ライダージェネレーション~キラー降臨パート1~第11話「ファルシオン再び!そして飛羽真の前にあの剣士が現れる!」
前回のあらすじ
仮面ライダージオウこと常磐ソウゴは田村保乃の撮影現場に同行していた。そして、現場に向かって歩いていた2人の目の前にソウゴの仲間である仮面ライダーゲイツこと明光院ゲイツが目の前に現れたのだった。そしてゲイツも共に現場へと向かう中、撮影現場が突如として大爆発を巻き起こし、そこからアナザーエグゼイドが現れた。そしてアナザーエグゼイドに謎の違和感を覚えたゲイツにソウゴはアナザーエグゼイドの正体が加古川飛竜である事を明かすとソウゴは仮面ライダージオウエグゼイドアーマー、ゲイツは仮面ライダーゲイツゲンムアーマーに変身してアナザーエグゼイドとの戦闘に突入した。そして、アナザーエグゼイドのブロック攻撃に苦戦しながらも抜群の連携でアナザーエグゼイドを追い詰めた矢先、目の前にクラックが現れると共にそこから葵連が現れ、アナザーエグゼイドをクラックの中に逃がすと代わりに仮面ライダーフィフティーンに変身してジオウとゲイツの目の前に立ちはだかった。フィフティーンは自身最強の力である鎧武アームズに変身すると圧倒的な力でジオウとゲイツを返信解除するまで追い詰めたのだった。そしてこの世界にまた新たな来訪者が…。
飛羽真「はあ…。」
仮面ライダーセイバーこと神山飛羽真はため息をマネージャー兼警護対象である大園玲の目の前でついた。
玲「どうしたんですか?飛羽真さん。ため息なんかついて。」
飛羽真「あ、玲ちゃんか。」
玲「えへへ。私が近付いたことも分からないくらい疲れてましたね。」
飛羽真は未だに髪を切った大園玲の姿に中々慣れれずにいた。そして今日の玲の仕事は最近パーソナリティーに任命されたラジオの収録だった。それを終えた玲が飛羽真の元にやって来たものの最近の仕事の忙しさに着いていくのがやっとで飛羽真は少しだけ…いやかなりグッタリとしていた。
飛羽真「じゃあ…帰るか。」
玲「はい!」
玲は明るく返事をして飛羽真と共に現場から離れながら歩いていると誰かが駆け寄る足音に気付いた。
玲「飛羽真さん。」
飛羽真「ん?」
玲「誰か駆け寄ってきます!」
飛羽真「え?」
そして飛羽真が振り返ろうとした矢先、その人物は明るく飛羽真に呼び掛けた。
?「ようやく見つけましたよ。久しぶりですね、飛羽真!」
飛羽真「お前は…倫太郎!なんでここに?」
玲「知り合いですか?」
飛羽真「ああ。俺の仲間だ。」
そこにいたのはかつて飛羽真と共にメギドや仮面ライダーソロモンことマスターロゴス、仮面ライダーストリウスことストリウス、ロード・オブ・ワイズを倒すために戦ったソードオブロゴス所属の剣士である仮面ライダーブレイズこと新堂倫太郎だった。
倫太郎「お元気でしたか?飛羽真。」
飛羽真「ああ、元気だったよ!そうだ紹介するね、こちら大園玲ちゃん。」
玲「はじめまして、大園玲です。玲ちゃんでもぞのでも好きなように呼んでくださいね。」
倫太郎「新堂倫太郎です。水の剣士ブレイズとして飛羽真と共に戦ってきた仲間です。よろしくお願いします。」
玲「はい!よろしくお願いします!」
玲と倫太郎が自己紹介をしたのを見届けた飛羽真は改めて倫太郎に尋ねた。
飛羽真「それで倫太郎は何故ここに?」
倫太郎「実は…ソフィアさんがバハトが復活を果たして飛羽真達の世界に現れるのを本で見たと言いまして。」
飛羽真「それで真実を確かめるためにこの世界に?」
倫太郎「ええ。それで飛羽真…やはりバハトは?」
飛羽真「ああ、復活してまた俺を狙った。いや、玲ちゃんを襲おうとした所を俺が助けたんだ。」
倫太郎「なぜ彼女が?」
飛羽真「それが分かんないんだ。玲ちゃんを狙うことこそがライダーキラーと呼ばれる親玉の狙いかもしれないと思うんだ。」
