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ゴジラVSウルトラマンゼロfeat.ゼット第6話「新宿決戦!ガンマフューチャーの力が炸裂する!」

前回のあらすじ
様々な街を破壊しながら蹂躙する破壊神ゴジラとそのゴジラを倒すために追跡するウルトラマンゼロことタイガ・ノゾム率いるスーパーGUTSとの戦いは遂に首都東京に突入した。銀座に姿を現したゴジラを止めるために前回の戦いでダークゼットライザーを復活させたヘビクラ隊長ことジャグラスジャグラーが変身したトライキングやゼッパンドンを温存するためにヘビクラ隊長の回復を優先したタイガは銀座で暴れ回るゴジラを止めるためにウルトラマンゼロに変身してゴジラの目の前に立ちはだかった。そしてゴジラの放射熱線に対してワイドゼロショットを相殺しようとしたがゴジラの怒りによる一撃でゼロを吹き飛ばした。そしてゼロはルナミラクルゼロに姿を変えてゴジラとの戦闘に再び挑んだ。そしてゴジラの尻尾による攻撃を交わしたルナミラクルゼロはレボリウムスマッシュを放ち、怯んだゴジラが放った放射熱線に対してミラクルゼロスラッガーでゴジラは大ダメージを受けて海中に姿を消した。

タイガ「やはり…ルナミラクルゼロでも追い詰めるだけしか出来ないのか…。」

スーパーGUTSホークの中でウルトラマンゼロことタイガ・ノゾムはゴジラを倒す訳ではなく追いつめる事しか出来なかった事に違和感を抱いていた。
タイガ「何でゼロの力を使えるようになったのに…リクやハルキみたいに戦えないんだ…」
ハルキ「まだゼロ師匠がタイガさんとのブランクを埋めきれてないとかなのかな。」

タイガ「そうか。俺から離れてからゼロは色んな世界にいたんだもんな。ハルキの世界に来た時はどんな人に力を貸していたんだ?」
タイガの問いにウルトラマンZことナツカワ・ハルキは自身が見た光景を話した。
ハルキ「俺がゼットの中で見たのは誰にも力を貸さないで青のマントを羽織ったゼロ師匠が力を貸してくれましたよ。」
タイガ「まさか…ゼロは光の国でそんなに偉くなったのか。」
ハルキ「は、はい!そんな感じっす!」
そんな話を聞いていたウルトラマンジードこと朝倉リクはタイガにゼロの最強フォームについて話すのだった。
リク「でもゼロにも最強の力があるんですよ?」


タイガ「本当か?リク。」
リク「うん、その名もウルトラマンゼロビヨンド。きっとその内タイガさんも使えるようになるよ。」
タイガ「そうか…。ウルトラマンゼロビヨンドか。ゴジラを倒すための最後の切り札として使えればいいか。」
そんなことを話しているとスーパーGUTSホークのセンサーにゴジラの反応が感知された。
スーパーGUTS隊員「隊長、ゴジラが今度は新宿に現れました!」
タイガ「銀座の次は新宿か。」
スーパーGUTS隊員「は、はい!目と鼻の先に熱源反応…ゴジラです!」
そしてスーパーGUTS隊員がモニターを展開するとそこには新宿で暴れ回るゴジラがいた。
ゴジラ「ギャオーン!」

タイガ「来たか。」
ハルキ「タイガさん、今日は俺にいかせてください!」
タイガは再びウルトラゼロアイを取り出してウルトラマンゼロに変身して再び戦おうとしたがそれを遮るかのようにハルキが自ら戦場に向かうことを宣言した。
タイガ「分かった。今日はお前に任せたぞ、ハルキ!」
ハルキ「押忍!」
そしてスーパーGUTSホークの扉を開いたタイガはゼットライザーのインナースペースにハルキが入っていく姿を見送った。
タイガ「頼んだぞ、ハルキ。」

『Haruki Access granted.』
ハルキ「宇宙拳法、秘伝の神業!」
ハルキはウルトラマンゼロ、ウルトラマンセブン、ウルトラマンレオのウルトラメダルを取り出した。
ハルキ「ゼロ師匠!セブン師匠!レオ師匠!」
『Zero.』

『Seven.』

『Leo.』

ハルキ「押忍!!」
ゼット「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼーット!」
ハルキ「ウルトラマンゼーット!」
ゼロ「デヤッ!」
セブン「デュワッ!」
レオ「ィヤァッ!」
『Ultraman Z Alpha Edge.』

ゼット「ハルキ、見つけたぞ!」
上空でゴジラを見つけたゼットはハルキと共に驚きの光景を見た。
ハルキ『ゼットさん、あれ!』
ゼット「おいおい…嘘だろ?」
そこには自衛隊の戦車を放射熱線で破壊するゴジラがいた。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼット「行くぞ、ハルキ!」
ハルキ『押忍!!』
ゼット「行くぜ、アルファバーンキック!」
ゼットは空に急上昇した状態で足に炎を纏わせた状態で急降下しながら飛び蹴りを放った。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼット「ゴジラ、覚悟してもらうぜ!」
そして立ち上がったゴジラは怒りを身に纏ったまま尻尾による強烈な一撃を繰り出した。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼット「そんな攻撃なんか食らうもんか!」
そしてゼットはゴジラの尻尾による強烈な一撃を回避すると強烈なパンチとキックを放った。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼット「効いたか。次はこれだ!ゼスティウムメーザー!」
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼットの攻撃に怯んだゴジラに対してゼットはゼスティウムメーザーを放ったがゴジラは尻尾でその一撃を弾き返すと放射熱線の体制に入った。
ゴジラ「ギャオーン!」

