんな喧嘩を続けているとデザイア神殿の扉が開き、ギロリと英寿が入ってきた。
英寿「何やってんだ?ツムリ、バッファ、タイクーン、ナーゴ、パンクジャック。」
ツムリ「英寿様、ギロリさん。」
景和「来ちゃったよ。でもなんでギロリさんも一緒に?」
祢音「確かになんかあったの?ギロリさん?」
ウィン「まさか…ジャマトか?」
道長「ジャマトだとしても最近おかしいだろ?なんでアイツらが戦う裏でジャマトが俺たちを狙うんだ?」
ギロリ「いや、今回はジャマトでは無い。ありえない男からの挑発だ。」
景和「ありえない男?」
道長「そいつは誰だ?教えろ、ギロリ!」
ギロリ「ニラムだ。」
弥音「え?なんで?」
ウィン「おいおい、どうなってんだよ。あいつは英寿に負けて表舞台から姿を消したんじゃなかったのかよ?」
道長「確かにな。なんでそいつがまた俺達を挑発してるんだ?」
英寿「あいつは確かに表舞台から姿を消した。だが俺になんとかして復讐しようと考えていたって訳だ。」
景和「そんな…」
ギロリ「じゃあ再生するぞ。ニラムからのメッセージだ。」
そしてギロリはDVDを再生するとそこにはニラムがいた。
ニラム「やあ、驚いたかな?浮世英寿、ギロリ、そして愉快な仲間達。」
道長「何が愉快な仲間達だ、ふざけやがって。」
景和「道長、静かに」
ニラム「さて、私が君たちにこんなメッセージを出す理由は1つしかない。仮面ライダーゲイザーとして君ら4人と最後の戦いを挑ませていただきたい。これはデザグラ運営は一切関係なく私個人の意思だ。では明日、広場で君らを待つ。必ず来てくれることを信じているよ。」
そこでニラムからのメッセージは終わった。
ウィン「どうする気だ、英寿。まさか行くつもりか?」
英寿「ああ。あいつを倒すためには俺が動かないとな。お前らはどうする?」
ギロリ「英寿、お前まさか1人で行く気じゃないだろうな?」
英寿「ニラムなんか最悪俺だけでも倒せる。俺はそう考えている。」
単独で倒しに行こうとする英寿の話を聞いていた道長は真っ先に行動に移った。
道長「俺も行く。」
英寿「バッファ。」
道長「そもそも二ラムは俺たち4人を指名してきたんだ。だったら行かない方がおかしいだろ?それに…あいつには恨みもあるしな。」
英寿「そうか。」
景和「道長が行くなら俺も行くよ、英寿!」
弥音「私も行くからね!」
英寿「分かった。なら全員で二ラムを倒すぞ。」
道長「ああ。」
弥音「うん!」
景和「よし、行こう!」
そして一致団結した4人がデザイア神殿から出ていくのをウィンとギロリは見送った。
ギロリ「お前は行かなくてよかったのか、パンクジャック。」
ウィン「ああ。二ラムはどうやら俺をお呼びじゃないみたいだからな。あんたもだろ?ギロリ。」
ギロリ「ま、まあな。」
そしてデザイア神殿から外に出た4人はニラムが指定した広場に向かうがその途中で2体のジャマトライダーが姿を現した。
ジャマトライダー「ジャマ…」
ジャマトライダー「ジャマ…」
道長「何…ジャマトライダーだと?」
景和「こんな時に出てこないでよ!」
弥音「どうするの?英寿?」
英寿「仕方ない。ニラムを倒す前に奴らを…」
そう告げて英寿がデザイアドライバーを懐から取り出した瞬間、後ろから声がした。
ウィン「待て英寿!そいつらの相手は俺たちがする!」
英寿「パンクジャック。俺たちって誰だ?」
ギロリ「俺だ、英寿。」
英寿「父さん!」
景和「ギロリさんまで!」
ギロリ「ここは俺とパンクジャックに任せてお前らは早く行け!」
英寿「わかった、ありがとう父さん!」
ギロリ「ああ。」
そしてギロリとウィンという最高の助っ人が来た事により再び英寿達は広場に向かうのだった。
ギロリ「足を引っ張るなよ、パンクジャック。」
ウィン「それはお互い様じゃないのか?ギロリさんよ。」
そしてウィンは腰にデザイアドライバーを装着した。
