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仮面ライダーゼロワンアーククライシス第1章~第1話仮面ライダーアークゼロ復活!そして、宇宙からあの社長も帰ってきた!

アズ「アーク様。人類が平穏を迎えバルカンが仮面ライダー滅亡迅雷を倒した今、復活のときですよ!さあ、目を覚ましてくださいアーク様!」


人工衛星アークに対して何度も語りかけているのはアーク専用のヒューマギアであるアズだった。アズは、いずれ訪れるであろうアークの復活をいつも願っていたのだった。そして、アークもいつか復活をするためにその準備を虎視眈々と行っていたのだった。しかし、アークには1つの問題があった。それはアークが仮面ライダーアークゼロに変身するための体が存在していないという事だった。頼みの綱である滅亡迅雷netはおろか仮面ライダーアークワンに変身するために力を貸していた飛電或人も宇宙に行ってしまい、アズの体を借りようとしたが何故か私は秘書だから大丈夫の一点張りでアズから断られてしまったアークは暫しの間、眠りにつく事にしたのだった。時は流れあの時から3年が経っていた。そして、3年という時の流れの中で長い眠りから目を覚ます準備に入ったアークはとある能力をラーニングしていたのだった。
アーク「アズよ。私はある能力をラーニングしたんだ。」
アズ「え?」
アーク「その力を使えば、私は一瞬で長い眠りから目を覚ますことが出来るだろう。」
アズ「本当ですか?流石はアーク様!それで何をするんです?」
アーク「何をするか?それは簡単な話だ。私が以前、戦った人間共の記憶を呼び出し、その人間の体を召喚すると共に私がアークドライバーゼロとしてその体を依り代にするという事だ。 」
アズ「なるほど!流石はアーク様!では早速その力を見せてください!」
アーク「良かろう!では、ラーニングを開始する。」
そう告げたアークは、目の前にとある人物の体を召喚したのだった。
アズ「お前は、仮面ライダーバルカン。なるほど!不破諫の体を使って自身の復活を目論んでいたのですね、アーク様!」

そこにいたのは、仮面ライダーバルカンこと不破諫の体を利用してアークドライバーゼロを腰に装着したアークだった。
アーク「ああ。これで私はもう1度この地球、そして人類を支配してやる!」
アズ「ついて行きます、アーク様。」
そして、新たに不破の体を利用することによって復活を果たしたアークは、再び人類を支配するためにアズと共に3年ぶりに現実世界に帰ってきたのだった。一方、仮面ライダー滅亡迅雷を倒した後、仮面ライダーバルカンこと不破諫はアークと同じくこの3年もの間、行方不明になっていたのだった。そして、この3年もの間不破を探していた仮面ライダーバルキリーこと刃唯阿と仮面ライダーサウザーこと天津垓は、今日もまた不破を探していたのだった。
刃「不破、お前は一体何処にいるんだ?この3年もの間、お前はなんで私達の前に姿を見せないんだ!」

天津「例え君がどれだけ探しても見つからないんだ。我々ではやはりどうしようもないということさ。やはり宇宙から飛電或人に探してもらうしかないか。」

刃「お前はまたそんな事を言うのか!少しは不破の身を案じたらどうなんだ!」
天津「身を案じるも何も手がかりがないうちは何も出来ないということを理解して欲しいものだよ、唯阿。」
刃「貴様!全く貴様に不破の捜索に対する協力を頼まなければ良かったと今更ながら思っている!」
天津「そうか、なら私もその協力を辞めてアークに対する調査をするとしようか!」
刃「なんだと!」
そんなことを話していた2人の前にとある人物が姿を現したのだった。
?「刃唯阿様、天津垓様。少しお話があるのですが。」
天津「君は。」
刃「お前に会うのも久しぶりだな、イズ!」

イズ「はい、お2人ともお久しぶりです。」
天津「それで、私達になんの話があるというんだ?」
イズ「はい。不破諫様の居場所が判明しました。」
刃「何、本当なのか?」
天津「そうと決まれば私達をそこまで案内してくれるということか?」
イズ「はい、着いてきてください!」
そして、仮面ライダーゼロワンこと飛電或人の秘書であるヒューマギアのイズに連れて行かれる形で天津と刃は、不破と再会するためにとある場所に向かうのだった。一方、不破はイズ達が向かうとある場所で目を覚ましたのだった。


不破「ん?ここは何処だ?俺は確か滅亡迅雷の野望を止めるためにイズから飛電ゼロワンドライバーを借りてあいつを倒したはずなのに。だとしたら俺をこんな工場に運んだのは一体誰なんだ?まさか社長か!」
謎の廃工場で目を覚ました不破は、誰もいない工場の周囲を見渡し、状況を整理していたのだった。
不破「一体なんなんだ、ここは!それに誰もいないし出口はどこなんだよ!」
?「目を覚ましたか、不破諫。お前は相変わらずだな。」
不破「なんで、お前がここにいるんだ滅!お前はあの時、俺が倒したはずだろ!」


