仮面ライダー平成ジェネレーションズエピソード1~帰ってきたドクターパックマンと宿敵達~第1話「再始動したドライブがドクターパックマンの野望を阻止するために戦う!」
進ノ介「はあ、アイドルの警護、か?ふわぁ〜。」
仮面ライダードライブこと泊進ノ介は櫻坂46のライブ会場の警護任務にあたっていたが眠気が襲ってきたのか欠伸をしていた。
ベルトさん「進ノ介、ちゃんとやらないとまた西城究に怒られるぞ。」
進ノ介「分かってるけどさ…ただ突っ立ってたって眠くなるだけだろ。」
そんなことを話していた進ノ介とベルトさんの元に頭にタオルを巻いた西城究が姿を現した。
西城「進ノ介君!ちゃんとやってよ!」
霧子「そうですよ、泊さん!ちゃんとしてください!」
進ノ介「究ちゃんならまだしもお前は何やってんだよ、霧子!なんだ、手振ってって!」
なんと西城究だけでなく詩島霧子まで頭にタオルを巻いていた。霧子は団扇まで持っていた。
追田「いいじゃないかよ、進ノ介。嬢ちゃんもアイドルにハマったんだからよ。」
りんな「何?進ノ介君、嫉妬?可愛い!」
進ノ介「もう!りんなさん、からかわないで下さい!」
本願寺「はいはーい!泊ちゃんも皆さんも喧嘩しちゃダメ、ダメよ!はい、ちゃんと警護して下さい!」
進ノ介「分かりました、分かりましたよ!それで究ちゃん、誰のファンなの?」
究「よくぞ聞いてくれました!僕は藤吉夏鈴ちゃんさ!」
進ノ介「はあ!?また推し変わったの?この前まで森田ひかるちゃんだったよな?」
究「ひかるちゃんもいいけど今は夏鈴ちゃんなの!文句言わないでよ、進ノ介君!」
霧子「あの…私、ひかるちゃん推しです!」
進ノ介「いや、霧子の方かよ!」
霧子「何か文句でも?泊さん!」
進ノ介「いや、別に?」
そんな話をしていると目の前にあの男が姿を見せた。
?「あれが櫻坂のキャプテン、松田里奈か。」
進ノ介「お前、なんで生きてるんだよ!ドクターパックマン!」
財前「久しぶりだな!仮面ライダードライブ、泊進ノ介!復活ついでだ!お前を消してやる!」
そう叫んだ財前美智彦はゲノムスへと姿を変えた。
ゲノムス「究極生命体の力、味わえ!」
進ノ介「ふざけんな!ベルトさん、久しぶりにひとっ走り付き合えよ!」
ベルトさん「OK。進ノ介、スタートユアエンジン!」
『Fire!AllEngines!!』
進ノ介「変身!」
『DRIVE!TYPE-TRIDORON!』
ドライブ「行くぜ、ベルトさん!」
ベルトさん「気をつけたまえよ、進ノ介!」
ゲノムス「お前ごときが、勝てると思うな!ハアっ!」
ドライブ「財前美智彦!お前が何故アイドルを狙う!ハアっ!」
ゲノムスの強烈な一撃を食らったものの何とか踏ん張ったドライブは、逆に格闘攻撃でゲノムスにダメージを与えた。
ゲノムス「いずれ分かるさ!お前が気にしなくてもな!ハアっ!」
ドライブ「ウワーッ!」
ゲノムスの全身からビーム光線を放たれ、至近距離で食らったドライブは吹き飛ばされたのだった。
ドライブ「な、なんなんだ、この力は!」
ベルトさん「進ノ介、運転を変わろう。」
ドライブ「頼む。ベルトさん。」
ベルトさん「OK。」
そして動きを止めたドライブはベルトさんの意識を植え付けたことにより、タイプトライドロンの複眼は赤色になった。
ドライブ(ベルトさん)「財前美智彦。君の狙いは世界の崩壊では無いのか?」
ゲノムス「ほう、今度はベルトがライダーになるのか?世界の崩壊などという大それた事はもうどうでもいい。私の今の狙いは櫻坂46のキャプテン、松田里奈だ。」
ドライブ(ベルトさん)「どういう意味だ、財前美智彦。」
ゲノムス「彼女を使えば世界は私の思いどうりになる!最強最悪のバグスターを生み出す素質があるからな!」
ドライブ(ベルトさん)「貴様。相手は女の子だぞ。お前のやり方はNO。納得出来ないな!」
ゲノムス「だれがお前らに納得しろと言った!ハアっ!」
そして再びゲノムスの全身から放たれたビーム光線を全て交わしたドライブ(ベルトさん)は強烈なパンチとキックを繰り出したのだった。
ゲノムス「貴様!喋るベルトの分際で!」
ドライブ(ベルトさん)「進ノ介、運転を代わってくれ。」
そしてベルトさんから運転を代わったドライブは怒りに身を任せてタイプトライドロンシフトカーのボタンを押した。
ドライブ「ベルトさんの意識の中で全て聞いた!財前美智彦、お前を倒す!」
『カモン!フレア!スパイク!シャドー!タイヤ!カキマゼール!アタック1.2.3!』
ドライブ「一気にいくぜ!ハアっ!」
そしてフレアの炎で殴り飛ばした上にスパイクの棘を飛ばしてシャドーの力で4人に分身したドライブは手裏剣を一斉に投げてゲノムスを吹き飛ばした。
ゲノムス「グハアッ!」
『ヒッサーツ!フルスロットル!』
ドライブ「これで終わりだ!」
『アタック1.2.3!』
ドライブ「ハアーッ!」
ゲノムス「なんのこれしき…食らうか!ハアっ!」
タイプトライドロンの必殺技であるトライドロップをはじき飛ばしたゲノムスはガシャコンバグヴァイザーを地面に突き刺したのだった。
ゲノムス「これで…お前達にとって最悪の敵が復活したぞ!甦れ、幹部ロイミュード達よ!」
ゲノムスの声に反応して地底からあの幹部ロイミュード達が復活したのだった。
ドライブ「なんだと、ブレンにメディック、ハートだと!」
ブレン「相変わらずむさ苦しいですね、泊進ノ介!」
メディック「私達が復活したからには覚悟なさい?ロイミュードの逆襲が始まりますわ!」
ハート「久しぶりだな。我が宿命のライバル、泊進ノ介!それからクリム。今度こそお前たちを倒し俺らが最強であることを証明してやる!」
ドライブ「どうする?ベルトさん。」
ベルトさん「うーむ。困ったね。」
そんな事を話している内にハート達に追い詰められたドライブだったが、そこに霧子からとある情報が伝えられたのだった。
霧子「え?それは本当なの?剛、泊さんに伝えますね!」
ドライブ「どうした?霧子!」
霧子「泊さん、剛からで…チェイスが…チェイスが復活したそうです!」
ドライブ「な、なんだと?チェイスが?どうなってるんだ、ベルトさん!」
ベルトさん「まったく見当もつかないが…これは我々が有利かもしれないね!」
そして、幹部ロイミュードの復活と仮面ライダーチェイサーことチェイスの復活が引き金となり俺達はかつてドクターパックマンを倒すために協力したあのライダー達と再び手を組むことになるのだった。