『デザイアドライバー!』
『SET』『SETFEVER』
『MONSTER』
ウィン「変身!」
『MONSTER』『HIT』
『FEVERMONSTER』
パンクジャック「よし、行くぜ!」
そしてウィンはフィーバースロットレイズバックルとモンスターレイズバックルを使って仮面ライダーパンクジャックに変身した。
ギロリ「さて、俺も戦うか。」
そう告げてギロリは腰にヴィジョンドライバーを装着した。
『ヴィジョンドライバー!』
『GLARE,LOGIN』
ギロリ「変身」
『INSTALL』
『DOMINATEASYSTEM,GLARE』
グレア「さあ、かかってくるがいい!」
そしてプロビデンスカードを使って仮面ライダーグレアに変身したギロリはパンクジャックの隣に並び立った。
ジャマトライダー「ジャマ…ジャマ!」
そしてパンクジャックに向かって走り出したジャマトライダーの強烈なパンチを受け止めたパンクジャックはお返しに強烈な一撃を繰り出した。
パンクジャック「甘いな、お前のパンチ。どうだ、俺の方が効くだろ?」
ジャマトライダー「ジャマー!」
パンクジャック「俺も伊達にパンクロッカーじゃねぇんだよ!ハアッ!オラッ!」
そして再びジャマトライダーの強烈なパンチが放たれるもののそれを交わしたパンクジャックはパンチとキックの連続攻撃でジャマトライダーを吹き飛ばした。
ジャマトライダー「ジャマ…ジャマー!」
パンクジャック「うわっ…おいおい、こんな力もあるのかよ。舐めやがって!ハアッ!」
ジャマトライダー「ジャマ…?」
ジャマトライダーの蔦による拘束攻撃を受けたパンクジャックだったが何とか自力でその蔦から脱出するとジャマトライダーは驚いていた。
パンクジャック「一気に決めてやる!ハアッ!」
そして驚くジャマトライダーに急接近したパンクジャックは腕をグルグル回しながら強烈な一撃を繰り出しジャマトライダーを壁に吹き飛ばした。
ジャマトライダー「ジャマ…ジャマ!」
『JYA-JYA-JYASTRAIKE』
そしてジャマトライダーは必殺技であるジャジャジャストライクを放つがそれを間一髪で交わしたパンクジャックは必殺技を放つ態勢に入った。
パンクジャック「こいつで終わりだ!ハアッ!」
『HYPERMONSTERVICTORY』
ジャマトライダー「ジャマー!」
そしてパンクジャックの必殺技であるハイパーモンスタービクトリーを食らったジャマトライダーは爆散した。
パンクジャック「よし。」
ジャマトライダー「ジャマ、ジャマ!」
グレア「お前の攻撃が私に届くと思っているのか?」
そう告げてジャマトライダーの攻撃をヒュプノレイでガードすると共に強烈なパンチを繰り出した。
ジャマトライダー「ジャマ…ジャマ!」
ジャマトライダーは蔦でグレアを拘束しようとしたがそれですらヒュプノレイでガードした。
グレア「お前を相手に長時間付き合っているわけには行かない。今回の主役は…あいつらだからな!ハアッ!」
そう告げてヒュプノレイ5基を一気に射出するとビーム攻撃を放ち、周囲を大爆発させてジャマトライダーに大ダメージを与えた。
ジャマトライダー「ジャマ!ジャマー!」
そして大ダメージを受けながら立ち上がったジャマトライダーはパンチを繰り出すがヒュプノレイのバリアでガードすると再び5基のヒュプノレイを一気に射出すると共にビーム攻撃を放った。
ジャマトライダー「ジャマー!」
グレア「さて…そろそろ終わりにするか」
そう告げてグレアが必殺技の体勢に入った次の瞬間、爆炎からジャマトライダーの必殺技が襲って来た。
『JYA-JYA-JYASTRAIKE』
ジャマトライダー「ジャマー!」
グレア「喰らうか!」
そしてジャマトライダーの必殺技をヒュプノレイのバリアで防ぐのだった。
グレア「今度こそこれで終わりだ!」
『DELETE』
