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とある科学の裁きの両手第2話「プロローグ2:レベル5集結パート2」

炎の魔術師「全く何をしてるんだ、レベル5は!待っても現れないなら学園都市を…」
ひかる「あら、私が一番乗り?」


炎の魔術師「学園都市第3位のレベル5…森田ひかる、貴様から消す!」
〇〇「ジャッジメントハンド…ダーク!」
冬弥「そんな炎なら…ぶち壊す!」
悠太「ハーハッハ…俺にそんな攻撃効かねぇんだよ!」
炎の魔術師「ウワーッ!」
炎の魔術師「学園都市第1位、山田悠太に学園都市第8位小林〇〇とレベル0の幻想殺し、上條冬弥だと?」
〇〇「ひかる、大丈夫か?」
ひかる「う、うん!」
冬弥「やっぱりお前もいたのか、悠太!」
悠太「当たり前だろ!学園都市最強の俺が出ないでお前らだけに戦わせるのは面白くないからな!」
〇〇「だったら俺とひかる、冬弥と悠太でアイツらを倒すぞ!」
ひかる「わ、分かった!」
悠太「仕方ねぇ、足引っ張んなよ、ヒーロー!」
冬弥「お前こそな!」
炎の魔術師「かかって来い!レベル5共が!」
遂に揃い始めたレベル5と魔術師軍団の激闘が始まろうとしていた頃、1人の男がキャリーケースを引きながら学園都市にやって来た。
?「やっと着いたか…。学園都市。」
この男が一体誰なのかは今回の話の最後で。

『森田ひかるVS炎の魔術師』
ひかる「ちょっとあんた!さっきはよくもやってくれたわね!」
ひかるは全身から怒りの雷を放ちながらゆっくりと近づいていった。
炎の魔術師「黙れ!ハアッ!」
そして炎の魔術師は杖から炎を放つがひかるは磁場を形成して防いだ。
炎の魔術師「な、なんだと!」
ひかる「悪いけどあんたの魔法なんか磁場で防げるくらいのレベルなのよ!」
炎の魔術師「なめやがって!」
ひかる「今度はこっちの番よ!ハアッ!」
ひかるは急接近して炎の魔術師に強烈なパンチを放つが炎の魔術師は杖から先程よりも強い炎を放った。 
ひかる「キャー!」
炎の魔術師「どうだ?思い知ったか!俺の炎魔法!」
ひかる「どういう事…さっきはレベル1くらいの炎だったのに…今のはレベル3相当の炎だった。まさか…幻想御手(レベルアッパー)?いや、有り得ない!」
突然威力の上がった魔法にひかるは驚くがすぐさま反撃体制に入る。
ひかる「これを喰らいなさい!」
ひかるは雷撃を纏う槍を生成して投げた。
炎の魔術師「防御が…ウワーッ!」
雷撃を纏う槍を受けた炎の魔術師は片膝をついた。
炎の魔術師「やるな、流石はレベル5!だがな!」
炎の魔術師は巨大な炎を纏った岩を放つ。
ひかる「まずい!」
ひかるは咄嗟に磁場を形成して炎の岩ごと爆発を巻き起こした。
炎の魔術師「や、やったか!」
しかし目の前には誰もいなかった。
ひかる「残念、私はここよ」
背後を取ったひかるは手に砂鉄の剣を握っていた。
炎の魔術師「さ、砂鉄の剣だと!」
距離を取った炎の魔術師は警戒した。
ひかる「そうよ。磁場を作ったらこんなことも出来るの。」
そして砂鉄の剣で切りかかるが炎の魔術師は杖で受け止めた。
ひかる「な、なんで?」
炎の魔術師「甘いな。学園都市第3位もこんな物か!」
ひかる「なんてね!ハアッ!」
炎の魔術師「ウワーッ!」
ひかるは砂鉄の剣に電撃を纏わせて強烈な一撃を放ち、炎の魔術師を吹き飛ばした。
炎の魔術師「き、貴様!」
そして立ち上がった炎の魔術師に対してひかるは目の前でコインを宙に上げた。
ひかる「あんた、私が学園都市でなんと呼ばれてるか知らないの?」
炎の魔術師「ま、まさか!超電磁砲!?」
ひかる「ご名答…これが私の全力だー!」
ひかるはコインが落ちてくるタイミングで電撃を放ち炎の魔術師を倒した。
ひかる「フゥー…何とか倒したわ。みんなは大丈夫よね?」
一足先に炎の魔術師を倒したひかるは〇〇達を案じていた。

