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ライダークロニクルSEASON1第11話「遂に始まるゴージャスタイム!」

前回のあらすじ
仮面ライダーネオディケイドこと門矢士はかつて助けたゴーカイレッドことキャプテンマーベラスに会うために写真を撮りながら世界を巡っていたがやはりこの世界もまた士の世界ではなかった。そんな中、士は一人の女性と出会った。その女性の名は賀喜遥香。遥香は乃木坂46のメンバーであり何処からか走って逃げてきたのだった。そして士に助けを求めた遥香を庇うように後ろに隠すと遥香の後を追うように謎の男が走りながら士の目の前に現れた。その男は遥香のファンであり、遥香に危害を加えようとしていたために士が庇おうとするとその男は懐からマグマメモリを取り出すとマグマ・ドーパントに変身して襲いかかって来た。そして、士は仮面ライダーネオディケイドに変身して戦いを挑むが、マグマ・ドーパントの能力に追い詰められていくのだった。そしてネオディケイドはカメンライドダブルのカードを使って仮面ライダーネオディケイドWに変身してマグマ・ドーパントを倒す事に成功した。そして、士は遥香を大ショッカーの魔の手から守るために共に行動する道を選ぶのだった。一方、ライダーと戦隊が交わるこの世界にゴージャスな光が舞い降りようとしていた。

カグヤ「カグヤ様…ゴージャスに降臨。バトラー、本当にこの世界にいるんだろうな?ディケイドが。」

バトラー「はい、カグヤ様。確かにこの世界にカグヤ様がいらっしゃる前にオーロラカーテンを確認、そこから仮面ライダーディケイドの反応が確認されました。」

カグヤ「そうか…」
仮面ライダーレジェンドこと鳳桜・カグヤ・クォーツと執事のバトラーはライダーと戦隊が交わり、なおかつ怪人達に各地で襲われる乃木坂46のメンバーがいる不思議な世界にやって来た。その目的はカグヤがかつて幼い頃に助けてくれた仮面ライダーディケイドとの再会だった。そして、その再会を願いながら歩くカグヤとバトラーは各地で巻き起こる爆発音に驚いていた。
カグヤ「バトラー、どうやらこの世界は何者かが侵略しているようだな。」
バトラー「確かに先程から爆発音が鳴り響いてますからね。この世界にもやはり怪人がいるということでしょう。」
カグヤ「そうか。だが安心しろ、このカグヤ様がこの世界もゴージャスに救ってやる。」
バトラー「流石はカグヤ様!」
そんな会話をしながら歩くカグヤとバトラーの目の前にスマホを見ながらウロウロする女性がいた。
?「あれ?かっきー、ここに来るって言ったのに…いないじゃん。」
バトラー「カグヤ様、あそこに何かお困りのような女性がいらっしゃいますね。」
カグヤ「ああ、少し話しかけてみるか。」
そしてカグヤは女性に近付いて話しかけた。
カグヤ「どうかしたのか?探し物か?」
?「あ。えっと…友達がここに来るって約束したのに…いなくて…」
カグヤ「友達?」
?「はい。賀喜遥香ちゃんって言うんですけど見てませんか?」
カグヤ「いや、見てないな。カグヤ様もついさっきこの世界に来たからな。」
さくら「あ、そうなんですか…。私、遠藤さくらって言います。」

カグヤ「俺は鳳桜・カグヤ・クォーツだ。向こうにいるのは俺の執事、バトラーだ。」
そしてお互いに自己紹介した後、カグヤは遠くで待つバトラーを紹介し、それに気づいたバトラーは微笑みながら会釈した。
さくら「執事ってことは…カグヤさんは王様か何かですか?」
カグヤ「王か。別にそこまででは無いが…ただ俺はゴージャスを求めているだけだ。」
さくら「なるほど。」
カグヤ「さてと…君の友達を探すとするか。」
さくら「え?良いんですか?」
カグヤ「ああ。カグヤ様に任せろ。」
そしてカグヤはさくらと共に賀喜遥香を探すために街を歩いていた。勿論距離を空けてバトラーも着いてきていた。
さくら「いないな~。何処にいるんだろ?かっきー。」
カグヤ「そのかっきーって何だ?」
さくら「あ、かっきーってのは…賀喜遥香ちゃんの事です。」
カグヤ「なるほど。かっきーか。」
そんな会話をしながら街を歩いていると目の前に謎の男が現れた。
乃木「見つけたぞ、遠藤さくら。貴様の仲間、賀喜遥香のように貴様を…消す」

さくら「そんな…かっきーが…貴方は誰…誰なんですか!」
さくらを絶望させるようなことを言う謎の男、乃木怜治はその正体を明かすことにしたのだった。
乃木「そんなに言うなら見せてやるよ。」

