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仮面ライダーディケイド~再び巡る旅と乃木坂46の世界~第4話「ダークディケイドとゼインが紡ぐ旅の終わりPart4」

前回までの仮面ライダーディケイドは…
士「カグヤ、奴らが動いたら教えろ!」
カグヤ「どうするつもりだ?」
士「あいつらを倒して飛鳥と日奈の記憶を取り戻す!」
海東「士、君の記憶を1番覚えているのは誰かな?」
士「麻衣だ」
海東「麻衣?」
士「ああ、白石麻衣。乃木坂の卒業生であり1期生では七瀬と同等の関係性だった。」
海東「なら、その白石麻衣を僕が保護しておくよ。」
ディケイドエグゼイド「真夏、大丈夫か?」
真夏「士さん!」
ゼイン「これでお前の記憶を持つ者はまた減ったな、門矢士。」
士「真夏まで…俺の記憶を」

カグヤ「大丈夫か?士。」

士「大丈夫かだと?俺が大丈夫に見えるか!3人だぞ、3人!飛鳥だけじゃなく日奈、真夏まで俺を忘れたんだ!大丈夫な訳ないだろ!」

カグヤ「確かにお前の気持ちも分かる。だからと言って八つ当たりをしたって彼女たちの記憶は戻らないんだ。」
士「分かってる、そんな事はな。」
カグヤ「なら、今やるべき事はたった1つだろ?」
士「ああ。」
怒りに身を任せて暴れようとする士をカグヤは必死になだめていた。するとそこに海東がやって来た。
海東「なんだい、士。また暴れているのかい?」

士「海東。何の用だ?」
海東「実はね、士。君に頼まれてさがした白石麻衣なんだが…まだ見つからないんだ。」
士「なんだ、そんなことを話すためにわざわざ来たのか?」
海東「いや、君だったらその人がどこにいるか分かると思ったんだけどね。」
士「分かるわけないだろ。何年も会ってない…まさか…なにかの撮影をしてるかもしれない…」
海東「撮影か。分かったよ、こっちの事は僕に任せておきたまえ。」
士「分かった。頼んだぞ、海東!」
海東「ああ。」
そう告げて隠れ家から海東が出ていくのと同じタイミングで外を見張っていたカグヤが中に入って来た。
カグヤ「士、来たぞ!アナザーライダーだ!」
士「分かった。行くぞ!」
そう告げて士とカグヤが外に出るとアナザーゴーストが人々を襲っていた。
アナザーゴースト「命を奪ってやる!」

士「あいつか。前に共に戦ったが敵同士は初めてかもな。」
カグヤ「どういう意味だ?」
士「いや、気にするな。」
そう告げて士は腰にネオディケイドライバー、カグヤはレジェンドライバーを装着した。
『ディケイドライバー!』
士「変身!」
『カメンライド!ディケイド!』