『小林〇〇VS炎の魔術師』
〇〇「お前ら…何が目的だ。」
炎の魔術師「答えると思うか!レベル5なんかによ!」
〇〇「ならお前を倒して聞き出すさ。」
炎の魔術師「やらせるか!」
そして炎の魔術師は〇〇に強烈な魔法を放つが、〇〇は剣で弾き返した。
炎の魔術師「な、なんだと!」
〇〇「言ったろ?闇の力を使った俺の前には炎は通用しない。」
炎の魔術師「ほざけ!」
炎の魔術師は再び魔法を放つが〇〇は闇の防壁を貼って防いだ。
〇〇「俺はな…。せっかく久しぶりにイギリスの姉ちゃんと話してたのによ。」
炎の魔術師「は?」
〇〇「その楽しみの…邪魔してんじゃねぇよ!ハアッ!」
炎の魔術師「ウワーッ!」
〇〇は姉との会話を邪魔された恨みを晴らすべく闇の衝撃波で炎の魔術師を吹き飛ばした。
炎の魔術師「なんだ?レベル5の癖に姉と電話かよ!下らねぇな!」
立ち上がった炎の魔術師は空に無数の岩を出現させて振り下ろしたが、炎の魔術師の一言に〇〇はさらに怒りを爆発させて刀を引き抜いた。
〇〇「お前らが姉ちゃんをバカにするな!」
刀に雷を纏わせて斬撃を放ち、岩を破壊した。
炎の魔術師「な、なんだと!岩が!」
〇〇「黙れ、ハアッ!」
そして刀に闇のエネルギーと雷を纏わせた強烈な斬撃を放ち、炎の魔術師を〇〇は吹き飛ばした。
炎の魔術師「な、なんて力だ。」
〇〇「こいつで終わりだ…。姉ちゃん、力借りるよ」
炎の魔術師「させるか!」
〇〇が魔法を使おうとした矢先、炎の魔術師は杖に炎を纏わせた一撃を放つが〇〇は刀でその一撃を受け止めた。
〇〇「甘い!ハアッ!」
そしてもう一度刀に闇のエネルギーと雷を纏わせた強力な斬撃で炎の魔術師にダメージを与えた。
〇〇「今度こそこいつで終わりだ。世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり その名は炎、その役は剣 顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ 魔女狩りの王、闇!(イノケンティウスダーク!)そいつを闇の炎で焼き払え!」
炎の魔術師「ウワーッ!」
〇〇は奥の手とも言える魔女狩りの王(イノケンティウスダーク)で炎の魔術師を倒した。
〇〇「はあ、はあ…倒した。あとは任せたぞ冬弥、悠太!」

『上條冬弥VS炎の魔術師』
炎の魔術師「噂は聞いてるぞ、レベル0。」
冬弥「何の噂だよ。」
炎の魔術師「貴様の右手に宿る幻想殺し(イマジンブレイカー)だ!」
冬弥「そいつはどうも。」
炎の魔術師「だが貴様にその力は使わせん!ハアッ!」
炎の魔術師は槍による攻撃を繰り出すが冬弥はその一撃を腕で受け止めた。
冬弥「俺も使いたい訳じゃないんだけどな!」
そして杖を掴んで強引に引き寄せた冬弥は渾身のパンチで炎の魔術師を吹き飛ばした。
炎の魔術師「グハッ!や、やるな!」
冬弥「一気に倒す!」
炎の魔術師に急接近した冬弥はパンチを放つがそれを受け止めた炎の魔術師は、杖から炎を放った。
冬弥「ハアッ!」
しかしその炎は冬弥が幻想殺し(イマジンブレイカー)で破壊した。
炎の魔術師「これが…幻想殺し…」
冬弥「使わないつもりが使っちまった。」
炎の魔術師「だったらこいつを喰らえ!」
そして炎の魔術師はひかるに放ったように強化した炎を放った。
冬弥「またか!ハアッ!」
そして冬弥は強化した炎さえも幻想殺し(イマジンブレイカー)で破壊した。
炎の魔術師「これもダメか…ならば!」
そして炎の魔術師は杖から岩を大量に振り下ろした。
冬弥「これは使うまでもない!ハアッ!」
冬弥は岩を全て回避した後、炎の魔術師に急接近すると強烈なパンチで吹き飛ばした。
炎の魔術師「ウワーッ!」
冬弥「どうだ、参ったか!」
炎の魔術師「まだだ!ハアッ!」
立ち上がった炎の魔術師は杖に炎を纏わせて振り下ろした。
冬弥「ならその杖ごと…ぶち壊してやる!」
そして冬弥は杖を幻想殺しで破壊した。
炎の魔術師「な、なんだと!」
冬弥「おい…魔術師。俺の最強は…ちょいと響くぞ!ハアッ!」
炎の魔術師「ハアッ!」
冬弥「はあ、勝った。キツいわ…」
 冬弥は渾身のパンチで炎の魔術師を倒した。

