仮面ライダーリバイス～バトルオブ・デビル＆エンジェル～第６話「遂に激突！仮面ライダージャンヌVSプラナリア・デッドマン！」

前回のあらすじ
仮面ライダーデストリームこと五十嵐元太と五十嵐幸実はバイスの記憶を無くしたままの五十嵐一輝を見ながら仮面ライダーライブこと五十嵐大二と仮面ライダージャンヌこと五十嵐さくらの帰りを待ちながら3兄妹の成長をふりかえっていた。そんな中2人の目の前に突如として倒されたはずの赤石秀雄が現れたのだった。そして赤石はベイルドライバーを手にして元太の中にいるベイルを自身に明け渡すように話すものの元太は頑なに拒否した。すると赤石は幸実を人質にする事でベイルを自身の物にしようとしたが元太の中から実体化したベイルが幸実を守るように現れ、赤石からベイルドライバーを奪還すると共に赤石を蹴り飛ばす。その行動に怒りを覚えた赤石はギフデモスに姿を変え、2人に襲いかかった。そして赤石を止めるために元太とベイルは仮面ライダーデストリームと仮面ライダーベイルに変身して共闘をすることを決意した。ギフデモスの強力な力にデストリームとベイルは苦戦したものの2人は抜群の連携でギフデモスを追い詰めた上でデストリームの必殺技であるデストリームフィニッシュとベイルの必殺技であるベイリングインパクトを喰らったギフデモスは赤石の姿に戻り姿を消すと元太とベイルは幸実が待つしあわせ湯へと帰るのだった。果たしてベイルはこのまま味方なのか？それとも…

狩崎「ふーん…なるほどね。あのルシファーとかいう悪魔の親玉、ヒロミにアザゼル、大二にエンヴィーを送り込んだ理由はこれか。」

仮面ライダージュウガことジョージ・狩崎は自身の研究ラボでバイスを復活させるためのレックスバイスタンプ復元計画と同時進行でとある資料を見ていた。そこには狩崎が戦ったルシファーや仮面ライダーデモンズこと門田ヒロミが戦ったアザゼル、仮面ライダーライブこと五十嵐大二が戦ったエンヴィーの事が書かれたデータがあった。
ヒロミ「何をそんなに真剣に見ているんだ？狩崎。」

狩崎「やあ、ヒロミ。実は奴らの狙いが分かったんだよ。」
ヒロミ「奴らの狙いだと？お前それより一輝とバイスを再会させると気合を入れていたバイスタンプの復元はどうなってるだ？進んでるのか？」
狩崎「そっちの方はバッチリさ、ヒロミ。それよりもこれを見てくれ。」
そして研究ラボに来たヒロミにバイスタンプの修復状況を見せながらパソコンで確認していたデータを狩崎はヒロミにも見せた。
ヒロミ「こいつはルシファーだよな？」 
狩崎「ああ、この最強のライダーシステムであるジュウガをライバル扱いした悪魔の王。そしてこれが…」
ヒロミ「アザゼル。俺を圧倒的に追い詰めたルシファー配下の部下悪魔だな。」
狩崎「そしてこいつがエンヴィー。大二が戦った悪魔でルシファー配下の七つの大罪と呼ばれる部隊にいる悪魔だが残りの6体は姿すらなんと呼ばれるかも判明していない。」
ヒロミ「つまりはこのエンヴィーが偵察で大二を襲い、大二に倒されたら…」
狩崎「残り6体の悪魔が押し寄せるだろうね。だがそれよりも前に…天界からも侵略が来るかもな。」 
ヒロミ「天界？まさか天使が…侵略して来ると言うのか？」
狩崎「ああ。それこそ悪魔が地球に侵略してきた理由の一つさ。」
ヒロミ「一つ？なら…他にも理由はあるのか？」
狩崎「off course。もう一つがオルテカの脱獄と新たなデモンズドライバーだ。」
ヒロミ「その悪魔の名前は分かったのか？」
狩崎「いや、まださ。でもその悪魔が黒いデモンズドライバーを生み出したのは判明している。」 
ヒロミ「まだ理由はあるのか？」
狩崎「ああ。 次はギフとディアボロの復活さ。」
ヒロミ「ギフとディアボロまで復活したのか？」
狩崎「ああ。彼らの反応が時空の狭間で検知されている。しかし…問題はここからさ。」
ヒロミ「なんだ？」
狩崎とヒロミが悪魔軍団の狙いを話していると研究ラボに来客が来た。
さくら「狩崎さん、ヒロミさんいる？」

