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ライダージェネレーション~キラー降臨パート1~第10話「アナザージオウ再び!ジオウとゲイツ再会の時!」

前回のあらすじ
仮面ライダーフォーゼこと如月弦太朗は藤吉夏鈴のマネージャーとして撮影を終えた夏鈴を迎えに来ていた。そして夏鈴と共に帰っていた弦太朗は夏鈴にかつての仲間である仮面ライダー部の話をしていた。そんな中、目の前にインターポールとして世界中を回っていた仮面ライダーメテオこと朔田流星が数年ぶりに地球に帰ってきたのだった。そして流星は海外にライダーキラーが姿を現した事やキャンサー・ゾディアーツが襲撃をしてきた事を話した。そしてその話を聞いた弦太朗は衝撃を受けていたがそんな2人の目の前に鬼島夏児が現れるとキャンサー・ゾディアーツに変身した。そして弦太朗と流星は夏鈴を守るためにフォーゼとメテオに変身した。そしてメテオギャラクシーとフォーゼから借りたエレキスイッチの力でキャンサー・ゾディアーツをメテオが追い詰め、最後はファイヤーステイツに姿を変えたフォーゼのライダー爆熱シュートでキャンサー・ゾディアーツを倒したかに思えたがその爆炎からキャンサー・ゾディアーツを庇ったのは倒したはずのスコーピオン・ゾディアーツだった。そしてその姿を見た流星は立神吼まで復活したかもしれないと話すのだった。一方その頃、未来から1台のタイムマジーンがやって来た。

ソウゴ「今日は保乃ちゃんだけの撮影で…由依さんはオフ…。うん、間違いないな!」

仮面ライダージオウこと常磐ソウゴは田村保乃と小林由依のマネージャーとして毎日のように撮影やテレビやラジオの収録に同行していた。そして今日は由依がオフだったために保乃の撮影に同行するだけとなった。
保乃「もう~。そんなにスケジュールとにらめっこしてどうしたんよ?ソウゴさん!」

ソウゴ「あ、保乃さん。もう準備出来ました?」
保乃「はい!もう出来ました!今日は撮影だけやんな?」
ソウゴ「そうですよ。」
保乃「ならその撮影終わったらご飯食べてから帰りたいな~。」
ソウゴ「わ、わかりましたよ!」
保乃「やったー!」
ソウゴは保乃とのランチの約束を半ば強引に決められたような形だが、今はとにかく撮影の現場に向かおうと歩みを進めた。
保乃「そんなに急がんでも遅れへんよ?」
ソウゴ「いや、この前みたいに保乃さんを危険に晒す訳にはいきませんから。」
そんなことを話しながら歩くソウゴに保乃は聞いた。
保乃「ソウゴさんって未来では魔王なんやろ?」
ソウゴ「うん。最低最悪の魔王って言われてるけど俺は今でも最高最善の魔王になりたい…いや、なるって決めたんだ。」
保乃「へぇ、凄いやん。それでアナザーライダーと戦ってるなんてカッコイイよ!」
ソウゴ「はは、ありがとう。」
そんな事を話していると目の前に1人の男が現れた。
?「相変わらずだな、お前は。まだそんな事を当たり前のように話しているのか。」
ソウゴ「な、なんでここにいるんだよ?ゲイツ!」
ゲイツ「久しぶりだな、ソウゴ。」

保乃「誰?ソウゴさんの知り合いなん?」
ソウゴ「うん。彼は明光院ゲイツ。俺の頼れる仲間だ。」
ゲイツ「頼れるかどうかは分からんがソウゴと一緒に戦ってきた。よろしく頼む。」
保乃「なんか固いなぁ。そんなにかしこまらんでもいいのに。私は田村保乃!ほのすでもほのちゃんでもゲイツさんの好きなように呼んでな?」
ゲイツ「あ、ああ。おい、ソウゴ。なんなんだこの女は。グイグイ来やがって。」
ゲイツは保乃の積極的な態度に驚きながらもソウゴに保乃の素性をこっそりと聞いた。
ソウゴ「保乃ちゃんはね…アイドルなんだよ。未来ではどうなってるか分からないけど櫻坂46っていうアイドルグループのメンバーなんだ。それで俺はこの世界で保乃ちゃんのマネージャーとして活躍してるんだ。」
ゲイツ「なるほどな。大体事情は分かったがそのアイドルと何処に向かってるんだ?」
ソウゴ「俺は今、保乃ちゃんを撮影会場に連れて行こうとしてたんだ。」
ゲイツ「撮影会場だと?」
保乃「ほのな、今日モデルの撮影やねん。せやからソウゴさんについて来てもらってねん。」
ゲイツ「仕方ない。なら俺も付き合ってやるとするか。」
ソウゴの話を聞いて何とか理解したゲイツもソウゴと共に保乃を撮影現場に送り届けようとした矢先、撮影現場が謎の大爆発を巻き起こした。
保乃「う、嘘やん…撮影現場が…」
ソウゴ「う、嘘だろ」
ゲイツ「誰がこんなことを…」
そして呆然と撮影現場を見つめる3人の目の前に1つの影が舞い降りた。
アナザーエグゼイド「田村保乃の撮影現場破壊ゲーム…クリア。」


