![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172212165/rectangle_large_type_2_77f4bccd2bc1ddf3906ce38a96160c46.jpeg?width=1200)
仮面ライダーディケイド第2話「荒廃した世界Part2」
前回までの仮面ライダーディケイドは…
ひかる「〇〇、どこにいるん…」
蜘蛛男「ほら!さっさと歩け!」
サボテグロン「お前ら人間は我ら大ショッカーが支配するのだ!」
ゾル大佐「うるさいぞ、貴様ら!我ら大ショッカーに捕まっている身分で逆らうとは何事だ!全員処刑する!」
〇〇「悪いが…ひかるは返してもらうぞ!」
『カメンライド!ディケイド!』
『カメンライド!1号!』
『カメンライド!2号!』
『カメンライド!V3!』
ひかる「〇〇…生きてたんだね、良かった!」
〇〇「心配かけてごめんね。これからは一緒にいるよ、ひかる。」
ひかる「おかえり、〇〇!」
〇〇「ただいま、ひかる! 」
大ショッカーアジトにてゾル大佐は幹部たちに事の次第を話していた。
ゾル大佐「申し訳ありません、首領。仮面ライダーディケイドという謎の仮面ライダーの介入によって人間を連れ去る事が出来ませんでした。」
![](https://assets.st-note.com/img/1738167541-2qWbgjcKRn9VJA6C4Ulk1eDN.jpg?width=1200)
?「情けないな、ゾルよ。お前より私が行けばよかったのではないか?」
?「いや…この私こそ相応しい!」
?「私に任せればゲルショッカーの怪人を送り込むのに…情けないヤツめ!」
ゾル大佐「だが…あの場は逃げるしか考えはないのだ!」
ドクトルG「仕方ない。ここはこの俺、ドクトルGがハサミジャガーと共に仮面ラーイダディケイドを倒そうではないか!」
![](https://assets.st-note.com/img/1738178044-d3LwaIuT1y5tXHvoBeOh7Wk0.jpg?width=1200)
ハサミジャガー「ジャガー!ディケイドめ、覚悟しろ!」
![](https://assets.st-note.com/img/1738178220-dvG0ae6MN4FRYWqH7zhpVtPs.jpg?width=1200)
ガイ「ならば…我々も動くとするか。GOD機関の戦力の1つである海神ネプチューンでディケイドを地獄に葬り去ってくれるわ!」
![](https://assets.st-note.com/img/1738178657-BDKZ63VwtHQibUqP7RXzfYG5.jpg?width=1200)
ネプチューン「アポロガイスト様…いや、ガイ様と共に必ずやディケイドを始末します!」
![](https://assets.st-note.com/img/1738179517-TKOvRl3GQ8SoLMsy14bkHDWe.jpg?width=1200)
ユム・キミル「ならば我らゲドンも動くとするか。クモ獣人や、蜘蛛男の敵討ちとして我らもディケイド討伐に向かうぞ!」
![](https://assets.st-note.com/img/1738180330-SlfiyRWObMgxYhsJNX8q397k.jpg?width=1200)
クモ獣人「ショワーッ!全ては大ショッカー首領様のために!」
![](https://assets.st-note.com/img/1738181093-cVulho4q7bGyNwJnAUiBrktE.jpg?width=1200)
大ショッカー首領「頼んだぞ、ドクトルGにハサミジャガー、ガイにネプチューン、ユム・キミルにクモ獣人よ。何としても仮面ライダーディケイドを血祭りにあげるのだ!」
一方その頃、交配した世界で仮面ライダーディケイドこと門矢〇〇と再会を果たした森田ひかるは〇〇にどこで何をしていたのかを尋ねるのだった。
ひかる「ねぇ、〇〇?」
![](https://assets.st-note.com/img/1738181555-4aJls9QHpAISYjyPdrzVDoLO.jpg?width=1200)
〇〇「ん?」
ひかる「〇〇って今までどこにいたの?」