『山田悠太VS炎の魔術師』
悠太「どいつもこいつも倒したか。さて、真打登場だ。」
炎の魔術師「現れたな!一方通行(アクセラレータ)!」
悠太「ハハハ!アーハッハッハ!お前が俺に勝てると思ってんのか?学園都市最強の俺様によ!」
炎の魔術師「き、貴様!」
一方通行こと山田悠太の挑発に怒りを浮かべた炎の魔術師は杖から炎を放った。
悠太「はあ?なんだこれ。」
炎の魔術師「ウワーッ!」
悠太は反射の力で炎を跳ね返して炎の魔術師に直撃させた。
炎の魔術師「き、貴様!」
悠太「くたばれ。」
そして地面を踏み、衝撃波を炎の魔術師に対して蹴りこんだ。
炎の魔術師「ウワーッ!ならこれだ!」
立ち上がった炎の魔術師は悠太に強めの炎を放った。
悠太「だから意味ねえっつてんだろ!」
悠太は反射の力で炎を跳ね返して炎の魔術師に直撃させた。
炎の魔術師「ふざけやがって!これで終わりだ!」
そして炎の魔術師は上空に無数の岩を出現させて悠太に向かって振り下ろした。
悠太「甘いんだよ!ハアッ!」
炎の魔術師「ウワーッ!」
落ちてくる無数の岩を全て回避した悠太は炎の魔術師に急接近するとパンチとキックのコンビネーションで吹き飛ばした。
炎の魔術師「ハアハア…なら…これでどうだ!」
炎の魔術師は杖に炎を纏わせて強烈な一撃を振り下ろすが、その一撃を悠太は受け止めた。
悠太「言ったろ、テメェの攻撃は当たらないってなぁ!」
そう叫ぶと悠太は杖を片手で破壊した。
炎の魔術師「む、無理だ!こいつには勝てない!」
悠太「これで吹き飛べや!」
背中から黒い翼を出現させた悠太は炎の魔術師を音速以上の速さで吹き飛ばし流れ星にしたのだった。
悠太「ハッ…三下が俺に勝てるわけねぇんだよ!ハーハッハッハ!イーハッハッハ!」
そして高笑いをしながら悠太も姿を消した。一方その頃学園都市を一人の女が散策していた。
奈々未「まあ、私もレベル5だし…動くしかないよね…どこに魔術師がいるかも分からないし。」

学園都市第6位のレベル5、多重能力(マルチスキル)こと橋本奈々未は迫り来る魔術師軍団に対抗するために動き出していた。そしてオープニングで少しだけ触れたあの男も学園都市の門を潜った。
豪己「山中豪己…レベル5…当たり前だろ、俺は全ての力を使えるんだからな。」
学園都市に引っ越してきた全属性攻撃(オールアタック)こと山中豪己。この男こそ学園都市に誕生した9番目のレベル5だった。
豪己「俺が興味あるのは一方通行だけだ。それ以外のレベル5は俺がぶっ潰す。さあ、始めようか…。レベル5狩りを!」
to be continued…

次回予告
玲「どうしましょう、関さん。レベル5がまた増えました。」
有美子「ひかるちゃんが恋…」
麗奈「9人ですよ!レベル5が9人!」
有美子「ひかるちゃんが恋…」
玲「こりゃダメだ。それよりも第6位の方の能力の多重能力(マルチスキル)って何ですかね?」
有美子「ひかるちゃんが恋…」
麗奈「確か…光と闇、炎と氷、重力を使うみたいよ。」
玲「なんか強そうですね…」
有美子「ひかるちゃんが恋…いや〜!」
玲、麗奈「「もう!いい加減にしてください!!」」



























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