とある科学の裁きの手登場人物3
土生瑞穂
とある街にある学園都市にいる能力者であり、学園都市に7人しかいないレベル5(超能力者)。特殊な物質を生み出し操る能力。本来のダークマター(暗黒物質)とは異なり、「まだ見つかっていない」「理論上は存在するはず」といったモノではなく、真の意味で「この世界には存在しない物質」である。「この世の物質」ではない以上、この世界の物理法則には従わず、相互作用した物質もこの世のものでない独自の物理法則に従って動き出す(例として翼で回折した太陽光が殺人光線になる)。つまり、単に変わった物質を作るというだけではなく物理法則そのものを塗り替えてしまう能力でもある。また細胞を生成する事も可能になった結果、土生が失われた体を未元物質で補ったり、サンプル=ショゴスといった生物兵器が作り出される事になった。この力を使って天使のような白い6枚の翼を生み出すことで、飛行や防御・打・斬・風・衝撃波・光線などかなりの応用性を持つ攻撃が可能となる。かつてはその力で土生瑞穂自身とカブトムシを無尽蔵に創造することで一方通行こと山田悠太を圧倒した。プロローグ4では、氷の魔術師の襲撃にあったことで久々に戦うことになるが、白い6枚の翼で衝撃波や光線のコンビネーションで氷の魔術師を倒した。物質を生み出す、物理法則の変化、無限再生・増殖etcと、学園都市製の超能力の中でも方向性が非常に異質な能力である。能力名は未元物質(ダークマター)。
山﨑天
とある街にある学園都市にいる能力者であり、学園都市に7人しかいないレベル5(超能力者)。記憶の読心・人格の洗脳・念話・想いの消去・意思の増幅・思考の再現・感情の移植などなど精神に関することならなんでも出来る。通称精神の十徳ナイフ。能力の自由度があまりにも高すぎるため、区切りをつけるために所持しているリモコン類を精神的なスイッチとしている。その動作原理はミクロレベルの水分操作であり、対象の体液を介して各種伝達物質や生体電流の流れをコントロールする事で間接的に精神を支配している。その為、直接生体電流をコントロールできる能力者には結果的に出力負けしてしまい支配が上手く働かない場合もある。(もっとも格下相手なら出力でごり押しでき、この理屈で無効化できているのは今のところ超電磁砲こと森田ひかるのみである)
更に体液操作を介する関係上、出血多量などによって体内の水分の流れやバランスが著しく崩れた相手には操作が正常に働かないという欠点も存在し、機能自体が破損した脳を無理やり正常に機能させるような絶対性も持たない。プロローグ4では街を歩いていた天の目の前に氷の魔術師が現れ、襲撃されたがリモコンで氷の魔術師を洗脳すると3段階の氷魔法を全て天ではなく氷の魔術師の周囲に放たせた上でカバンをフルスイングで振り抜いて氷の魔術師を遠くに吹き飛ばした。能力名は心理掌握(メンタルアウト)。
大沼晶保
とある街にある学園都市にいる能力者であり、学園都市に7人しかいないレベル5(超能力者)。他人が困ったり傷ついていたら迷わず助ける熱い性格。好きな口癖は「根性」。彼女の能力は学園都市の研究者すら取り扱えないほど複雑かつ繊細な力らしく、そもそも能力者であるかどうかも怪しい。現在世界に約50人ほど存在することが確認されている「原石」だが、その中でも彼女が世界最大とされている。能力としては謎な能力であり、具体的な原理は不明。スーパーヒーローみたいなことが色々できる能力とでもいうべきかあるいは彼女の言葉を借りると根性そのものであるらしい。主な力として自分の背後にカラフルな煙が出る爆発を起こす、両手を上げて、自分の上にあるものを火山のように吹き飛ばす、よく分からないオーラで自分を包み込む、心臓に銃弾を撃ち込まれても痛いで済む防御力、容赦の無いリンチに傷一つ受けずに耐える耐久力、周囲を囲む男たちを吹き飛ばす衝撃波、音速の2倍の速さで行動できる超速度、傭兵にしか見えない大男を一撃でのす必殺技「すごーいパンチ」などハチャメチャだがかつて超電磁砲こと森田ひかると戦った際には砲声と共に口から謎の波動を放つ、電撃の槍を蜃気楼のような謎波動を纏った拳で防ぐ、赤青黄色のカラフルな爆発を背負いながら落雷攻撃を迎え撃つ超すごいガード、超電磁砲を歯で受け止めるなど不可思議な能力を行使し、自分からは一切攻撃せずに互角に渡り合った。プロローグ4では、自分が全力かつ根性で戦える人を探していたがそこで偶然にも氷の魔術師の襲撃を受けたことにより戦闘に突入すると氷の魔術を蜃気楼のような謎波動を纏った拳や周囲を吹き飛ばす衝撃波、すごーいパンチの組み合わせで氷の魔術師を倒した。能力名は解析不能のため不明。