倫太郎「ライダーキラー…ですか」
飛羽真「ああ。奴がバハトだけじゃなくストリウスにズオス、レジエルにマスターロゴスまで復活させていた。」
倫太郎「そんな…ならば…ロード・オブ・ワイズも?」
飛羽真「多分…お前のお父さんも…。生きているんだと思う。」
倫太郎「そんな…馬鹿な。」
そんなことを話していると急に玲が2人に向かって叫んだ。
玲「2人ともあれを…ひ、火の鳥が…」
飛羽真「火の鳥…ま、まさか!」
倫太郎「来ますよ、飛羽真!」
飛羽真「ああ。」
そして二人の頭上を飛び越えて地上に降り立った火の鳥はバハトの姿になった。
バハト「なんだ、炎の剣士。お仲間を引き連れてやがったのか?」
飛羽真「バハト!」
倫太郎「水勢剣流水の名にかけてあなたを斬ります!」
バハト「はっ。斬るだの…なんだの…お前らは剣士として本気で俺を倒す気なのか?」
飛羽真「当たり前だろ!お前を倒して今度こそ破滅の書に鍵をかけてやる!」
バハト「ハハハ。出来はしないさ、お前らなんかにはな!」
そう告げてバハトは腰に覇剣ブレードライバーを装着した。
『覇剣ブレードライバー!』
『エターナルフェニックス!』
バハト「変身」
『抜刀…!エターナルフェニックス!虚無!漆黒の剣が、無に帰す!』
バハトは覇剣ブレードライバーにエターナルフェニックスワンダーライドブックを装填して仮面ライダーファルシオンに変身した。
飛羽真「行くぞ、バハト!」
そう告げて飛羽真は腰に聖剣ソードライバーを装着した。
『ブレイブドラゴン!』
飛羽真「変身!」
『烈火抜刀!』
『ブレイブドラゴン!烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!』
倫太郎「僕も行きますよ、飛羽真!」
そう告げて倫太郎も腰に聖剣ソードライバーを装着した。
『ライオン戦記!この蒼き鬣が新たに記す、気高き王者の戦いの歴史…』
倫太郎「変身!」
『流水抜刀!ライオン戦記!』
『流水一冊!百獣の王と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が牙を剥く!』
ブレイズ「水勢剣流水に誓う、僕がバハト…貴様を倒す!」
倫太郎は聖剣ソードライバーにライオン戦記ワンダーライドブックを装填して仮面ライダーブレイズライオン戦記に変身した。
ファルシオン「良いだろう、まとめて貴様ら相手にしてやる!」
ファルシオンはゆっくりと無銘剣虚無を振り下ろすとブレイズが水勢剣流水で受け止めた。
ブレイズ「飛羽真!」
セイバー「分かってる!ハアッ!」
セイバーは火炎剣烈火による連続斬撃を繰り出すとそのタイミングでブレイズは蹴りでファルシオンを吹き飛ばした。
ファルシオン「グハッ!やりやがるな…貴様ら。だが…俺の剣技に耐えられるかな!ハアッ!」
ファルシオンの無銘剣虚無から放たれた連続斬撃を受けたセイバーとブレイズは地面を転がるのだった。
セイバー「相変わらずだな…この力任せな戦いは!」
ブレイズ「なんとしてでも彼を封印しなければ!」
立ち上がったセイバーとブレイズは火炎剣烈火と水勢剣流水を使って斬りかかるがファルシオンはその一撃すら受け止めた。
ファルシオン「甘い、甘すぎる!ハアッ!」
ファルシオンの再び放たれた連続斬撃を受けたセイバーとブレイズは壁に叩きつけられた。
ファルシオン「そんなものか?炎の剣士、水の剣士よ!」
追撃の形でセイバーとブレイズに斬りかかるファルシオンの一撃を2人は受け止めると聖剣が光り輝いた。
玲「何…あれ?」
ブレイズ「この力…行きますよ、飛羽真!」
セイバー「ああ!これが俺達の」
ブレイズ「聖剣の力です!ハアッ!」
セイバーとブレイズの光り輝いた聖剣から振り下ろされた強烈な一撃を喰らったファルシオンは地面を転がるのだった。