狩崎「やあ、来たね。カラテガール、ラブコフ。」
ラブコフ「ヒロミ〜！ラブ ラブ～」

ヒロミ「久しぶりだな、ラブコフ。」ナデナデ
ラブコフ「ラブ ラブ～」
そこに現れたのは仮面ライダージャンヌこと五十嵐さくらと契約悪魔のラブコフだった。さくらは狩崎にレックスバイスタンプの件で呼び出されていた。
さくら「それで私に話って何？狩崎さん。」
狩崎「これを見てくれ、カラテガール。」
さくら「これって…レックスバイスタンプ？もしかして…バイスを？」
狩崎「ああ、本人は復活したくないらしいが…今の侵略者を止めるにはバイスと一輝がいないと勝てないからな。」
さくら「確かに私も一輝兄に戦って欲しいけど…バイスの意思がね…」
ヒロミ「確かにあいつの考えもあるのは分かるが一輝を守れるのはあいつしかいないからな。」
さくら「確かに。」
狩崎「それからカラテガール、明日もここに来てくれないか？」
さくら「良いけどなんで？」
狩崎「悪魔軍団が地球を狙う理由…その最後の1つは私達に関係あるからね。」
さくら「分かった。じゃあ明日また来るね！ラブちゃん、帰るよ！」
ラブコフ「分かった！またね、ヒロミ！」
ヒロミ「ああ。」
そしてさくらを見送った狩崎のパソコンには1つのメールが届いていた。その送り主の名はアズマと書かれていた。

さくら「ラブちゃん、ヒロミさんに会えて嬉しかった？」
ラブコフ「うん！ヒロミ、大好き！ラブ ラブ～」
さくら「そっか。また明日も会えるから楽しみだね？ラブちゃん！」
ラブコフ「うん！ラブ ラブ～」
そして狩崎の研究ラボから帰っていたさくらとラブコフの目の前にかつて倒したはずの男が現れた。
？「やあ、久しぶりだね。五十嵐さくら！」
さくら「あんたは…倒されてギフの棺に吸い込まれた筈でしょ？」
灰谷「ああ、確かにギフ様に吸収されたさ。だが見てみなさい、私はこうして復活した。これもギフ様のお恵みかな？」

さくら「ふざけないで！何がギフの恵みよ！」
ラブコフ「バーカ！クズ！」
灰谷「このクソ悪魔が…お前から消してやる！」
ラブコフ「さくら～」
さくら「ラブちゃん、危ないから隠れてて！」
ラブコフ「ラブ～」 
そしてラブコフを遠くに逃がしたさくらが振り返ると灰谷は懐からプラナリアプロトバイスタンプを取り出した。

『プラナリア！』
灰谷「消えてもらうよ、さくら！」

そして灰谷はプラナリアプロトバイスタンプを押印してプラナリア・デッドマンに姿を変えた。
さくら「その姿、なんであんたがその力を！」
プラナリア・デッドマン「言っただろ？ギフ様のお恵みだと！」
さくら「そんな力を手にしてまで復活したなんて…許さない！」
そしてさくらは腰にリベラドライバーを装着した。
『リベラドライバー！』

『コブラ！』
『What's Coming up!? What's Coming up!?』
『What's Coming up!? What's Coming up!?』
さくら「変身！」
『リベラルアップ！』
『Ah Going my way!』
『仮面ライダー！蛇！蛇！蛇！ジャンヌ！』

