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仮面ライダードライブ~エピソードオブ櫻坂~第3話「何故、黒井響一郎は仮面ライダー3号として帰ってきたのか?」

前回のあらすじ
仮面ライダーマッハこと詩島剛とリベンジャー・ロイミュードこと西堀光也との戦いに割って入って来たゴルドドライブこと蛮野天十郎、エンジェル・ロイミュードことエンジェル、チーターカタツムリ、アリマンモス、パニッシャーロイミュードことクリム・スタインベルト。しかし、そこに助けに現れたのは仮面ライダー3号こと黒井響一郎、仮面ライダー4号こと大道勝美、仮面ライダールパンことゾルーク東条だった。そしてゴルドドライブはマッハとの決着をつけるためにエンジェルにリベンジャーとの戦線離脱を指示した。そして再びあの時のようにマッハは戦いを挑むが、ゴルドドライブとして完全復活を果たした蛮野には手も足も出なかった。さらにはチェイスをガラクタ呼ばわりしただけでなく天にまで危険が迫り、マッハが願うとチェイスが助け舟を出した。それがあの奇跡の形態、チェイサーマッハの復活へと繋がり再びゴルドドライブと対峙したチェイサーマッハはマッハのスピード、チェイサーのシンゴウアックス、そして魔進チェイサーのバイラルコアだったバットバイラルコアを使いゴルドドライブを追い詰め、最後はゴルドドライブのライダーキックとチェイサーマッハのチェイサーマッハエンドがぶつかり合い、なんとかチェイサーマッハが競り勝った。しかし、ゴルドドライブが去り際に恐ろしいことを言い残した。近いうちにフリーズ・ロイミュードとパラドックス・ロイミュードがこの世界に復活すると。

チーターカタツムリ「黒井響一郎!なぜ、貴様はこの世界で仮面ライダーになっている!おまえは歴史改変マシンで消滅したはずだ!ライダーとしての記憶を!」

黒井「ああ、確かに俺はお前らショッカーに改造人間にされ1号と2号を倒すように仕向け、ライダータウンをショッカータウンに変えた。そして俺はレースで進ノ介に負けた。だが、歴史改変マシンに取り込まれながらもライダーとしての意地でお前らショッカーを壊滅させるためにおれは仮面ライダー3号として戦い、歴史改変マシンの消滅と共に俺のライダーとしての記憶も消えた、はずだった。」

黒井はチーターカタツムリの問いに答えたが、その話には続きがあった。
チーターカタツムリ「はずだっただと?どういう意味だ!」
黒井「俺はレーサーとしてこの世界で活躍していた。だが、お前らショッカーがこの世界に襲撃をしかけた事ではっきりと思い出したよ。人々の涙と恐怖を見て俺が戦わなければと思ったら腰にタイフーンが現れた。それが俺の記憶に仮面ライダー3号が戻った本当の理由だ!」
そう告げた黒井に対してチーターカタツムリは笑い出した。
チーターカタツムリ「そうか!ならば、お前を倒してこの世界からお前の存在そのものを消してやる!」
そう告げてチーターカタツムリは黒井に対して紫色の粘液を噴き出すが、黒井はそれを華麗にかわすとともに腰にタイフーンを出現させた。
黒井「ライダー……変身!トォッ!」

そして黒井は仮面ライダー3号に変身してチーターカタツムリの目の前に立ちはだかるのだった。
チーターカタツムリ「覚悟しろ!3号!」
そう告げてチーターカタツムリは紫色の溶液を吹き出すが3号はそれをかわして強烈なパンチを叩き込むのだった。
3号「お前の攻撃など見切っている!ハアッ!」
そして3号はパンチとキックの連続攻撃を叩き込むのだった。
チーターカタツムリ「やるな!流石は3号だ!」
そしてチーターカタツムリは高速移動で3号の背後に回り込み、強烈な蹴りを繰り出し、3号は地面を転がるのだった。
3号「や、やるな!だがまだだ!」
そう告げて3号はチーターカタツムリに向かって走り出すとチーターカタツムリは紫色の溶液を吹き出した。
チーターカタツムリ「引っかかったな!ハアッ!」
そして紫色の溶液で3号の動きを止めたチーターカタツムリは連続蹴りで3号にダメージを与えた。
3号「はあ、はあ。これだったら本郷さんに合わせる顔がない!」
そう告げて立ち上がった3号は右腕にエネルギーを溜めた。
チーターカタツムリ「終わりだ!ハアッ!」
3号「今だ!ライダーチョップ!」
そして3号はチーターカタツムリの攻撃をかわしてライダーチョップを叩き込んだ。
チーターカタツムリ「ふ、ふざけるな!」
3号「正人、力を貸りるぞ!」
そう告げて2号のポーズを3号が取ると隣に2号の幻が現れて右手にエネルギーを与えた。
チーターカタツムリ「喰らえ!」
そう告げてチーターカタツムリは紫色の溶液を吹き出すがそれをジャンプで交わした3号はライダーパンチの体制に入った。
3号「ライダーパンチ!」
チーターカタツムリ「ウワーッ!」
3号のライダーパンチを食らったチーターカタツムリは地面を転がった。
3号「本郷さん、力を貸してください!」
そう告げて3号は1号のポーズを取ると隣に1号の幻が現れ右足にエネルギーを与えた。
チーターカタツムリ「さ、させるか!」
そしてチーターカタツムリが紫色の溶液を吹き出すタイミングで3号は空を飛び、一回転した。
3号「ライダーキック!」
チーターカタツムリ「ウワーッ!」
そしてライダーキックを食らったチーターカタツムリは地面を転がりながら立ち上がった。
チーターカタツムリ「3号、覚えてろよ!」
そう告げると地面に潜ってチーターカタツムリは逃げ出し、3号は変身を解除した。
黒井「チーターカタツムリやアリマンモスが復活したということは…ショッカー大首領も復活したのか?」

次回予告
仮面ライダー4号に変身することになった大道勝美。どこかで聞き覚えのある名前を名乗る彼は何故仮面ライダー4号に変身することになったのか?誰が彼を改造したのか?全ては彼のデビュー戦であるアリマンモスとの戦いで明らかになるのだった。
次回仮面ライダードライブ~エピソードオブ櫻坂~第4話「何故、仮面ライダー4号は味方になるのか?」近日書き出します!





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