ファルシオン「小賢しい奴らだ!ならばこれで決めてやる!」
『必殺黙読!抜刀…!不死鳥無双斬り!』
ファルシオン「ハアッ!」
セイバー「やらせるか!」
『必殺読破!烈火抜刀!ドラゴン一冊斬り!ファイヤー!』
セイバー「火炎十字斬!」
ブレイズ「僕もいきます!」
『必殺読破!流水抜刀!ライオン一冊斬り!ウォーター!』
ブレイズ「ハイドロ・ストリーム!」
ファルシオンの不死鳥無双斬りを相殺したセイバーの火炎十字斬とブレイズのハイドロ・ストリームを喰らったファルシオンは地面を転がるが無銘剣虚無を杖代わりにして立ち上がるのだった。
ファルシオン「ハハハ!まだだ…まだ負けはせんぞ!」
ブレイズ「これでも倒れないとは…」
セイバー「だったら…こいつを使うしかない!」
そう告げてセイバーはドラゴニックナイトワンダーライドブックを取り出した。
『ドラゴニックナイト!ドでかい竜をド派手に乗りこなす、ド級の騎士のドラマチックバトル…』
『つまりは、ド級のナイトに進化!』
『烈火抜刀!』
『Don't miss it!(The knight appears. When you side.)』
『ドメタリックアーマー!(you have no grief and the flame is bright.)』
『ドハデニックブースター!(Ride on the dragon ,fight.)』
『ドハクリョックライダー!(Dragonic knight.)』
『ドラゴニックナイト!すなわち、ド強い!』
セイバーはドラゴニックナイトワンダーライドブックを使って仮面ライダーセイバードラゴニックナイトに変身した。
ブレイズ「こうなったら僕も!」
『天空のペガサス!かつて蒼白の翼を持つ神獣が天から輝き舞い降りた…』
『ピーターファンタジスタ!とある大人にならない少年が繰り広げる、夢と希望のストーリー…』
『流水抜刀!』
『蒼き野獣の鬣が空に靡く!ファンタスティックライオン!』
『流水三冊!紺碧の剣が牙を剥き、銀河を制す!』
ブレイズは天空のペガサスワンダーライドブック、ピーターファンタジスタワンダーライドブックを使って仮面ライダーブレイズファンタスティックライオンに変身した。
ファルシオン「お前ら…俺に強化のワンダーライドブックがないと思ったか?」
ブレイズ「な、なんだと?」
ファルシオン「あるんだよ、俺にもな!」
『アルティメットフェニックス!究極の炎を手に入れた不死鳥による新たな伝説の物語!』
『抜刀…!アルティメットフェニックス!』
ファルシオンは時空の裂け目からアルティメットフェニックスワンダーライドブックを呼び出すと覇剣ブレードライバーに装填して仮面ライダーファルシオンアルティメットフェニックスに変身した。
ファルシオン「どうだ?俺の…第2の力は!」
ブレイズ「そ、その姿は…まるで」
セイバー「ドラゴニックナイトと瓜二つ…だと?」
ファルシオン「どうだ?炎の剣士…お前と似た姿は!」
セイバー「ふざけるな!」
そしてセイバーはファルシオンに斬りかかるがその一撃をファルシオンは受け止めたのだった。
ファルシオン「甘いな。斬撃ってのはな…こう放つんだよ!ハアッ!」
ファルシオンは無銘剣虚無に炎を纏わせて強烈な一撃を放ち、セイバーを吹き飛ばした。
セイバー「グハッ!」
ブレイズ「飛羽真!」
セイバー「気を付けろ、倫太郎…さっきとはまるで別人だ。」
ブレイズ「分かりました!ハアッ!」
そしてブレイズもファルシオンに対して強烈な斬撃を放つがその斬撃すらもファルシオンは受け止めた。
ファルシオン「残念、お前の剣も俺には届かないって訳だ!ハアッ!」
ブレイズ「ウワーッ!」
ファルシオンはブレイズに対しても無銘剣虚無から強烈な斬撃を放ち、ブレイズを壁に叩きつけた。