そしてグレアはプロビデンスカードを1回スラッシュして必殺技を発動した。
グレア「ハアーッ!」
ジャマトライダー「ジャマー!」
そしてグレアの必殺技を受けたジャマトライダーは爆散した。
グレア「後は任せたぞ、英寿。」
そう告げてグレアは英寿達が向かった方向を見つめた。
英寿「ここか。ニラムが指定した場所は。」
景和「そうだね。でもいないよね?ニラムさん。」
道長「フッ、怖気づいて逃げたんじゃないか?」
弥音「そんなわけないでしょ!でも道長の言う通りなら…いないのも変だし静かすぎるよね?」
一方その頃、広場に到着した英寿達は一向に姿を現さないニラムに違和感を思い浮かべていた。
ニラム「ようやく来たか、浮世英寿!そして愉快な仲間たちよ!」
英寿「ニラム、お前どこにいたんだ?」
ニラム「ずっと隠れてみていたさ。君らが俺を無様に探し回る姿をな!」
道長「バカにしやがって。ふざけんな!」
景和「二ラムさん、貴方はここで俺達が倒します!」
弥音「そういう事!」
ニラム「さあ、私の最後の戦い…貴方達への復讐といきましょう!」
そう告げてニラムは腰にヴィジョンドライバーを腰に装着した。
『ヴィジョンドライバー!』
『GAZER,LOGIN』
ニラム「変身!」
『INSTALL』
『INNOVATION&CONTROL,GAZER』
二ラムは仮面ライダーゲイザーに変身した。
英寿「いくぞ、ニラム。」
『デザイアドライバー!』
『MARKⅨ』
『SETIGNITION』
英寿「変身!」
『REVOLVEON』
『DYNAMITEBOOST』
『GEATSⅨ』
『READYーーFIGHT』
ギーツ「ここからがハイライトだ!」
景和「よし!俺も行く!」
『デザイアドライバー!』
『SETAVENGE』
景和「変身!」
『BRACKGENERALBUJINSWORD』
『READYFIGHT』
タイクーン「絶対にあなたを止める!」
道長「俺の邪魔をするやつは誰であろうと叩き潰す!」
『デザイアドライバー!』
『SET』『SETFEVER』
道長「変身!」
『ZOMBIE』
『ZOMBIE』『HIT』
『FEVERZOMBIE』
バッファ「目の前の敵を叩き潰す…それだけだ!」
弥音「お父様から貰った力をまた使うことになるなんて。」
『デザイアドライバー!』
『ENTRY』
『SET』
弥音「変身!」
『FANTASY』
『READYFIGHT』
ナーゴ「お父様…私に力を!」
そして英寿は仮面ライダーギーツマークⅨ、景和は仮面ライダータイクーンブジンソード、道長は仮面ライダーバッファフィーバーゾンビフォーム(ジャマ神)、弥音は仮面ライダーナーゴファンタジーフォームに変身してゲイザーの前に並び立った。
ギーツ「いくぞ!ハアッ!」
ゲイザー「甘いな。ハアッ!」
ギーツとゲイザーのパンチのぶつかり合いでお互いに怯むも、その背後からタイクーンとバッファが武刃とゾンビブレイカーによる連続斬撃を放った。
ゲイザー「グハッ!」
タイクーン「俺たちがいるのを…」
バッファ「忘れるな!ハアッ!」
ゲイザー「邪魔をするな!」
そう告げてゲイザーはドミニオンレイを5基展開すると共に一斉にレーザー攻撃を放った。
ギーツ「ウワーッ!」
タイクーン「グハッ!」
バッファ「な、なんだよこの力は!」
しかしそのレーザー攻撃を光の刃の壁で防いだのはナーゴだった。
『FANTASY』
ナーゴ「私はその攻撃を防げるんだから!ハアッ!」
そしてナーゴはゲイザーに急接近すると共に爪で連続斬撃を放つが、ゲイザーはドミニオンレイから生み出されたバリアでその攻撃を防いだ。
ゲイザー「どうだ?私にもバリアを張ることが出来るんだよ!」
バッファ「退け、ナーゴ!」
『POISONCHARGE』
『TACTICALBREAK』
バッファ「ハアーッ!」
そして今度はバッファがタクティカルブレイクをゲイザーに向けて放つがまたもやバリアでガードした。