さくらは仮面ライダージャンヌに変身した。
ジャンヌ「サクッと倒すよ！」
プラナリア・デッドマン「やれるものならやってみなさい！」
そしてプラナリア・デッドマンは自らの身体の一部を剥ぎ取って生み出したノウラダケアームズを手にしてジャンヌに振り下ろした。
ジャンヌ「あんたのその攻撃、見切ってるのよ！ハアッ！」
ジャンヌはパンチとキックの連続攻撃をプラナリア・デッドマンに叩き込むが、プラナリアの能力である再生能力によってジャンヌから受けたダメージを回復させた。
プラナリア・デッドマン「もう忘れましたか。私は超再生すると！ハアッ！タアッ！」
ジャンヌ「ウワーッ！」
プラナリア・デッドマンはノウラダケアームズによる強烈な攻撃をジャンヌに叩き込み、吹き飛ばした。
ラブコフ「さくら～」
ジャンヌ「大丈夫、ラブちゃん！今日は私に任せて！」
ラブコフ「さくら～ ラブ～ 分かった～」
ジャンヌは心配して駆け寄ろうとしたラブコフを制して自身だけで戦うことを宣言してラブコフを逃がした。
プラナリア・デッドマン「素晴らしいですね、悪魔との友情！しかし、そんなものなど私には無意味だ！」
ジャンヌ「あんたなんかにわかって欲しくない！ハアッ！」
そしてプラナリア・デッドマンは再びノウラダケアームズを振り下ろしたが、ジャンヌはその攻撃をかわすと宙を舞い、強烈な飛び蹴りを叩き込んだ。
プラナリア・デッドマン「無駄無駄！私の超再生には追い付けませんよ！」
そして再びプラナリア・デッドマンは超再生の力を使ってダメージを修復した。
ジャンヌ「あんたのその力、相変わらず嫌いなのよね！」
プラナリア・デッドマン「ふざけるな！ハアッ！」
ジャンヌ「ウワーッ！」
そしてプラナリア・デッドマンのノウラダケアームズによる連続攻撃を喰らったジャンヌは地面を転がるのだった。
プラナリア・デッドマン「さて、そろそろ仕上げといくか！」
プラナリア・デッドマンは追撃の如くノウラダケアームズによる連続攻撃でジャンヌを吹き飛ばした。
ジャンヌ「ウワーッ！」
プラナリア・デッドマン「さくら、君を消す前にあの悪魔に消えてもらおう！」
ジャンヌ「ラブちゃん！」
ラブコフ「ラブ～ さくら～！」
プラナリア・デッドマン「黙れ！」
そしてノウラダケアームズを手にしてラブコフに急接近したプラナリア・デッドマンがノウラダケアームズを振り下ろそうとした矢先、ジャンヌが駆けつけて受け止めた。
プラナリア・デッドマン「な、何！？」 
ジャンヌ「ラブちゃんに手を出そうなんて…絶対に許さない！ハアッ！タアッ！」
そしてジャンヌはパンチとキックの連続攻撃と強烈な飛び蹴りでプラナリア・デッドマンを吹き飛ばした。
ラブコフ「やっちゃえ！さくら～」 
ジャンヌ「分かった！一気に決めるよ！」
『必殺承認！』
『必殺！必殺！』
「コブラ！」『リベラルスマッシュ！』
ジャンヌ「ハアーッ！」
プラナリア・デッドマン「グハーッ！」
右足にエネルギーを込めた強烈な回し蹴りを放ち、プラナリア・デッドマンを吹き飛ばして変身解除させた。
灰谷「ハハハ。やるな、さくら！これは再会の挨拶だからな。次はこうはいかないからな！また会おう！」
そう告げて灰谷は姿を消し、ジャンヌは変身解除した。
さくら「ラブちゃん、怪我ない？」
ラブコフ「大丈夫だよ、さくら～」
さくら「良かった…それにしても灰谷が復活したなんて…なんか嫌な予感がする…花、大丈夫かな…」
to be continued…