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仮面ライダーオーズ~未来のコアメダル~第3話「未来の出来事と未来のヤミーと新たな戦い」

仮面ライダーオーズ前回は1つ!未来からやって来たグリード、ボルグから逃げるために未来から未来のアンクと仮面ライダーポセイドンこと港ミハルがやって来た!2つ!未来のグリードを倒すために仮面ライダーオーズこと火野映司が未来のアンクと共に最強タッグを再結成した!そして、3つ!未来から現在にやって来たために未来のコアメダルをコンプリートするという任務のために未来のアンクとミハルが映司達と協力することを約束した!
映司「それでアンクとミハル君、未来の世界で何があったのかを教えてくれない?」
アンク「良いだろう。それよりも映司、なんでお前だけじゃなくて伊達や後藤、比奈までいるんだよ!」
伊達「なんだよ、アンコ。冷たいじゃないかよ、俺と後藤ちゃんだって未来の世界の事件を知る必要はあると思うぜ?だって俺達はバースだからな!そうだろ?後藤ちゃん。」
後藤「ええ。それに俺だってお前らが未来から転送されてきただけじゃなく未来のグリードや未来のグリードがもしかしたらこの世界でセルメダルを使ってヤミーを作った時もちゃんと対応できるようにしておかないといけないしな。」
比奈「私だって結局は未来から来てもお兄ちゃんの身体をアンクに使われてるんだもん、逆に言えばお兄ちゃんのためにも未来のアンクとミハル君の話はきっと聞く必要があると思うんだ。だから、私にも聞かせてくれない?私と映司君の前から姿を消した後、2人に何があったのかをね!」
ミハル「良いじゃんアンク、話してあげようよ。皆は今の時代にやって来た俺達にとっては仲間なんだからさ!」
アンク「全くお前はどっかのお節介男と一緒でお節介の度が過ぎるんだよ、ミハル!まあ、お前がそこまで言うなら話してやるか。映司から今日の分のアイスをもらったしな!」
そう告げたアンクは映司の方向を見ながらアイスを見せつけると共に微笑みながら今度は全員の方向を見ながら未来で起きたあの出来事を明かすのだった。
アンク「あれは俺とミハルがお前達の前から消えて未来に帰ってから数日後。ミハルは普通に仮面ライダーアクアとして未来のヤミー共を俺と一緒に倒していたんだ。」
ミハル「あの時はアンクの力がグリードとしてあんなにスゴかったなんて知らなかったんだけどね。」
アンク「お前のプチ情報は要らないんだよ、ちょっと黙ってろ!」
そして、自分で見たアンクのスゴさを急に語りだそうとしたミハルに対して怒りを思い浮かべてしまったアンクは、ミハルを注意すると共に再び話を元の方向にアンクは戻していくのだった。
アンク「そんなある日、ミハルは俺に言ったんだ。ポセイドンのコアメダルが俺を呼んでいると。」
映司「ポセイドンのコアメダルがミハル君を?」
アンク「ああ。俺も最初は信じてはいなかったんだがな。誰かにコアメダルを奪われてしまうかもしれないから急いだ方が良いというあいつの助言を聞いた瞬間、さすがの俺でも理解したよ。こいつはただ事じゃないってな。」
後藤「それでお前とミハル君は鴻上ファウンデーションに向かったのか?」
アンク「ああ。しかし、俺とミハルがあそこに着いた時には建物が爆発していたんだよ。」
比奈「爆発?」
アンク「ああ。未来のグリード達が鴻上の野郎を襲撃して未来のコアメダルを盗み出していたんだ。」
映司「え?それで鴻上会長は大丈夫だったの?」
アンク「まあな。俺が未来のグリード達を止めている間にミハルが鴻上を遠くに逃がしてやったからな。」
伊達「ということはその後にポセイドンに変身したってのか?」
アンク「ああ。鴻上がわざわざボルグを完全体にさせないために3枚だけ確保していたサメとオオカミウオ、クジラのコアメダルとポセイドンドライバーを託したお陰で変身したって訳だ。」
ミハル「はい。それでボルグと僕が戦っている間にアンクが未来からこっちの世界に繋がるワームホールを開いてくれたお陰でこっちに来れたんです!」
アンク「それが未来で起きた事件の全貌だ。」
そして、未来のアンクとミハルから聞いた未来から現在に逃げてくる原因になった事件を聞いた映司達は驚愕を受けたのだった。それと同時に映司と比奈はその状況がかつて映司がオーズになる原因となったあの戦いに似ていると考えるも、伊達や後藤も同じことを考えているのではと思ったために大々的に話すことはなかったのだった。すると、何かに気付いたアンクは映司に呼び掛けるのだった。
アンク「メダルの音。行くぞ、映司!ボルグの野郎本当にヤミーを産み出しやがった!」
映司「分かった!」
そして、映司と未来のアンクはボルグが産み出したヤミーを倒すために現場に向かうのだった。