〇〇「ああ、それはね。あの大ショッカーの侵略が始まってすぐにひかるとはぐれた俺の目の前に1人の男が現れたんだ。」
回想
〇〇「ハアハア…なんなんだよ、大ショッカーって…ひかる、ひかる!何処にいるんだ、ひかる!」
蝙蝠男「なんだ、貴様。我ら大ショッカーの支配…いや、私の超音波が効いていないのか!」
![](https://assets.st-note.com/img/1738182357-wRcThyqFSj86mXg7Hrv5ZpsP.jpg?width=1200)
〇〇「か、怪人!クソッ…何処に逃げたらいいんだよ!」
?「変身!」
『テンションフォルテッシモ!』
蝙蝠男「キ、キバだと?」
キバエンペラーフォーム「君、危ないから下がってて。」
![](https://assets.st-note.com/img/1738182617-WwEAYQKX7HzydlL2VguUCfGp.jpg?width=1200)
〇〇「は、はい!」
蝙蝠男「ほざけ!ハアッ!」
キバエンペラーフォーム「ハアッ!タアッ!」
蝙蝠男の攻撃を回避したキバエンペラーフォームは強烈なパンチと回し蹴りで蝙蝠男を吹き飛ばすとタツロットを操作した。
キバエンペラーフォーム「いくよ、タツロット!」
『ウェイクアップフィーバー!』
キバエンペラーフォーム「ハアーッ!」
蝙蝠男「大ショッカー首領、万歳!」
キバエンペラーフォームは必殺技であるエンペラームーンブレイクで蝙蝠男を倒すと変身を解除した。
渡「どうやら無事みたいだね。」
![](https://assets.st-note.com/img/1738186531-XBjVELxHa0DUKf3d5nstNAM2.jpg?width=1200)
〇〇「あ、アンタは…」
渡「僕は紅渡。この世界はそれぞれ独立した9つの世界のうちの1つであり、10番目の世界なんだ。」
〇〇「10番目の世界…」
渡「そう。この10番目の世界は大ショッカーに支配されている荒廃な世界。君にはまずその世界を救ってもらいたいんだ。」
〇〇「世界を…救う…。」
渡「そのための力がこのディケイドライバーだ。」
〇〇「ディケイドライバー…」
渡「そして…昭和ライダーの力と平成ライダーの力を使ったら…君には9つの世界を守ってもらいたい。」
〇〇「9つの世界…」
渡「そう。だからその時が来たらまた君を迎えに行くよ。」
回想終了
〇〇「そんな感じでこの力を手に入れたんだ。」
ひかる「そうだったんだね。でも…9つの世界って何なんやろ?」
〇〇「さあ…今はとりあえず渡さんと再会することだけを考えて大ショッカーと戦おうって思ってるんだ。」
ひかる「そうなんだ。」
そんな話をしていると目の前にオーロラカーテンが現れるとそこからドクトルG、アポロガイストことガイ、ユム・キミルが現れた。
ドクトルG「貴様が仮面ラーイダディケイドか!我が名は大ショッカー幹部ドクトルGだ!」
〇〇「昨日見たゾル大佐って人にそっくりだな…」
ドクトルG「あんな腰抜けと私を一緒にするなよ!仮面ラーイダディケイド!貴様の相手はこのハサミジャガーだ!」
ハサミジャガー「ジャガー!覚悟しろ!」
ガイ「私は大ショッカー幹部、アポロガイスト…またの名をガイだ。ディケイド、貴様を始末するのは海神ネプチューンだ!」
ネプチューン「ネプー!ディケイド、今日が貴様の最後の日だ!」
ユム・キミル「我は大ショッカー幹部、十面鬼ユム・キミル!ディケイド、貴様の相手はゲドン怪人、クモ獣人だ!」
クモ獣人「ショワーッ!ディケイド、貴様に逃げ場はない!」
〇〇「そうか。ならば…お前らを倒してこの世界は俺が救う!ひかる、少しだけ下がってて!」
ひかる「う、うん!」
そしてひかるを後ろに逃がした〇〇は腰にディケイドライバーを装着した。
『ディケイドライバー!』
〇〇「変身!」
『カメンライド!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738231009-BMTqgurEV8pky0hUl4bH9X7v.png)
『ディケイド!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738231026-p75KSHOFuorlkV3QdJBMWDm4.jpg?width=1200)
