ライダージェネレーション~キラー降臨パート1~第9話「キャンサー・ゾディアーツ襲来!弦太朗と夏鈴の目の前に仮面ライダーメテオこと朔田流星、帰還!」
前回のあらすじ
仮面ライダーウィザードこと操真晴人はマネージャーとして行動を共にしていた小池美波の撮影が終わった為に近くに出店したと言われていたドーナツ屋はんぐり~のキッチンカーを探していたが一向に見つからなかった。そしてようやく見つけたキッチンカーに顔を出した晴人と美波に対して店長は新作のチェリーブロッサムドーナツを見せたが美波はそれを注文し、晴人はいつも通りのプレーンシュガーを注文した。そして2人でドーナツを食べているとそこにかつて晴人と共にファントムと戦っていた仮面ライダービーストこと仁藤攻介が姿を現した。そして久々の再会を果たした2人の元にファントム幹部であるフェニックスことユウゴが姿を現した。そしてフェニックスの姿になったユウゴから美波を守るために晴人と仁藤は久々にタッグを結成してウィザードとビーストに変身して戦いを挑むも、フェニックスの炎に苦戦を強いられていた。そしてウォータードラゴンとファルコに姿を変えたウィザードとビーストはフェニックスに連続攻撃を繰り出してフェニックスを撤退させるのだった。
弦太朗「夏鈴、お疲れさん!」
夏鈴「うるさい…」
弦太朗「うるさいって言うなよ…一応俺は夏鈴のマネージャーなんだからよ!」
仮面ライダーフォーゼこと如月弦太朗は藤吉夏鈴のマネージャーとして今日も撮影を終えた夏鈴を迎えに来た。
夏鈴「さっきまで映画の撮影してたんですよ…それだけで疲れてるのに…バイクで迎えに来た上にでっかい声出して…」
弦太朗「悪かったよ。でもお前が疲れてるのは俺だって分かってるけど、ほら…一応マネージャーだしよ…夏鈴が元気かどうか気になるだろ?だって万が一現場で何かがあって元気無かったらとかさ。」
夏鈴「もうすぐ撮影終わりますから…強いて言うなら…」
弦太朗「強いて言うなら?」
夏鈴「お腹が空きました。」
弦太朗「よし!だったら飯食いに行くぞ!」
夏鈴「はい。」
そして弦太朗は夏鈴をマシンマッシグラーに乗せて某ハンバーガーショップに行った。
弦太朗「ここで食うか。前に夏鈴、ここのハンバーガーのCMやってたし。」
夏鈴「知ってたんですか?」
弦太朗「ま、まあな。」
夏鈴「嬉しいです…////」
弦太朗「よし!夏鈴のハンバーガー、食うか!」
夏鈴「わ、私のじゃないですけど…食べましょう。」
そしてハンバーガーを食べ終わった2人はハンバーガーショップから出た。
弦太朗「さてと。夏鈴、もう仕事はないんだよな?」
夏鈴「あ、はい。今日はもうないです。」
弦太朗「ならあとは夏鈴を家にまで送るだけか。」
夏鈴「そうですね。」
そして夏鈴を再びマシンマッシグラーに乗せて弦太朗がハンバーガーショップから出発しようとした矢先、背後から声が聞こえてきた。
?「よう、久しぶりだな。弦太朗!」
弦太朗「ん?お前は…流星!何やってんだよ、こんなとこで!」
流星「最近日本に帰ってきたんだ。実はインターポールとして行動していた先に妙な奴が現れてな。」
弦太朗「妙な奴?」
流星「ああ。お前も聞いたことないか?ライダーキラーという妙な敵を。」
弦太朗「まさかお前の前にも現れたのか?」
流星「ああ。俺がたまたまインターポールの仕事を休んでイタリアの街を散策していたら目の前に現れたんだ、いきなりな。」
弦太朗「それであいつと戦ったのか?」
流星「ああ。あいつは強かった。俺の力だけではなくメテオストームの力ですら奴を押さえ込めなかった。しかし、あいつはホロスコープスを復活させやがったんだ。」
弦太朗「俺のところにも来たぜ。園田先生…いやスコーピオンが。」
流星「倒したのか?スコーピオンを。」
弦太朗「ああ。それでお前の所には何が現れたんだ?」
流星「キャンサーだ。」
弦太朗「キャンサーまで復活したのか?」
流星「ああ。そしてキャンサーとライダーキラーの連携技に俺は負けた。」
弦太朗「それで日本に向かったライダーキラーを追って流星も帰ってきたのか?」
流星「ああ、そんな所だ。ところで弦太朗…」
弦太朗「ん?どうした?」
流星「この子大丈夫か?というより…誰?」
弦太朗と流星の話を隣で聞いていた夏鈴は頭から?マークを出しながら固まっていたがそれを見た流星によって弦太朗は夏鈴を紹介する事にした。
弦太朗「あ、忘れてた!この子は藤吉夏鈴。櫻坂46っていうグループにいるアイドルだ。」