『レジェンドライバー!』
『ケミーライド!』
カグヤ「変身!」
『LE-LE-LE-LEGEND』


レジェンド「さあ、ゴージャスタイムだ!」
ネオディケイド「行くぞ!」
そして士は仮面ライダーネオディケイド、カグヤは仮面ライダーレジェンドに変身した。
アナザーゴースト「舐めるな!」
そしてアナザーゴーストはネオディケイドとレジェンドに攻撃を仕掛けるが2人はその攻撃を防ぎながらパンチとキックを繰り出すのだった。
アナザーゴースト「グハッ!」
ネオディケイド「悪いな。お前に負けるほど俺らは落ちぶれちゃいないんだ!」
レジェンド「そういう事だ。さて、次はどうする?」
そして立ち上がったアナザーゴーストは少しだけ吸い取った魂を使って高速移動と強烈なキックをネオディケイドに繰り出した。
アナザーゴースト「どうだ?俺の吸い取った魂の力は!」
ネオディケイド「ハッ。こんなもんか!カグヤ、今だ!」
そう告げてネオディケイドがしゃがむと背後に現れたレジェンドがレジェンドライドマグナムを取り出した。
『レジェンドライドマグナム!』
レジェンド「ゴージャスタイムだ!ハアッ!」
アナザーゴースト「グハッ!」
レジェンド「士!続けていけ!」
ネオディケイド「ハアッ!」
アナザーゴースト「な、なんなんだ。お前ら!」
レジェンドライドマグナムとライドブッカーの連続攻撃を受けて地面を転がるアナザーゴーストは立ち上がると何かを見つけた。
アナザーゴースト「見つけたぞ、貴様の弱点!」
そう告げてアナザーゴーストが浮遊しながら向かった先には1人の女性がいた。
レジェンド「誰だ?」
ネオディケイド「あいつは…美月か!」
レジェンド「美月?」
ネオディケイド「ああ、山下美月。あいつも俺が守っていた人物だ!」
レジェンド「な、なんだと?」
そしてネオディケイドは一目散に美月の元へと向かい、走り出した。
アナザーゴースト「女、お前は俺の力の生贄となれ!」
美月「な、何?キャー!」

ネオディケイド「美月、逃げろ!」
そう叫びながらネオディケイドはアナザーゴーストが放ったエネルギー弾をライドブッカーで弾きながら美月を守った。
美月「ディケイド…士さん?」
ネオディケイド「ああ。何とか間に合ったな、美月。」
レジェンド「さあ、士。片付けよう。」
ネオディケイド「ああ。」
そしてネオディケイドはゴーストのカメンライドカード、レジェンドはゴーストのケミーライドカードを取りだした。
『カメンライド!ゴースト!』

レジェンド「さあ、ゴージャスタイムだ!」
『ケミーライド!』
『ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス!ゴースト!』
そしてネオディケイドはネオディケイドゴースト、レジェンドはゴージャスゴーストになった。
ネオディケイドゴースト「一気に片をつける!」
ゴージャスゴースト「ああ、わかった。」
アナザーゴースト「お前らに俺が負けるか!」
そう告げてアナザーゴーストが浮遊したのを見たネオディケイドゴーストとゴージャスゴーストも浮遊した。
アナザーゴースト「な、何?」
ネオディケイドゴースト「浮遊能力はお前だけのものじゃない!ハアッ!」
ゴージャスゴースト「俺達もゴーストだ!ハアッ!」
そしてネオディケイドゴーストとゴージャスゴーストのガンガンセイバーによる強烈な一撃を受けたアナザーゴーストは地上に落下した。
アナザーゴースト「グハッ!」
ネオディケイドゴースト「一気に決めるぞ、カグヤ!」
ゴージャスゴースト「ゴージャスタイムだ!」
『ファイナルアタックライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
『ゴージャスアタックライド!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
ネオディケイドゴースト「テヤーッ!」
ゴージャスゴースト「ハアッ!」
アナザーゴースト「ウワーッ!」
ネオディケイドゴーストのファイナルアタックライドとゴージャスゴーストのゴージャスアタックライドを食らったアナザーゴーストは爆散した。
ネオディケイドゴースト「やったな、カグヤ。」
ゴージャスゴースト「ああ!」
美月「士さん!助かりました!」
ネオディケイドゴースト「間に合ってよかったよ、美月!」
そう告げて話をしていた3人の目の前にダークディケイドが現れた。
ダークディケイド「終わりじゃないよ、レジェンド!」
『アタックライド!ロック!』
レジェンド「またか。」
そう告げるとレジェンドはゴーストの力を失った。
ネオディケイドゴースト「カグヤ、貴様!」
そう告げてネオディケイドゴーストがダークディケイドに襲いかかろうとした矢先、ダークディケイドはまたロックのカードを使った。
『アタックライド!ロック!』
ネオディケイド「な、何?」
そしてネオディケイドもゴーストの力を失った。
ネオディケイド「ま、まさか!美月!」
美月「だ、誰?あなた…知らない、貴方なんか知らない!」
そう告げて美月が逃げる姿を見たネオディケイドは絶望した。するとそこに桜井侑斗まで現れた。
侑斗「また仲間を失ったな、門矢士!」


