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仮面ライダーエグゼイド~新たなる戦い~第1話「クロノス復活ともう一人のゲンム!」

かつて、この世界に蔓延していたゲーム病。そんなゲーム病を引き起こす原因となっていたバグスターを倒すために戦う仮面ライダー達がいた。小児科の研修医だった仮面ライダーエグゼイドこと宝生永夢は天才ゲーマーMという別の人格を持ちながらもバグスターを倒すために戦っていた。そして、外科医の天才として名を馳せていた鏡飛彩もまた仮面ライダーブレイブとしてバグスターを倒すために戦う戦士だった。そして、闇医者として高額報酬を受け取っていた花家大我も仮面ライダースナイプとしてバグスターと戦いながらも同じ仮面ライダー達を敵視していたのだった。そして、監察医として活動していた九条貴利矢も仮面ライダーレーザーとしてバグスターと戦っていた。そんな中、黒いエグゼイドこと仮面ライダーゲンムに変身していた檀黎斗が貴利矢を倒したことから戦いの方向は新たな展開へと向かうが、その黎斗を消滅させた仮面ライダーパラドクスことパラドがラヴリカバグスターこと天ヶ崎恋やグラファイトバグスターことグラファイトと共にライダーとの全面対決を挑もうとした矢先、バグスターとして復活を果たした黎斗や釈放された黎斗の父親である檀正宗が仮面ライダークロノスとして活動を開始したことから戦いは更に新たな局面へと向かうものの最後はグラファイトやパラド、ポッピーピポパポといったバグスター達の犠牲を払ったものの仮面ライダークロノスを倒したことによりバグスターウイルスは少しずつではあるものの消滅していくのだった。その後も飛彩と大我が何故か復活を果たしたラヴリカを倒したり、ポッピーとパラドが偽物のパラドやこれまた何故か復活を果たしたDr.パックマンを倒したり、貴利矢と黎斗が決着を着けるために戦っていた所に正宗が現れたりといろんな事があったものの最後は貴利矢が黎斗を倒すことにより1つの結末を向かえるのだった。そして、貴利矢と黎斗による最後の戦いから時は流れ数年後。なんと黎斗は再び復活を遂げていたのだった。しかし、この時は誰も予想などしていなかった。この先に待つ新たな仮面ライダーの登場や仮面ライダークロノスこと檀正宗が率いるゲムデウス四天王との新たな戦いが始まることを。

黎斗「やっとだ。やっと私は復活したぞ!ブーハッハッハ!これで心置きなく九条貴利矢に復讐を果たすことが出来るがどうやら今はまだその時ではないようだな。さて、ここからどうしてやろうか?幻夢コーポレーションの社長として新たなことを始めてみるのも面白いな!そうだ、ここはいっそ私が活躍する新作ゲームでも開発してみるか!そして、ゲームを大ヒットさせた暁には様々な媒体で私の存在を思い知らせるのだ!ブーハッハッハ!」
数年の時を経て復活を果たした仮面ライダーゲンムこと檀黎斗。彼の壮大なる野望は未だに潰えることなく以前のように溢れていたのだった。しかし、そんな黎斗の目の前に意外な人物が姿を現すのだった。
?「全くお前はどこにいっても相変わらずなんだな、黎斗!」
黎斗「何故だ、何故お前がここにいる?檀正宗!あの時、私が確実に貴様を倒したというのに!」

正宗「なんだ、黎斗。この私があんな攻撃1つで貴様にやられると思っていたのか!なんとも甘い考えを持っているようだな、お前は!」
黎斗「なんだと!私の渾身の力作であるコズミッククロニクルをバカにするつもりか!」
正宗「フッ。わざわざ貴様の才能を妬んだりバカにする気はないがあのゲームは無価値。つまり九条貴利矢に攻略された段階で失敗作の烙印を押されたようなものなんだよ!」
黎斗「私をどこまで愚弄すれば気が済むんだ、檀正宗!もう許さん、例え実の父親であろうと私のゲームをバカにする奴は何度だって叩き潰してやる!」
正宗「来るなら来い、黎斗。その代わり父親の厳しさを貴様にしっかりと叩き込んでやるがな!」
黎斗「黙れ!」
そう叫んだ黎斗は腰にゲーマドライバーを装着したのだった。
『ゲーマドライバー!』
『マイティアクションX!』
黎斗「グレード0…変身!」
『ガシャット!』
『ガッチャーン!マイティーアクショーンX!』
ゲンム「コンティニューしてでもクリアする!」

正宗「仕方がないな。黎斗、やはりお前は私の手で絶版にする!」
『ガッチャーン!』
『仮面ライダークロニクル!』
『ガシャット!』
正宗「変……身」
『バグルアップ!天を掴めライダー(ウォー!)刻めクロニクル!今こそ時は極まれりィィィィ!!(ウォー!)』
クロノス「今こそ審判の時……!」