ディケイド「来るなら来い。お前らを倒す!」
〇〇はカメンライドディケイドのカードをディケイドライバーに装填して仮面ライダーディケイドに変身した。
ハサミジャガー「行くぞ、ディケイド!」
ハサミジャガーは一目散にディケイドに向かって走り出し、鋏による連続斬撃を繰り出した。
ディケイド「グハッ!やるな…だが!」
ハサミジャガーの鋏を受け止めたディケイドはパンチとキックのコンビネーションでハサミジャガーを吹き飛ばした。
ハサミジャガー「シザァース!良くも俺のハサミを受け止めたな!」
ディケイド「当たり前だ!お前の攻撃は見切っているからな!」
ハサミジャガー「ほざけ!そう簡単に見切られてたまるか!」
そしてハサミジャガーはディケイドに対して鋏による連続斬撃を繰り出すが、ディケイドはハサミジャガーの弱点でもある鋏の付け根に強烈な蹴りを放つのだった。
ハサミジャガー「な、なんだと!何故…俺の弱点を!」
ディケイド「やっぱりそれがお前の弱点か!さて…ライダーマンの力を使いたかったが…どうにも対抗できそうにないからな…こいつで行くか!」
『カメンライド!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738233554-JGrXjWctIyiRqK8UFNluvZdp.png)
『V3!』
ディケイドはディケイドライバーにカメンライドV3のカードを装填して仮面ライダーディケイドV3に変身した。
ディケイドV3「さあ、こい!」
ハサミジャガー「シザァース!V3の力をあえて俺に使うとは愚かなもんだ」
ディケイドV3に対してハサミジャガーは鋏で挟んで溶かそうとしたが、それに気付いたディケイドV3はその攻撃を腕で受け止めた。
ディケイドV3「そう簡単に挟まれると思うなよ!ハアッ!タアッ!トリャッ!」
ハサミジャガー「グハッ!」
ディケイドV3はパンチとキック、回し蹴りの連続攻撃でハサミジャガーを吹き飛ばした。
ディケイドV3「さて、こいつで終わりだ!」
『ファイナルアタックライド!ブ・ブ・ブ・V3!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738236240-0XaLKgIBNuAWVfDrG9pkJbjo.png)
ディケイドV3「V3きりもみキック!」
ハサミジャガー「大ショッカーに栄光あれ!」
ディケイドV3はV3きりもみキックでハサミジャガーを倒すとディケイドの姿に戻った。
ネプチューン「次は俺だ!ハアッ!」
ディケイド「グハッ!」
ネプチューンの三又の槍による一撃を食らったディケイドは地面を転がるのだった。
ネプチューン「たかがハサミジャガーを倒したくらいでいい気になるなよ!ネプー!」
ディケイド「フッ、たった一撃当てたくらいで偉そうに!」
『アタックライド!スラッシュ!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738291920-csoqIkB2WTn1YOrjg0pNdERK.png)
ディケイド「いくぜ。」
ディケイドはアタックライドスラッシュを使ってライドブッカーソードモードを召喚すると刀身を撫でた。
ネプチューン「覚悟しろ!ハアッ!」
ディケイド「甘いな。ハアッ!タアッ!」
ディケイドはネプチューンの三又の槍をライドブッカーソードモードで受け止めると強烈な斬撃でネプチューンを吹き飛ばした。
ネプチューン「グハッ!」
ディケイド「お前とのお遊びもこれまでだ、ネプチューン!お前にはこの力だ!」
ディケイドはライドブッカーから1枚のカメンライドカードを取り出した。
『カメンライド!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738292370-bChv92Q1B6W8xJNLG5FAXgnq.png)
『エックス!』
ディケイドはディケイドライバーにXのカメンライドカードを装填してディケイドXに変身した。
ディケイドX「ライドルスティック!」
ディケイドXはライドブッカーをライドルスティックに変形させた。
ネプチューン「忌々しい!ハアッ!」
ネプチューンは三又の槍による攻撃を放つが、ディケイドXはライドルスティックで受け止めた。