サメヤミー(オス)「なんだ、お前ら!俺の欲望の邪魔をするな!」
映司「悪いな、俺達はお前を止めるために来たんだよ!」
アンク「ボルグの野郎、気に入らない姿のヤミーを生み出しやがって!」
サメヤミー(オス)「お前らには関係ないだろ!」
映司「アンク、メダル!」


アンク「受け取れ、映司!」


そして、サメヤミーを倒すためにアンクはタカ、トラ、バッタの3枚のコアメダルを映司に投げるのだった。そして、映司はオーズドライバーに3枚のコアメダルをセットすると共にオースキャナーでスキャンしたのだった。
映司「変身!」
『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバタ・ト・バ!』

オーズ「行くぞ!」
サメヤミー(オス)「邪魔するなって言ってるだろうが!」
そう叫びながら走り出したサメヤミーに対してオーズはトラクローによる強烈な一撃を繰り出したのだった。
サメヤミー(オス)「グハッ!お、俺の大事なセルメダルが!」
そして、トラクローによる一撃で何枚か飛び出してきたセルメダルをアンクは回収したのだった。アンク「映司、メダジャリバーで攻めろ!」
オーズ「分かった!ハアッ!」
そして、オーズはメダジャリバーによる連続攻撃でメダルを大量に吹き出したのだった。
サメヤミー(オス)「ふ、ふざけるな!俺のセルメダルを返せ!」
そしてセルメダルを回収しようとしたアンクの元に走り出したサメヤミー(オス)に対してアンクは手から炎を放つのだった。
アンク「ハッ!ふざけるな!俺もお前らのセルメダルがないと身体を維持できないんだよ!調子に乗るな!ハアッ!」
サメヤミー(オス)「グハッ!な、なめやがって!だったらオーズ、お前から消してやる!」
アンク「決めろ、映司!」
オーズ「分かった! 」
そしてオーズはオースキャナーでオーズドライバーに装填された3枚のメダルをスキャンしたのだった。
『スキャニングチャージ!』
オーズ「ハアーッ、セイヤー!」
サメヤミー(オス)「そうは簡単に行かないぞ!」
そしてオーズはタトバキックをサメヤミー(オス)に放つが何処かから生み出した水の空間に逃げ込んだ上にまるでワープしたかのように別の場所に姿を現したのだった。
サメヤミー(オス)「どうだ、オーズ!これが未来のヤミーの力だ!」
オーズ「アンク、どうしよう?これじゃ勝てないよ!」
未来のアンクは映司が弱音を吐いたことからミハルとその姿が重なったからなのか怒りをぶつけながら別のメダルホルダーからサメメダルを取り出したのだった。
アンク「ミハルじゃないんだから弱音を吐くな、映司!だったらこいつを使え!」
オーズ「このメダルって確か…」
アンク「ああ。この前、ボルグから奪ったコアメダルだ!」
オーズ「分かった!使ってみるよ!」
そしてアンクからサメメダルを受け取ったオーズはタカメダルと交換すると共にオースキャナーでスキャンしたのだった。
『サメ!トラ!バッタ!』