ゲンム「なめるなよ!」
そして、クロノスに向かって走り出したゲンムの連続攻撃を交わしながら確実にパンチとキックを交互に食らわせてダメージを与えていくクロノスはゲンムを嘲笑うのだった。
クロノス「どうした、黎斗。貴様の実力はそんなものか!数年前より実力が落ちたのではないのか!ハーハッハッハ!」
ゲンム「私を愚弄するな!檀正宗!」
そして、再びクロノスに対して連続攻撃を放ったゲンムだったが、カウンターの要領でクロノスが放った連続攻撃を食らうとゲンムは再び地面を転がるのだった。
クロノス「さあ、今こそ絶版にしてやるぞ!黎斗!」
そう告げたクロノスは左腕にガシャコンバグヴァイザーⅡを装着すると共にチェーンソーモードを起動したのだった。
『ガッチャーン・・・』
ゲンム「なめるな!」
そして、ゲンムもまたガシャコンブレイカーを選択して左腕で構えるのだった。
『ガシャコンブレイカー!』
ゲンム「食らえ!」
そして、ガシャコンブレイカーによる連続攻撃で着実にクロノスにダメージを与えたゲンムが追撃の一撃を放とうとした次の瞬間、クロノスはあの特殊能力を発動したのだった。
『ポーズ』
クロノス「お前の前でポーズを使うのは造作もないことだが、お前の止まった時を動かすまでの攻撃は最高に楽しいものだよ、黎斗!」
そう告げるとガシャコンバグヴァイザーⅡによる連続攻撃を時が止まった状態のゲンムに叩き込むと再び時を動かし始めたのだった。
『リスタート』
ゲンム「グハッ!」
そして、連続攻撃による大ダメージを受けたゲンムのライダーゲージは残り3個となるのだった。
クロノス「終わりだな、黎斗。お前を今度こそ復活できないくらいに叩き潰して地獄に送ってやる!そして、幻夢コーポレーションは私の物となるのだ!」
『キメワザ!』
『クリティカルクルセイド!』
ゲンム「まだ負けるわけにはいかないんだよ!」
『ガッシューン!』
『ガシャット!』
『キメワザ!』
『マイティクリティカルストライク!』
ゲンム「終わりだ!」
クロノス「終わるのは貴様だ、黎斗!」
そして、お互いの必殺技のぶつかり合いとなったがゲンムのマイティクリティカルストライクに対してカウンターの要領で放ったクロノスのクリティカルクルセイドを食らったゲンムは変身を解除してしまうのだった。
黎斗「そんな馬鹿な。」
ゲームオーバー。
そして、姿を消した黎斗を見届けたクロノスはそのまま姿を消そうとした矢先、目の前に土管が現れたのだった。
テッテレー!
黎斗「言っただろ、私は不滅だと!」
クロノス「黎斗。貴様という奴は!」
黎斗「九条貴利矢のお陰で私のライフは100になり、1つ減って残り99だ!ブーハッハッハ!」
クロノス「許さんぞ、黎斗!」
そして、再びクロノスが黎斗に対して攻撃を仕掛けようとした矢先、目の前に衝撃の光景が広がるのだった。
『マイティアクションX!』
黎斗「何?」
クロノス「どういうことだ!」
『ガシャット!』
『ガッチャーン!レベルアーップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティアクショーンX!』
ゲンム「終わらせるけん、クロノス!」

そう告げた謎のゲンムはキメワザスロットにマイティアクションXガシャットを装填したのだった。
『ガッシューン!』
『ガシャット!』
『キメワザ!』
『マイティクリティカルストライク!』
そして、クロノスに向かって一直線に飛んでいったゲンムのマイティクリティカルストライクを食らったクロノスは変身を解除してしまうのだった。
正宗「ゲンムが二人など絶対に認めん!認めないからな!」
そう叫んだ正宗は黎斗ともう一人のゲンムに対してガシャコンバグヴァイザーⅡの銃擊を放つと共に姿を消したのだった。そして、黎斗は何事もなかったかのように姿を消そうとしたゲンムに声を掛けたのだった。
黎斗「待て!助けてくれたことには感謝しているから礼を言おう、ありがとう。だが、君は誰だ!どこでそのガシャットとゲーマドライバーを手に入れたんだ!」
ゲンム「礼には及ばないですよ。それにあなたがこのガシャットとゲーマドライバーを手に入れた理由なんて知らなくても良いんですから。お互いの目的は一緒ですよね?檀正宗を倒したい。そうですよね?檀黎斗さん。では、また!」
黎斗「あ、待て!待ってくれ!」
そして、黎斗の呼び掛けにも答えることなく謎のゲンムは忽然と姿を消したのだった。
黎斗「なんだ?一体、何が起きているんだ?」


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