そして乃木はカッシスワームに変身した。
カッシスワーム「絶望したか?遠藤さくら。お前もあの女と同じように消してやる!」
さくら「キャーッ!」
カッシスワームがさくらに鋏による強烈な一撃を放った次の瞬間、さくらの目の前にバリアが貼られた。
『レジェンドライバー!』
さくら「え?カ、カグヤさん?」
カッシスワーム「何者だ、貴様!」
カグヤ「悪いな。さくらのボディーガードはこの俺だ。」
カッシスワーム「なんだと!」
カグヤ「さくら、下がってろ。」
さくら「は、はい!」
カグヤ「さぁ、お待ちかねのゴージャスタイムだ!」
そしてカグヤは腰にレジェンドライバーを装着した。
『ケミーライド!』

カグヤ「変身!」
『レ・レ・レ・レジェンド!』

レジェンド「さあ、かかって来い!」
カグヤは仮面ライダーレジェンドに変身した。
カッシスワーム「なめやがって!ハアッ!」
カッシスワームの鋏による攻撃を受け止めたレジェンドは強烈なパンチとキックでカッシスワームにダメージを与えていくのだった。
カッシスワーム「グハッ!お前…何者だ!」
レジェンド「俺は仮面ライダーレジェンド。貴様をゴージャスに倒す男だ!ハアッ!」
そしてレジェンドはカッシスワームにパンチとキックの連続攻撃を放ち、カッシスワームを吹き飛ばした。
カッシスワーム「グハッ!貴様!」
立ち上がったカッシスワームは鋏による連続斬撃を繰り出し、レジェンドは地面を転がるのだった。
レジェンド「グハッ!」
カッシスワーム「一気に畳み掛けてやる!」
レジェンド「させるか!」
『レジェンドライドマグナム!』
レジェンド「ハアッ!」
そして急接近したカッシスワームに対してレジェンドライドマグナムの銃撃をレジェンドは放ったがカッシスワームはその銃撃を能力で止めた。
カッシスワーム「フリーズ!」
そしてカッシスワームはフリーズで時を止めるとレジェンドライドマグナムの銃撃を打ち返すと共に急接近したカッシスワームは鋏による連続攻撃を繰り出してから再び時を動かした。
レジェンド「グハッ!」
カッシスワーム「どうだ?俺のフリーズは!」
レジェンド「なるほどな。それが貴様の能力か。ならば…こいつならどうだ!」
そして立ち上がったレジェンドは1枚のカードを取り出した。
『ケミーライド!』

『ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス!カブト!』
『チェンジビートル!』

レジェンドは仮面ライダーカブトのケミーカードを使ってゴージャスカブトに変身した。
ゴージャスカブト「さあ、続きといこうか!」
カッシスワーム「来るなら来い!」
そしてゴージャスカブトはカッシスワームに急接近するとパンチとキックの連続攻撃を繰り出し、カッシスワームを吹き飛ばした。
カッシスワーム「グハッ!」 
ゴージャスカブト「まだまだいくぞ!ハアッ!タアッ!」
カッシスワーム「甘い!」
そしてゴージャスカブトのパンチとキックを交わしたカッシスワームは鋏による連続斬撃を繰り出してゴージャスカブトを吹き飛ばした。
ゴージャスカブト「だったらこれでどうだ!」
『ゴージャスアタックライド!カ・カ・カ・カブト!』
ゴージャスカブト「ハアッ!」
カッシスワーム「フリーズ!」
ゴージャスカブトはライダーキックをカッシスワームに向けて放つがカッシスワームは再びフリーズを使って時を止めた。
カッシスワーム「何度も言ったろ?お前の攻撃は俺のフリーズの前では無力だとな!ハアッ!」
そしてカッシスワームは鋏による連続斬撃を叩き込み再び時を動かした。
ゴージャスカブト「ウワーッ!」
カッシスワーム「どうした?こんなもんか!俺を倒すんじゃなかったのか!」
カッシスワームの鋏による連続斬撃を叩き込まれたゴージャスカブトはレジェンドの姿に戻った。
レジェンド「ハア…ハア…だったら…これを使うしかない!」
そして立ち上がったレジェンドは懐から謎のアイテムを取り出した。
『レジェンドカメンライザー!』
『ファイナルケミーライド!』