ゲイザー「言っただろ、無駄だと!」
タイクーン「次は俺だ!ハアッ!」
次はタイクーンが武刃による連続斬撃を放つがそれでもドミニオンレイのバリアはビクともしなかった。
ゲイザー「どうやっても貴様らの攻撃は当たらない!」
ギーツ「そいつはどうかな?」
『ギーツバスターQB9』
ギーツ「ハアーッ!」
そしてギーツはギーツバスターQB9による銃撃でドミニオンレイのバリアを破壊しようとしたがそれでもなおバリアを破壊する事は出来なかった。
ゲイザー「無駄だ!ハアーッ!」
そしてバリアを一時的に解除してギーツに連続の格闘攻撃を叩き込むのだった。
ギーツ「グハッ!」
ゲイザー「終わりだ、浮世英寿!そしてその他のライダー達よ!」
そう告げると再び展開した5基のドミニオンレイから放たれたレーザー攻撃によって周囲が大爆発した。
ギーツ「ウワーッ!」
タイクーン「グハッ!」
バッファ「ガハッ!」
ナーゴ「キャーッ!」
そして大爆発に巻き込まれたギーツ、タイクーン、バッファ、ナーゴは倒れ込んでしまった。
ゲイザー「どうした?もう終わりか、浮世英寿!」
ギーツ「タイクーン、ナーゴ、バッファ。俺の言う通りに攻撃してくれ。その隙をついて俺がニラムのバリアを破壊する!」
タイクーン「分かった!」
ナーゴ「やってみるね!」
バッファ「仕方ない。やってやるか!」
そして3人はゲイザーに向かって走り出した。
タイクーン「道長!」
バッファ「さっさとしろ、タイクーン!」
ゲイザー「無駄な事を」
ゲイザーはタイクーンとバッファが近づいた瞬間、ドミニオンレイのバリアを展開した。
タイクーン「ハアーッ!」
ゲイザー「無駄だ!ハアッ!」
タイクーン「ウワーッ!」
バッファ「次は俺だ!」
『POISONCHARGE』
『TACTICALBREAK』
バッファ「喰らえ!ハアッ!」
ゲイザー「諦めの悪い奴らだ!ハアッ!」
バッファ「グハッ!今だ、ナーゴ!」
タイクーンの武刃による斬撃、バッファによるタクティカルブレイクをバリアでガードしながらの格闘攻撃でゲイザーは2人を吹き飛ばしたがバッファの掛け声によりナーゴが光の刃を手にして走り出した。
ナーゴ「ハアーッ!」
ゲイザー「君も無駄な攻撃をするんだな。存在しない鞍馬財閥の娘が!ハアッ!タアッ!」
そしてナーゴの光の刃でさえゲイザーの本気を出したドミニオンレイのバリアを破ることが出来ずバリアでガードしながらの格闘攻撃でナーゴも吹き飛ばした。
ナーゴ「キャーッ!あとは任せたよ、英寿!」
ギーツ「ああ。」
ゲイザー「何をする気だ、浮世英寿!」
ギーツ「やっぱお前のバリアを破るにはこいつしかない!」
『BOOSTCHARGE』
『BOOSTTACTICALVICTORY』
ギーツ「ハアーッ!」
ギーツバスターQB9のブーストチャージャーを引いてブーストチャージし、青い円形のエネルギーを纏わせて刀身に纏ったエネルギーと共に二重の超パワーを纏ったギーツバスターを投げつけると5基のドミニオンレイのバリアを貫通して破壊した。
ゲイザー「ウワーッ!き、貴様!私のドミニオンレイを!」
ギーツ「あの時はスエルだったか?まあ、どっちでもいいさ!続けて行け、タイクーン!」
ギーツの声に反応して立ち上がったタイクーンはバッケントリガーを1回引いた。
『BUJINSWORDSTRIKE』
タイクーン「ハアーッ!」
ゲイザー「ウワーッ!」
そしてタイクーンのブジンソードストライクを食らったゲイザーは吹き飛ばされた。
ギーツ「皆、一気に決めるぞ!」
バッファ「お前に言われなくてもわかってる!俺からいくぞ!」
『HYPERZOMBIEVICTORY』
バッファ「ハアーッ!」
ゲイザー「舐めるな!ウワーッ!」
バッファは必殺技であるハイパーゾンビビクトリーをパンチで迎撃しようとしたゲイザーだったが吹き飛ばされた。
