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仮面ライダーレジェンド第8話「急げ五代!レジェンドに迫る危機!」

前回のあらすじ
俺は関〇〇、仮面ライダーレジェンドだ。俺は姉であるゆみ姉こと関有美子、仮面ライダーネオディケイドであり父親代わりの門矢士と共に暮らしていた。仮面ライダークウガこと五代雄介さんが俺の家に居候したかと思いきや愛李まで俺の家に泊まっていた。そしてなんやかんや色んなことがあって次の日の朝、愛李と共に学校に向かった俺はそこで中嶋優月と出会い、教室に入ろうとした矢先に目の前にカッシーンが現れた。そして、それを率いていたゴ・ガドル・バを追いかけようとした俺や愛李、優月をカッシーンの槍が襲おうとした次の瞬間、目の前に現れたのは俺の同級生であり、仮面ライダードレッドに変身する小池勇治だった。勇治は俺をガドルの元に向かわせるために代わりに仮面ライダードレッド壱式に変身して戦い、カッシーンを撃破した。そして俺は今、体育館に向かいガドルと対峙した。

〇〇「待てよ、グロンギ。」
ゴ・ガドル・バ人間体「何の用だ、人間。俺のゲゲルの生贄になりに来たのか?」

〇〇「お前…ハンドレッドからカッシーンまで借りて人間を狙いやがって!」
〇〇は体育館にいたゴ・ガドル・バに対して話しかけるが、ガドルは微動だにせずに〇〇と会話していた。
ゴ・ガドル・バ人間体「忘れたのか?貴様と同じ力を持つ仮面ライダークウガは究極の闇に近付いた。」
〇〇「何?」
ゴ・ガドル・バ人間体「しかし何の因果か奴は闇を克服しただけでなくダグバまで倒してこの世界に帰ってきた。だが、ハンドレッドは素晴らしい組織だ。」
〇〇「なんだと?」
ゴ・ガドル・バ「我々ゴ三人衆を復活させただけでなくダグバまで復活させたんだ。これ以上に最高なことは無い!」
〇〇はゴ・ガドル・バ人間体のハンドレッドに対する評価を聞いた瞬間、怒りを爆発させた。
〇〇「ふざけるな。」
ゴ・ガドル・バ人間体「ふざけるなだと?」
〇〇「お前らはハンドレッドがどういう組織か分かってないからそんな事が言えんだよ。」
ゴ・ガドル・バ人間体「何?」
〇〇「あいつは俺の両親を殺した。お前らのゲームで人を消すみたいに…いとも簡単にな!」
ゴ・ガドル・バ人間体「だからなんだ?」
〇〇「何?」
ゴ・ガドル・バ人間体「お前の両親が殺されようがどうしようがハンドレッドに逆らった貴様らが悪いんだからな。」
〇〇がガドルに対してハンドレッドの組織の中身を話したが、結局はガドルもグロンギの一員だからかハンドレッドを否定せずに肯定した事から懐からレジェンドライバーをゆっくりと取り出した。
〇〇「よく分かったよ。お前らみたいな悪党はどいつもこいつもハンドレッドと同じだからな!」
ゴ・ガドル・バ人間体「当たり前だろ。お前らの願いや気持ちなど俺からしたら全く興味ないからな!」
そう告げてゴ・ガドル・バ人間体はゴ・ガドル・バ格闘体に変身した。

ゴ・ガドル・バ格闘体「どうした?戦わないのか?貴様の怒りの力でな!」
〇〇「言われなくても戦ってやる!」
そして〇〇は腰にレジェンドライバーを装着した。
『ケミーライド!』

〇〇「変身!」 
『ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス!レジェンド!』

レジェンド「さぁ、ゴージャスタイムだ!」 
〇〇はレジェンドライドけミーカードをレジェンドライバーに装填して仮面ライダーレジェンドに変身するとゆっくりとゴ・ガドル・バ格闘体の元に歩き出した。
ゴ・ガドル・バ格闘体「来い!」
レジェンド「いくぜ!ハアッ!」
そして向かい合ったゴ・ガドル・バ格闘体とレジェンドの拳と拳のぶつかり合いは衝撃を生み出し、その衝撃によってレジェンドは吹き飛ばされた。
レジェンド「微動だにしないか…流石はグロンギ最強の戦士だ!ハアッ!」
ゴ・ガドル・バ格闘体「甘いな。ハアッ!」
レジェンドのパンチをかわしたゴ・ガドル・バ格闘体は強烈なパンチを繰り出すとレジェンドは簡単に吹き飛ばされた。
レジェンド「グハッ!」
ゴ・ガドル・バ格闘体「今のライダーはこんなもんか。」
レジェンド「ふざけんな!ハアッ!タアッ!」
ゴ・ガドル・バ格闘体「下らん。ハアッ!タアッ!」
レジェンドは渾身のパンチとキックを繰り出すがそれを受け止めたゴ・ガドル・バ格闘体は強烈なパンチとキックを放ち、レジェンドを吹き飛ばした。すると体育館に勇治、愛李、優月が来た。
勇治「関!」
愛李「〇〇!」