滅「さあな。俺も何故、復活したのか全く理解していない。それ以前にどうやって復元されたのかも理解していないのだからな。」
不破「なんだと?それよりも俺を助けたのは本当にお前なのか?」
滅「まあ、そういう事にしておこう。」
3年もの間、行方不明になっていただけでなくずっと眠っていた不破は、倒したはずの仮面ライダー滅こと滅に助けられたことに不思議な違和感を覚えるのだった。すると、不破と滅がいる廃工場の扉が勢いよく爆発すると共に中にアークドライバーゼロを装着した不破とアズが入ってきたのだった。
不破「なんだ、どうなってやがる!なんで俺がもう一人いてアークドライバーをつけてるんだよ!」
滅「なるほどな、そういう事か。」
不破「どういう意味だ、滅!」
滅「あいつはアークがお前の体を勝手にコピーしてアークドライバーの依り代としているだけだ。つまり今まで俺がやられていたことを今度はお前の体を利用したというわけか。そうだろう?アズ。」
アズ「なんだ、分かってたのね。流石は滅ね!」
アーク「滅、そしてこの体の本体である人間よ。お前達はここで消し去ってやる。復活を遂げたアークの力でな。変身!」
『アークライズ!オールゼロ…』


アークゼロ「人間も私に従わないヒューマギアもここで滅びる…」
そして、仮面ライダーアークゼロが滅に近づこうとした瞬間、不破が滅を守るように目の前に立ちはだかるのだった。
滅「お前。」
不破「下がってろ、滅。こいつは俺が倒す!」
そう叫んだ不破は懐からエイムズショットライザーを取り出すと共に腰に装着するのだった。
『ショットライザー!』
『ランペイジバレット!』
『オールライズ!KamenRider…KamenRider…』
不破「変身!」
『フルショットライズ!GatheringRound!ランペイジガトリング!マンモス!チーター!ホーネット!タイガー!ポーラベアー!スコーピオン!シャーク!コング!ファルコン!ウルフ!』

ランペイジバルカン「かかってこい!」
そう叫んでアークゼロに向かって走り出したランペイジバルカンのパンチとキックの連続攻撃を繰り出すとラーニングしたからなのかアークゼロは全ての攻撃を綺麗に交わすのだった。そして、左手から闇のエネルギーを至近距離で発射したアークゼロの一撃を交わすことが出来なかったランペイジバルカンはまともに食らってしまい、地面を転がるのだった。
ランペイジバルカン「相変わらず嫌いだぜ、お前の攻撃ってやつはよ!」
アークゼロ「言っただろう。お前には私の攻撃は当たらない。何故ならお前の攻撃は全てラーニングしているんだからな。」
ランペイジバルカン「なめるな!」
そして、立ち上がったランペイジバルカンはエイムズショットライザーの銃撃を連続で放つものの再び全ての銃弾を闇のエネルギーで無効化してしまうのだった。そして、勢いそのままにアークゼロがゆっくりと歩み寄って来た次の瞬間、ランペイジバルカンはランペイジガトリングプログライズキーのマガジンを1回回したのだった。
『パワー!ランペイジ!』
『ランペイジパワーブラスト!』
ランペイジバルカン「終わりだ!」
そう叫んだランペイジバルカンはコングのパワーを宿した右腕でアークゼロをラリアットし数回振り回した後に投げ飛ばすと共にマンモスの脚を模したエネルギー体を発生させて踏み潰した上にサメが噛み付くように敵を両足で挟み込み、投げ飛ばすのだった。
アークゼロ「なんという力だ。これが人間の底力なのか。」
ランペイジバルカン「当たり前だ!人間は簡単にヒューマギアなんかには屈しない!それをお前に証明してやるぜ、アーク!」
そう告げたランペイジバルカンは、ランペイジガトリングプログライズキーのマガジンを4回回すのだった。
『オール!ランペイジ!』
『ランペイジオールブラスト!』
ランペイジバルカン「こいつで終わりだ!」
そして、10種すべてのライダモデルの力を集結させたウルフ型のライダモデルを発射するのだった。そして、その発射された弾丸は虹色に輝いて一直線に向かっていくのだった。
アークゼロ「お前に負けるほど私も落ちてはいない。」
そして、アークゼロもアークドライバーのボタンであるアークローダーを押すのだった。
『オールエクスティンクション』
アークゼロ「終わりだ。」
そして闇のエネルギー弾を虹色の弾丸に向けて放つとお互いの必殺技が相殺して周囲は大爆発を引き起こすのだった。
アークゼロ「やるな、人間。今日はここまでにしておいてやる。次は必ず貴様を滅ぼしてやる、行くぞアズ。」
アズ「はい、アーク様。」
そして、アークゼロはアズと共に姿を消すとランペイジバルカンも変身を解除して不破の姿に戻るのだった。
滅「大丈夫か?」
不破「ああ、なんとかな。それよりもアークを何とかしないとな。」
滅「ああ。まさか奴がここまで完璧に復活していたのには驚きだが、迅やお前の仲間にも協力を頼まないとな。」
そんなことを滅が不破に対して話した矢先、廃工場に空から一筋の光が廃工場に落ちてきたのだった。
不破「なんだ、アークの手先か!」
滅「下がっていろ。今度は俺が戦う。」
?「いっててて。もう電のやつ、ゆっくり下ろしてやるから怪我はしないと思う。だから安心しろだよ!思いっきりお尻ぶつけちゃったじゃないかよ!」
滅「お前は!」
不破「社長!お前、何やってんだよ!なんでここにいるんだ!」

或人「あ、不破さん!それに滅も久し振り!いや、実はさイズからアークが復活したかもしれないって聞いたから急いで宇宙からたった今帰ってきたんだよ!」
滅「何?宇宙から急いで」
不破「たった今、帰ってきただと!」
或人「そうだよ!これでアークを倒すための役者は揃ったでしょ?」
アークの野望を止めるために宇宙で調査をしていた仮面ライダーゼロワンこと飛電或人が遂に宇宙から地球に帰ってきたのだった。



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