ネオディケイド「桜井侑斗。またお前か!」
そう告げて相対するネオディケイドに対して侑斗は腰にゼインドライバーを装着した。
『ゼインドライバー!』
『ゼイン!』
侑斗「変身!」
『ゼインライズ!ジャスティス!ジャッジメント!セイギ!ゼイン!』
『“Salvationofhumankind.”』
ゼイン「今度こそ終わりだな、ディケイド!」
そう告げてゼインが襲いかかろうとした矢先、空から何かが来た。
『ターイムマジーン!』
ネオディケイド「ま、まさか。お前は!」
ゼイン「誰だ、お前は。」
ソウゴ「こんな所で何やってんの、士!」


ネオディケイド「常磐…ソウゴ」
そこに現れたのは仮面ライダージオウこと常磐ソウゴだった。
ソウゴ「へぇ、あんたが仮面ライダーゼインか。」
ゼイン「だったら何だ、お前が俺と戦うのか?時の魔王!」
ソウゴ「これ以上士に手を出すならな!」
『ジクウドライバー!』
『ジオウ!』
『グランドジオウ!』
『アドベント!コンプリート!ターンアップ!チェンジビートル!ソードフォーム!ウェイクアップ!カメンライド!サイクロン!ジョーカー!タカ・トラ・バッタ!3・2・1!シャバドゥビタッチヘンシーン!ソイヤッ!ドライブ!カイガン!レベルアップ!ベストマッチ!ライダータイム!』
ソウゴ「変身!」
『グランドタイム!』
『クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!』
『祝え!仮面ライダーグ・ラ・ン・ドジオウ!』
グランドジオウ「行くよ!」

そしてソウゴは仮面ライダーグランドジオウに変身してゼインの前に立ちはだかった。
ゼイン「なめるな!ハアッ!」
そしてパンチを放ったゼインの手を払いグランドジオウは渾身のパンチとキックで吹き飛ばした。
ゼイン「な、なんだ…この力は!これが魔王の力なのか!」
グランドジオウ「そう。それも最高最善の魔王だけどね。そういえば君、ゴーストの力を奪ったんだろ?」
ゼイン「それがどうした?」
グランドジオウ「なら、ゴーストの力でやり返さないとね!」
そう告げるとグランドジオウはゴーストのエンブレムをタッチした。
『ゴースト!』
ゴースト「ハアッ!」
ゼイン「グハッ!」
そして召喚されたゴーストのキックを受けたゼインは地面に倒れた。
ゼイン「き、貴様!」
グランドジオウ「一気に行くよ!」
『フィニッシュタイム!ゴースト!オメガタイムブレーク!』
グランドジオウ「ハアッ!」
ゼイン「グハッ!」
そしてグランドジオウの必殺技であるオメガタイムブレークを受けたゼインは侑斗の姿に戻った。
侑斗「覚えていろよ、常磐ソウゴ!」
そう告げて逃げる侑斗を見送ったソウゴは士に手を差し出した。
ソウゴ「これからは俺も君たちと戦うよ。あいつに対抗するには魔王様が必要だからね。」
士「ああ、よろしく頼む。」
カグヤ「カグヤ様から頼む。」
ソウゴ「士はいいとして…カグヤ様って… 」
カグヤ「カグヤ様はカグヤ様なんだから仕方ないだろ。」
士「諦めろ、ソウゴ。こいつはこういうやつだ。」
ソウゴ「なるほど。」
こうして新たな仲間として仮面ライダージオウこと常磐ソウゴが加入した。

門矢士消滅まで…あと16枚

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