ゲイツ「アナザーエグゼイドだと?」
ソウゴ「違うよ、ゲイツ。こいつは加古川飛竜だ。」
ゲイツ「加古川飛竜だと?なんであいつがまたアナザージオウの力を持っているんだ?」
そんな話をしているとアナザーエグゼイドはゆっくりとソウゴとゲイツの方向を向いた。
アナザーエグゼイド「またお前か、常磐ソウゴ。そして明光院ゲイツ。」
ゲイツ「加古川飛竜…貴様がなぜアナザージオウの力を手に入れたのかは知らないが…貴様はここで倒す!」
ソウゴ「いくぞ、ゲイツ!」
ゲイツ「ああ!」
そしてソウゴとゲイツは腰にジクウドライバーを装着した。
『ジクウドライバー!』
『ゲイツ!ゲンム!』
ゲイツ「変身!」
『ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!』
『アーマータイム!レベルアップ!ゲンムゥ!』

ゲイツ「一気に行くぞ。」
ゲイツはジクウドライバーにゲイツライドウォッチとゲンムライドウォッチを装填して仮面ライダーゲイツゲンムアーマーに変身した。
『ジクウドライバー!』
『ジオウ!エグゼイド!』
ソウゴ「変身!」
『ライダータイム!仮面ライダージオウ!』
『アーマータイム!レベルアップ!エ・グ・ゼ・イー・ド!』

ジオウ「なんかクリア出来る気がする!」
ソウゴはジクウドライバーにジオウライドウォッチとエグゼイドライドウォッチを装填して仮面ライダージオウエグゼイドアーマーに変身した。
アナザーエグゼイド「来い!」
アナザーエグゼイドはジオウとゲイツに向かって走り出し、強烈な一撃を繰り出すがジオウはガシャコンブレイカーブレイカーで受け止めた。
ジオウ「ゲイツ!」
ゲイツ「分かってる!ハアッ!タアッ!」
ゲイツはアナザーエグゼイドに強烈なパンチを繰り出した後に車輪状のエネルギー弾を飛ばした。
アナザーエグゼイド「グハッ!な、なめやがって!こいつを喰らえ!」
ジオウ「グハッ!」
ゲイツ「ウワーッ!」
アナザーエグゼイドはアクロバティックな攻撃と共にチョコブロックを蹴り出した事でジオウとゲイツは吹き飛ばされた。
アナザーエグゼイド「どうだ?これが俺の力だ!」
ジオウ「舐めるな!ハアッ!」
立ち上がったジオウはアナザーエグゼイドの目の前に立ちはだかるとガシャコンブレイカーブレイカーによる強烈な一撃で上空に打ち上げた。
アナザーエグゼイド「な、何!?」
ジオウ「今だ、ゲイツ!」
ゲイツ「ああ!こいつも喰らえ!ハアッ!」
ジオウのアシストを受けたゲイツも再び車輪状のエネルギー弾をアナザーエグゼイドに放った。
アナザーエグゼイド「グハッ!な、何故だ…なぜ貴様らに勝てない!」
ジオウ「当たり前だろ?お前がいつまでも俺の真似事をしているうちは勝てない!」
ゲイツ「もちろん俺にも勝てないさ。加古川飛竜、お前は永遠にな!」
アナザーエグゼイド「舐めるな!」
そして立ち上がったアナザーエグゼイドは再びチョコブロックを蹴りあげてジオウとゲイツに向かって放ったがそれを回避したゲイツは踏み台を作ってジオウを呼び込んだ。
ゲイツ「ソウゴ!」
ジオウ「任せろ!タアッ!」
そしてジオウはゲイツの踏み台を利用して高く飛び上がった。
アナザーエグゼイド「な、何?」
ジオウ「ハアーッ!」
アナザーエグゼイド「ウワーッ!」
そしてジオウは急降下しながらガシャコンブレイカーブレイカーによる強烈な一撃を放ってそれを喰らったアナザーエグゼイドは地面を転がった。
ジオウ「決めるよ、ゲイツ!」
ゲイツ「ああ!まずは俺からだ!」
『フィニッシュタイム!ゲンム!クリティカルタイムバースト!』
ゲイツ「ハアッ!」 
アナザーエグゼイド「ウワーッ!」
ゲイツは円を描くようにアナザーエグゼイドの周囲を素早く動き回りながら連続で攻撃し、最後にトドメのライダーキックを放ち、それを食らったアナザーエグゼイドは壁に叩きつけられた。
ジオウ「これで終わりだ!」
『フィニッシュタイム!エグゼイド!クリティカルタイムブレーク!』
ジオウはガシャコンブレイカーブレイカーの衝撃波でアナザーエグゼイドを空中に飛ばした後、文字のエフェクトと共にアナザーエグゼイド目掛けて両手で攻撃しながら突っ込み、アナザーエグゼイドを圧し潰そうとした矢先、クラックが開くとそこから現れた葵連が黄泉丸から放つ闇の衝撃波でジオウを吹き飛ばした。
ジオウ「ウワーッ!」
連「情けないな、加古川飛竜。」