ナーゴ「次は私!」
『FANTASYSTRIKE』
ナーゴ「ハアーッ!」
ゲイザー「やらせるか!ウワーッ!」
ナーゴも必殺技であるファンタジーストライクを再びパンチで迎撃しようとしたゲイザーだったがまたもや吹き飛ばされた。
タイクーン「次は俺だ!」
ゲイザー「次から次へと!」
『BUJINSWORDVICTORY』
タイクーン「ハアーッ!」
ゲイザー「負けるか!ウワーッ!」
タイクーンの必殺技であるブジンソードビクトリーをキックで相殺しようとしたゲイザーだったが努力虚しいままに吹き飛ばされた。
ギーツ「終わりだ、ニラム!」
ゲイザー「貴様のせいで俺は表舞台から消える羽目になった!だが同じ過ちはもう繰り返さない!浮世英寿、貴様だけは俺が倒す!」
そしてゲイザーはプロビデンスカードを2回スラッシュした。
『SHUTDOWN』
ゲイザー「消えろ!ハアッ!」
ゲイザーは金色のエネルギーを纏ったライダーキックをギーツに放つがギーツもまた必殺技を放つ態勢に入っていた。
ギーツ「消えるのは…お前だ!」
『DYNAMITEBOOSTTIME』
『BOOSTⅨVICTORY』
ギーツ「ハアーッ!」
ゲイザー「そんな…馬鹿な!ウワーッ!」
ギーツは必殺技であるブーストナインビクトリーでゲイザーとぶつかり合うが、フルパワーで競り勝ちゲイザーの変身を解除した。
ギーツ「もう終わりだ、ニラム。諦めろ。」
ニラム「諦めろ?ふざけるな、前のデザグラも貴様のせいでめちゃくちゃになった!こんどは貴様の推しだと?だったら俺の意思は俺の推しに継がせる!またいつか会おう…浮世英寿。」
そう告げて二ラムは姿を消した。
タイクーン「英寿。」
ギーツ「やつはまた帰ってくる。どんな力を手にして帰ってくるかは…神にも分からないけどな。🤘🏻」
バッファ「あいつ…言ってたよな?俺達に推しがいるように…あいつにも意思を継がせる推しがいると。」
ナーゴ「どういう事?運営は一体何を…」
ギーツ「さあな…」
ニラム「ハア…ハア…浮世英寿…やはり俺は勝てないのか…」
デザグラの運営施設に帰ってきたニラムは壁に寄りかかりながら息を整えているとそこにミハルがやって来た。
ミハル「二ラムさん!」
ニラム「ミハル…浮世英寿…いや、まずはギロリ抹殺の任務はあなたに任せます。チラミ共々この世界から消し去りなさい。」
ミハル「ニラムさんは?」
ニラム「私は少し体制を立て直しながらこの世界を遠くから見守りますよ。」
ミハル「もう行かれるんですか?」
ニラム「ええ、あとは任せましたよ、ミハル。」
そう告げてヴィジョンドライバーをミハルに託すとニラムは姿を消した。
ミハル「任せて下さい、二ラムさん!」
ヒラク「良かったわね、ミハル!」
トジル「頑張んなさいよ、ミハル!」
ミハル「それでお二人さん、あの人達は呼び出せたんですか?」
ヒラク「ええ!さあ、入ってきてください!」
ヒラクの呼びかけに扉が開くとそこにはあの男達がいた。
スエル「やはりニラムでは無理だったか。」
ジット「あんなに任せておけと言っておきながら…情けない!やはり浮世英寿は俺が倒す!」
メラ「いやいや、神様を倒すのはこの俺!神殺しのメラ様に任せておきなさいって!簡単に消し去ってやるから!」
ミハル「メラにジットにスエル…遂に揃った…我々が浮世英寿…並びにギロリを倒す最後のピースが!」
ミハルとヒラク、トジルの元にスエル、ジット、メラという英寿達によって最悪の敵が復活したのだった。一方その頃、時空の狭間に来ていたニラムはある計画を実行しようとしていた。
ニラム「ゲイザーゼロ…遂にこの力を手に入れるために動く事になるとはな…さて、行くか…」
そしてニラムはプロデューサーの権限でゲイザーゼロと呼ばれる力を手に入れるために時空を巡る旅に出たのだった。
to be continued…