『レ・レ・レ・レジェンダリーレジェンド!』

レジェンダリーレジェンド「覚悟しろ、ワーム。カグヤ様が貴様にゴージャスな終止符を打ってやる!」
そしてレジェンドは最強フォームであるレジェンダリーレジェンドに変身した。
カッシスワーム「どんな姿になろうが俺の敵では無い!ハアッ!」
そしてレジェンダリーレジェンドに向かって走り出したカッシスワームは鋏による連続斬撃を繰り出すがレジェンダリーレジェンドはその斬撃を交わした。
レジェンダリーレジェンド「言ったはずだ。お前にゴージャスな終止符を打つと!ハアッ!」
そしてレジェンダリーレジェンドは強烈なパンチとキックの連続攻撃を放ち、カッシスワームを吹き飛ばした。
カッシスワーム「許さん、許さんぞ!」
立ち上がったカッシスワームはレジェンダリーレジェンドに対して鋏による斬撃とパンチとキックの連続攻撃を放ったが、レジェンダリーレジェンドは全て回避した。
レジェンダリーレジェンド「甘いな。貴様の動きなど手に取るように分かる。」
カッシスワーム「なめるな!ハアッ!」
カッシスワームは再び鋏による連続攻撃を繰り出したがレジェンダリーレジェンドはその攻撃を受け止めた。
レジェンダリーレジェンド「さあ、そろそろ仕上げといこうか!ハアッ!」
レジェンダリーレジェンドはカッシスワームにパンチと強烈な回し蹴りを放ち吹き飛ばした後で1枚のケミーカードを取り出した。
『ファイナルケミーライド!』

『ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス!カブトハイパーフォーム!』
『チェンジハイパービートル!』
レジェンダリーレジェンドはカブトハイパーフォームのレジェンドライダーケミーカードを使ってゴージャスカブトハイパーフォームに変身した。
カッシスワーム「いくらカブトになろうと俺には勝てない!ハアッ!」
カッシスワームはゴージャスカブトハイパーフォームに対して強烈なパンチとキックを放つがキックを受け止めたゴージャスカブトハイパーフォームは猛スピードでパンチとキックをカッシスワームに叩き込み、壁にたたきつけた。
ゴージャスカブトハイパーフォーム「どうだ?ゴージャスなハイパーフォームの力は!」
カッシスワーム「なめるな!お前など俺が倒したカブトに及ばない!」
そしてカッシスワームは鋏による連続斬撃を繰り出したがゴージャスカブトハイパーフォームを守るかのように時空の裂け目からパーフェクトゼクターが現れた。
カッシスワーム「こ、これは!」
ゴージャスカブトハイパーフォーム「どうやらカグヤ様の輝きにこいつも反応したようだな!ハアッ!」
そしてパーフェクトゼクターを使った強烈な斬撃でゴージャスカブトハイパーフォームはカッシスワームを吹き飛ばした。
カッシスワーム「き、貴様!絶対に許さない!ハアッ!」
カッシスワームは再びゴージャスカブトハイパーフォームに強烈なパンチとキックを放つがゴージャスカブトハイパーフォームはその攻撃を受け止めると共にパーフェクトゼクターによる強烈な斬撃でカッシスワームを壁に叩きつけた。
カッシスワーム「グハッ!」
ゴージャスカブトハイパーフォーム「さて、そろそろ決着といこうか!」
そのゴージャスカブトハイパーフォームの呼び掛けに応えるかのように時空の裂け目からカブトゼクター、ザビーゼクター、ドレイクゼクター、サソードゼクターが現れてパーフェクトゼクターに装着された。
カッシスワーム「な、なんだと!」
『レジェンドファイナルアタックライド!カ・カ・カ・カブト!』
『カブトパワー!ザビーパワー!ドレイクパワー!サソードパワー!オールゼクターコンバイン!』
ゴージャスカブトハイパーフォーム「ゴージャスに…散れ!」
『マキシマムハイパーサイクロン!ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス!』
カッシスワーム「覚えていろ!いつかは貴様を…ウワーッ!」
ゴージャスカブトハイパーフォームは必殺技であるマキシマムハイパーサイクロンゴージャスバージョンでカッシスワームを倒して変身解除した。
カグヤ「大丈夫か?さくら。」
さくら「は、はい。それよりもカグヤさんって…」
カグヤ「ああ。俺は仮面ライダーレジェンドだ。この力を使ってこの世界を守るために戦っている。」
さくら「そうだったんですね!」
そんな会話をする2人の頭上に突如として謎の戦艦が現れるとバトラーはカグヤに対して叫んだ。
バトラー「カグヤ様、頭上から襲撃でございます!」
カグヤ「何!さくら!」
さくら「キャー!」
謎の戦艦が突如としてカグヤとさくらに銃弾を放ったためにカグヤはさくらを守りながら無数の銃弾から回避すると戦艦から一人の男が現れた。
?「お前が仮面ライダーレジェンドか。」
カグヤ「ああ。しかしいきなり人を狙うなど貴様は一体誰だ?」
ゾックス「俺はゾックス・ゴールドツイカー。この世界に金色は俺だけでいい!」
カグヤ「その言葉…到底ゴージャスとは言えないな!」
仮面ライダーレジェンドこと鳳桜・カグヤ・クォーツとツーカイザーことゾックス・ゴールドツイカー。この2人の遭遇はかつてディケイドとゴーカイレッドが巻き起こしたスーパーヒーロー大戦の再来を予感させていた。
to be continued…















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