夏鈴「あ、藤吉夏鈴です。よろしくお願いします…////」
流星「俺は朔田流星。仮面ライダーメテオとして弦太朗と一緒に戦ってきた仲間だ。それで弦太朗は夏鈴ちゃんと一緒に何してるんだ?」
弦太朗「俺は夏鈴のマネージャーをしてるんだよ。」
流星「マネージャー?まあ、今この状況で天高の教師には戻れないからな。仲良くやってんのか?」
弦太朗「いや、俺は仲良くしたいんだけど夏鈴がな…。」
流星「ああ。お前の熱血さに着いていけないか。だろ?」
夏鈴「はい。」
流星「やっぱりな。弦太朗の熱血さにはあいつらしかついていけないからな。」
弦太朗「ハハ。あいつらか。」
夏鈴「あいつら?」
弦太朗は流星に夏鈴を紹介すると共に弦太朗の熱血さについていけなかった夏鈴に流星は懐から1枚の写真を出して夏鈴に見せた。
夏鈴「この人達は?」
弦太朗「仮面ライダー部だ。俺のダチで頼れる仲間だ。」
流星「俺も仮面ライダー部の部員さ。」
夏鈴「仲良しって伝わる写真ですね。」
弦太朗「まあな。こいつらがピンチになったら必ず助ける!逆に俺がピンチになったら流星みたいにこうやって助けに来てくれるんだ。最高だろ?」
夏鈴「はい!」
夏鈴に仮面ライダー部の話をしていた弦太朗と流星はあの頃を思い出しながら思い出に浸っていた。するとそこにあの男がやって来た。
鬼島「誰かと思ったら仮面ライダーか。懐かしいな!」
弦太朗「お前は!」
流星「鬼島。貴様!」
鬼島「どうやら先にこの世界に来たスコーピオンはもうやられたみたいだな。仕方ないな、あいつの仇は俺が撃つ!」
そして鬼島はホロスコープススイッチを起動してキャンサー・ゾディアーツに変身した。
キャンサー・ゾディアーツ「お前らを倒してそこにいる女の生体エネルギーを頂こうか!」
夏鈴「ヒィッ!」
弦太朗「大丈夫だ、夏鈴。俺と流星がお前を守る!」
流星「ああ、任せろ。」
そして弦太朗と流星は夏鈴を守るように立ちはだかると腰にフォーゼドライバーを装着した。
『フォーゼドライバー!』
『3…2…1…』
弦太朗「変身!」
フォーゼ「宇宙キター!!」
『メテオドライバー!』
『Meteor Ready?』
流星「変身!」
メテオ「仮面ライダーメテオ。お前の運命は俺が決める」
弦太朗はフォーゼドライバーを使って仮面ライダーフォーゼ、流星はメテオドライバーを使って仮面ライダーメテオに変身すると2人は久々に横並びに立った。
フォーゼ「なんか懐かしいな、流星!」
メテオ「ああ、行くぞ!弦太朗!」
キャンサー・ゾディアーツ「しゃあないな。なら俺も本気を出すか!」
そしてキャンサー・ゾディアーツも戦闘態勢に入った。
キャンサー・ゾディアーツ「かかって来い!纏めて鋏の餌食にしてやる!」
フォーゼ「行くぜ!ハアッ!タアッ!」
キャンサー・ゾディアーツ「甘いな!ハアッ!」
フォーゼのパンチやキックを受け止めたキャンサー・ゾディアーツは鋏による連続斬撃でフォーゼにダメージを与えていくのだった。
メテオ「アタ!アタ!ホワッチャー!」
キャンサー・ゾディアーツ「グハッ!甘い、甘すぎる!」
そしてメテオのパンチによる連続打撃さえもキャンサー・ゾディアーツは鋏でガードしながら連続斬撃でメテオをフォーゼの方に吹き飛ばした。
メテオ「ウワーッ!」
フォーゼ「大丈夫か?流星!」
メテオ「ああ。やはりイタリアで戦った時と同様に強くなってやがる。弦太朗、俺がマーズで吹き飛ばすから…」
フォーゼ「ランチャー、だろ?」
メテオ「ああ!」
そしてお互いの攻撃を瞬時に理解したメテオはフォーゼと共に立ち上がり再びキャンサー・ゾディアーツの前に立ちはだかるのだった。
キャンサー・ゾディアーツ「何の作戦を立てようが負けるわけないんだよ!」
そしてキャンサー・ゾディアーツが2人に向かって走り出すとメテオはメテオギャラクシーを操作してマーズレバーを押し込んだ。
『Mars Ready?』『OK Mars!』
メテオ「ホー…アチャー!」
キャンサー・ゾディアーツ「な、何?ウワーッ!」
メテオ「今だ!弦太朗!」
フォーゼ「よし!」
『Rader on』
『Launcher on』
フォーゼ「動くなよ…鬼島!ハアッ!」
キャンサー・ゾディアーツ「グハッ!」
メテオのマーズレバーを押し込んで発動するマーズブレイカーでキャンサー・ゾディアーツを打ち上げそこにレーダーモジュールでロックオンしたフォーゼがランチャーモジュールで撃ち落とした。