ファルシオン「さて…仕上げといくか!」
『究極の不死鳥!究極無限一突!』
セイバー「負けるか…こんな所で!」
『ドラゴニックブースター!』
『ワン!リーディング!』
ファルシオンが放つ不死鳥を模した十字の斬撃に対してセイバーはドラゴニックブースターにブレイブドラゴンワンダーライドブックをリードして口部分から強力な火炎放射を放つが、その一撃を相殺したファルシオンの一撃がセイバーに直撃すると大爆発を巻き起こした。
セイバー「ウワーッ!」
ブレイズ「グハッ!」
玲「飛羽真さん!倫太郎さん!」
ファルシオン「どうやらここまでのようだな。炎の剣士、水の剣士よ!」
そう告げて立ち去ろうとするファルシオンに対して玲を守るかのように立ち上がったセイバーとブレイズは叫んだ。
セイバー「ま、まだだ!」
ブレイズ「ぼ、僕たちは…もう一度お前を!」
ファルシオン「下らないな。もう俺は…破滅の書に封印できるほどの存在じゃないんだよ!」
そう告げてファルシオンは無銘剣虚無を覇剣ブレードライバーに納刀してトリガーを押して再び抜刀した。
『抜刀…究極不死鳥無双斬り!』
ファルシオン「これで…終わりだ!ハアッ!」
セイバー「行くぞ、これで決めるぞ!倫太郎!」
ブレイズ「はい!」
そう告げてセイバーとブレイズも聖剣ソードライバーに火炎剣烈火と水勢剣流水を納刀してトリガーを押して再び抜刀した。
『ドラゴニック必殺読破!烈火抜刀!ドラゴニック必殺斬り!』
セイバー「神火龍破斬!ハアッ!」
『必殺読破!流水抜刀!ペガサス!ライオン!ピーターファン!三冊斬り!ウォ・ウォ・ウォ・ウォーター!』
ブレイズ「ハイドロ・ボルテックス!」
セイバーは神獣ブレイブドラゴンに乗って神火龍破斬を放つがファルシオンが放った不死鳥の一撃を防げずセイバーは地面に落下して変身解除した。
飛羽真「グハッ!」
ブレイズ「飛羽真!バハト、貴様!ハアッ!」
ブレイズは不死鳥の一撃に突撃しながらハイドロ・ボルテックスを突撃するがその一撃でも不死鳥の猛攻を止められずにブレイズは壁に叩きつけられて変身解除するとファルシオンは地面に降り立った。
倫太郎「ガハッ!ク、クソ…」
玲「飛羽真さん、倫太郎さん!」
そして2人に駆け寄る玲を見つけたファルシオンはゆっくりと玲に歩み寄るのだった。
ファルシオン「大園玲…今度こそお前を異世界に連れて行く。」
玲「あ、ああ…」
飛羽真「玲…ちゃん!」
倫太郎「早く…逃げて下さい!」
玲「動けない…助けて、誰か助けて!」
ファルシオン「貴様など誰も助けはせん!炎の剣士も水の剣士も倒れたんだからな!」
玲「キャー!」
そう告げて無銘剣虚無を玲に振り下ろそうとした矢先、どこかから銃撃が放たれた。
ファルシオン「ん?誰だ?」
不破「何だ、社長のヤツ。どっから俺に指示出してんだ?剣士を助けろとか言いやがって。」
ファルシオン「聞いてるのか、貴様は誰だと言ったんだ!」
不破「俺はエイムズ兼飛電インテリジェンスの用心棒…不破諫だ!闇の剣士はお前か。」
ファルシオン「ならば…どうする?」
不破「お前を…ぶっ潰す!」
そう告げて不破は懐からランペイジガトリングプログライズキーを取りだした。
『ランペイジバレット!』
『オールライズ!Kamen Rider…Kamen Rider…』
不破「変身!」
『フルショットライズ!Gathering Round!ランペイジガトリング!マンモス!チーター!ホーネット!タイガー!ポーラベアー!スコーピオン!シャーク!コング!ファルコン!ウルフ!』
不破はランペイジガトリングプログライズキーを使って仮面ライダーランペイジバルカンに変身した。
ランペイジバルカン「おい、大丈夫か?」
玲「は、はい。」