アナザーエグゼイド「今まで高みの見物か?偉そうに。」
連「早く行け。あいつに恥をかかせたくないならな。」
アナザーエグゼイド「後は任せた。」
そう告げてアナザーエグゼイドはクラックに飛び込み姿を消した。
ゲイツ「大丈夫か、ソウゴ。」
ジオウ「うん。それよりも…アンタは誰なんだ?」
連「俺は葵蓮。貴様らを倒す。」
『戦極ドライバー!』
『フィフティーン!ロックオン!』
連「変身」
『フィフティーン!』

フィフティーン「仮面ライダー…フィフティーン。」
ジオウ「仮面ライダー…」
ゲイツ「フィフティーンだと?」
葵蓮は腰に戦極ドライバーを装着するとフィフティーンロックシードを戦極ドライバーに装填して仮面ライダーフィフティーンに変身した。
フィフティーン「貴様らが平成ライダー20人の力を使うというのなら…俺は平成ライダー15人の中で最強のライダーの力を使うとしよう。」
そしてフィフティーンは平成十五ライダーロックシードを起動した。
『鎧武!ロックオン!』
『鎧武アームズ!フルーツ鎧武者 オンパレード!』

フィフティーン「さあ、斬り捨ててやる。」
ジオウ「ふざけやがって!」
フィフティーン「甘い!ハアッ!」
ジオウ「グハッ!」
ゲイツ「貴様!ハアッ!」
フィフティーン「甘い…甘すぎる!ハアッ!」
ゲイツ「グハッ!」
ジオウとゲイツのパンチやキックを交わしたフィフティーンは大橙丸による連続斬撃でジオウとゲイツを吹き飛ばした。
ジオウ「まだまだ!」
『フィニッシュタイム!エグゼイド!クリティカルタイムブレーク!』
ジオウ「ハアーッ!」
フィフティーン「愚問だな。ハアッ!」
『鎧武オーレ!』
ジオウ「ウワーッ!」
ジオウは再びガシャコンブレイカーブレイカーの衝撃波を繰り出そうとしたが大橙丸から大橙一刀に似た紫色の斬撃を放ち、ジオウの変身を解除させた。
ゲイツ「ソウゴ!貴様、許さん!」
フィフティーン「なら…倒してみろ。」
ゲイツ「望み通りにしてやる!」
『フィニッシュタイム!ゲンム!クリティカルタイムバースト!』
ゲイツ「ハアッ!」
ゲイツは再びフィフティーンの周囲を円を描くように素早く動き回りながら連続で攻撃し、最後にライダーキックを放つがフィフティーンは黄泉丸でその一撃を受け止めた。
フィフティーン「甘いな。ハアッ!」
『鎧武スパーキング!』
フィフティーンは大橙丸と黄泉丸による連続斬撃でゲイツの変身を解除させた。
フィフティーン「これが貴様らの今の実力か。よく理解した。」
そしてフィフティーンはクラックを開くと姿を消した。
ゲイツ「大丈夫か、ソウゴ?」
ソウゴ「うん。でも士に教えないと…。厄介な敵が現れたって。」
一方その頃、この街に巨大な本が現れて開くとそこから1人の男が現れた。
『ゲートオープン!』
?「この世界にあなたはいるんですね?飛羽真。」
to be continued…

















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