キャンサー・ゾディアーツ「ハア…ハア…やるな。だがまだまだ!ハアッ!」
フォーゼ「ウワーッ!」
メテオ「グハッ!」
そして立ち上がったキャンサー・ゾディアーツは急接近すると鋏による連続斬撃でフォーゼとメテオを吹き飛ばした。
メテオ「行くぞ、弦太朗!次だ!」
フォーゼ「ああ、流星!」
キャンサー・ゾディアーツ「次は何をする気だ?さっさと攻撃してみろ!」
メテオ「その余裕な顔を」
フォーゼ「ぶっ潰す!」
『Saturn Ready?』『OK Saturn』
メテオ「フォー…アチャー!」
キャンサー・ゾディアーツ「ウワーッ!」
フォーゼ「次は俺だ!」
『Rocket on』
フォーゼ「ライダーロケットパンチ!」
キャンサー・ゾディアーツ「グハーッ!」
余裕な態度のキャンサー・ゾディアーツにメテオはメテオギャラクシーのサターンレバーを押し込んでサターンソーサリーを放ち、打ち上がった所にロケットモジュールを右腕に装着したフォーゼがライダーロケットパンチでキャンサー・ゾディアーツを吹き飛ばした。
キャンサー・ゾディアーツ「やるな…だがまだまだ!」
フォーゼ「あいつの甲羅を何とかしないと!」
メテオ「ああ。一気に行くぞ!」
『Drill on』
『リミットブレイク!』
フォーゼ「ライダーロケットドリルキック!」
『メテオ!リミットブレイク!』
メテオ「メテオストライク!」
キャンサー・ゾディアーツ「貴様らの…攻撃など…効くか!」
フォーゼとメテオはライダーロケットドリルキックとメテオストライクの連続攻撃を放つも、キャンサー・ゾディアーツは鋏でその攻撃を弾き飛ばした。
フォーゼ「う、嘘だろ?」
メテオ「前より強くなりすぎだ。」
キャンサー・ゾディアーツ「当たり前だ!スコーピオンより俺の方が強いんだよ!ハアッ!」
キャンサー・ゾディアーツは弾き飛ばした勢いでフォーゼとメテオに鋏による連続斬撃で再び吹き飛ばした。
フォーゼ「グハッ!」
メテオ「ウワーッ!」
フォーゼ「ハア…ハア…こうなったら…こいつだ!」
『Fire』
『Fire on』
そしてフォーゼはファイヤーステイツに姿を変えた。
フォーゼ「一気に行くぜ!流星!」
メテオ「ああ。弦太朗、俺にエレキスイッチを貸してくれ。」
フォーゼ「分かった!」
そしてフォーゼはヒーハックガンでキャンサー・ゾディアーツを攻撃しながらメテオにエレキスイッチを渡した。
キャンサー・ゾディアーツ「熱い!熱いんだよ!」
フォーゼ「このまま焼きガニになっちまえ!ハアッ!」
キャンサー・ゾディアーツ「う、動けない…」
メテオ「ホー…アチャ!アチャ!ホワッチャー!」
そしてフォーゼを飛び越えてキャンサー・ゾディアーツの前に現れたメテオは連続パンチを放ち、キャンサー・ゾディアーツを吹き飛ばした。
キャンサー・ゾディアーツ「お前ら…」
フォーゼ「まだかよ!ハアッ!」
それでも立ち上がるキャンサー・ゾディアーツにフォーゼはヒーハックガンによる熱エネルギーによる攻撃を放った。
キャンサー・ゾディアーツ「グハッ!」
メテオ「一気に終わらせてやる!」
『Elek on』
『エレキ!リミットブレイク!』
メテオ「メテオストライク!ホワッチャー!」
キャンサー・ゾディアーツ「ウワーッ!」
フォーゼ「次は俺だ!」
『ファイヤー!リミットブレイク!』
フォーゼ「ライダー爆熱シュート!」
キャンサー・ゾディアーツ「ウワーッ!」
そしてメテオがエレキスイッチを使って放つメテオストライクを放ち、その後にフォーゼがライダー爆熱シュートを放ち、大爆発を巻き起こしたがフォーゼとメテオは爆炎の中にいる影に驚いた。
フォーゼ「おい、なんで…なんでだよ」
メテオ「どうなってやがる…スコーピオンだと?」
スコーピオン・ゾディアーツ「行くぞ。キャンサー…」
キャンサー・ゾディアーツ「はいよ。」
そしてキャンサー・ゾディアーツは何故か現れたスコーピオン・ゾディアーツとともに姿を消し、フォーゼとメテオは変身解除した。
弦太朗「流星、今のって…」
流星「お前が倒したスコーピオンでは無いとしたら…奴しかいない。他のホロスコープスに変身できるレオ・ゾディアーツ…立神吼だ。」
弦太朗「嘘だろ…あいつまで復活したのか。」
ターイムマジーン!
?「本当にここにいるんだろうな?ジオウ…いや、ソウゴが。ウォズの話なんか信じたくないけどな!」
to be continued…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?