ランペイジバルカン「安心しな。すぐに片付けてやるからよ!」
玲「はい!」
そう告げて玲を慰めるランペイジバルカンに痺れを切らしたファルシオンが襲いかかった。
ファルシオン「ベラベラうるさいんだよ!お前!」
ランペイジバルカン「なんだ、こんなもんか。」
ランペイジバルカンはファルシオンの一撃を受け止めるとランペイジガトリングプログライズキーのセレクターマガジンを1回回した。
『パワー!ランペイジ!』
ランペイジバルカン「コングの一撃!オラッ!」
ランペイジバルカンはコングのパワーを宿した腕でファルシオンをラリアットし数回振り回して放り投げた。
ファルシオン「グハッ!」
ランペイジバルカン「マンモスの踏みつけ!ハアッ!」
立ち上がったファルシオンに対してランペイジバルカンは踏み付けと同時にマンモスの脚を模したエネルギー体を発生させて踏み潰した。
ファルシオン「ウワーッ!」
ランペイジバルカン「今度はサメの力だ!」
ランペイジバルカンはサメが噛み付くように敵を両足で挟み込み投げ飛ばした。
『ランペイジパワーブラスト!』
ファルシオン「な、なんなんだよ!貴様!」
ランペイジバルカン「まだまだ!これからだ!」
ランペイジバルカンはランペイジガトリングプログライズキーのマガジンを2回回した。
『スピード!ランペイジ!』
ランペイジバルカン「まずはコイツだ!」
ランペイジバルカンはエイムズショットライザーからハチの針を模したエネルギー弾を一斉に発射した。
ファルシオン「グハッ!」
ランペイジバルカン「まだまだ!」
立ち上がったファルシオンに対してランペイジバルカンはチーターの力による超高速で接近して連続キックを叩き込んで空に吹き飛ばした。
ファルシオン「空なら…逃げれる!」
ランペイジバルカン「逃がすと思うなよ!」
ファルコンの翼で飛行し、ファルシオンの頭上からキックを叩き込んで地上に叩き落とした。
『ランペイジスピードブラスト!』
ファルシオン「な、何!?」
ランペイジバルカン「次はこいつだ!」
ランペイジバルカンはランペイジガトリングプログライズキーのマガジンを3回回した。
『エレメント!ランペイジ!』
ランペイジバルカン「一気に行くぜ!ハアッ!」
ランペイジバルカンは左手から火炎弾を放つと同時に右手から地面を伝う冷気でファルシオンを足元から凍らせ、トドメに左腕から伸ばしたアシッドアナライズを突き刺し、壁に吹き飛ばした。
『ランペイジエレメントブラスト!』
ファルシオン「調子に乗るなよ!」
ファルシオンは覇剣ブレードライバーに無銘剣虚無を納刀してトリガーを引いて抜刀した。
『抜刀…!究極不死鳥無双斬り!』
ファルシオン「消えろ!ハアッ!」
ランペイジバルカン「消えるのはお前だ!」
ランペイジバルカンはランペイジガトリングプログライズキーのマガジンを4回回した。
『オール!ランペイジ!』
ランペイジバルカン「これで終わりだ!ハアッ!」
『ランペイジオールブラスト! 』
ファルシオンの不死鳥を模した一撃に対してランペイジバルカンは10種全てのライダモデルの力を集結させたウルフ型のライダモデルを発射し、ライダモデルが変化した虹色の銃弾で不死鳥ごとファルシオンを撃ち抜いた。
ファルシオン「ハアハア…貴様、覚えてろよ。」
そう告げてファルシオンは時空の裂け目に姿を消し、ランペイジバルカンが変身を解除すると不破のスマホに仮面ライダーゼロワンこと飛電或人から連絡が来た。
不破「どうした、社長。ああ、助けたぜ。分かった、すぐに向かう。」
そう告げてスマホの通話を切ると不破は歩き出した。
飛羽真「あの…ありがとうございました!」
不破「ああ、間に合ってよかったよ。じゃあ、またな!」
そして手を挙げて不破はその場から立ち去るのだった。
to be continued…