ディケイドX「今度はこっちの番だ!ハアッ!タアッ!」
ディケイドXはライドルスティックで強烈な斬撃を連続で繰り出してネプチューンを吹き飛ばした。
ネプチューン「ネプー!」
ディケイドX「これで終わりだ!」
『ファイナルアタックライド!エ・エ・エ・X!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738317951-i0eI3aWP47kX9lhNso1SEgwK.png)
ディケイドX「Xキーック!」
ネプチューン「だ、大ショッカー、万歳!」
ディケイドXはライドルスティックで遠心力を高めたXキックでネプチューンを倒すとディケイドの姿に戻った。
クモ獣人「ショワーッ!」
ディケイド「な、何?」
クモ獣人は蜘蛛の糸でディケイドをぐるぐる巻きにした。
クモ獣人「喰らえ、ディケイド!ショワーッ!」
ディケイド「グハッ!」
そして蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにしたディケイドに対してクモ獣人はパンチとキックのコンビネーションでディケイドを吹き飛ばしたが、そのタイミングで蜘蛛の糸が外れた。
クモ獣人「し、しまった!」
ディケイド「なんか分からないが…チャンスだ!」
『アタックライド!ブラスト!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738317638-yem9c6Ylz0FLIgqObfsTJxd8.png)
ディケイド「ハアッ!タアッ!」
クモ獣人「グハッ!」
ディケイドはアタックライドブラストを発動してライドブッカーブラストモードから銃撃を放ち、クモ獣人が怯んだタイミングで渾身の回し蹴りでクモ獣人を吹き飛ばした。
ディケイド「獣人にはコイツの力だ!」
『カメンライド!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738318766-fHYyvNDplkdt1P6XB2cQLEjT.png)
『アマゾン!』
ディケイドはディケイドライバーにカメンライドアマゾンのカードを装填してディケイドアマゾンに変身した。
ディケイドアマゾン「来い!」
クモ獣人「き、貴様は…アマゾン!」
クモ獣人はディケイドアマゾンに対して攻撃を仕掛けるが、ディケイドアマゾンはその攻撃を回避した。
ディケイドアマゾン「お前の攻撃は二度と受けない!ハアッ!」
ディケイドアマゾンはクモ獣人を腕のヒレによる連続斬撃でダメージを与えてから飛び蹴りを放った。
クモ獣人「グハッ!」
ディケイドアマゾン「こいつで終わりだ!」
『ファイナルアタックライド!ア・ア・ア・アマゾン!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738327996-S3ZcDuIWK7grGUXxAmepHTtJ.png)
ディケイドアマゾン「大切断!」
クモ獣人「ショワーッ!」
ディケイドアマゾンは大切断でクモ獣人を倒すとディケイドの姿に戻った。すると、ひかるの悲鳴がどこからか聞こえたのだった。
ひかる「キャー!」
ディケイド「ひかる!」
その方向をディケイドが見るとそこにはゆっくりとひかるに近づくユム・キミルがいた。
ディケイド「動くな、十面鬼!」
ユム・キミル「気付いたか…ディケイド!」
ディケイド「お前…ひかるから離れろ!」
『ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!』
![](https://assets.st-note.com/img/1738328444-vMxgFhwj8dc3N5VkrsJpe9oE.png)
ディケイド「テヤーッ!」
ユム・キミル「甘いな。ディケイド返し!」
そう告げてユム・キミルはディケイドのディメンションキックと同じ技を放ち、ディケイドを跳ね返すと〇〇は変身解除した。
ひかる「〇〇!」
〇〇「ハア…ハア。なんて力なんだ。」
ユム・キミル「そんなものか、ディケイド。残念だよ。」
そしてユム・キミルはオーロラカーテンを出現させてドクトルG、ガイと共に姿を消した。
ひかる「〇〇…大丈夫?」
〇〇「うん、なんとかね。」
to be continued…