優月「〇〇君!」

レジェンド「小池…なんで愛李と優月を連れてきた!」
勇治「すまん。どうしてもお前のところに行くと言うから連れて来た。」
ゴ・ガドル・バ格闘体「女か。まずは奴から消してやる!」
そう告げて愛李と優月の元に走り出したゴ・ガドル・バ格闘体をレジェンドは止めた。
レジェンド「やめろ…愛李達に手を出すな!」
ゴ・ガドル・バ格闘体「女が来て強がるとはな!」
そしてゴ・ガドル・バ格闘体の連続パンチと回し蹴りを喰らい、レジェンドは地面に倒れた。
レジェンド「ハアハア…クソっ。」
優月「愛李、誰か助け呼んでよ!」
愛李「誰か…誰か…」
愛李がスマホで誰かに連絡しようとした矢先、ゴ・ガドル・バ格闘体が再びゆっくり愛李達に近付くと勇治は懐からドレッドライバーを取り出した。
勇治「我慢ならねぇ…俺が代わりに!」 
レジェンド「やめろ、手を出すな!」
そして立ち上がったレジェンドはゴ・ガドル・バ格闘体にパンチとキックで怯ませた上で渾身の回し蹴りでゴ・ガドル・バ格闘体を地面に倒れさせた。
ゴ・ガドル・バ格闘体「ほう、やるな!」
レジェンド「言っただろ?勝負はこれからだと!」

一方、〇〇達の家にいる仮面ライダークウガこと五代雄介の元に愛李から連絡が入った。
雄介📱「はい、もしもし?」
愛李📱「もしもし、雄介さん助けて!」
雄介📱「どうしたの?愛李ちゃん?」
愛李📱「〇〇がとても強いグロンギに追い詰められてるの!早く助けに来て!」
雄介📱「分かった!」
そして愛李との連絡を終えた雄介は櫻坂高校に向かう準備を始めた。
士「どうした?そんなに急いで。」

雄介「今、愛李ちゃんから連絡があってグロンギに苦戦してるから助けて欲しいって。だから先に行ってきます!」

有美子「そんな…士さん、私達も早く行かないと!」

士「ああ、そうだな…クソ…」
そして雄介がトライチェイサー2000に乗って向かう姿を見て士と有美子も外に出るがその際に士の右手が再び透明になり、拳を握ることで再び右手は実体化した。
士「行くぞ、有美子。」
有美子「はい、士さん大丈夫ですか?」
士「ああ。」
そして士と有美子もマシンディケイダーに乗って櫻坂高校に向かうのだった。

ゴ・ガドル・バ格闘体「貴様に負ける俺ではない!ハアッ!タアッ!」
レジェンド「グハッ!舐めやがって!ハアッ!タアッ!」
ゴ・ガドル・バ格闘体の強烈な打撃のコンビネーションを喰らいながらも何とか踏ん張ったレジェンドも打撃のコンビネーションでゴ・ガドル・バ格闘体を追い詰めていた。
レジェンド「これで終わりだ!」
『ゴージャスアタックライド!レ・レ・レ・レジェンド!』
レジェンド「ハアーッ!」
レジェンドはゴージャスアタックライドレジェンドを発動して必殺のライダーキックを放つが、その一撃をゴ・ガドル・バ格闘体は片腕で受け止めると共にはじき飛ばした。
レジェンド「な、なんだと!」
ゴ・ガドル・バ格闘体「これが貴様のゲブブ(キック)か。」
レジェンド「なんだと?」
ゴ・ガドル・バ格闘体「受けてみろ!これが俺のゲブブだ!」
そしてゴ・ガドル・バ格闘体は仮面ライダークウガマイティフォームのような構えを取り、走り出して雷撃を足に纏わせた強烈な回し蹴りを放った。
レジェンド「ウワーッ!」
愛李「〇〇!」
ゴ・ガドル・バ格闘体「なんだ、こんな物か。さて、次はお前が相手か?」
そしてレジェンドを吹き飛ばしたゴ・ガドル・バ格闘体は勇治の目の前に立ちはだかろうとした矢先、レジェンドが立ち上がった。
レジェンド「おい…勝手に終わりにすんじゃねぇよ。言っただろ、戦いはこれからだってな!」
ゴ・ガドル・バ格闘体「しつこいやつめ。」
レジェンド「さあ、ゴージャスタイムだ!」
そう告げてレジェンドは仮面ライダークウガのレジェンドケミーカードを取り出してレジェンドライバーに装填した。
『ケミーライド!』

『ゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス!クウガ!』

ゴ・ガドル・バ格闘体「クウガだと?忌々しい姿になりおって!」
そう告げてゴ・ガドル・バ格闘体は体についている装飾を引きちぎると目が緑色になり、右手にはガドルボウガンが現れた事でゴ・ガドル・バ射撃体に変身するのだった。

ゴ・ガドル・バ射撃体「覚悟しろ!」
ゴ・ガドル・バ射撃体はガドルボウガンから射撃を放つが、それを回避したゴージャスクウガは強烈な回し蹴りを放った。
ゴージャスクウガ「俺を…舐めるなよ!」
そしてゴージャスクウガはパンチとキックの連続攻撃を放つが、その一撃を回避したゴ・ガドル・バ射撃体はガドルボウガンによる強烈な一撃を放ち、ゴージャスクウガは床を転がるのだった。
ゴージャスクウガ「グハッ!」
ゴ・ガドル・バ射撃体「これでも俺に勝てるという自信を持つ貴様が理解出来ない。」
ゴージャスクウガ「舐めるなよ、俺は簡単には折れないんだよ!」
ゴ・ガドル・バ射撃体「そうか、なら消えろ!」
そう告げてゴ・ガドル・バ射撃体はガドルボウガンのスロットルを引き、闇のエネルギーを込めて放つ空気弾であるブラストガドルを放つが、その一撃を回避したゴージャスクウガはレジェンドライバーを操作した。
『ゴージャスアタックライド!ク・ク・ク・クウガ!』
ゴージャスクウガ「これで終わりだ!ハアッ!」
そしてゴージャスクウガはゴ・ガドル・バ射撃体に対してゴージャスマイティキックを放ち、ゴ・ガドル・バ射撃体を壁に吹き飛ばした。
ゴ・ガドル・バ射撃体「やるな。だが…俺のこの一撃からは逃れられると思うな!」
そう告げてゴ・ガドル・バ射撃体の右腕に電撃の文様が浮かび上がるとガドルボウガンも強化された。
ゴ・ガドル・バ射撃体「これで終わりだ!」
そして稲妻のエネルギーを込めて放つ空気弾であるライジングブラストガドルを放つとレジェンドに直撃すると変身が解除された。
〇〇「ガハッ…」
そして変身解除した〇〇はうつ伏せに倒れた。
愛李「〇〇…〇〇!」
優月「〇〇君!」
勇治「関、おいしっかりしろ!関!」
倒れ込んだ〇〇に駆け寄り呼びかける愛李達の元に雄介と有美子、士が駆け付けた。
雄介「愛李ちゃん!」
愛李「雄介さん、〇〇が…〇〇が!」
雄介「〇〇君、しっかりしろ!〇〇君!」
勇治「関、目開けろよ!」
有美子「嫌だ…ヤダヤダ…目開けて…〇〇!私だけにしないで!お願いだから!」
皆の必死の呼び掛けに〇〇がうっすらと目を開けた。
〇〇「愛李…優月…小池…雄介さん…ゆみ姉…ごめん」
そう告げると〇〇は意識を失った。そして、その場面を遠くから見ていた士はゴ・ガドル・バ射撃体に話しかけた。
士「いくらグロンギでもこんなやり方、許す訳にはいかないな。」
ゴ・ガドル・バ射撃体「俺は暫くこの体育館に居座らせてもらう。俺と戦いたければ来るがいい、待っているぞ。世界の破壊者!」
士「ああ、次の相手はこの俺だ。」

一方その頃、ハンドレッドのアジトではリーダーであるベータがとある計画を実行していた。
ベータ「さて…ゴ・ガドル・バとの戦闘データと能力を抽出する事でこの世界には存在しないダークライダーが生まれる…ガドルアークルを使うことで戦う仮面ライダーガドルがな!ハーハッハ!」

そしてとあるビルの屋上では2人の人物が空を眺めていた。
?「ハンドレッド…動き出したね。」
?「そうだね、姉さん。俺だけで片付けようと思ったが…仮面ライダーレジェンド…手を貸してやるか。この俺が仮面ライダーゼインの力で。」
to be continued…

























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