ゼット「来た!」
そしてゴジラの放射熱線が当たるタイミングで上空に回避するとゼットも次の技の体勢に入った。
ゼット「大盤振る舞いだ!ゼットスラッガー!」
上空からゼットはゼットスラッガーを放つがゴジラはその攻撃にすら放射熱線を放ち、相殺した。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼット「おいおい…嘘だろ?」
地上に降り立ったゼットにゴジラは突進攻撃を繰り出してゼットを吹き飛ばした。
ゼット「ウワーッ!」
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼット「だったらこれだ!アルファチェインブレード!」
ゼットスラッガーを稲妻状のエネルギーで連結させたゼットはアルファチェインブレードで連続攻撃を繰り出してゴジラを吹き飛ばした。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼット「まだ立ち上がるのか?」
そして立ち上がったゴジラが3発目の放射熱線の体勢に入った矢先、ゼットは3枚のウルトラメダルを使用した。
『Cosmos.』

『Nexus.』

『Mebius.』

ゼット「ライトニングジェネレード!」
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼットライザーを用いて空中に雷雲を発生させ、そこから電撃光線を発射したがゴジラはその光線を相殺するかのように放射熱線を放った。
ゼット「おいおい…マジかよ」 
ゼットが驚いている目の前でゴジラは尾鰭を発行させる事により4発目の放射熱線を放った。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼット「だったらこれだ!ゼスティウム光線!」

そしてゼットは放射熱線を相殺するためにゼスティウム光線を放つが威力に圧倒的な差があったのか放射熱線を食らうと共にカラータイマーを点滅させながら両膝をついて項垂れた。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゴジラは雄叫びを上げながらトドメを刺そうと歩き出した矢先、自衛隊の戦闘機が攻撃した。
隊員「ゴジラの気をそらせ!発射!」
しかしその攻撃を受けて戦闘機を見上げたゴジラは右手で掴むと力任せに破壊した。
隊員「ウワーッ!」

ゼット「ハルキ、ガンマフューチャーで一気に決めるぞ!」
その頃、インナースペースではゼットがハルキにティガ、ダイナ、ガイアのメダルを与えた。
ハルキ「変幻自在、神秘の光…!ティガ先輩、ダイナ先輩、ガイア先輩!」
『Tiga.』

『Dyna.』

『Gaia.』

ハルキ「押忍!!」
ゼット「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼーット!」
ハルキ「ウルトラマン!ゼーット!」
ティガ「タァッ!」
ダイナ「デアッ!」
ガイア「デュアッ!」
『Ultraman Z Gamma future』

そしてゼットはガンマフューチャーに姿を変えると一気に畳み掛けに出た。
ゼット「行くぜ、ゼスティウムドライブ!」
ゆっくりと歩み寄るゴジラに対してゼットはゼスティウムエネルギーをムチ状にして叩き込むとゴジラは怯んだ。
ゴジラ「ギャオーン!」
ゼットの攻撃により傷ついた身体ながらも放射熱線を再び放とうとエネルギーを貯め始めるとゼットは指を鳴らした。
ゼット「ガンマイリュージョン!」パチン
ゼットが指を鳴らした事により目の前にティガマルチタイプ、ダイナフラッシュタイプ、ガイアの幻影が現れた。
ゴジラ「ギャオーン!」
そして目の前に現れた3人のウルトラマンに驚いたゴジラはティガ、ダイナ、ガイアの3人の幻影に放射熱線を放ったが同じタイミングでティガはゼペリオン光線、ダイナはソルジェント光線、ガイアはフォトンストリームを放つとその攻撃全てを食らったゴジラはビル群にもたれかかった。
ゴジラ「ギャオーン…。」
そしてもたれかかったまま動かなくなったゴジラは傷を癒すかのように眠りにつくとそれを見たゼットは空に飛んで行った。一方その頃、スーパーGUTSホークでは政府の中継を見ていた。
リク「どうしたんですか?タイガさん。」
タイガ「政府から中継が来てるんだよ、ゴジラに対してな。」
リク「中継?」
タイガ「ああ。」
総理大臣「ええ…最近日本に現れたゴジラに対して我々を助けるために現れた3人のウルトラマンのお陰で人類は影響を受けていません。しかし…ゴジラが日本に現れて以降自衛隊は多大なる犠牲を負い、今日もまた戦闘機が破壊されました。よって我々日本政府は明日、ゴジラが活動再開した際に化学兵器オキシジェンデストロイヤーを使ってゴジラを抹殺することを宣言します。」
総理大臣のその発言を聞いたタイガとリクは驚いた。
タイガ「化学兵器…」
リク「オキシジェンデストロイヤーだと?」
そしてオキシジェンデストロイヤーの正体について意外な人物が明らかにするのだった。
次回に続く









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