オーズ「よし!」
サメヤミー(オス)「俺と同じ力を手に入れたからと言って俺に勝てると思うなよ!」
そう叫んだサメヤミー(オス)は再び発生させた水の中に逃げ込んだのだった。
アンク「映司、今のお前ならあいつを探せるはずだ!追え!」
オーズ「わかった!」
そしてオーズも海の中に飛び込み、サメヘッドの力を使って見つけると一気に背後に迫るとバッタレッグの力で地上に打ち上げたのだった。
オーズ「ハアッ!」
サメヤミー(オス)「グハッ!」
オーズ「これで終わりだ!」
『スキャニングチャージ!』
オーズ「ハアーッ、セイヤー!」
サメヤミー(オス)「そんな…俺の欲望が…ウワーッ!」
そしてサメヤミー(オス)を倒したオーズがアンクの元に向かおうとした矢先、目の前に謎の女性が姿を現したのだった。
オーズ「君、誰?」
?「ほう?この世界でもきちんと人間の姿を保てるとはな。この時代は素晴らしいな!」


アンク「お前、まさかボルグか?」
ボルグ「気づいたか?さすがはアンクだな!」
アンク「女なぞに姿を変えやがって!ふざけるな!」
ボルグ「さて、お前らを消せば湊ミハルはもちろん!俺のものって訳だ。だから、消えろ!ハアッ!」
アンク「映司!」
そしてボルグがオーズとアンクに向かって水のエネルギー波を放った次の瞬間、まるでオーズを守るかのように紫のコアメダルが姿を見せたのだった。
アンク「紫のコアメダルだと?まさか、やつも時空を超えてこの世界に来たのか?」



オーズ「このコアメダル…仕方ない、使うか!」
そしてオーズはオーズドライバーに紫のコアメダルを装填すると共にオースキャナーでスキャンしたのだった。
『プテラ!トリケラ!ティラノ!プ・ト・ティラーノザウルゥース!』
オーズ「ウワァーッ!」

アンク「映司、まさかまた理性を…」
オーズ「大丈夫だよ、アンク!それよりもあいつを何とかしないと。」
アンク「ああ、そうだな。」
ボルグ「プトティラか。今は俺が相手をする必要は無い。旧世代には旧型のグリードだ。お前の相手はな!」
アンク「何?」
オーズ「どういう意味だ!」
そう告げたボルグに気を取られていたオーズは背後から炎の一撃を受けたのだった。
オーズ「ウワッ!」
アンク「映司!チッ、誰だ!何?なんでお前がここにいるんだ!」
アンク(ロスト)「やあ、久しぶりだね。もう1人の僕。今度こそ僕と融合して完全体になろうよ!」

なんとそこに現れたのはかつての戦いでアンクを取り戻すためにオーズにコアメダルを砕かれたはずのアンク(ロスト)だった。そして、融合という言葉に違和感を覚えたアンクはついに正体を明かすのだった。
アンク「ハッ!何が融合だ!お前の力なんか借りなくてもな、俺は完全体なんだよ!ハアッ!」

オーズ「アンク…(やっぱりお前は本当に未来のアンクなんだな。)」
完全体になったアンクを見たオーズは砕かれたタカメダルではないタカメダルを使っていることに気付いたのだった。一方、アンク(ロスト)は不敵に笑いながら話し始めたのだった。
アンク(ロスト)「ハハ。今日は挨拶さ。僕たちグリードによるこれから起きる全面戦争においてのね。またね、オーズ。それからもう1人の僕!行くよ、ボルグ!」
ボルグ「ああ!」
そしてアンク(ロスト)はボルグを掴みながら空へと姿を消すのを見届けたオーズは変身を解除し、アンクも人間体に戻るのだった。
映司「アンク、もしかして…」
アンク「ああ。カザリたちも復活しているとしたら大変な事になるかもな。」
これから起こる壮絶なグリードとの全面戦争に備えるために映司とアンクは立ち向かう決意をしたのだった。










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